JP6422687B2 - 断熱気密外壁構造 - Google Patents

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本発明は、断熱気密外壁構造に関し、特に、ガスケットを用いた断熱気密外壁構造に関する。
従来から、一般の住宅の気密工事は、壁内での結露を抑制するために、断熱材の屋内側にポリエチレンシート等の気密シートを覆い、その継ぎ目を気密テープで塞ぐことによって行われている。ところが、断熱材の屋内側にはコンセントやスイッチボックス、照明器具などの配線のような、気密シートを貫通する部材が多数存在するため、この気密工事を完全に行うためには、独特多様な気密部品、施工ノウハウ、テクニックなどが必要になる。特に、鉄骨軸組構造では、H型鋼の梁、梁の鉄骨柱とのジョイント部品、鉄骨に設けられたボルト固定用の穴など存在するため、木造住宅と比較して、上述した気密シート及び気密テープによる気密工事が難しい。
これに対して、構造躯体の屋外側に張り巡らしてなるボード状断熱材の継ぎ目部分に、ボード状断熱材の屋外側から目地テープを貼着することにより気密化を図る気密工事が知られている(特許文献1参照)。この気密工事は、ボード状断熱材の屋外側から行うものであるため、気密シート及び気密テープにより断熱材の屋内側から行う上述の気密工事よりも工事が容易である。
特開2007−16477号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている、ボード状断熱材の突合せ部分に屋外側から目地テープを貼着する工事は、ボード状断熱材の屋外側に外装材としての外装パネルを取り付ける前に行う必要があり、外装パネルを取り付けた後に行うことはできない。そのため、特許文献1に開示の外壁構造では、ボード状断熱材及び外装パネルそれぞれを、建設現場で別々に取り付ける作業が必要となり、建設現場の条件等によっては、建設現場での作業負担が大きくなるおそれがある。
本発明の目的は、外装パネルの外面側(屋外側)からであっても、外装パネルの内面側(屋内側)に位置するボード状断熱材の継ぎ目部分の気密工事を行うことが可能な断熱気密外壁構造を提供することである。
本発明の第1の態様としての断熱気密外壁構造は、目地が形成されるように互いに離隔して配置された2つの外装パネルと、前記2つの外装パネルの内面側で、前記2つの外装パネルに沿うように配置されると共に、互いの継ぎ目部分が、前記目地の延在方向に沿って目地底に位置するように配置された2つのボード状断熱材と、前記ボード状断熱材の内面側に位置し、前記外装パネル及び前記ボード状断熱材が固定される取付下地材と、前記目地に外面側から挿入されるガスケットと、を備え、前記ガスケットの内面には、前記継ぎ目部分において、前記2つのボード状断熱材の両方の外面に跨って直接粘着する粘着部が形成されていることを特徴とするものである。


本発明の1つの実施形態としての断熱気密外壁構造は、一方の外装パネル、一方のボード状断熱材、並びに前記一方の外装パネル及び前記一方のボード状断熱材が固定される取付下地材は、一体化された第1の複合パネルユニットの少なくとも一部を構成し、他方の外装パネル、他方のボード状断熱材、並びに前記他方の外装パネル及び前記他方のボード状断熱材が固定される取付下地材は、一体化された第2の複合パネルユニットの少なくとも一部を構成し、前記目地は、前記第1の複合パネルユニットと前記第2の複合パネルユニットとの間に形成されていることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、各複合パネルユニットは、複数の外装パネルを上下方向及び左右方向に連接して板状に形成された外装パネル層と、前記外装パネル層の内面側において、複数のボード状断熱材を上下方向及び左右方向に連接して板状に形成されたボード状断熱材層と、を備えることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記ガスケットは、前記2つの外装パネルに挟まれるガスケット本体と、前記ガスケット本体の内面側に第1粘着層を介在させて取り付けられる先端部材と、前記先端部材の内面側に積層される第2粘着層と、を備え、前記粘着部は、前記第2粘着層であることが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記ガスケット本体は、前記目地の延在方向に沿って延在する長尺板状の胴部と、前記胴部から外方に突出し、前記2つの外装パネルに密着して前記目地内での前記胴部の位置を維持する突出部と、を備え、前記第2粘着層は、前記胴部の内面側に位置することが好ましい。
本発明の1つの実施形態として、前記ガスケットは、湿式シーリング材が外面側に充填されるバッカーであることが好ましい。
本発明によれば、外装パネルの外面側からであっても、外装パネルの内面側に位置するボード状断熱材の継ぎ目部分の気密工事を行うことが可能な断熱気密外壁構造を提供することができる。
本発明の一実施形態としての断熱気密外壁構造を示す平断面である。 図1の断熱気密外壁構造を構成する1つの複合パネルユニットを示す平断面図である。 図2に示す複合パネルユニットのI−I線での縦断面図である。 図2に示す複合パネルユニットを外面側から見た図である。 ガスケットの詳細を示す図である。 図1に示す断熱気密外壁構造の施工において、鉄骨柱100の外面側に、第2の複合パネルユニット2bを設置した状態を示す図である。 第1のパネルユニット2aを挿入しつつある状態を示す図である。 第1の複合パネルユニット2aを所定位置に設置した状態を示す図である。 ガスケットを目地に挿入する直前の状態を示す図である。 ガスケットが所定位置まで押し込まれた状態を示す図である。
以下、本発明に係る断熱気密外壁構造の実施形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。図1は、鉄骨柱及び鉄骨梁からなる鉄骨軸組構造の建物(住宅)に対して、本発明の一本実施形態としての断熱気密外壁構造1を適用した場合の平断面図である。なお、図1の平断面図は、1本の鉄骨柱100の周囲のみ示している。
断熱気密外壁構造1は、柱部材としての鉄骨注100の屋外側で、建物の周囲を囲むように連接される複数の複合パネルユニット2と、複数の複合パネルユニット2間の目地12に挿入されるガスケット3と、鉄骨柱100の屋内側に設けられた内装材90としての石膏ボードと、を備える。なお、図1では、連接される複数の複合パネルユニット2のうち、隣接する2つの複合パネルユニットである、第1の複合パネルユニット2a及び第2の複合パネルユニット2bを示している。
図2〜図4は、第1の複合パネルユニット2aを示す図である。具体的に、図2は、第1の複合パネルユニット2aの平断面図であり、図3は、第1の複合パネルユニット2aの、図2に示すI―I線での縦断面図である。図4は、第1の複合パネルユニット2aを外面側から見た図である。第1の複合パネルユニット2aは、外装パネル層4aと、この外装パネル層4aの内面側に位置するボード状断熱材層5aと、外装パネル層4a及びボード状断熱材層5aが固定される取付下地材6aと、ボード状断熱材層5aの内面に貼り付けられたボード面材7aと、ボード面材7aの内面に形成された充填断熱材層8aと、外装パネル層4a及びボード状断熱材層5aの間に位置する通気胴縁9aと、が一体化されたパネル材である。なお、本実施形態では、建物の屋内側を「内面側」、屋外側を「外面側」と記載する。また、鉛直方向を「上下方向」、内外方向と直交する水平方向を「左右方向」と記載する。更に、「左側」及び「右側」は、外面側から見た場合の方向を示すものとする。
外装パネル層4aは、内面側及び外面側から見た場合に四角形状の外形を有する外装パネル10を、上下方向及び左右方向に複数連接することにより形成された板状の層である。より具体的に、外装パネル10は、上下面同士が隣接するように上下方向に連接されており、左右の側面同士が隣接するように左右方向に連接されている。そのため、図4に示すように、外装パネル層4a全体で見た場合も、内面側及び外面側から見た場合には四角形状の外形を有している。
なお、外装パネル層4aにおいて、上下方向において隣接する2つの外装パネル10間は、上側に位置する外装パネル10の下面と、下側に位置する外装パネル10の上面とが当接するように隣接している(図3参照)。また、外装パネル層4aにおいて、左右方向において隣接する2つの外装パネル10間は、左側に位置する外装パネル10の右面と、右側に位置する外装パネル10の左面とが当接するように隣接している(図2参照)。外装パネル層4aにおいて、外装パネル10の上下方向及び左右方向における継ぎ目部分には、湿式のシーリング材等の目地処理材Xが充填される。
本実施形態では、外装パネル10として、軽量発泡コンクリート製のパネル(ALCパネル)を使用しているが、外装パネル10の材質はこれに限られるものではなく、例えば、木質系や金属系のサイディング等を用いることもできる。また、本実施形態では、8枚(上下方向に4枚、左右方向に2枚)の外装パネル10により外装パネル層4aを構成しているが、外装パネル層を構成する外装パネル10の枚数についてもこれに限られるものではなく、建物の階高、柱間距離、デザイン等に応じて適宜変更することができる。更に、本実施形態では、外装パネル層4aの内面及び外面は、上下方向の高さが建物の階高と同じ高さ寸法を有し、幅が2間(3.6m)の寸法を有するように構成されているが、外装パネル10自体の寸法や外装パネル4a全体の寸法についても、これに限られるものではなく、建物のデザイン等に応じて適宜変更するが可能であり、例えば、隣り合う柱間を塞ぐ幅として、半間(0.9m)〜2間(3.6m)の幅を有するものとすることができる。
ボード状断熱材層5aは、内面側及び外面側から見た場合に四角形状の外形を有するボード状断熱材11を、上下方向及び左右方向に複数連接することにより形成された板状の層である。より具体的に、ボード状断熱材11は、上下面同士が隣接するように上下方向に連接されており、左右の側面同士が隣接するように左右方向に連接されている。そのため、ボード状断熱材層5a全体で見た場合も、内面側及び外面側から見た場合には四角形状の外形を有している。
なお、複数のボード状断熱材11の上下面同士及び左右の側面同士の継ぎ目部分は、気密性を確保するために、当接するように隣接させることが好ましい。但し、継ぎ目部分を、所定間隔(例えば5mm)以下の間隙を隔てて隣接する構成としてもよい。なお、ボード状断熱材層5aにおいて、隣接するボード状断熱材11間の継ぎ目部分には、外面側又は内面側から、例えばアクリル系やブチルゴム系などの気密テープYが、隣接するボード状断熱材11の両方に跨るように貼着されている。
本実施形態では、ボード状断熱材11として、フェノールフォーム製のソリッドなボード状断熱材を使用しているが、これに限られるものではなく、一定の外形を保持可能に成形されたソリッドな断熱材であればよく、例えば、押出発泡ポリスチレン(XPS)製、ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS)製などのソリッドなボード状断熱材を使用することも可能である。また、本実施形態では、外装パネル層4aの寸法に合わせて、9枚(上下方向3枚、左右方向3枚)のボード状断熱材11によりボード状断熱材層5aを構成している。
ここで、本実施形態のボード状断熱材層5aの内面及び外面は、上述した外装パネル層4aと略等しい高さ寸法を有する一方で、その幅(左右方向長さ)は、上述した外装パネル層4aの幅よりも若干大きく構成されている。また、ボード状断熱材層5aは、その幅方向中心線O5が外装パネル層4aの幅方向中心線O4と略一致するように、外装パネル層4aの内面側に配置されている。
このような構成とすることにより、第1の複合パネルユニット2aにおけるボード状断熱材層5aの右面と、第2の複合パネルユニット2bにおけるボード状断熱材層5bの左面とを、当接させるように隣接、又は所定間隔以下の間隙を隔てて隣接させる場合に(図1参照)、第1の複合パネルユニット2aにおける外装パネル層4aの右面と、第2の複合パネルユニット2bにおける外装パネル層4bの左面との間に、上下方向に直線状に延在する目地12を形成することができる。更に、第1複合パネルユニット2aにおけるボード状断熱材層5aの右面と、第2の複合パネルユニット2bにおけるボード状断熱材層5bの左面とが隣接する継ぎ目部分を、目地12の延在方向に沿って目地底に位置させることができる。ここで示す目地12は10mm程度の幅である。また、外装パネル層4aの外面から目地底までの深さは、28mm以上(外装パネル10の厚さが12mm以上であり、通気胴縁9aの厚さ(通気層)が15mm以上)としている。
取付下地材6aは、外装パネル層4a及びボード状断熱材層5aが固定されるフレーム部材であり、横断面がコの字型の薄板形鋼(溝形鋼)で形成されている。また、取付下地材6aは、左右方向に延在する横材60a及び上下方向に延在する縦材61aを備えている。横材60aは、例えば基礎上に外壁に沿って設置され、縦材61aは、その横材60a上で等間隔に複数配置されている。縦材61aの上側にもH型鋼などの鉄骨梁に固定された横材60aが設置されている。従って、縦材61aは、横材60aにより上下が覆われている。
取付下地材6aは、外装パネル層4a、通気胴縁9a、ボード状断熱材層5a及びボード面材7aの内面側に位置しており、これらの部材を支持している。具体的に、各縦材61aは、一方の溝壁14aが内面側に対向し、他方の溝壁15aが外面側に対向するように配置されており、外装パネル層4a、通気胴縁9a、ボード状断熱材層5a及びボード面材7aは、ビスやねじ等の締結手段91により、他方の側壁15aに対して直接的又は間接的に固定されている。
より具体的に、本実施形態のボード状断熱材層5aは、ボード状断熱材層5aの内面に貼り付けられているボード面材7a、及びボード状断熱材層5aの外面上に設けられた通気胴縁9aと共に、ねじにより、取付下地材6a(縦材61aの他方の側壁15a)に対して直接固定されている。なお、本実施形態のボード状断熱材層5aは、取付下地材6aに対してねじにより固定される前に、ボード面材7aに対して両面テープ(不図示)により仮固定されており、この仮固定されて一体化されたボード状断熱材層5a及びボード面材7aが、通気胴縁9aと共に、ねじにより、取付下地材6aに対して固定される。また、本実施形態の外装パネル層4aは、外装パネル層4aの内面側に位置する通気胴縁9a及びボード状断熱材層5aに対して、ねじにより直接固定されることにより、間接的に取付下地材6aに対して固定されている。但し、外装パネル層4a及びボード状断熱材層5aの両方を、取付下地材6aに対して直接固定することも可能である。例えば、ねじを、外装パネル層4aの外面から通気胴縁9a及びボード状断熱材層5aを貫通するように螺入することにより、外装パネル層4a及びボード状断熱材層5aの両方を取付下地材6aに対して直接固定することができる。
ボード面材7aは、第1の複合パネルユニット2a全体の形状維持や、ボード状断熱材層5aの損傷を防止するために、ボード状断熱材層5aの内面全域に貼り付けられている。
充填断熱材層8aは、隣接する縦材61aの間の位置で、ボード面材7aの内面上に積層された断熱材層である。充填断熱材層8aは、ボード状断熱材11と同様、ソリッドな断熱材で形成することができるが、ソリッドな断熱材に限られるものではなく、例えば、グラスウールやロックウールなどで形成された断熱材層とすることもできる。充填断熱材層8aは、ボード面材7aに対して接着剤や両面テープ等により固定されている。なお、壁内での結露を抑制するために、充填断熱材層8aの熱抵抗値を、ボード状断熱材層5aの熱抵抗値よりも小さくすることが好ましい。
通気胴縁9aは、横断面が長方形であり、上下方向に長尺な長尺部材である。この通気胴縁9aは、外装パネル層4aとボード状断熱材層5aとの間で両者に挟み込まれている。また、通気胴縁9aは、左右方向に離隔して複数配置されている。これにより、左右方向に隣接する通気胴縁9aの間に通気層が形成される。なお、左右方向に隣接する通気胴縁9aの離隔距離は、例えば300mm程度とすることができ、外装パネル層4aは、各通気胴縁9aに対してねじ等により固定されている。
ここで、本実施形態の第1の複合パネルユニット2aは、外装パネル層4a、ボード状断熱材層5a、取付下地材6a、ボード面材7a、充填断熱材層8a及び通気胴縁9aを備える構成であるが、この構成に限られるものではなく、外装パネル層、ボード状断熱材層、及び取付下地材を少なくとも備える構成であればよく、例えば、上述したボード面材7a及び充填断熱材層8aを有さない複合パネルユニットとすることもできる。
第2の複合パネルユニット2bは、外装パネル層4bと、この外装パネル層4bの内面側に位置するボード状断熱材層5bと、外装パネル層4b及びボード状断熱材層5bが固定される取付下地材6bと、ボード状断熱材層5bの内面に貼り付けられたボード面材7bと、ボード面材7bの内面に形成された充填断熱材層8bと、外装パネル層4b及びボード状断熱材層5bの間に位置する通気胴縁9bと、が一体化されたパネル材である。なお、第2の複合パネルユニット2bの各部材の構成は、上述した第1の複合パネルユニット2aの各構成と共通するため、ここでは説明を省略する。
図1に示すように、断熱気密外壁構造1において、第1の複合パネルユニット2a及び第2の複合パネルユニット2bは、鉄骨柱100の外面側で、外装パネル層4a及び4bの左右の側面間に目地12が形成されるように、更に、ボード状断熱材層5a及び5bの左右の側面同士が当接することにより隣接して、又は所定間隔以下の間隙を隔てて隣接して継ぎ目部分が形成されるように配置されている。なお、第1及び第2の複合パネルユニット2a及び2bは、取付下地材6a及び6bを介して建物の基礎や鉄骨梁に対して固定される。
換言すれば、第1の複合パネルユニット2a及び第2の複合パネルユニット2bが、図1のように連接された状態において、外装パネル層4aを構成する外装パネル10aと、外装パネル層4bを構成する外装パネル10bとは、両者の間に目地12が形成されるように互いに左右方向に離隔して配置されている。
また、ボード状断熱材層5aを構成するボード状断熱材11aと、ボード状断熱材層5bを構成するボード状断熱材11bとは、上述した2つの外装パネル10a及び10bの内面側で、外装パネル10a及び10bの内面に沿うように配置されている。更に、ボード状断熱材11a及び11bは、互いの継ぎ目部分が、目地12の延在方向に沿って目地底に位置するように配置されている。つまり、断熱気密外壁構造1を外面側から見た場合に、ボード状断熱材11a及び11bの継ぎ目部分、すなわち、ボード状断熱材11aの右側外縁部及びボード状断熱材11bの左側外縁部は、目地12内に位置するように延在している。なお、「2つのボード状断熱材の継ぎ目部分」とは、2つのボード状断熱部材の外縁部のうち、当接することにより隣接して、又は所定間隔以下の間隙を隔てて隣接して配置された両方の外縁部を意味する。
また更に、取付下地材6a及び6bは、ボード状断熱材11a及び11bそれぞれの内面側に位置し、取付下地材6aには、外装パネル10a及びボード状断熱材11aが固定され、取付下地材6bには、外装パネル10b及びボード状断熱材11bが固定されている。
なお、図1に示すように、第1の複合パネルユニット2a及び第2の複合パネルユニット2bが連接された状態において、鉄骨柱100は、取付下地材6aと取付下地材6bとの間に位置し、鉄骨柱100、取付下地材6a、及び取付下地材6bの内面側には、内装材90としての石膏ボードが取り付けられる。
ガスケット3は、目地12の延在方向に亘って、目地12を閉塞可能な長尺部材である。図1に示すように、ガスケット3は、上下方向に延在する目地12に外面側から挿入され、目地12を閉塞する。更に、ガスケット3の内面には粘着部16が形成されており、この粘着部16は、ボード状断熱材11a及び11bの継ぎ目部分において、ボード状断熱材11a及び11bの両方の外面に跨って粘着している。更に、粘着部16は、隣接する2つのボード状断熱材11a及び11bの継ぎ目部分のみならず、ボード状断熱材11aを含むボード状断熱材層5a及びボード状断熱材11bを含むボード状断熱材層5bの継ぎ目部分全域において、ボード状断熱材層5a及び5bの両方の外面に跨って粘着している。より具体的に、粘着部16は、ボード状断熱材層5aの外面の右側縁部とボード状断熱材層5bの外面の左側縁部との両方に跨って粘着している。
このように、断熱気密外壁構造1によれば、外装パネル10の外面側からであっても、外装パネル10の内面側に位置する2つのボード状断熱材11間の継ぎ目部分を気密化することができる。そのため、ボード状断熱材の継ぎ目部分に対してボード状断熱材の外面側から気密テープを貼着する気密工事を、外装パネルをボード状断熱材の外面側に取り付ける前に建設現場で行う必要が無くなる。すなわち、建設現場において、外装パネル及びボード状断熱部材を、それぞれ別々に取り付ける施工を行う必要性が無くなり、本実施形態のような、複数の外装パネル10で構成される外装パネル層、複数のボード状断熱材11で構成されるボード状断熱材層、及び取付下地材が一体化された複合パネルユニット2を工場で製造してから現場に搬送し、建設現場で連接させる施工を行うことが可能となる。
この施工方法によれば、ボード状断熱材間の気密工事を、外装パネルの外面側から実施できるため、従来は建設現場で行っていた多くの外壁工事を、工場で複合パネルユニット2を製造する際に実施することができ、建設現場では複合パネルユニット間の継ぎ目処理だけでよい。そのため、建設現場での省力化を実現することができると共に、工期短縮や、工場管理による品質向上を図ることができる。
また、建設現場で連接された複数の複合パネルユニット2間の継ぎ目処理(目地12の閉塞処理及びボード状断熱材間の継ぎ目部分の閉塞処理)に関しても、ガスケット3を目地12に挿入し、押し込む単純な作業により行うことができるため、施工者の施工ノウハウやテクニック等によらずに、安定した気密性の確保が可能となる。
以下、ガスケット3の詳細な構成について説明する。図5は、ガスケット3の横断面を示す図である。図5に示すように、本実施形態のガスケット3は、2つの外装パネル10a及び10bの側面に挟まれるガスケット本体17と、このガスケット本体17の内面側に第1粘着層18を介在させて取り付けられる先端部材19と、この先端部材19の更に内面側に積層される第2粘着層20と、を備える。なお、上述した粘着部16は、本実施形態では第2粘着層20により構成されている。
ガスケット本体17の内面に単に粘着層を形成した構成としてもよいが、本実施形態のように、ガスケット本体17と、粘着部16としての第2粘着層20との間に、先端部材19を介在させる構成とすることにより、例えば地震等が発生した場合であっても、ガスケット本体17のせん断破壊を抑制することができる。更に、ガスケット本体17は、たとえ先端部材19がせん断破壊してしまったとしても、第1粘着層18により、ボード状断熱材11a及び11b間の継ぎ目部分は依然として気密状態が維持されるため、建物の気密性能が大きく低減することを抑制できる。なお、本実施形態では、第1粘着層18、先端部材19及び第2粘着層20を、両面テープにより構成している。具体的に、両面テープの両側の粘着層が第1粘着層18及び第2粘着層20を構成し、両面テープの金属フィルム又は合成樹脂フィルムの基材層が先端部材19を構成している。ガスケット本体17の内面(後述する胴部21の内面)は平面であり、この内面に両面テープが積層されている。但し、第1粘着層18、先端部材19及び第2粘着層20は、両面テープで構成することに限られるものではなく、各種構成により実現することが可能である。
ガスケット本体17は、目地12の延在方向である上下方向に沿って延在する長尺板状の胴部21と、この胴部21と一体で形成され、胴部21の両側面から外方に突出し、外装パネル10a及び10bの側面に密着して目地12内での胴部21の位置を維持する突出部22と、を備える。なお、上述した第1粘着層18、先端部材19及び第2粘着層20を構成する両面テープは、胴部21の内面に積層されている。
ここで、胴部21の内面側の先端部24は、内面側に向かうにつれて左右方向の幅(厚み)が漸増するように構成され、内面における幅が最も大きい構成となっている。両面テープは、この内面の全域を覆うように積層され、粘着部16としての第2粘着層20が広く確保されているため、粘着部16を、ボード状断熱材11a及び11bの継ぎ目部分において、両者に跨って粘着させることが容易となる。また、突出部22は、胴部21の側面から外方に突出する複数のリップにより構成されている。この複数のリップは、形状を変形させながら、外装パネル10a及び10bの側面に対して密着する。ガスケット本体17がリップを備えることにより、目地12における気密性や防水性を確保することができる。更には、ガスケット5を目地12に挿入する際に、胴部21を挟んで両側のリップの反力が均等であるために、目地12における胴部21の左右方向位置が中央部に安定的に維持されるため、胴部21の内面側に位置する第2粘着層20(粘着部16)を、より確実に、ボード状断熱材11a及び11bの継ぎ目部分に粘着させることができる。
なお、本実施形態のガスケット本体17は、塩化ビニルやクロロプレンなど、難燃性の樹脂材料で構成することができる。また、本実施形態のガスケット本体17は、3m程度の長尺部材としているが、目地12の延在方向の長さ等に応じて、適宜変更することが可能である。更に、本実施形態では、ボード状断熱材11a及び11bの外面と粘着する粘着部16は、アクリル系やブチル系の粘着剤を使用しているが、ボード状断熱材の材質等に応じて適宜変更することができる。
また、本実施形態のガスケット3は、目地処理材Xとしての湿式シーリング材80が外面側に充填されるバックアップ材(バッカー)である。湿式シーリング材80は、ガスケット3のガスケット本体17の外面側に充填される。ガスケット3をバッカーとして、その外面側に湿式シーリング材80を充填する構成とすれば、湿式シーリング材80が外装パネル10の側面に隙間なく密着するため、目地12の気密性及び防水性を一層向上させることができると共に、建物の外観の意匠性をも向上させることができる。
最後に、断熱気密外壁構造1の施工方法について、図6(a)〜図6(e)の平断面図を参照して説明する。図6(a)は、鉄骨柱100の外面側に、第2の複合パネルユニット2bを設置した状態を示す。第2の複合パネルユニット2bは、上述したように、その上下方向の両端部が、取付下地材6bを介して基礎や鉄骨梁に固定される。図6(b)は、図6(a)の状態から、第1のパネルユニット2aを挿入しつつある状態を示す。そして図6(c)は、第1の複合パネルユニット2aを設置した状態を示す。第1の複合パネルユニット2aについても、上述したように、その上下方向の両端部が、取付下地材6aを介して基礎や鉄骨梁に固定される。なお、図6(c)の状態において、外装パネル層4a及び4bの側面間には目地12が形成されている。また、目地12の目地底の位置で、ボード状断熱材層5a及び5bの間の継ぎ目部分が形成されている。本実施形態の継ぎ目部分は、ボード状断熱材層5aの右面と、ボード状断熱材層5bの左面とを1mm以下の間隙を隔てて隣接させることにより形成されている。
図6(d)は、ガスケット3としてのバッカーを目地12に挿入する直前の状態を示す。なお、ガスケット3の内面を形成する両面テープの一方の粘着層(粘着部16、第2粘着層20)は、ガスケット3の未使用時において、離型紙が積層されることにより保護されている。そして、図6(d)に示すような、ガスケット3を目地12に挿入する施工時に、離型紙は取り外される。図6(e)は、ガスケット3が、一方の粘着層(粘着部16、第2粘着層20)が継ぎ目部分の外面に粘着して圧着するまで押し込まれた状態を示す。図6(e)の状態で、両面テープの一方の粘着層は、外装パネル層4a及び4b間に形成された目地12の上下方向全域に亘って、ボード状断熱材11a及び11bの両方の外面に跨って粘着している。これにより、継ぎ目部分は閉塞されて気密化される。
その後、図1に示すように、ガスケット3としてのバッカーの外面側に、湿式シーリング材80が充填されると共に、鉄骨柱100、取付下地材6a及び取付下地材6bの内面側に、内装材90としての石膏ボードが取り付けられる。
本発明に従う断熱気密外壁構造は、本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更が可能である。例えば、本実施形態の断熱気密外壁構造1では、複合パネルユニット2を用いて外壁を構成したが、複合パネルユニットとせずに、外装パネル10やボード状断熱材11等を、現場で別々に施工することにより断熱気密外壁構造を構成するようにしてもよい。また、本実施形態の複合パネルユニット2は、複数の外装パネル10により構成される外装パネル層、及び複数のボード状断熱材11により構成されるボード状断熱材層を備えるが、例えば、1つのみの外装パネル10で構成された外装パネル層や、1つのみのボード状断熱材11で構成されたボード状断熱材層を備える複合パネルユニットとしてもよい。
本発明は、断熱気密外壁構造に関し、特に、ガスケットを用いた断熱気密外壁構造に関する。
1:断熱気密外壁構造
2:複合パネルユニット
2a:第1の複合パネルユニット
2b:第2の複合パネルユニット
3:ガスケット
4a、4b:外装パネル層
5a、5b:ボード状断熱材層
6a、6b:取付下地材
7a、7b:ボード面材
8a、8b:充填断熱材層
9a、9b:通気胴縁
10、10a、10b:外装パネル
11、11a、11b:ボード状断熱材
12:目地
14a:一方の溝壁
15a:他方の溝壁
16:粘着部
17:ガスケット本体
18:第1粘着層
19:先端部材
20:第2粘着層
21:胴部
22:突出部
60a:横材
61a:縦材
80:湿式シーリング材
90:内装材
91:締結手段
100:鉄骨柱(柱部材)
O4:外装パネル層の左右方向中心線
O5:ボード状断熱材層の左右方向中心線
X:目地処理材
Y:気密テープ

Claims (6)

  1. 目地が形成されるように互いに離隔して配置された2つの外装パネルと、
    前記2つの外装パネルの内面側で、前記2つの外装パネルに沿うように配置されると共に、互いの継ぎ目部分が、前記目地の延在方向に沿って目地底に位置するように配置された2つのボード状断熱材と、
    前記ボード状断熱材の内面側に位置し、前記外装パネル及び前記ボード状断熱材が固定される取付下地材と、
    前記目地に外面側から挿入されるガスケットと、を備え、
    前記ガスケットの内面には、前記継ぎ目部分において、前記2つのボード状断熱材の両方の外面に跨って直接粘着する粘着部が形成されていることを特徴とする断熱気密外壁構造。
  2. 一方の外装パネル、一方のボード状断熱材、並びに前記一方の外装パネル及び前記一方のボード状断熱材が固定される取付下地材は、一体化された第1の複合パネルユニットの少なくとも一部を構成し、
    他方の外装パネル、他方のボード状断熱材、並びに前記他方の外装パネル及び前記他方のボード状断熱材が固定される取付下地材は、一体化された第2の複合パネルユニットの少なくとも一部を構成し、
    前記目地は、前記第1の複合パネルユニットと前記第2の複合パネルユニットとの間に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の断熱気密外壁構造。
  3. 各複合パネルユニットは、複数の外装パネルを上下方向及び/または左右方向に連接して板状に形成された外装パネル層と、前記外装パネル層の内面側において、複数のボード状断熱材を上下方向及び/または左右方向に連接して板状に形成されたボード状断熱材層と、を備えることを特徴とする、請求項2に記載の断熱気密外壁構造。
  4. 前記ガスケットは、前記2つの外装パネルに挟まれるガスケット本体と、
    前記ガスケット本体の内面側に第1粘着層を介在させて取り付けられる先端部材と、
    前記先端部材の内面側に積層される第2粘着層と、を備え、
    前記粘着部は、前記第2粘着層であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の断熱気密外壁構造。
  5. 前記ガスケット本体は、前記目地の延在方向に沿って延在する長尺板状の胴部と、前記胴部から外方に突出し、前記2つの外装パネルに密着して前記目地内での前記胴部の位置を維持する突出部と、を備え、
    前記第1粘着層、先端部材及び第2粘着層は、前記胴部の内面に積層されていることを特徴とする、請求項4に記載の断熱気密外壁構造。
  6. 前記ガスケットは、湿式シーリング材が外面側に充填されるバッカーであることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の断熱気密外壁構造。
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