JP2009052216A - 上下の外装材間の止水構造 - Google Patents

上下の外装材間の止水構造 Download PDF

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晴司 藤山
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Abstract

【課題】下外装材上端部への水切り板の設置を簡素な構造で施工容易に行っていくことができる、上下の外装材間の止水構造を提供する。
【解決手段】下向き開放の断面コ字状水切り板3が、左右方向に隣り合う下外装材1,1の上端部に渡すように、中間板部12を下外装材1の上端面に対向させ、中間板部12を挟む両側の板部13,14で下外装材1を前後方向から挟むように嵌合され、該水切り板3の中間板部12と下外装材1の上端面との間に介設された圧縮状態の第1乾式止水材4と、該中間板部12と上外装材2の下端面との間に介設された圧縮状態の第2乾式止水材5とによって、上下の外装材1,2間が止水されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、上下の外装材間の止水構造に関する。
建物に用いられる上下の外装材間の止水構造として、水切り板が、左右方向に隣り合う下外装材の上端部に渡すように配置され、該水切り板と下外装材の上端面との間に介設された圧縮状態の第1乾式止水材と、該水切り板と上外装材の下端面との間に介設された圧縮状態の第2乾式止水材とによって、上下の外装材間を止水するようにしたものは、従来より提供されている。
この止水構造によれば、左右方向に隣り合う外装材に上下方向の位置ずれがあっても、左右方向に隣り合う下外装材の上端部に渡すように配置された水切り板と圧縮状態の第1,第2の乾式止水材がそれを吸収して、上下の外装材間にしっかりとした止水状態を形成することができる。
特開2001−011957号公報
しかしながら、従来構造では、水切り板を、左右方向に隣り合う下外装材の上端部に渡した配置状態に保持するために、水切り板とは別に用意された保持金物を使用し、該保持金物を用いて水切り板を下外装材の上端部に保持させなければならず、下外装材上端部への水切り板の設置に手間を要すると共に、水切り板設置のための構造も複雑なものになってしまうという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、下外装材上端部への水切り板の設置を簡素な構造で施工容易に行っていくことができる、上下の外装材間の止水構造を提供することを課題とする。
上記の課題は、下向き開放の断面コ字状水切り板が、左右方向に隣り合う下外装材の上端部に渡すように、中間板部を下外装材の上端面に対向させ、中間板部を挟む両側の板部で下外装材を前後方向から挟むように嵌合され、該水切り板の中間板部と下外装材の上端面との間に介設された圧縮状態の第1乾式止水材と、該中間板部と上外装材の下端面との間に介設された圧縮状態の第2乾式止水材とによって、上下の外装材間が止水されていることを特徴とする上下の外装材間の止水構造によって解決される。
この構造では、水切り板が下向き開放の断面コ字状をしていて、該水切り板を、下外装材の上端部に対し、中間板部を下外装材の上端面に対向させ、中間板部を挟む両側の板部で下外装材を前後方向から挟むように嵌合すれば、該水切り板は下外装材上端部に保持されて設置状態を得られ、そのため、水切り板保持用の保持金物を別途に用意する必要がなく、下外装材上端部への水切り板の設置を、簡素な構造で、施工容易に行っていくことができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、下外装材上端部への水切り板の設置を簡素な構造で施工容易に行っていくことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示す実施形態の止水構造において、1,1は左右方向に隣り合う下外装材、2,2は上外装材、3は水切り板、4は第1乾式止水材、5は第2乾式止水材である。
上外装材2,2は、階上の外壁パネル6,6の外装材からなり、外壁パネル6は、上外装材2の背後に通気層7を介してグラスウールボード等による断熱板8が備えられ、通気層7は、上外装材2と断熱板8との間に縦胴縁9を左右方向に間隔的に配置して形成されたものである。
下外装材1,1は、図示しない階下の外壁パネルの外装材と、上記の階上外壁パネル6の上外装材2との間に介設されて建物の胴差部をカバーする胴差部用の外装材からなっている。なお、この下外装材1には、その背面部に金属板10が一体的に設けられ、上外装材2の背面部に備えられた縦胴縁9を下方に延長するための延長縦胴縁9aが該金属板10の上方突出部を利用してビス11で取り付けられている。
水切り板3は、下向き開放の断面コ字状をしており、中間板部12を下外装材1の上端面に対向させ、中間板部12を挟む両側の板部13,14で、下外装材1を延長胴縁9a部分を含んで前後方向から挟むように嵌合することができるようになされており、図3(ロ)に示すように、中間板部12の後ろ半部には階上側の通気層7を階下側の通気層と連続させるための開口15…が設けられている。
第1,第2の乾式止水材4,5は、エプトシーラー等の独立気泡のスポンジ状止水材などの、弾力性を備えた止水材からなっているとよい。
施工は、図2(イ)(ロ)に示すように、上記の下外装材1を左右方向に隣り合うように施工した後、それらの上端面に第1乾式止水材4をこれら下外装材1に渡すように取り付け、そして、図2(ロ)(ハ)に示すように、水切り板3を、左右方向に隣り合う下外装材1の上端部に渡すように嵌合する。この嵌合によって、水切り板3は、下外装材1の上端部に自ら保持される。
しかる後、図2(ハ)及び図3(イ)に示すように、水切り板3の中間板部12の上面部に第2乾式止水材5を取り付け、図1(ハ)に示すように、階上外壁パネル6の建方を行い、上外装材2を降ろしていくことで、第1,第2の乾式止水材4,5を、水切り板3の中間板部12と下外装材1の上端面との間、及び、該中間板部12と上外装材2の下端面との間で圧縮状態にする。こうして、上下の外装材1,2間は止水状態になる。なお、仕上げとして、図3(ハ)に示すように、外装水切り16を設けるようにしてもよい。
このように、上記の止水構造によれば、左右方向に隣り合う外装材に上下方向の位置ずれがあっても、左右方向に隣り合う下外装材1,1の上端部に渡すように配置した水切り板3と圧縮状態の第1,第2の乾式止水材4,5がそれを吸収して、上下の外装材1,2間にしっかりとした止水状態を形成することができる。
しかも、水切り板3は、下向き開放の断面コ字状をしていて、下外装材1の上端部に嵌合すれば、下外装材1の上端部に自ら保持されて設置状態を得ることができ、そのため、従来のように水切り板保持用の保持金物を別途に用意する必要はなく、下外装材1上端部への水切り板3の設置を、簡素な構造で、施工容易に行っていくことができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、下外装材1が、胴差部用の外装材である場合を示したが、本発明は、階上外壁パネルの外装材を上外装材とし、該外装材の下端部を、胴差部をカバーする高さ位置まで下方に延長し、階下の外壁パネルの外装材を下外装材として、これら上下の外装材間を止水するための構造など、各種の上下外装材間の止水構造に適用することができるものである。
また、上記の実施形態では、下外装材1の上端面に第1乾式止水材4を取り付け、水切り板3を下外装材1の上端部に嵌合し、水切り板3の中間板部12の上面部に第2乾式止水材5を取り付けるという手順で、第1,第2の乾式止水材4,5の設置を行うようにした場合を示したが、第1及び/又は第2の乾式止水材4,5を予め水切り板3に取り付け、水切り板3の嵌合設置により、第1及び/又は第2の乾式止水材4,5も設置完了となるようにしてもよい。
実施形態の止水構造を示すもので、図(イ)は正面図、図(ロ)は断面側面図、図(ロ)は、上外装材を設置する前の状態を示す断面側面図である。 図(イ)〜図(ハ)は、図3(イ)と共に、施工方法を順次に示す端面側面図である。 図(イ)は図2(イ)〜(ハ)と共に、施工方法を順次に示す断面側面図、図(ロ)は水切り板の斜視図、図(ハ)は仕上げ状態の一例を示す断面側面図である。
符号の説明
1…下外装材
2…上外装材
3…水切り板
4…第1乾式止水材
5…第2乾式止水材
12…中間板部
12…該中間板部
13…側板部
14…側板部

Claims (1)

  1. 下向き開放の断面コ字状水切り板が、左右方向に隣り合う下外装材の上端部に渡すように、中間板部を下外装材の上端面に対向させ、中間板部を挟む両側の板部で下外装材を前後方向から挟むように嵌合され、該水切り板の中間板部と下外装材の上端面との間に介設された圧縮状態の第1乾式止水材と、該中間板部と上外装材の下端面との間に介設された圧縮状態の第2乾式止水材とによって、上下の外装材間が止水されていることを特徴とする上下の外装材間の止水構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090042A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 大和ハウス工業株式会社 外壁の排水通気構造

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