JP2019031864A - 建物の止水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】外壁材の施工及び止水が容易となる建物の止水構造。【解決手段】バルコニー18のALCパネル24は、下面24Aがブラケット40の支持部46に当接され、ブラケット40を介してバルコニー床梁28、30に支持されている。また、支持部46の下側には、ピースプレート66が接合され、ピースプレート66の下側に配置された見切り部材60がピースプレート66を介してブラケット40に取り付けられている。これにより、ALCパネル24と見切り部材60との間をシーリング材74の充填に適した間隔にできて、ALCパネル24の取り付けを容易にできると共に、シーリング材74によってALCパネル24と見切り部材60との間の適正に止水できる。【選択図】図2

Description

本発明は、建物の止水構造に係り、詳細には、建物本体から持ち出されたベランダなどに垂れ壁が設けられた建物の止水構造に関する。
特許文献1の建物の止水構造では、各々が外壁面材の幅方向に長尺とされた縦板部と横板部とによりL状に形成された壁支持部材が設けられており、外壁面材の下部が壁支持部材に支持されている。また、外壁面材と壁支持部材との間には、略L字状に形成されかつ外壁面材の幅方向に延びた止水部材が止水役物として設けられており、この止水部材が外壁面材の下面に当接されている。また、外壁面材の下端面からバルコニー底板の間が、壁下水切り部材により覆われており、壁下水切り部材が止水部材に取り付けられている。
ここで、外壁面材には、中空部が形成されており、止水部材には、外壁面材の中空部の下方に排水孔が形成され、壁下水切り部材には、バルコニー底板よりも下方に排水溝が形成されている。これにより、特許文献1の建物の止水構造では、外壁面材の中空部に浸入して中空部を流下した水が、止水部材の排水孔から壁下水切り部材内に排水され、さらに、壁下水切り部材の排水孔からバルコニー底板の下方に排水される。
特開2015−094143号公報
ところで、建物の画壁を形成する外壁材には、厚物と呼ばれる(厚さが75mm以上)の外壁材がある。厚物の外壁材は、厚さが75mm以上であり、厚物の外壁材には、厚さが100mm以上のALCパネル(外壁用ALCパネル)などがある。ALCパネルは、ALC(軽量気泡コンクリート)が外壁用として設計及び補強されており、軽量で断熱性、耐火性に優れている。また、ALCパネルには、中空部が形成されていない所謂中実とされており、ALCパネルは、表面(屋外側の面)、側面、上面及び下面について内部への雨水等の浸入を防止する止水処理がなされている。
ここで、建物においては、ALCパネルのように内部に中空部が設けられていない中実の厚物の外壁材を用いた場合においても、施工コストの抑制及び施工の簡略化が望まれている。
本発明は上記事実を鑑みてなされたものであり、垂れ壁を形成するALCパネルなどの厚物の外壁材の支持及び止水が容易な建物の止水構造の提供を目的とする。
本発明の第1の態様は、周囲が止水処理され、建物の外壁において垂れ壁を構成する厚物の外壁材と、前記外壁材の外面とは反対側下面を梁に支持する支持部材と、平面が前記外壁材の下面に向けられて前記支持部材に取り付けられ、前記外壁材の下面を覆う見切り部材と、前記外壁材の外面側において、前記外壁材の下面と前記見切り部材との間に充填された見切り止水部材と、前記支持部材に取り付けられ、前記支持部材により形成される前記外壁材の下面側の段差を、前記見切り止水部材が充填される前記外壁材の下面と前記見切り部材との間が所定の間隔なるように調整する段差調整部材と、を備えている。
第1の態様では、厚物の外壁材を用いて垂れ壁を形成する際に、支持部材によって外壁材の下面を梁に支持すると共に、支持部材に取り付けた見切り部材によって外壁材の下面を覆っている。また、外壁材の下面に対向する見切り部材の面が平面とされており、外壁材の下面と見切り部材(平面)との間には、見切り止水部材が充填されている。
外壁材の下面と見切り部材との間に見切り止水部材を充填するためには、外壁材の下面と見切り部材との間を見切り止水部材の充填に適した間隔とする必要があるが、外壁材の下面と見切り部材との間に支持部材があると、外壁材の下面に支持部材による段差が生じ、外壁材の下面と見切り部材との間隔を適正な間隔にできなくなる。
ここで、第1の態様では、外壁材と支持部材との間又は支持部材と見切り部材との間に、段差調整部材を配置して、支持部材に取り付けた見切り部材と外壁材の下面との間隔を、見切り止水部材の充填に適した間隔にする。これにより、間隔調整部材を設ける簡単な構成で、容易に外壁材と見切り部材との間を所定の間隔(水切り止水部材の充填に適した間隔)にして、見切り部材を取り付けることができる。
なお、厚物の外壁材は、厚さが所定厚さ以上(少なくとも75mm以上、好ましくは、100mm以上)であり、内部に中空層を有していない所謂中実の外壁材である。また、厚物の外壁材は、少なくとも屋内側を除く各面(屋外側の面、上端面、下端面及び両側の側面)が止水処理されて、内部への雨水等の浸入が防止されている。このような外壁材としては、ALC(Autoclaved Lightweight aerated Concrete:軽量気泡コンクリート)を適用できる。
第2の態様は、第1の態様において、前記支持部材が、前記外壁材の下面に当接される平板部を備え、前記平板部の下面に前記段差調整部材が接合されると共に、前記段差調整部材を介して前記見切り部材が前記平板部に取り付けられている。
第2の態様では、支持部材に平板部が設けられ、平板部が外壁材の下面が当接されている。支持部材の平板部には、外壁材とは反対側の面に段差調整部材が取り付けられており、この段差調整部材を介して見切り部材が取り付けられる。このため、支持板部と段差調整部材との厚さを予め定めた厚さとなるようにして、平板部に段差調整部材を取り付けておくことで、見切り部材の取り付け及び見切り止水部材の充填が容易となる。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様において、不定形の止水材料が用いられ、前記外壁材の外面側において隣接する前記外壁材の間の目地に充填されると共に、前記見切り止水部材に連続された第1の止水部材と、前記目地において前記第1の止水部材の前記外壁材の外面とは反対側に装着された第2の止水部材と、を備える。
第3の態様では、垂れ壁が複数の外壁材を配置して形成されており、見切り部材は、複数の外壁材に跨って取り付けられている。また、互いに隣接する外壁材の間に形成される目地には、不定形の止水材料を用いた第1の止水部材が充填され、第1の止水部材は、目地の下端部において見切り止水部材に連続されている。これにより、外壁材の間の目地を止水できる。
また、外壁材の間の目地には、第1の止水部材よりも内側に第2の止水部材が挿入されている。これにより、第1の止水部材の止水性能が低下しても、第2の止水部材により目地を確実に止水できる。
第4の態様では、第3の態様において、前記第2の止水部材には、定形の止水材料が用いられている。
第4の態様では、第2の止水部材として定形の止水材料を用いており、第2の止水部材が第1の止水部材の内側(屋内側)に装着される。これにより、第1の止水部材として不定形の止水材料を用いる際に、第2の止水部材を第1の止水部材のバックアップ材として用いることができて、第1の止水部材の充填が容易になる。
第5の態様は、第3の態様又は第4の態様において、前記見切り部材の前記外壁材側の面において、前記第2の止水部材の下側から前記外壁材の外面とは反対側かつ下側に向けた排水流路を形成する流路形成部が設けられている。
第5の態様では、外壁材の下面と見切り部材との間に流路形成部が設けられている。流路形成部は、見切り止水部材よりも外壁材の外面とは反対側(外壁材の内面側)において、第2の止水部材の下方から外壁材の外面とは反対側かつ下側に向けて雨水等を案内する。
これにより、見切り止水部材を越えて浸入した雨水等は勿論、第2の止水部材によって止水された雨水等を排水できる。また、雨水等が見切り部材の外壁材の外面とは反対側に排水されるので、排水される雨水等が見切り部材の外壁材の外面側や外壁材の下側の面の美観(見た目)等を損ねるのを抑制できる。
以上説明したように本発明の第1の態様によれば、垂れ壁を形成する外壁材の支持及び止水が容易になる、と言う効果が得られる。
第2の態様によれば、見切り部材の取り付け及び見切り止水部材の充填が容易となる、という効果が得られる。
第3の態様によれば、外壁材の間の目地を確実に止水できる、という効果が得られる。
第4の態様によれば、第1の止水部材の充填が容易となる、という効果が得られる。
第5の態様によれば、見切り止水部材を越えた雨水等及び第2の止水部材により止水された雨水等を容易に排水できる、という効果が得られる。
本実施の形態に係る建物の概略を示す斜視図である。 図1の2−2線に沿ったバルコニーの主要部の断面図である。 図2の主要部を拡大した断面図である。 図1の4−4線に沿ったバルコニーの主要部の断面図である。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1には、本実施の形態に係る建物10の概略が斜視図にて示されている。建物10は、2階建てとされており、基礎12上に下階(1階部分)と上階(2階部分)とが形成された建物本体14が設置され、建物本体14の上側に屋根16が設置されている。本実施の形態に係る建物10は、建物本体14の躯体が鉄骨軸組構造とされており、建物本体14は、躯体の周囲が外壁材によって囲われている。なお、建物10は、鉄骨軸組構造に限らず、各々が鉄骨によって枠組みされた複数の建物用ユニットを縦横に配列して鉄骨ラーメン構造の躯体が形成されたユニット式の建物(ユニット住宅)であってもよく、躯体が鉄骨軸組構造及び鉄骨ラーメン構造以外の構造であってもよい。また、屋根16は、勾配屋根であってもよく、陸屋根であってもよく、混合屋根等であってもよい。
建物10には、建物本体14から屋外側に張り出された張出部としてのキャンチバルコニー(カンティレバーバルコニー、以下、バルコニーという)18が形成されている。バルコニー18は、建物本体14の2階部分において外壁部から突設されている。バルコニー18は、建物本体14から水平方向に突出された床部20、及び床部20の周囲に立設された腰壁部22によって構成されており、バルコニー18は、床部20上の空間が腰壁部22によって囲われている。
バルコニー18には、厚物の外壁材としてALCパネル24が用いられており、ALCパネル24が腰壁部22の外側の面に取り付けられて、腰壁部22の下端部に垂れ壁が形成されている。図2から図4には、バルコニー18の主要部が断面図にて示されている。詳細には、図2が図1の2−2線に沿った断面図とされ、図3が図2の主要部の拡大図とされており、図4が図1の4−4線に沿った断面図とされている。
建物本体14には、外壁材としてALCパネル(図示省略)が設けられており、バルコニー18のALCパネル24は、長さを除いた基本的構成が建物本体14のALCパネルと同様となっている。建物本体14に用いられるALCパネルは、長さが建物10の階高にあわせた長さとなっており、建物本体14は、複数のALCパネルが水平方向に配列されると共に、上下2段に配列されて取り付けられている。
ALCパネルは、軽量気泡コンクリート(ALC)が外壁材として補強材により補強されると共に表面等が仕上げられている(裏面を除く全面が止水処理されて仕上げられている)。ALCパネルは、内部に中空層(中空部)が形成されていない所謂中実かつ厚物の外壁材とされている。本実施の形態では、バルコニー18のALCパネル24として、幅寸法が約500mm、厚さが100mmのALCパネルを用いている。また、ALCパネル24の長さ(高さ)は、バルコニー18の腰壁部22の高さに基づいた長さになっている。これにより、バルコニー18の腰壁部22には、複数のALCパネル24が水平方向に配列されて取り付けられている。なお、互いに隣接するALCパネル24の間には、目地26が形成されており、本実施の形態では、目地26の幅(ALCパネル24の隙間)を10mmとしており、ALCパネル24の幅寸法を490mmとして、目地26が500mmの間隔(中心間隔)で形成されるようにしている。これらのALCパネル24のサイズは一例を示すものである。
図2に示すように、バルコニー18の床部20には、梁としてのバルコニー床梁28、30が設けられており。バルコニー床梁28、30には、H形鋼が用いられている。バルコニー床梁28は、建物本体14の図示しない梁(床梁又は天井梁)に一端が連結されて支持された張出梁とされており、床部20には、複数(図2では、1本のみを図示)のバルコニー床梁28が互いに平行とされて配置されている。また、バルコニー床梁30は、複数のバルコニー床梁28の先端に架け渡されて連結された連結梁とされている。バルコニー18では、腰壁部22の下方にバルコニー床梁28又はバルコニー床梁30が配置されている。
床部20には、床下地としてのALC(床用の軽量気泡コンクリート)床32が用いられており、ALC床32がバルコニー床梁28、30の上面(フランジ部の上面)に取り付けられている。また、ALC床32上には、発泡ポリスチレン等からなる床断熱材34が敷設されており、床断熱材34上には、図示しない防水板が敷設されて、バルコニー18の床が形成されている。
腰壁部22には、バルコニー18外側にALCパネル24が配置され、ALCパネル24のバルコニー18内側に内側壁面材36が配置されている。内側壁面材36には、窯業系サイディング等が用いられている。なお、ALCパネル24と内側壁面材36との間には、図示しない壁フレームが設けられており、ALCパネル24及び内側壁面材36が壁フレームに取り付けられている。
腰壁部22の上端部には、笠木38(図1参照)が設けられており、笠木38がALCパネル24の上端と内側壁面材36の上端との間に跨って取り付けられている。笠木38とALCパネル24及び内側壁面材36との隙間には、図示しない止水シールによる止水処理が施されて、笠木38及び止水シールが腰壁部22の内部に雨水等が入り込むのを防止(止水)している。
また、腰壁部22の内側壁面材36は、下端部が床部20の上面(床面)に当接されており、バルコニー18は、内側壁面材36と床部20との間に防水シート等を用いた防水処理がなされており、床部20及び腰壁部22内への雨水等の浸入が防止されている。
一方、図2及び図3に示すように、ALCパネル24の下端部には、支持部材としての鋼材製で略帯板状のブラケット40が設けられており、ブラケット40は、ALCパネル24ごとに設けられている。ブラケット40は、長手方向の中間部が取付部42とされており、取付部42の長手方向の一端側が略直角に折曲されて固定部44が形成されている。また、ブラケット40には、平板部としての支持部46が設けられており、支持部46は、取付部42の長手方向の他端側から固定部44とは反対方向に折曲されて形成されている。ブラケット40は、取付部42、固定部44及び支持部46により略Z形状に形成されている。ブラケット40の取付部42には、円形の取付孔42Aが穿孔されており、固定部44には、円形の固定孔44Aが穿孔されている。
ブラケット40は、ALCパネル24の幅方向の中間部に対応する位置において、取付部42の長手方向が上下方向とされると共に、固定部44が上側とされて、かつ、支持部46が、バルコニー18外側に向けられてバルコニー床梁28、30の下側に配置されている。なお、図2及び図3では、バルコニー床梁30に配置されるブラケット40を示し、バルコニー床梁28に配置されるブラケット40の図示を省略している。
バルコニー床梁28、30には、下側のフランジ28A、30Aのバルコニー18外側部分に図示しない貫通孔が穿孔されている。バルコニー床梁30では、フランジ28A、30Aの貫通孔に挿通されたボルト40Aが、固定部44の固定孔44Aに挿通されており、このボルト40Aにナット40Bが螺合されて、ブラケット40が締結固定されている。腰壁部22の下方のバルコニー床梁28においては,バルコニー床梁30と同様にされてブラケット40が締結固定されている。
これにより、ブラケット40は、バルコニー床梁28、30の各々の下方かつバルコニー床梁28、30よりバルコニー18外側において、取付部42が、ALCパネル24の内側面に対向されている。また、ブラケット40は、支持部46がバルコニー床梁28、30よりバルコニー18外側に突出されてALCパネル24の下面24Aに対向されている。ALCパネル24は、下面24Aがブラケット40の支持部46上面に当接されて、ブラケット40を介してバルコニー床梁28、30に支持されている。また、ALCパネル24は、下端部側の内側面がブラケット40の取付部42に当接され、座金48A及び取付部42の取付孔42Aに挿通された取付ボルト48Bが螺合されることにより、ブラケット40に取り付けられている。
これにより、ALCパネル24は、幅方向の中間部の1箇所(1点)において下面24Aがブラケット40の支持部46に支持されて、ブラケット40を介してバルコニー床梁28又はバルコニー床梁30に支持されている。なお、取付ボルト48Bとしては、ALCパネル24に螺合固定されるものであればよく、オールアンカ、トルコンアンカなどに用いるボルトであってもよい。
一方、図1に示すように、互いに隣接して配置されるALCパネル24の間には、目地26が形成されており、目地26は、水平方向に隣接するALCパネル24の間で上下方向に延在された縦目地とされている。目地26は、止水処理されており、以下に目地26の止水処理を説明する。
図4に示すように、目地26には、ALCパネル24の幅方向の中間部となる位置に耐火目地材50が詰められている。これにより、互いに隣接するALCパネル24の間の隙間(目地26)が、耐火目地材50によって緊密に閉塞されて、バルコニー18の腰壁部22が耐火壁とされている。なお、バルコニー18の腰壁部22に耐火構造が要求されない場合には、耐火目地材50が省略されてもよい。
目地26には、第1の止水部材としての不定形の止水材料が用いられたシーリング材52、及び第2の止水部材としての定形の止水材料(ガスケット)が用いられたシールバッカー54が配置されている。シールバッカー54は、目地26において耐火目地材50のバルコニー18外側となる位置に装着されている。また、シーリング材52は、目地26においてシールバッカー54のバルコニー18外側に充填されている。目地26の幅(ALCパネル24の間隔)は、シーリング材52が適正なシール性(止水性)が得られる寸法(本実施の形態では、約10mm)とされている。
シールバッカー54は、長尺の基体54Aから複数対のリブ54Bが突設されており、リブ54Bは、基体54Aの長手方向に延伸されている。また、シールバッカー54は、基体54A及びリブ54Bの各々が弾性変形可能とされている。
シールバッカー54は、基体54Aの長手方向が目地26の目地方向(溝方向)とされて、ALCパネル24の間(目地26内)に装着されている。これにより、シールバッカー54は、リブ54Bが弾性変形されて目地26内に配置され、リブ54Bが弾性力によってALCパネル24の表面に緊密に接して、目地26内においてシーリング材52のバルコニー18内側を止水している。また、目地26内においてシールバッカー54の基体54A及びリブ54Bの表面に水滴(雨水)等が付着した場合に、付着した雨水等が基体54A及びリブ54Bの表面に沿って流下可能とされている。
また、シーリング材52は、目地26内においてシールバッカー54のバルコニー18外側に充填されており、目地26がシーリング材52によって目地埋めされている。また、定形のシールバッカー54は、シーリング材52の充填時にバックアップ材として用いられている。これにより、目地26では、ALCパネル24の間においてシーリング材52が二面接触されて充填されている。
バルコニー18の腰壁部22には、シーリング材52によって目地26への雨水等の浸入を防止する止水ライン(一次止水ライン)56が形成され、シールバッカー54によって一次止水ライン56のバルコニー18内側に止水ライン(二次止水ライン)58が形成されている。本実施の形態では、一次止水ライン56をシーリング材52のバルコニー18内側端部とし、二次止水ライン58をシールバッカー54のバルコニー18内側端部としている。
二次止水ライン58を形成するシールバッカー54は、一次止水ライン56(シーリング材52)を越えて浸入した雨水等を止水する。また、目地26のシールバッカー54は、定形の止水材料が用いられていることで、一次止水ライン56を越えて浸入した雨水等を二次止水ライン58の手前(外側)で排水可能とする排水経路を形成している。
一方、図2及び図3に示すように、ALCパネル24の下側には、見切り部材及び化粧部材としての見切り部材60が配置されている。見切り部材60は、アルミニウム製とされ、押出成形によって長尺に形成されている。見切り部材60は、長手方向が腰壁部22の長手方向(ALCパネル24の幅方向)とされて、腰壁部22の長手方向に延伸されており、見切り部材60は、複数のALCパネル24に跨って配置されている。
見切り部材60は、帯板状の基板部62を備えており、基板部62は、一方の面が平面とされ、他方の面に矩形筒体状の箱部64が対で形成されている。一対の箱部64は、一方の箱部64Aが基板部62の幅方向一側に配置され、他方の箱部64Bが基板部62の幅方向の他側に配置されており、箱部64A、64Bは、所定の間隔を隔てて基板部62の長手方向に延伸されている。
見切り部材60には、流路形成部を構成する円孔の排水孔60A、60Bが形成されている。排水孔60Aは、基板部62の箱部64B側に穿孔されており、排水孔60Bは、箱部64Bの箱部64Aとは反対側の面において、基板部62とは反対側となる位置に穿孔されている。
ブラケット40の支持部46には、段差調整部材としてピースプレート66が配置されている。ピースプレート66は、金属製の矩形平板状に形成されており、ピースプレート66の厚さ(板厚)は、ブラケット40の支持部46と重ねた状態における厚さが所定の厚さ(本実施の形態では、10mm)となるように定められている。また、ピースプレート66は、予め溶接等によってブラケット40の支持部46に接合されている。なお、ピースプレート66は、外形形状が矩形状に限らず、円形等の他の形状であってもよい。
見切り部材60は、箱部64(64A、64B)側が下側とされると共に、箱部64Aがバルコニー18外側とされ、ALCパネル24の下面24Aの下方かつブラケット40の支持部46の下側に配置されている。また、見切り部材60は、幅方向の中間部において基板部62がピースプレート66に当接されており、見切り部材60は、箱部64A、64Bの間において基板部62にスクリューねじ68が螺合されている。見切り部材60は、基板部62に螺合されたスクリューねじ68がピースプレート66、ブラケット40の支持部46及びALCパネル24の下端部に螺合されることによりブラケット40に取り付けられている。
これにより、見切り部材60は、バルコニー18の腰壁部22の長手方向に所定の間隔(ブラケット40の配置間隔)でバルコニー床梁28、30に支持されている。また、見切り部材60は、基板部62とALCパネル24の下面24Aとの間隔が、ブラケット40の支持部46及びピースプレート66の厚さを合わせた間隔とされて、ALCパネル24の下面24Aを覆っている。また、見切り部材60は、バルコニー18外側の面の位置が、ALCパネル24の外側の面に合わせられており、見切り部材60のバルコニー18内側は、ALCパネル24の内側面よりも床部20側に突出されている。
バルコニー18の床部20には、バルコニー18の下側にバルコニー底板70が配置されている。床部20には、バルコニー床梁28、30の下側に野縁などの下地材を用いた図示しない底板下地が形成されており、バルコニー底板70が底板下地に取り付けられている。また、バルコニー底板70は、腰壁部22側の周縁部が見切り部材60の基板部62上に載せられている。これにより、バルコニー18は、下方視において床部20がバルコニー底板70によって被われ、バルコニー底板70の周縁部が見切り部材60によって囲われている。
一方、ALCパネル24の下面24Aと見切り部材60の基板部62との間には、流路形成部を構成すると共にバックアップ部材としての丸バッカー72が設けられている。丸バッカー72には、長尺かつ断面略円形で弾性変形可能なバックアップ材料が用いられており、丸バッカー72は、ALCパネル24と見切り部材60との間において、目地26のシールバッカー54(図4参照)の下側となる位置に挿入されている。
また、ALCパネル24と見切り部材60との間には、見切り止水部材としてのシーリング材74が充填されている。シーリング材74には、シーリング材52と同様の不定形の止水材料が用いられており、シーリング材74は、丸バッカー72のバルコニー18外側において、丸バッカー72をバックアップ材とされて充填されている。また、シーリング材74は、ALCパネル24の幅方向(腰壁部22の長手方向)に連続され、かつ目地26のシーリング材52と連続されて充填されている。
これにより、シーリング材74が、シーリング材52と共に、ALCパネル24の間の目地26及びALCパネル24と見切り部材60との間を止水している(一次止水ライン56を形成している)。また、ALCパネル24の下面24Aと見切り部材60との間には、丸バッカー72からピースプレート66の間を通って排水孔60Aに達すると共に、排水孔60Aから箱部64B内を経て、バルコニー底板70の下方の排水孔60Bに至る排水流路が形成されている。
このように構成されている建物10のバルコニー18では、腰壁部22にALCパネル24が用いられており、ALCパネル24によって垂れ壁が形成されている。ALCパネル24は、下面24Aがブラケット40の支持部46に当接されて、取付ボルト48Bによってブラケット40の取付部42に固定されている。これにより、バルコニー18の腰壁部22では、複数のALCパネル24の各々は、幅方向の中間位置の1箇所(略一点)において下面24Aがブラケット40を介してバルコニー床梁28、30に支持されており、ALCパネル24を支持するための構成が簡単にされている。
ALCパネル24の下側には、見切り部材60が配置されており、バルコニー18は、ALCパネル24の下面24Aが見切り部材60によって覆われ、下側のバルコニー底板70の周囲が見切り部材60によって囲われている。このため、バルコニー18では、見切り部材60によって腰壁部22の下端及びバルコニー底板70の周囲の美観(意匠性)が向上されている。しかも、建物10では、バルコニー18の施工コストを抑制できると共に、高品質のバルコニー18を形成できる。
ところで、バルコニー18の腰壁部22では、ALCパネル24の間の目地26にシールバッカー54が充填されると共に、シールバッカー54をバックアップ材としてシーリング材52が充填されている。このため、目地26へのシーリング材52の充填が容易となっていると共に、シーリング材52を二面接触で目地26に充填できる。これにより、バルコニー18では、ALCパネル24の目地26を長期に渡って止水できる。
また、目地26では、シーリング材52によって一次止水ライン56が形成され、シールバッカー54によって二次止水ライン58が形成されている。これにより、シーリング材52(一次止水ライン56)によって止水された雨水等は、シーリング材52を伝って流下する。また、仮にシーリング材52の止水性能が低下して雨水等がシーリング材52を越えて浸み込んでも、この雨水等をシールバッカー54によって止水できると共に、シールバッカー54を伝わせて雨水等を流下させることができる。
ALCパネル24と見切り部材60との間には、シールバッカー54の下側となる位置に丸バッカー72が充填されている。また、ALCパネル24と見切り部材60との間には、丸バッカー72がバックアップ材にされてシーリング材74が充填されており、シーリング材74が目地26の下側においてシーリング材52と連続されている。このため、バルコニー18では、ALCパネル24と見切り部材60との間に下側から吹き上げられる雨水等をシーリング材74によって止水できる。また、目地26のシーリング材52を伝って流下された雨水等をシーリング材74によって止水できる。
さらに、シールバッカー54によって止水されて二次止水ライン(シールバッカー54)58を流下された雨水等は、丸バッカー72の周囲に形成された隙間から見切り部材60の基板部62上(ALCパネル24と見切り部材60との間)に流れる。
ここで、見切り部材60の基板部62は、ALCパネル24側が平面とされて、箱部64B側に排水孔60Aが設けられていると共に、箱部64Bに排水孔60Bが設けられている。このため、二次止水ライン58を流下した雨水等やシーリング材74を越えてALCパネル24の下側に浸入した雨水等は、基板部62の上面から箱部64B内を経て、バルコニー底板70の下側に排水される。これにより、一次止水ライン56を越えた雨水等を確実に排水できると共に、排水される雨水等がバルコニー18の美観や品質を損ねてしまうのを防止できる。即ち、シーリング材52、74によって形成された一次止水ライン56を越えた雨水等が、見切り部材60のバルコニー18外側の面に付着すると、見切り部材60の表面の汚れを促進してしまうことがある。これに対して、一次止水ライン56を越えた雨水等は、見切り部材60のバルコニー底板70側に排水されるので、見切り部材60の表面が汚れるのを抑制できて、バルコニー18及びバルコニー18に設けた見切り部材60の美観が損ねられるのを抑制できる。
一方、ALCパネル24の下面24Aを支持するブラケット40の支持部46には、ピースプレート66が設けられており、ピースプレート66は、予め支持部46に溶接等により接合されている。見切り部材60は、ピースプレート66に当接されてブラケット40等に取り付けられている。
ピースプレート66の板厚(厚さ)は、支持部46の厚さをあわせた際に、シーリング材74の充填に適した厚さとなるように形成されている。このため、ALCパネル24の下面24Aにおいて支持部46が形成する段差(段差の高さ)が調整され、見切り部材60は、上面とALCパネル24の下面24Aとの間隔がシーリング材74の充填に適した間隔とされてブラケット40に取り付けられている。これにより、ALCパネル24と見切り部材60との間をシーリング材74によって適正に止水可能になっている。しかも、ピースプレート66が予めブラケット40の支持部46に接合されているので、ブラケット40の取り付け及び見切り部材60の取り付けの際に、ピースプレート66の取り付け作業を不要にできて、施工コストの上昇を抑制できる。
このように建物10のバルコニー18では、ALCパネル24及び見切り部材60の取り付けが容易であると共に、見切り部材60によって美観を向上できる。また、バルコニー18では、ALCパネル24の間の目地26及びALCパネル24と見切り部材60との間をシーリング材52、74によって適正に止水できると共に、シーリング材52、74を越えて雨水等が浸入してしまった場合にも、浸入した雨水等を適正に排水することができる。
なお、以上説明した本実施の形態では、ブラケット40の支持部46の上面にALCパネル24の下面24Aを支持すると共にブラケット40の支持部46と見切り部材690との間に段差調整部材としてのピースプレート66を設けた。しかしながら、段差調整部材は、ブラケット40の支持部46の上側(ALCパネル24側)に配置し、見切り部材60を支持部46の下側に固定するようにしてもよい。
また、段差調整部材としては、ロッキングスペーサ(ロッキングプレート)であってもよい。この場合、ロッキングスペーサをブラケット40の支持部46の上側(ALCパネル24側)に配置し、ロッキングスペーサを介してALCパネル24の下面24Aを支持する。これと共に、見切り部材60は、支持部46に当接させて取り付ける。この際、支持部46をロッキングスペーサに比して広幅にして、支持部46においてロッキングスペーサを外れた位置で、支持部46のみに見切り部材60を固定することが好ましい。これにより、長さが建物10の階高に合わせた長尺のALCパネルであっても支持できる。
また、本実施の形態では、厚物の外壁材としてALCパネル24を適用した。しかしながら、本発明に適用される外壁材は、所謂厚物の外壁材において、内部に雨水等が浸入する中空部が形成されておらず、かつ周囲(少なくとも屋内側を除く全周)が止水処理され、内部への雨水等の浸入が阻止されている外壁材であればよい。
さらに、本実施の形態では、バルコニー18を例に説明した。しかしながら、本発明は、バルコニー18に限らず、ベランダの外壁材の取り付け及び止水に適用しても良く、また、下方が空間とされて建物本体から突き出された上階の居室等の外壁材の取り付け及び止水に適用しても良い。
10 建物
14 建物本体
18 バルコニー
20 床部
22 腰壁部
24 ALCパネル(厚物の外壁材)
24A 下面
26 目地
28、30 バルコニー床梁(梁)
40 ブラケット(支持部材)
46 支持部
52 シーリング材(第1の止水部材)
54 シールバッカー(第2の止水部材)
56 一次止水ライン
58 二次止水ライン
60 見切り部材
60A、60B 排水孔(流路形成部)
62 基板部
66 ピースプレート(段差調整部材)
72 丸バッカー(流路形成部)
74 シーリング材(見切り止水部材)

Claims (5)

  1. 周囲が止水処理され、建物の外壁において垂れ壁を構成する厚物の外壁材と、
    前記外壁材の外面とは反対側下面を梁に支持する支持部材と、
    平面が前記外壁材の下面に向けられて前記支持部材に取り付けられ、前記外壁材の下面を覆う見切り部材と、
    前記外壁材の外面側において、前記外壁材の下面と前記見切り部材との間に充填された見切り止水部材と、
    前記支持部材に取り付けられ、前記支持部材により形成される前記外壁材の下面側の段差を、前記見切り止水部材が充填される前記外壁材の下面と前記見切り部材との間が所定の間隔なるように調整する段差調整部材と、
    を備えた建物の止水構造。
  2. 前記支持部材が、前記外壁材の下面に当接される平板部を備え、
    前記平板部の下面に前記段差調整部材が接合されると共に、前記段差調整部材を介して前記見切り部材が前記平板部に取り付けられた請求項1に記載の建物の止水構造。
  3. 不定形の止水材料が用いられ、前記外壁材の外面側において隣接する前記外壁材の間の目地に充填されると共に、前記見切り止水部材に連続された第1の止水部材と、
    前記目地において前記第1の止水部材の前記外壁材の外面とは反対側に装着された第2の止水部材と、
    を備えた請求項1又は請求項2に記載の建物の止水構造。
  4. 前記第2の止水部材には、定形の止水材料が用いられている請求項3に記載の建物の止水構造。
  5. 前記見切り部材の前記外壁材側の面において、前記第2の止水部材の下側から前記外壁材の外面とは反対側かつ下側に向けた排水流路を形成する流路形成部が設けられている請求項3又は請求項4に記載の建物の止水構造。
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