JP2015143426A - 壁下地用面材及び壁構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】胴縁などの別部材を用いなくても外壁材との間に通気層を形成することができると共に、高い強度を得ることができる壁下地用面材を提供する。【解決手段】断熱材2と、断熱材2の屋外側の面に設けられた第1金属板31と、断熱材2の屋内側の面に設けられた第2金属板32と、補強材5と、を備えた壁下地用面材に関する。少なくとも第1金属板31に、断熱材2と反対側に膨出する膨出部4が上下方向に2本以上平行に形成されている。膨出部4のそれぞれの裏側において補強材5が第1金属板31と第2金属板32とで挟まれて設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、建築物の壁構造を形成するのに用いられる壁下地用面材及びこの壁下地用面材を用いて形成された壁構造に関する。
従来、建築物の外装リフォームとして、既存の外壁材を撤去し、外壁下地材としての耐力面材で耐震補強を行った後、窯業系サイディング等の仕上げ材を施工することが行われている。例えば、特許文献1に記載の外壁下地の施工構造では、耐力面材が釘で構造材に固定され、釘と耐力面材との間に補強材を介在させることによってパンチングシアを防止し、耐震補強を行っている。
しかし、特許文献1に記載のものでは、耐力面材の表面は平坦であり、これに対向する仕上げ材の面も平坦であるため、このままでは耐力面材と仕上げ材との間に通気層を形成することはできない。もし通気層を形成しようとすれば別途、胴縁などの別部材が必要となる。また耐力面材そのものの強度も高くはない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、胴縁などの別部材を用いなくても外壁材との間に通気層を形成することができると共に、高い強度を得ることができる壁下地用面材及び壁構造を提供することを目的とする。
本発明に係る壁下地用面材は、
断熱材と、
前記断熱材の屋外側の面に設けられた第1金属板と、
前記断熱材の屋内側の面に設けられた第2金属板と、
補強材と、
を備えた壁下地用面材であって、
少なくとも前記第1金属板に、前記断熱材と反対側に膨出する膨出部が上下方向に2本以上平行に形成され、
前記膨出部のそれぞれの裏側において前記補強材が前記第1金属板と前記第2金属板とで挟まれて設けられていることを特徴とする。
断熱材と、
前記断熱材の屋外側の面に設けられた第1金属板と、
前記断熱材の屋内側の面に設けられた第2金属板と、
補強材と、
を備えた壁下地用面材であって、
少なくとも前記第1金属板に、前記断熱材と反対側に膨出する膨出部が上下方向に2本以上平行に形成され、
前記膨出部のそれぞれの裏側において前記補強材が前記第1金属板と前記第2金属板とで挟まれて設けられていることを特徴とする。
前記壁下地用面材において、前記壁下地用面材の左右両端部に前記補強材が設けられ、
前記左右両端部の補強材が、左右に隣り合う他の壁下地用面材と連結可能な実形状に形成されていることが好ましい。
前記左右両端部の補強材が、左右に隣り合う他の壁下地用面材と連結可能な実形状に形成されていることが好ましい。
前記壁下地用面材において、左右に隣り合う前記膨出部の間にトラス形状の凸部が形成され、
前記凸部の突出高さは、前記膨出部の突出高さよりも低いことが好ましい。
前記凸部の突出高さは、前記膨出部の突出高さよりも低いことが好ましい。
本発明に係る壁下地用面材は、矩形状に形成された壁下地用面材であって、
前記壁下地用面材の対向する一対の端部に少なくとも設けられる補強材と、
前記壁下地用面材の少なくとも片面において前記補強材が外方に突出するように前記補強材間に設けられる断熱材と、
前記補強材及び前記断熱材に沿うように密着させて前記壁下地用面材の両面に設けられる金属板と
を備えていることを特徴とする。
前記壁下地用面材の対向する一対の端部に少なくとも設けられる補強材と、
前記壁下地用面材の少なくとも片面において前記補強材が外方に突出するように前記補強材間に設けられる断熱材と、
前記補強材及び前記断熱材に沿うように密着させて前記壁下地用面材の両面に設けられる金属板と
を備えていることを特徴とする。
本発明に係る壁構造は、
前記壁下地用面材が第1固定具により柱に固定され、
外壁材が第2固定具により前記壁下地用面材に固定されて形成されていることを特徴とする。
前記壁下地用面材が第1固定具により柱に固定され、
外壁材が第2固定具により前記壁下地用面材に固定されて形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、膨出部が胴縁として機能することによって、胴縁などの別部材を用いなくても外壁材との間に通気層を形成することができ、さらに膨出部がリブとして機能することによって、高い強度を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
まず壁下地用面材1の構造について説明する。図1は壁下地用面材1の一例を示す。この壁下地用面材1は、特に外断熱工法により耐力壁を形成するのに好適に用いられる矩形状の複合パネルであり、断熱材2と、金属板3と、補強材5とを備えて形成されている。金属板3は、第1金属板31と、第2金属板32とを含む。
断熱材2としては、例えば、発泡系断熱材、繊維系断熱材等を用いることができる。このうち発泡系断熱材としては、特に限定されないが、例えば、ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム等を用いることができる。また繊維系断熱材としては、特に限定されないが、例えば、グラスウール、ロックウール等を用いることができる。
第1金属板31は、断熱材2の屋外側の面に設けられる。第2金属板32は、断熱材2の屋内側の面に設けられる。第1金属板31及び第2金属板32としては、特に限定されないが、例えば、亜鉛めっき鋼板、錫めっき鋼板、カラー鋼板等を用いることができる。第1金属板31及び第2金属板32は同じ材質でも異なる材質でもよい。
第1金属板31及び第2金属板32のうち、少なくとも第1金属板31には、膨出部4が形成されている。膨出部4は、断熱材2と反対側に膨出して形成されている。第1金属板31に形成された膨出部4は屋外側に膨出している。膨出部4は、上下方向に2本以上平行に形成されている。この場合の上下方向とは、後述の壁構造を形成する際に壁下地用面材1を設置したときの上下方向を意味する。また各膨出部4の裏側には溝部10が形成されている。左右に隣り合う膨出部4,4間の間隔は、後述の壁構造を形成する箇所の柱7,7間の間隔に等しいことが好ましい。この場合の柱7には間柱も含まれる。以下では図1に示すように、第1金属板31のみに膨出部4が形成された壁下地用面材1について説明するが、第1金属板31及び第2金属板32の両方に膨出部4が形成されていてもよい。第2金属板32にも膨出部4を形成する場合、この膨出部4は屋内側に膨出している。第1金属板31及び第2金属板32の両方に膨出部4を形成する場合、両者の膨出部4は、壁下地用面材1の厚さ方向において同じ位置にあることが好ましい。また以下では図1に示すように、膨出部4が3本平行に形成された壁下地用面材1について説明するが、これに限定されるものではない。第1金属板31に形成される膨出部4は、外壁材9を固定しやすくするため、屋外側に平坦な面を有することが好ましい。なお、膨出部4の突出高さは特に限定されないが、例えば5〜30mmの範囲内である。
また膨出部4のそれぞれの裏側において、補強材5が、第1金属板31と第2金属板32とで挟まれて設けられている。補強材5の材質としては、後述の第1固定具81及び第2固定具82が挿入され場合にこれらを安定的に保持できる材質が好ましく、例えば、木材、プラスチック、金属等を挙げることができる。補強材5の形状としては、溝部10に嵌め込むことが可能な形状が好ましく、例えば角材等を挙げることができる。
また膨出部4は、壁下地用面材1の対向する一対の端部に少なくとも形成され、各膨出部4の裏側において補強材5が設けられていることが好ましい。具体的には図1に示すように、壁下地用面材1の左右両端部に膨出部4が形成され、各膨出部4の裏側において補強材5が設けられていることが好ましい。左右両端部の補強材5は、壁下地用面材1の左右の側面においてそれぞれ露出している。この露出している面が連結面となり、後述の壁構造を形成する際に、他の壁下地用面材1の連結面と連結される。そのため左右両端部の補強材5は、左右に隣り合う他の壁下地用面材1と連結可能な実形状に形成されていることが好ましい。このように、補強材5が実形状に形成されていることによって、壁下地用面材1を左右に隣り合わせて設置する場合に形成される目地部分の防水性を高めることができる。具体的には図1に示す壁下地用面材1では、左右両端部の補強材5の連結面に連結用凹部11が形成され、左右いずれかの連結用凹部11に雇い実12を嵌め込んでいる。そして、この雇い実12を他の壁下地用面材1の連結用凹部11に嵌め込むことによって、図3に示すように2枚の壁下地用面材1,1を左右に隣り合わせて連結することが可能となる。雇い実12としては、水密性を有するものが好ましく、例えば、ゴムパッキン等を用いることができる。
上記のように、壁下地用面材1の少なくとも第1金属板31には膨出部4が形成され、しかも膨出部4の裏側には補強材5が設けられているので、膨出部4がリブとして機能することによって、高い強度を得ることができる。
なお、壁下地用面材1の大きさは特に限定されないが、例えば、縦1820〜3030mm、横910〜1220mm、膨出部4が形成されていない箇所の厚さ20〜100mmの範囲内である。
次に壁下地用面材1の製造方法について説明する。図2は壁下地用面材1の製造方法の一例を示す。
壁下地用面材1を製造するにあたっては、まず図2(a)に示すように、プレス加工により第1金属板31の所定箇所に膨出部4を形成する。
次に図2(b)に示すように、第1金属板31の膨出部4の裏側の溝部10に補強材5を嵌め込んで設ける。第1金属板31の左右両端部に設ける補強材5にはあらかじめ連結用凹部11が形成されている。左端部の補強材5の連結用凹部11は左向き、右端部の補強材5の連結用凹部11は右向きにして、これらの補強材5を設ける。左右両端部の連結用凹部11のいずれかにはあらかじめ雇い実12を嵌め込んでいてもよい。
次に図2(c)に示すように、左右に隣り合う補強材5の間に断熱材2を設ける。断熱材2として発泡系断熱材を用いる場合には、左右に隣り合う補強材5の間に原料となる合成樹脂を流し込み、これを発泡させて成形することによって断熱材2を設けることができる。断熱材2として繊維系断熱材を用いる場合には、左右に隣り合う補強材5の間に繊維系断熱材を充填することによって断熱材2を設けることができる。このように断熱材2を設けて、壁下地用面材1の少なくとも片面において、補強材5を断熱材2よりも外方に突出させる。
そして、図2(d)に示すように、断熱材2及び補強材5に第2金属板32を接着剤等により貼り付け、断熱材2及び補強材5を第1金属板31と第2金属板32とで挟み込んで一体化することによって壁下地用面材1を得ることができる。このように金属板3は、補強材5及び断熱材2に沿うように密着させて壁下地用面材1の両面に設けられる。
次に壁構造について説明する。図4は壁下地用面材1を用いた壁構造の施工方法の一例を示す。
壁構造を施工するにあたっては、まず図4(a)に示すように、壁下地用面材1の第1金属板31を屋外側に向け、第2金属板32を屋内側に向けて、壁下地用面材1を複数の柱7に架け渡して設置する。このとき壁下地用面材1の厚さ方向において、膨出部4の位置を柱7の位置に合わせておく。膨出部4の裏側には補強材5が設けられているので、この補強材5の位置と柱7の位置も一致することになる。このように膨出部4を目印とすることができるので、補強材5と柱7との位置合わせを容易に行うことができる。そして、第1固定具81を屋外側の膨出部4から補強材5を貫通して柱7に至るまで挿入し、壁下地用面材1を第1固定具81により柱7に固定する。第1固定具81としては、膨出部4から柱7に至るまでの長さを有するものであれば特に限定されないが、例えばビス等を用いることができる。第1固定具81は補強材5を貫通しているので、壁下地用面材1を柱7に強固に固定することができる。
次に図4(b)に示すように、外壁材9を複数の膨出部4に架け渡して設置する。外壁材9としては、例えば窯業系サイディング材等を用いることができるが、その材質及び大きさ等は特に限定されない。そして、第2固定具82を屋外から補強材5に至るまで挿入し、外壁材9を第2固定具82により壁下地用面材1に固定することによって、耐力壁として壁構造を形成することができる。第2固定具82としては、屋外から補強材5に至るまでの長さを有するものであれば特に限定されないが、例えばビス等を用いることができる。第2固定具82は、屋外から柱7に至るまでの長さを有していてもよいが、少なくとも補強材5に至るまで挿入されているので、外壁材9を壁下地用面材1に強固に固定することができる。もし補強材5がなければ、第2固定具82を柱7に至るまで挿入しないと、外壁材9を壁下地用面材1に強固に固定できないおそれがあるが、上記のように補強材5があれば、柱7に至るほどの長い第2固定具82を用いなくても、補強材5で第2固定具82を十分に保持することができる。なお、図4(b)では第1固定具81が図示されていないが、これは図4(a)と図4(b)とが異なる断面を示しているからである。このように、第1固定具81と第2固定具82とは通常、壁構造の上下方向において異なる高さの位置に挿入されるが、同じ高さの位置に挿入されてもよい。
図4(b)に示すように、外壁材9は膨出部4の箇所で壁下地用面材1に固定されており、膨出部4が形成されていない箇所においては、外壁材9と第1金属板31との間に上下方向に連通する通気層13が形成される。内断熱工法に比べて外断熱工法では結露が発生しにくいが、上記のように通気層13を形成するとこの通気層13により湿気や熱気を屋外へ排出しやすくなり結露をさらに抑制することができる。第1金属板31の屋外側の全面が平坦であれば、通気層13を形成するために胴縁などの別部材を用いる必要があるが、上記のように膨出部4が胴縁(縦胴縁など)として機能することによって、胴縁などの別部材を用いなくても外壁材9との間に通気層13を形成することができる。
図5は施工途中の壁構造の一例を示す。この壁構造において左右に隣り合う壁下地用面材1は、図3のように雇い実12を用いて連結されている。このように壁下地用面材1の左右両端部の補強材5が所定の実形状に形成されているので、上下方向に形成される目地部分の防水性を高めることができ、柱7と壁下地用面材1との間などに別途、防水シート等を用いる必要がなくなる。
また図5に示すように、外壁材9は上下左右に隣り合わせて壁下地用面材1に固定される。
上述の図4(b)では第2固定具82を外壁材9の屋外側の面から挿入しているので第2固定具82の頭部が屋外から見えているが、第2固定具82を直接、外壁材9に挿入しないで、図5のように取付具14を別途用いて外壁材9を壁下地用面材1に固定するようにしてもよい。取付具14は、固定片141と、上支持片142と、中支持片143と、下支持片144とを備えて形成されている。固定片141は、第1金属板31の膨出部4に第2固定具82により固定される。固定片141の膨出部4と接触する面とは反対側の面に中支持片143が突出して設けられ、中支持片143の先端から上向きに上支持片142、下向きに下支持片144がそれぞれ突出して設けられている。一方、外壁材9の上面の屋内側には上向きに上突出片91が形成されている。また外壁材9の下面の屋外側には下向きに下突出片92が形成され、下突出片92の屋内側には支持用溝部93が形成されている。そして、外壁材9を上下に隣り合わせて壁下地用面材1に固定する場合には、取付具14の下支持片144で下の外壁材9の上突出片91を引っ掛けて、取付具14の固定片141を第2固定具82により膨出部4に固定する。次に取付具14の上支持片142を上の外壁材9の支持用溝部93に挿入した後、図示省略しているがこの外壁材9の上突出片91を別の取付具14の下支持片144で引っ掛けて、この取付具14の固定片141を別の第2固定具82により膨出部4に固定する。このような作業を繰り返すことにより、外壁材9を下から上に向けて上下に隣り合わせて壁下地用面材1に固定することができる。図5(b)のように外壁材9の下突出片92が取付具14の屋外側に位置することによって、取付具14を屋外から見えないようにすることができる。
一方、外壁材9を左右に隣り合わせて壁下地用面材1に固定する場合には、左右の外壁材9,9によって形成される上下方向の目地部分は膨出部4の屋外側に位置していることが好ましい。この目地部分は、ガスケットやシーリング材等の目地材15によって防水性を確保することができる。
図6は壁下地用面材1の他の一例を示す。図1に示す壁下地用面材1との違いは、図6に示す壁下地用面材1においては、左右に隣り合う膨出部4,4の間に、この膨出部4と同じ側にトラス形状の凸部6が突出して形成されていることである。一般にトラスとは三角形を基本単位としてその集合体で構成する構造形式をいうが、上記のトラス形状における個々の三角形の形状、個数、配列等は特に限定されない。ただし、通気層13を確保するため、凸部6の突出高さは、膨出部4の突出高さよりも低い。すなわち、凸部6の突出高さが膨出部4の突出高さよりも高ければ、凸部6が邪魔になって、外壁材9を膨出部4の箇所で安定して固定できないおそれがある。凸部6の突出高さが膨出部4の突出高さと同じであれば、外壁材9を膨出部4の箇所で固定する際に凸部6は邪魔にならないが、この凸部6によって通気層13が途中で遮断されるおそれがある。そのため、図6(b)に示すように凸部6は、膨出部4よりも低くなるように形成する。これにより、外壁材9と第1金属板31との間に上下方向に連通する通気層13を形成することができる。図6(b)において外壁材9を想像線で示す。
上記のように、左右に隣り合う膨出部4,4の間にトラス形状の凸部6が形成されていると、この凸部6もリブとして機能することによって、地震の際の横揺れにも耐え得るほどの高い強度を得ることができる。そしてこのように強度が増すと、第1金属板31及び第2金属板32の厚さを薄くすることができ、壁下地用面材1を軽量化することもできる。
図6に示す壁下地用面材1を製造するにあたっては、図2(a)に示す工程において、膨出部4を形成する際にトラス形状の凸部6もプレス加工により形成すればよい。その他の工程は図2に示すものと同様である。
そして、図6に示す壁下地用面材1も図3のように左右に連結することができ、図4又は図5のように壁構造を形成することができる。
1 壁下地用面材
2 断熱材
3 金属板
4 膨出部
5 補強材
6 凸部
7 柱
9 外壁材
31 第1金属板
32 第2金属板
81 第1固定具
82 第2固定具
2 断熱材
3 金属板
4 膨出部
5 補強材
6 凸部
7 柱
9 外壁材
31 第1金属板
32 第2金属板
81 第1固定具
82 第2固定具
Claims (5)
- 断熱材と、
前記断熱材の屋外側の面に設けられた第1金属板と、
前記断熱材の屋内側の面に設けられた第2金属板と、
補強材と、
を備えた壁下地用面材であって、
少なくとも前記第1金属板に、前記断熱材と反対側に膨出する膨出部が上下方向に2本以上平行に形成され、
前記膨出部のそれぞれの裏側において前記補強材が前記第1金属板と前記第2金属板とで挟まれて設けられていることを特徴とする
壁下地用面材。 - 前記壁下地用面材の左右両端部に前記補強材が設けられ、
前記左右両端部の補強材が、左右に隣り合う他の壁下地用面材と連結可能な実形状に形成されていることを特徴とする
請求項1に記載の壁下地用面材。 - 左右に隣り合う前記膨出部の間にトラス形状の凸部が形成され、
前記凸部の突出高さは、前記膨出部の突出高さよりも低いことを特徴とする
請求項1又は2に記載の壁下地用面材。 - 矩形状に形成された壁下地用面材であって、
前記壁下地用面材の対向する一対の端部に少なくとも設けられる補強材と、
前記壁下地用面材の少なくとも片面において前記補強材が外方に突出するように前記補強材間に設けられる断熱材と、
前記補強材及び前記断熱材に沿うように密着させて前記壁下地用面材の両面に設けられる金属板と
を備えていることを特徴とする
壁下地用面材。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の壁下地用面材が第1固定具により柱に固定され、
外壁材が第2固定具により前記壁下地用面材に固定されて形成されていることを特徴とする
壁構造。
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CN106703255A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-05-24 | 南宁学院 | 一种组合钢砖及其施工方法 |
CN106760047A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-05-31 | 南宁学院 | 一种钢砖及其施工方法 |
JP2018123535A (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 株式会社富士昭技研 | 建築用パネル |
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- 2014-01-31 JP JP2014016791A patent/JP2015143426A/ja active Pending
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