JPH0547139U - 見切縁の取付装置 - Google Patents

見切縁の取付装置

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JPH0547139U
JPH0547139U JP9696391U JP9696391U JPH0547139U JP H0547139 U JPH0547139 U JP H0547139U JP 9696391 U JP9696391 U JP 9696391U JP 9696391 U JP9696391 U JP 9696391U JP H0547139 U JPH0547139 U JP H0547139U
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進 小西
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立山アルミニウム工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前後及び上下方向の位置調整が容易な見切縁
の取付装置を得ること。 【構成】 躯体1に固定する保持部材2と、この保持部
材2に結合するホルダ3と、ホルダ3に連結する見切縁
4とを有し、前後方向の位置は保持部材2に設けた長穴
24により保持部材2を前後に移動させることによって
調整し、上下方向の位置はホルダ3に設けた長穴38,
39によりホルダ3を上下に移動することによって調整
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の躯体の下部に取付けられる見切縁の取付装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
雨が降りかかる建築物の躯体の下部には、躯体の外側面を流下した雨水の浸透 による躯体の劣化や破損を防止し、また屋内側に張設される天井材を支持するた めに、耐蝕性材料からなる見切縁が取付けられている。
【0003】 このような見切縁の取付装置の一例として、実開平1−62443号公報に開 示された考案がある。この考案は、躯体の下部内側コーナ部にL型の取付金具を 取着し、アリ溝状の凹部を有する横板に鉤片を一体形成したベースアンカーと、 前記凹部に密嵌する突部を有する横板と縦板とでL型となったベースアンカー取 付部材と、長孔を有する横板に内、外側取付板を一体形成したホルダーとで取付 部材とし、この取付部材よりも長尺な横板に内、外雨切り笠木の内、外側縦板を ホルダーの内、外側取付板に係止固着したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような見切縁の取付装置においてはホルダーをベースアンカーに対して 移動させることにより笠木(見切縁)の位置を前後方向に調整することはできる が、上下方向の位置を調整することができないので、きわめて不便である。 なお、上記考案に類似のものとして、実開平1−62444号公報に開示され た考案がある。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、見切縁の位置を前後方向 及び上下方向の何れにも調整することのできる見切縁の取付装置を得ることを目 的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る見切縁の取付装置は、前後方向に長い長穴を有し建物駆体に固定 される板状の本体、該本体の一端をほぼ直角に折曲げてなる第1の保持片、及び 該第1の保持片と所定の距離を隔てて同方向にかつほぼ平行に前記本体に立設さ れた第2の保持片を有し、これら第1、第2の保持片の側壁面にそれぞれ凹凸部 を形成すると共にねじ穴を設けてなる保持部材と、 ほぼC字状の本体、該本体の一端に第1の係止部を有する水平部を形成したの ちほぼ垂直に折曲げて形成され、前記保持部材の第1の保持片に固定される第1 の係止片、該第1の係止片と所定の距離を隔てて同方向にかつほぼ平行に前記本 体に立設され、前記保持部材の第2の保持片に固定される第2の係止片、及び前 記本体の他端に形成された第2の係止部を有し、前記第1、第2の係止片の側壁 面にそれぞれ凹凸部を形成すると共に上下方向に長い長穴を設けてなるホルダと 、 板状の本体の一端に立設した前縦壁及び他端に立設した後縦壁とからなり、前 記前縦壁側に設けられて前記ホルダの第1の係止部に係止する第1の係止片と前 記後縦壁側に設けられて前記ホルダの第2の係止部に係止する第2の係止片から なる長尺の見切縁とを備えたものである。
【0007】 また、上記の取付装置において、建物駆体のコーナ部に取付けられた取付金具 と、該取付金具に固定され保持部材の本体が固定される保持金具とを備えたもの である。
【0008】
【作用】
建物躯体の下面に支持部材の本体を当接し、長穴を介してねじで固定する。こ のとき、支持部材の前後方向の位置は長穴により調整することができる。 次に、支持部材の第1、第2の支持片にホルダの第1、第2の係止片を嵌合し て凹凸部を結合し、それぞれ長穴を介してねじで固定する。このとき、ホルダの 上下方向の位置は長穴によって調整される。 最後にホルダの下から見切縁を嵌合し、第1、第2の係止片をホルダの第1、 第2の係止部に係止させれば、見切縁は駆体の下に固定される。 また、躯体のコーナ部に予かじめ取付金具が取付けられている場合は、この取 付金具に保持金具を固定し、この保持金具に保持部材を固定する。
【0009】
【実施例】
実施例1 図1は本考案実施例の断面図、図2はその分解斜視図である。両図において、 1はALC(軽量コンクリート)製の建築物の駆体である。2は例えばアルミニ ウム型材からなるほぼ逆F字状の支持部材で、板状の本体21と、この本体21 の端部からほぼ直角に折曲げられた第1の支持片22と、第1の支持片22から 距離L1 を隔ててこれと平行に突設された第1の支持片22より長い第2の支持 片23とからなり、本体21には前後方向(長さ方向)に長い長穴24が設けら れ、また第1、第2の支持片22,23の外壁面には幅方向に鋸歯状の凹凸部2 5,26が形成されている。27,28は凹凸部25、26に設けたねじ穴であ る。
【0010】 3は例えばアルミニウム型材からなるホルダで、ほぼC字状の本体31の一端 はほぼ水平に形成されてその端部には第1の係止片32が立設され、また、本体 31の第1の係止片32からL2 の隔てた位置には、第1の係止片32とほぼ平 行に第2の係止片33が立設されている。34は水平部に突設された第1の係止 部、35は本体31の他端に形成された第2の係止部である。36,37は第1 、第2の係止片32,33の対向する内壁面の幅方向に形成された鋸歯状の凹凸 部、38,39は第1、第2の係止片32,33の上下方向に設けた長穴である 。
【0011】 4は断面ほぼ角C字状で長尺の見切縁で、板状の本体41の一方の縁部から立 設された前縦壁42は、水平に折曲げられて水平部43を形成したのち再び上方 に折曲げられて立上り縁44が形成されており、水平部43の内側には斜め下方 に延出された第1の係止片45が設けられている。また本体41の他端には後縦 壁46が立設され、その内側には斜め上法に延出された第2の係止片47が設け られている。なお、5は天井材、51はコーキング材である。
【0012】 次に、上記のような各部からなめる本実施例の作用を説明する。先ず、躯体1 の下面に支持部材2の本体21を当接し、長穴24からねじ29を挿入して躯体 1に螺入し、支持部材2を固定する。このとき、支持部材2の前後方向の位置は 、本体21に設けた長穴24により調整することができる。
【0013】 ついで、支持部材2の第1、第2の支持片22,23に、ホルダ3の第1、第 2の係止片32,33を嵌合し、その凹凸部36,37を第1、第2の支持片2 2,23の凹凸部25,26に係合させ、長穴38,39から挿入したねじ40 をねじ穴27、28にそれぞれ螺入して固定する。このとき、ホルダ3の上下方 向の位置は、長穴38,39により調整する。 なお、これら支持部材2及びホルダ3は、躯体1の長手方向に適宜間隔で複数 個装着する。
【0014】 この状態で見切縁4をホルダ3の下に位置させ、その本体41をホルダ3の本 体31の下面に当接させて第1、第2の係止片44、46をホルダ3の第1、第 2の係止部34、35に係止させ、水平部43と躯体1との間にコーキング材5 1を充填すれば、見切縁4は確実にホルダ3に装着され、躯体1を見切縁4との 間は水密に保持される。
【0015】 実施例2 図3は本考案の第2の実施例の断面図である。なお、第1の実施例と同じ部分 には同じ符号を付し、説明を省略する。6は躯体1のコーナ部にあらかじめ取付 けられたアングル材の如き長尺の取付金具である。61は短尺の第1の保持金具 で、一端にはほぼ直角に折曲げられてナット63を有するフランジ62が形成さ れ、他端はフランジ62と反対方向に折曲げられて係止部64が形成されている 。65は短尺の第2の保持金具で一端にはねじ挿通穴67を有するフランジ66 が形成され、他端には係止部69が形成されており、フランジ66と係止部69 との間にはナット68が設けられている。
【0016】 上記のような各部からなる本実施例においては、第1の保持金具61の係止部 64を取付金具6の垂直辺の上端部に係止させ、また、第2の保持金具65の係 止部69を取付金具6の水平辺の端部に係止させて、フランジ62、66を対向 させる。そしてフランジ66に設けたねじ挿通穴67からねじ70を挿通してフ ランジ62に設けたナット63に螺入し、両保持金具61、65を一体に結合し て取付金具6に固定する。 ついで、支持部材2を第2の保持金具65に当接し、前後方向の位置を調節し てねじ29aで固定する。ホルダ3、見切縁4の取付け手順は第1の実施例の場 合と同じである。
【0017】 実施例3 図4は本考案の第3の実施例の縦断面図、図5はその分解斜視図である。本実 施例は躯体1の下部に躯体1の幅より広い幅の見切縁4aを取付けるようにした もので、そのために、保持部材2aは両端部に第1、第2の保持片22a,23 aが設けられており、また、ホルダ3aはその本体31aが長く(幅広に)形成 され、かつその両自由端に第1、第2の係止片32a,33aが立設されている 。 同様にして見切縁4aも本体41aの幅が広く形成されている。 上記のような保持部材2a、ホルダ3a及び見切縁4aの躯体1への取付けは 、第1の実施例の場合とほぼ同じなので、説明を省略する。
【0018】 実施例4 図6は本発明の第4の実施例の縦断面図である。本実施例はコーナ部にあらか じめアングル状の取付金具6が取付けられた躯体1に、第1、第2の保持金具6 1,65を介して第3の実施例と同じ保持部材2a、ホルダ3a及び見切縁4a を取付けるようにしたもので、その取付け手順は第2の実施例及び第3の実施例 の場合とほぼ同じである。
【0019】 上記の説明では、支持部材2,2aの第1、第2の支持片22,23、22a ,23aの外壁面と、ホルダ4,4aの第1、第2の係止片32,33、32a ,33aの内壁面にそれぞれ鋸歯状の凹凸部25,26、25a,26a、36 ,37、36a,37aを設けた場合を示したが、これら凹凸部は、第1,第2 の支持片22,23、22a,23aの内壁面と、第1、第2の係止片32,3 3、32a,33aの外壁面に設けてもよい。 また、この凹凸部25〜26a、36〜37aの形状も鋸歯状に限定するもの ではなく、波形状その他の形状にしてもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は躯体に固定する保持部材と、この保 持部材に結合するホルダと、ホルダに連結する見切縁とを有し、前後方向の位置 は保持部材に設けた長穴により保持部材を前後に移動させることによって調整し 、上下方向の位置はホルダに設けた長穴によりホルダを上下に移動させることに よって調整するようにしたので、工事現場においても見切縁の位置をきわめて容 易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の断面図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施例の断面図である。
【図4】本考案の第3の実施例の断面図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】本考案の第4の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 躯体 2 保持部材 21 本体 22 第1の保持片 23 第2の保持片 24 長穴 25,26 凹凸部 3 ホルダ 31 本体 32 第1の係止片 33 第2の係止片 34 第1の係止部 35 第2の係止部 36,37 凹凸部 38,39 長穴 4 見切縁 41 本体 42 前縦壁 45 第1の係止片 46 後縦壁 47 第2の係止片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後方向に長い長穴を有し建物駆体に固
    定される板状の本体、該本体の一端をほぼ直角に折曲げ
    てなる第1の保持片、及び該第1の保持片と所定の距離
    を隔てて同方向にかつほぼ平行に前記本体に立設された
    第2の保持片を有し、これら第1、第2の保持片の側壁
    面にそれぞれ凹凸部を形成すると共にねじ穴を設けてな
    る保持部材と、 ほぼC字状の本体、該本体の一端に第1の係止部を有す
    る水平部を形成したのちほぼ垂直に折曲げて形成され、
    前記保持部材の第1の保持片に固定される第1の係止
    片、該第1の係止片と所定の距離を隔てて同方向にかつ
    ほぼ平行に前記本体に立設され、前記保持部材の第2の
    保持片に固定される第2の係止片、及び前記本体の他端
    に形成された第2の係止部を有し、前記第1、第2の係
    止片の側壁面にそれぞれ凹凸部を形成すると共に上下方
    向に長い長穴を設けてなるホルダと、 板状の本体の一端に立設した前縦壁及び他端に立設した
    後縦壁とからなり、前記前縦壁側に設けられて前記ホル
    ダの第1の係止部に係止する第1の係止片及び前記後縦
    壁側に設けられて前記ホルダの第2の係止部に係止する
    第2の係止片からなる長尺の見切縁とを備えたことを特
    徴とする見切縁の取付装置。
  2. 【請求項2】 建物駆体のコーナ部に取付けられた取付
    金具と、該取付金具に固定され保持部材の本体が固定さ
    れる保持金具とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の見切縁の取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715936U (ja) * 1993-08-24 1995-03-17 理研軽金属工業株式会社 壁見切り装置
JP2006016848A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Morimura Kinzoku Kk 見切り縁
JP2019031864A (ja) * 2017-08-09 2019-02-28 トヨタホーム株式会社 建物の止水構造

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