JP2018003298A - 建物の断熱構造、その建物の施工方法 - Google Patents

建物の断熱構造、その建物の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】断熱性能を改善できる建物の断熱構造を提供する。【解決手段】建物の断熱構造において、内張断熱材12は、建物102の骨組体20の屋内側に固定される。内張断熱材12は、天井材40と突き合わされ、当該天井材40に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるように配置される。内張断熱材12は、天井材40より上の位置で骨組体20に固定される。内張断熱材12と骨組体20の突き合わせ箇所にシール材18が介装される。内張断熱材12の端面にはシール材18が付される。【選択図】図1

Description

本発明は、建物の断熱構造及びその建物の施工方法に関する。
従来、既存建物の断熱改修方法として、既存の内壁と断熱材を撤去し、新しい断熱材に取り換える方法が知られている。例えば特許文献1には、方形状の内装下地材と、内装下地材に積層された断熱材とを備える断熱パネルが記載されている。
特開2013−234558号公報
まず、発明者は建物の外壁構造について検討し、以下のような知見を得た。建物を新築する際、防災上の要請から敷地境界から外壁までの距離を一定以上にすることが求められている。このため、敷地が狭い場合に、建物の外壁の屋外側に比較的厚い外張断熱材を設置する場合に、壁芯位置が室内に移動して室内空間が狭くなることが考えられる。室内空間が狭くなると、居住者に圧迫感を与えるおそれがある。このことから、発明者は建物の外壁構造には室内空間を確保する観点で改善する余地があることを認識した。
また、発明者は建物の断熱構造について検討し、以下のような知見を得た。天井材で仕切られた天井下の室内空間と天井上の天井裏空間のうち、天井裏空間の断熱については、従来十分には検討されていなかった。しかし、室内空間の空気は暖められて上昇し、天井材を介して天井裏空間の空気に放熱し、天井裏空間の空気は天井裏空間を屋外と仕切る外壁を介して屋外に放熱する。つまり、室内空間から天井材および外壁を介して屋外に熱漏れする割合は無視できないレベルにあり、このことが建物の断熱性能を低下させる要因となっている。このことから、発明者は建物の断熱構造には天井裏空間を介する熱漏れを減らす観点で改善する余地があることを認識した。
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、断熱性能を改善できる建物の断熱構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の建物の断熱構造は、建物の骨組体の屋内側に固定される内張断熱材を備える。内張断熱材は、天井材と突き合わされ、当該天井材に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるように配置される。
この態様によると、内張断熱材が、天井材に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるから、内張断熱材を天井下空間と天井上空間とに連続して設けることができる。
本発明の別の態様は、方法である。この方法は、建物の骨組体の屋内側に固定される内張断熱材を備える建物の施工方法であって、骨組体に内張断熱材を固定する固定工程と、骨組体に固定された内張断熱材の上下範囲の途中に、天井材を突き合わせて固定する工程と、を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、断熱性能を改善できる建物の断熱構造を提供することができる。
実施の形態の断熱構造が用いられる建物の外壁部を示す側断面図である。 図1の外壁部の一部を拡大して示す拡大断面図である。 実施の形態の内張断熱材に介装されたシール材の周辺を示す斜視図である。 実施の形態の内張断熱材の端面に付されたシール材の周辺を示す斜視図である。 実施の形態の内張断熱材と別の内張断熱材の連結構造を示す断面図である。 図1の建物の外壁部に設けられたボックス材の周辺を示す断面図である。 図1の建物の入隅部の周辺を水平面に沿って切断した断面図である。 第1変形例の断熱構造が用いられる建物の外壁部を示す側断面図である。 図1の建物の施工方法を説明するフローチャートである。
(実施形態)
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態、変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は、実施の形態の断熱構造10が用いられる建物102の外壁部100を示す側断面図である。図2は外壁部100の一部を拡大して示す拡大断面図である。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。方向Xは水平な左右方向に対応し、方向Yは水平な前後方向に対応し、方向Zは鉛直な上下方向に対応する。方向Yおよび方向Zはそれぞれ方向Xに直交する。方向Xは左方向あるいは右方向と、方向Yは前方向あるいは後方向と、方向Zは上方向あるいは下方向と表記することがある。外壁部100を屋外68から視て向かって右側を右と、左側を左という。
建物102の断熱構造10は、骨組体20と、内張断熱材12と、天井材40と、壁内断熱材57と、天井裏断熱材56と、屋根支持材46と、を主に含む。骨組体20と、内張断熱材12と、壁内断熱材57と、は外壁部100を構成する。外壁部100の屋外68側には、例えばサイディングボード、モルタル、塗壁、タイル、ALC(autoclaved lightweight aerated concrete)などの外装材(不図示)が設けられてもよい。
建物102の屋内側の空間は、主に外壁部100と、階下の床材50と、階下の天井材40と、階上の床材50と、階上の天井材40と、屋根材(不図示)と、その他の壁部などによって仕切られる。建物102の屋内側の空間は、下から順に階下の室内空間60、天井裏空間64、階上の室内空間60および屋根裏空間66に区画される。階下の室内空間60は階下の床材50と階下の天井材40の間の空間である。天井裏空間64は階下の天井材40と階上の床材50の間の空間である。階上の室内空間60は階上の床材50と階上の天井材40の間の空間である。屋根裏空間66は階上の天井材40と屋根材の間の空間である。
(骨組体)
骨組体20は、縦に延びる柱材や縦胴縁などの垂直材(不図示)に、横に延びる胴差、横胴縁、軒桁などの横架材24が結合されて形成される。骨組体20は、例えば軸組工法や枠組壁工法による骨組体であってもよい。実施の形態では、軸組工法による骨組体を採用している。
(内張断熱材)
内張断熱材12は骨組体20の屋内67側に固定される板状の材である。実施の形態では、内張断熱材12は、石膏ボードなどの仕上げ材12bとクラフト紙などのライナー材(不図示)の間に発泡樹脂層12cが一体に積層されたパネル状の材である。仕上げ材12bと内張断熱材12とが一体にされた材を用いることで、施工現場での加工や組立の手間を減らし生産性を改善することができる。発泡樹脂層12cは例えば硬質発泡ウレタン樹脂から形成される。内張断熱材12は、予め定められた横寸法(例えば900mm)と縦寸法(例えば2400mm)の矩形状のパネルとして施工現場に供給してもよい。施工現場にて必要な大きさに切断して使用することができる。
内張断熱材12の室内空間60に面する箇所にはクロス74などの表面材が貼付けられる。内張断熱材12は骨組体20に例えばビスなどの固定具32sによって固定される。固定具32sは、内張断熱材12を横架材24に固定する箇所では、予め定められた間隔(例えば150mm)ごとに横方向に並べられて配置される。固定具32sは、内張断熱材12を骨組体20の垂直材に固定する箇所では、予め定められた間隔(例えば150mm)ごとに上下方向に並べられて配置される。固定具32sは、屋内67側から内張断熱材12を貫通して骨組体20に達するようにねじ込まれる。
(屋根支持材)
屋根支持材46は、棟木(不図示)から軒桁(不図示)に架け渡される垂木を主に含む。一例として、屋根支持材46の上に野地板(不図示)が貼られ、その野地板の上にルーフィング(不図示)が敷かれ、その上に通気層を介してさらに屋根材(不図示)が載置される。
(壁内断熱材)
壁内断熱材57は骨組体20の外装材と内張断熱材12の間の空間に設けられる断熱体である。壁内断熱材57は、グラスウールや発泡樹脂からなる断熱材を骨組体20の隙間に充填して形成されてもよい。実施の形態では、壁内断熱材57は、構造用パネル57cに発泡樹脂層57bが積層された断熱パネルを採用している。この発泡樹脂層57bは、例えば硬質発泡ポリウレタンから形成されてもよい。この構造用パネル57cには、例えばOSB(Oriented Strand Board)合板と呼ばれる配向性ストランドボードを用いてもよい。構造用パネル57cは、発泡樹脂層57bの屋外68側に固定される板状の材である。構造用パネル57cは屋根支持材46の直下から下方向に延在する。構造用パネル57cは、階下の床材50を越えて下向きに延在し、例えば土台37の一部を覆うように設けられる。構造用パネル57cは骨組体20に接着、ビスなどの固定具またはこれらを併用した手段によって固定される。
(天井裏断熱材)
天井裏断熱材56は、例えば階上の天井材40と屋根支持材46の間に布設される断熱体である。天井裏断熱材56は、例えば発泡樹脂から形成される板状の材であってもよい。実施の形態では、天井裏断熱材56は硬質発泡ポリウレタン樹脂から形成される板状の断熱体である。天井裏断熱材56は、その側端面56bが外壁部100の骨組体20の横架材24である軒桁に突き当たるように配置される。天井裏断熱材56の側端面56bには外向きに突き出た突出部56cが設けられる。突出部56cは横架材24と屋根支持材46の間の隙間に進入している。このように構成することで、横架材24と屋根支持材46の間の隙間からの熱漏れを抑制することができる。
(床材)
階下の床材50は、基礎38上の土台37の上側に設けられる板状の材である。この床材50は、土台37の他、大引き(不図示)や根太(不図示)などに固定される。この床材50には、内張断熱材12の下端面が当接している。階上の床材50は、梁(不図示)に架け渡された根太などに固定される板状の材である。床材50は、一層の板材のみで構成されてもよく、下地材に化粧材を張り合わせたものでもよい。床材50には、必要に応じてカーペットなどの敷物が敷かれてもよい。
(天井材)
階下および階上の天井材40は、壁面に固定される野縁43に固定される板状の材である。野縁43は横長の角柱状の材で例えば矩形状の断面を有する。野縁43は、例えばビスなどである固定具42bによって内張断熱材12を貫通して骨組体20に固定される。
天井裏空間64の断熱が十分でない場合、階下の室内空間60の空気の熱は、階下の天井材40を介して天井裏空間64に逃げる。さらには天井裏空間64の空気の熱は外壁部100を介して屋外に逃げる。このことは階下の室内空間60の断熱性能を低下させる要因となっている。また、屋根裏空間66の断熱が十分でない場合、同様に階上の天井材40および外壁部100を介して階上の室内空間60の空気の熱が逃げ、その断熱性能を低下させる要因となっている。そこで、実施の形態の断熱構造10では、図1に示すように、内張断熱材12は、天井材40と突き合わされ、当該天井材40に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるように配置される。上向きに延びない構成と比べて、天井裏空間64や屋根裏空間66の外壁部の少なくとも一部を内張断熱材12によって覆うことができる。天井裏空間64や屋根裏空間66からの熱漏れを減らすことで、室内空間60の断熱性能を改善することができる。図1に示す例では、内張断熱材12は骨組体20の横架材24である胴差または軒桁の屋内67側の少なくとも一部を覆うように設けられている。
内張断熱材12の天井材40より上の部分を骨組体20に固定しない構成では、内張断熱材12が骨組体20から浮いて、その隙間から熱が逃げる懸念がある。このため、内張断熱材12の上側の延伸長が制限されることがある。そこで、実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12は、天井材40より下の位置で骨組体20に固定される部分12kと、天井材40より上の位置で骨組体20に固定される部分12jと、を含む。天井材40より上の部分が骨組体20に固定されるから、内張断熱材12の浮きを減らして内張断熱材12の上側の延伸長を長くすることができる。例えば、図2に示すように、階下に設けられる内張断熱材12は、その上端が階上の床材50に当接するように配置されてもよい。
外壁部100の屋内67側に内張断熱材12を設けることで、室内空間60と外壁部100の骨組体20の隙間空間20sとの温度差が大きくなることがある。暖かく湿気を含んだ室内空気が隙間空間20sに漏れると、そこで冷され結露を生じることがある。結露によって隙間空間20sに水分が溜まると、カビや腐朽菌が発生する要因となりうる。そこで、実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12の骨組体20との突き合わせ箇所にシール材18が介装される。内張断熱材12と骨組体20の突き合せ箇所の隙間がシール材18によって埋められるからその隙間が小さくなり、シール材を用いない場合に比べて、室内空気の隙間空間20sへの漏出を抑制することができる。
図3は、内張断熱材12に介装されたシール材18の周辺を示す斜視図である。内張断熱材12の周辺部には液状またはゲル状のシール材18が塗布される。シール材18として変性シリコン系のシール剤を使用してもよい。シール材18が塗布された内張断熱材12は骨組体20(図2も参照)に押付けられる。このことによって液状またはゲル状のシール材18は内張断熱材12と骨組体20の間の隙間に浸透し、一層シール性が向上する。骨組体20に押付けられた状態の内張断熱材12は屋内67側からビスである固定具32sが締め込まれる(図2も参照)。固定具32sは内張断熱材12を突き抜けて骨組体20に締め込まれる。この結果、内張断熱材12は骨組体20に固定される。
例えば内張断熱材12の下側の端面12eと床材50の突き合わせ箇所の隙間から室内空気が隙間空間20sに漏れることがある。この漏れた空気は隙間空間20sで結露してカビや腐食の発生原因となりうる(図1も参照)。そこで、実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12の端面12eにはシール材18が付される。内張断熱材12の端面12eと床材50の突き合せ箇所の隙間がシール材18によって埋められるから、シール材を用いない場合と比べて、その隙間を小さくすることができる。図4は、内張断熱材12の下側の端面12eに付されたシール材18の周辺を示す斜視図である。内張断熱材12の端面12eには液状またはゲル状のシール材18が塗布される。シール材18が塗布された内張断熱材12の端面12eは床材50に突き合わされる(図1も参照)。
なお、このような問題は、下側の端面12eに限られず、内張断熱材12の上側の端面や横側の端面についても生じうる。必要に応じて、内張断熱材12の上側の端面ないし横側の端面にもシール材18が付されてもよい。
内張断熱材12と天井裏断熱材56との間に大きな隙間があると、その部分で熱漏れが増えて建物の断熱性が低下するおそれがある。そこで、実施の形態の断熱構造10では、図1に示すように、内張断熱材12は天井裏断熱材56に突き合わせられる。特に、内張断熱材12は、その上側の端面12fが天井裏断熱材56に当接するように位置決めされた状態で骨組体20に固定される。内張断熱材12が天井裏断熱材56と連続して室内を覆うことができるから、これらが突き合わせられない構成と比べて、内張断熱材12と天井裏断熱材56の間の隙間を小さくすることができる。内張断熱材12と天井裏断熱材56の間にシール材または一液性のウレタンフォームが介装されてもよい。
(連結構造)
次に、内張断熱材の連結構造について説明する。内張断熱材は連続して配置される複数の内張断熱材を含むことがある。図5は、内張断熱材12と別の内張断熱材14の連結構造を示す断面図である。2枚の内張断熱材を繋ぐ場合に、例えば地震を受けた場合など、建物に撓み応力が入力されると、連続する2枚の内張断熱材の互いに突き合わされる端辺部がずれて段差を生じることがある。この段差はその接続部に隙間を生じさせ、この隙間が大きいと、隙間空間20sへの室内空気の漏れ出しの原因となりうる。また、このような段差は、内張断熱材12に貼られるクロス74にひび割れを生じさせる原因となりうる。クロス74のひび割れは居住者に違和感を与えるおそれがある。そこで、実施の形態の断熱構造10では、この段差を生じ難くするための構成を備える。図5に示すように、内張断熱材12に連続して別の内張断熱材14が設けられる場合に、内張断熱材12の下端辺部12pと内張断熱材14の上端辺部14pとの互いに突き合わされた端辺部は添え板28を介して連結される。添え板を用いない構成と比べて、内張断熱材12と内張断熱材14の連結部の段差の発生を抑えることができる。なお、添え板28は骨組体20とは別に設けられる。
添え板28の厚みは内張断熱材12と壁内断熱材57の間の隙間(例えば5mm)以下であってもよい。添え板28としては、例えば厚みが4mmの木質系の矩形状の板材(例えば合板)を用いることができる。添え板28は、内張断熱材12の下端辺部12pおよび内張断熱材14の上端辺部14pの屋内67と反対側に配置される。内張断熱材12の下端辺部12pおよび内張断熱材14の上端辺部14pそれぞれの屋内67側から、ビスである固定具28sが添え板28までねじ込まれる。内張断熱材12と内張断熱材14の間にはシール材が介装されてもよい。内張断熱材12および内張断熱材14と添え板28の間にはシール材が介装されてもよい。これらのシール材はシール材18と同様であってもよい。
このような連結構造の施工方法の一例を説明する。まず、添え板28を壁内断熱材57に粘着テープなどを用いて仮固定する。次にこの仮固定された添え板28の屋内67側に内張断熱材12および内張断熱材14を被せる。被せたこれらの内張断熱材の位置決めをする。位置決めした状態で、固定具28sを内張断熱材12および内張断熱材14の屋内67側から添え板28までねじ込む。固定具28sがねじ込まれた内張断熱材12と内張断熱材14の屋内67側にクロス74を貼り付ける。
上述した連結構造の課題は、上下方向の連結構造に限られず、複数の内張断熱材12が左右に連続する場合にも生じうる。この場合に、左右に連続する内張断熱材12の互いに突き合わされる端辺部は骨組体20とは別に設けられた添え板を介して連結されてもよい。
(スイッチなどの取付部)
次に、外壁部に設けられるコンセントやスイッチなどの取付部について説明する。図6は、外壁部100に設けられたボックス材78の周辺を示す断面図である。外壁部100にコンセントやスイッチを取り付けるために、内張断熱材12にその取付け孔12hが設けられる。取付け孔12hを設けることで、室内空間60の気密性が下がり、この箇所での熱漏れが増えることがある。また、スイッチなどの取付部の周辺に室内空気が流れ込むことで結露を生じる懸念もある。そこで実施の形態では、スイッチなどの取付部は気密性や熱漏れを改善するように構成されている。
スイッチなどの取付部は、ボックス材78と、防湿ボックス77と、コンセントカバー79と、ビス78bと、を主に含む。ボックス材78は、スイッチやコンセントなどの配線材を取付けるための材である。ボックス材78は、例えば1面が開かれた略直方体形状の箱体である。ボックス材78は、例えば樹脂材料や金属材料から形成される。ボックス材78は、スイッチボックスあるいはアウトレットボックスと称されることがある。ボックス材78は、図6に示すよう、壁内断熱材57に設けられた凹部57dに収容される。
防湿ボックス77は、図6に示すよう、ボックス材78の内側に設けられる箱体である。防湿ボックス77は、例えば樹脂材料から形成され、良好な防湿性や気密性を備える。防湿ボックス77は、内張断熱材12に形成された取付け孔12hに収められ、奥側がボックス材78に収容される。コンセントカバー79は、例えば樹脂材料から形成される。防湿ボックス77の屋内67側には、内張断熱材12の表面に沿って周囲に拡がる鍔部77bが設けられる。鍔部77bはコンセントカバー79と内張断熱材12の間の隙間に介在して、この隙間の気密性を改善する。防湿ボックスはボックス材を包むように設けられてもよい。ボックス材78が壁内断熱材57の凹部57dに収容され、壁内断熱材57がボックス材78の温度低下を緩和し、結露を抑制することができる。
(入隅部)
入隅部の断熱構造について説明する。図7は、建物102の入隅部76の周辺を水平面に沿って切断した断面図である。入隅部76は屋内67側に突き出た壁の角部である。入隅部76は直交する二つの内張断熱材12、15が連設されることによって形成される。これらの内張断熱材12、15は骨組体20に固定される。例えば、内張断熱材12、15の屋内67側から骨組体20に向かってビスである固定具32sが締め込まれる。内張断熱材12の側端面12mは内張断熱材15の端部15nに被われる。内張断熱材12、15の屋内67側には入隅部76を含めてクロス74が貼付けられる。骨組体20と壁内断熱材57の間の隙間を小さくするために、その隙間には入隅調整材81が介在する。
地震等により建物102に撓み応力が入力されると、内張断熱材12と内張断熱材15とがずれて側端面12mと端部15nの間に段差を生じることがある。この段差に起因して入隅部76に貼られたクロス74にひび割れを生じる懸念がある。クロス74のひび割れは居住者に違和感を与えるおそれがある。また、ひび割れ箇所にて気密低下や熱漏れ増加の懸念がある。そこで、実施の形態では、入隅部76にこの段差を改善するための構成を備える。具体的には、内張断熱材12と内張断熱材15の境界部である側端面12mと端部15nの突当て箇所を覆うようにカバー材75が設けられる。カバー材75は少なくとも内張断熱材12の側端面12mを隠すように貼付けられる。カバー材75はクロス74の下地側に設けられる。カバー材75は内張断熱材12と内張断熱材15の境界部に沿って上下方向に延在する。カバー材75はコーナーテープであってもよい。
図7に示すように、カバー材75は略L字形状の断面を有する。カバー材75は、例えば中間に切れ目が形成された平板状の部材として供給され、施工時にL字形状に折って施工するようにしてもよい。カバー材75は、例えば樹脂材料から成型工程によって形成される。カバー材75は内張断熱材12と内張断熱材15の合せ目を覆うように位置決めされ、例えば両面テープや接着剤によって固定される。カバー材75はビスなどの固定具によって内張断熱材12と内張断熱材15に固定されてもよい。このように構成することで、カバー材75を用いない構成と比べて、内張断熱材12と内張断熱材14の合せ目の段差を抑え、この段差に起因するクロス74のひび割れを改善することができる。
次に、以上のように構成された建物102の断熱構造10の作用、効果を説明する。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12は、天井材40と突き合わされ、当該天井材40に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるように配置される。この構成によれば、内張断熱材12が天井材40より上向きに延びることで、天井裏空間64や屋根裏空間66の外壁部の少なくとも一部を覆うことができる。このため、天井裏空間64や屋根裏空間66からの熱漏れを抑制して建物の断熱性能を改善することができる。特に、建物102の新築時において、骨組体20の胴差や軒桁など熱橋部となる木質系の箇所を覆うように外壁部100の殆どの面に内張断熱材12を貼付けることで、建物102の断熱性能を高めることができる。また、内張断熱材12を胴差や軒桁など熱橋部となる木製の骨組体を覆うように広く貼付けることで、建物102の断熱性能を高めることができる。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12は、天井材40より上の位置で骨組体20に固定される。この構成によれば、内張断熱材12の天井材40より上の部分を骨組体20に固定するから、内張断熱材12を一層長く上向に延伸することが可能になる。天井裏空間64や屋根裏空間66の外壁部を覆い得る範囲が拡大し、その部分での熱漏れを一層抑制することができる。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12と骨組体20の突き合わせ箇所にシール材18が介装される。この構成によれば、隙間空間20sへの室内空気の流入を減らして、結露に起因するカビや腐朽菌の発生を抑えることができる。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12の端面12eにシール材18が付される。この構成によれば、端面12eと床材50の突き合せ箇所での隙間空間20sへの室内空気の流入を抑制することで、カビや腐食の発生を減らすことができる。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材12は天井裏断熱材56に突き合わされる。この構成によれば、内張断熱材12と天井裏断熱材56との間の空気の流通を抑制することで建物の断熱性能を改善することができる。
実施の形態の断熱構造10では、内張断熱材は連続して配置される複数の内張断熱材12、14を含み、複数の内張断熱材12、14が互いに突き合わされる端辺部は添え板28を介して連結される。この構成によれば、応力を受けた場合に、添え板28によって内張断熱材12、14の移動が制限されるから、ずれや段差を抑えて隙間やクロス74のひび割れを生じ難くすることができる。また、添え板28が内張断熱材12と壁内断熱材57の間の隙間に介在することで、この隙間への室内空気の漏出を抑えることができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
(第1変形例)
実施の形態では、内張断熱材12が天井裏断熱材56に突き合わせられる例について説明したがこれに限られない。例えば、内張断熱材12は屋根断熱材に突き合わせられてもよい。図8は第1変形例の断熱構造110が用いられる建物202の外壁部200を示す側断面図である。断熱構造110は断熱構造10に対して内張断熱材12が屋根断熱材48に突き合わせられる点で相違し、他の構成は同様である。したがって、重複する説明を省き相違点について説明する。なお、図8では階上の天井材40を備えない例を示しているが、断熱構造110は断熱構造10と同様に階上の天井材40を備えてもよい。
屋根断熱材48は、屋根材を支持する屋根支持材と断熱材の両方の機能を備える。屋根断熱材48は、例えば断熱体を芯材48cとしてその両面に合板48dが積層される積層構造が用いられる。合板48dは、例えばOSB(Oriented Strand Board)合板であってもよい。屋根断熱材48は、例えば木材で組んだ枠の両面に合板48dが貼られ、この合板48dの間に断熱材料としてウレタン樹脂が充填される。屋根断熱材48の上にアスファルトルーフィング(不図示)を貼って、その上に通気層(不図示)を挟んで屋根材(不図示)を載せるようにしてもよい。
内張断熱材12の上端部には屋内67から屋外68に行くにしたがって下がる傾斜面12gが形成される。傾斜面12gは屋根断熱材48の傾斜に沿うように形成されてもよい。内張断熱材12の傾斜面12gは屋根断熱材48に突き合わされる。この構成によれば、内張断熱材12と屋根断熱材48との間の空気の流通を抑制することで建物の断熱性能を改善することができる。屋根断熱材48は天井裏断熱材56と併用されてもよい。内張断熱材12は、屋根断熱材48に突き合わされる部分と、天井裏断熱材56に突き合わされる部分と、を備えてもよい。内張断熱材12と屋根断熱材48との間にシール材が介装されてもよい。第1変形例の断熱構造110では、実施の形態の断熱構造10と同様の作用効果が得られる。
(その他の変形例)
実施の形態では、シール材18が液状またはゲル状である例について説明したがこれに限られない。例えば、このシール材は、短冊状あるいは帯状に形成されたゴム様材料のシートであってもよく、あるいは液状またはゲル状のシール材にシート状のシール材を併用してもよい。
実施の形態では、内張断熱材12が発泡樹脂層12cに仕上げ材12bが一体に積層されたパネルである例について説明したがこれに限られない。例えば、仕上げ材と発泡樹脂層とが別体の材であって、施工時にこれらを積層して固定してもよい。
実施の形態では、内張断熱材12が、石膏ボードとクラフト紙の間に硬質発泡ウレタン樹脂を挟んで積層したパネル状の材である例について説明したがこれに限られない。例えば、内張断熱材は真空断熱材を含んでもよい。内張断熱材に真空断熱材を積層することで、断熱性を保ちつつ内張断熱材を薄型化することが可能になり、室内空間を広くすることができる。
実施の形態では、固定具28s、32s、42bがビスである例について説明したがこれに限られない。固定具28s、32s、42bは釘やステップルなどその他の種類のファスナーであってもよい。
実施の形態では、軸組工法による骨組体20を採用する例について説明したがこれに限られない。骨組体20は枠組壁工法による骨組体であってもよい。
実施の形態では、内張断熱材12の室内空間60に面する箇所にクロス74が貼付けられる例について説明したがこれに限られない。内張断熱材12の室内空間60に面する箇所は、塗装や、珪藻土による塗り壁などによって仕上げられてもよい。
実施の形態では、天井裏断熱材56が硬質発泡ポリウレタン樹脂から形成される例について説明したがこれに限られない。この断熱材はグラスウール、EPS(ビーズ法ポリスチレン)、XPS(押し出し法ポリスチレン)、ロックウール、吹込み用グラスウールなどから形成されてもよい。
(施工方法)
次に、断熱構造10を備えた建物102の施工方法120について説明する。図9は施工方法120を説明するフローチャートである。この施工方法120は、骨組体20を組み立てる工程132と、骨組体20の隙間に壁内断熱材57を設ける工程134と、外壁部100に外装材を固定する工程136と、骨組体20に内張断熱材12を固定する固定工程122と、天井材40を固定する工程124と、を主に含む。天井材40を固定した後に、クロスの貼り付け、電気器具の取り付けなどをしてもよい。
固定工程122では、建物102の骨組体20の屋内67側に内張断熱材12を固定する。固定工程122は、内張断熱材12にシール材18を付する工程122aと、内張断熱材12を骨組体20にセットして押し付ける工程122bと、内張断熱材12に固定具32sを埋め込む工程122cと、を含む。工程122aでは、図3に示すように、内張断熱材12の周辺部に液状、ゲル状あるいはシート状のシール材18を付する。工程122aでは、内張断熱材12の端面12eにもシール材18を付すようにしてもよい。
工程122bでは、シール材18が付された内張断熱材12を骨組体20に押付ける。シール材18が隙間内に延びるように、この状態で内張断熱材12を予め定められた時間静置する。工程122cでは、骨組体20に押付けられた内張断熱材12に、屋内67側から骨組体20に向かってビスである固定具32sをねじ込む。内張断熱材12は、天井材40が突き合わせされるべき箇所の上側および下側の位置で、固定具32sを骨組体20に向かってねじ込む。
工程124では、骨組体20に固定された内張断熱材12の上下範囲の途中に、天井材40を突き合わせる。工程124では、まず内張断熱材12の途中に、野縁43を突き合わせて、例えばビスなどの固定具を用いて内張断熱材12を貫通して骨組体20に固定する。天井材40は、例えば固定具42bを用いて野縁43に固定する(図2も参照)。
次に、上述した実施の形態の施工方法120の作用、効果を説明する。
実施の形態の施工方法120は、建物102の骨組体20の屋内67側に固定される内張断熱材12を備える建物102の施工方法であって、骨組体20に内張断熱材12を固定する固定工程122と、骨組体20に固定された内張断熱材12の上下範囲の途中に、天井材40を突き合わせて固定する工程と、を含む。この構成によれば、天井材を固定した後に内張断熱材を固定する方法に比べて、容易に内張断熱材12を天井裏空間64や屋根裏空間66の外壁部を覆うことができる。
実施の形態の施工方法120では、固定工程122は、内張断熱材12にシール材18を付することと、当該シール材18が付された内張断熱材12を骨組体20に押付けることと、を含む。この構成によれば、シール材が付された内張断熱材を骨組体に押付けることを含まない施工方法に比べて、シール材18の密着性を改善することができる。
説明に使用した図面では、部材の関係を明瞭にするために一部の部材の断面にハッチングを施しているが、当該ハッチングはこれらの部材の素材や材質を制限するものではない。
10・・断熱構造、 12・・内張断熱材、 18・・シール材、 20・・骨組体、 28s・・固定具、 40・・天井材、 48・・屋根断熱材、 50・・床材、 56・・天井裏断熱材、 57・・壁内断熱材、 60・・室内空間、 64・・天井裏空間、 66・・屋根裏空間、 67・・屋内、 68・・屋外、 100・・外壁部、 102・・建物、 120・・施工方法、 122・・固定工程。

Claims (8)

  1. 建物の骨組体の屋内側に固定される内張断熱材を備え、
    前記内張断熱材は、天井材と突き合わされ、当該天井材に突き合わされる箇所から上向きおよび下向きに延びるように配置されることを特徴とする建物の断熱構造。
  2. 前記内張断熱材は、前記天井材より上の位置で前記骨組体に固定されることを特徴とする請求項1に記載の断熱構造。
  3. 前記内張断熱材と前記骨組体の突き合わせ箇所にシール材が介装されることを特徴とする請求項1または2に記載の断熱構造。
  4. 前記内張断熱材の端面にはシール材が付されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の断熱構造。
  5. 前記内張断熱材は天井裏断熱材または屋根断熱材に突き合わされることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の断熱構造。
  6. 前記内張断熱材は連続して配置される複数の内張断熱材を含み、
    前記複数の内張断熱材が互いに突き合わされる端辺部は添え板を介して連結されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の断熱構造。
  7. 建物の骨組体の屋内側に固定される内張断熱材を備える建物の施工方法であって、
    前記骨組体に前記内張断熱材を固定する固定工程と、
    前記骨組体に固定された前記内張断熱材の上下範囲の途中に、天井材を突き合わせて固定する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  8. 前記固定工程は、
    前記内張断熱材にシール材を付することと、
    当該シール材が付された前記内張断熱材を前記骨組体に押付けることと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
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