JPH069209Y2 - 面材押圧構造 - Google Patents

面材押圧構造

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JPH069209Y2
JPH069209Y2 JP7043488U JP7043488U JPH069209Y2 JP H069209 Y2 JPH069209 Y2 JP H069209Y2 JP 7043488 U JP7043488 U JP 7043488U JP 7043488 U JP7043488 U JP 7043488U JP H069209 Y2 JPH069209 Y2 JP H069209Y2
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JP
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face material
face
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fitted
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JP7043488U
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寛 竹森
康博 鈴木
敏彦 山口
彰 荒木
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三晃金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、面材の取付が簡易且つ迅速に施工でき、外観
の勝れた採光部付き壁部を構成することができる面材押
圧構造に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
従来より住宅,工場,体育館等の構造物の採光部及び壁
部において種々の施工構造が存在している。そして、そ
の採光部では、採光部の箇所に取り付けているが、その
施工に際しては、ボルト・ナット或はビス等の固着具が
使用されている。
このため採光板が大きな面積を有するものとなると、採
光板を固定する枠材も長尺となり、よって使用するボル
ト・ナット或はビス等の固着具も多数必要であり、これ
等固着具を一本一本締め付けていたのでは、施工時間が
多くなり、ひいては施工効率が低下するものである。こ
のことは、壁部の施工においても同様であって、パネル
材等を構造物の壁部施工箇所に固定するにも、多くのボ
ルト・ナット或はビス等の固着具を必要とし、大きな構
造物であれば、施工時間は一層多くなるものであり効率
的な施工が可能な面材取付構造が望まれている。
〔課題を解決するための手段〕 そこで考案者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を
重ねた結果、その考案を、頂面部の外端且つ下面側に被
嵌合部を形成した水切材を構造材に固着し、採光板,壁
材等の面材の上端を頂面部の下方に配置し、嵌合部付き
表面板と嵌合部付き押え面とを弾性を有して支持片にて
連結した面材押え具の両嵌合部を前記頂面部の被嵌合部
に嵌合し、押え面にて面材の上端を固定した面材押圧構
造としたことにより、面材の取付が簡易且つ迅速に施工
でき、外観の勝れた採光部付き壁部を構成することがで
き、前記課題を解決したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第12図に基づいて
説明する。
1は胴縁等の構造材である。2は面材であって、具体的
には透明状のガラス、合成樹脂等の採光板2aであった
り、或は、壁部を構成する壁材2bである。その壁材2
bはさらに金属製の建築板であったり、或はALC板等
のパネル材等が使用されている。
Aは水切材であって、頂面部3の外端且つ下面側に被嵌
合部4,4が形成されている。具体的には、その被嵌合
部4,4は、頂面部3の幅方向に適宜の間隔をおいて、
垂下片4a,4aが形成され、該垂下片4a,4aの下
端より互いに対向するように、嵌合突片4b,4bが形
成されている。その被嵌合部4,4には、後述する面材
押え具Bの嵌合部10,10が嵌合される構成となって
いる。
その水切材Aは、基本的には上記の構成となっており、
使用する箇所により、種々の実施例が存在する。
具体的には、第2図上側位置、第3図に示すように、そ
の頂面部3は傾斜状に形成され、その傾斜状の幅方向の
下端且つ下面側に被嵌合部4,4が形成され、頂面部3
の上端に垂直状部5が形成されている。さらに該垂直状
部5の上端には水切部6が形成されている。該水切部6
の垂直状部5に壁材2bを固着したときに、その垂直状
部5の上方に空隙箇所を形成し、その垂直状部5と壁材
2bとの間に生じる雨水の毛管現象を遮断するようにな
っている。
その垂直状部5の中間位置の外方(頂面部3とは反対
側)には、略水平状の取付突片5aが形成されている。
該取付突片5aは、胴縁等の構造材1に水切材Aを固着
するときに使用されるものであって、その取付突片5a
が構造材1に載置され、ビス,ボルト・ナットにて固着
される。また、その垂直状部5の下端位置より内方(頂
面部3と同一側)向きで、且つ頂面部3の高さより僅か
に高くなって略水平状の支持突片5bが形成されてい
る。該支持突片5bは、壁材2bの下端が載置される。
また、頂面部3の上面側の略中間に、その支持突片5b
の高さよりも高い立上り片3aが形成され、該立上り片
3aの下側に貫孔3a,3a,…が適宜の間隔をお
いて多数穿設されている。また、頂面部3の下面側では
略中間により仕切片3bが形成されている。その垂直状
部5の下側には、後述する竪枠本体13aを取り付ける
垂下状部7が設けられている。
また、別の実施例の水切材Aでは、第2図下側に示すよ
うに、頂面部3の上面側にガスケット受部として立上り
片3cが形成され、前記採光板2aの下端がガスケット
8を介して固着されるものである。第2図下側位置の水
切材Aには、第3図に示す水切材Aのような、垂下状部
7,仕切片3bは存在しないが、垂直状部5の下端より
外方に取付突片5cが設けられ、さらには、ガスケット
受部として立上り片3cと垂直状部5との隅角箇所に段
部3dが形成されている。
その水切材Aを構成する頂面部3,被嵌合部4,垂直状
部5等は、それぞれアルミニウム製で引抜き加工にて一
体成形されている。しかるに、金属板を折曲加工して形
成することもある。この場合には、屈曲箇所に折り返し
部が多数箇所に形成されることが多い。
面材押え具Bは、押え面9の上方に嵌合部10が形成さ
れたものである。このような面材押え具の実施例は種々
存在し、その第1実施例としては、押え面9と略平行と
なるように適宜の間隔をおいて表面板11が支持片12
を介して形成されている。その支持片12は、押え面9
及び表面板11の上方箇所に形成されていたり、或は下
部箇所に形成されている。さらに上部及び下箇所に形成
されることもある。そして、押え面9及び表面板11の
上方には嵌合部10,10が形成される。該嵌合部10
は、前記水切材Aの被嵌合部4に嵌合可能であって、小
立上り片10a,10aの上端より外方に嵌合突片10
b,10bが形成されている。小立上り片10a,10
aは弾性を有しており、復元性が良好となっている。
図中13は竪枠部であって、上下方向に隣接する水切材
A,A間に直交するように配置され、横方向に隣接する
採光板2aの面材2,2の縦方向の支持を行うものであ
る。具体的には、竪枠本体13aと竪枠キャップ13b
とからなり、まず竪枠本体13aの下端が上下方向に隣
接する下部の水切材Aの上面に載置され、竪枠本体13
aの上端が上部の水切材Aに固着される。次に隣接する
面材2,2の対向する箇所が竪枠本体13aと同位置と
なるようにして、ガスケット8を介して、竪枠キャップ
13bが竪枠本体13aに固着される構成となってい
る。14は面戸材で、壁材なる面材2の凹凸面に接合
し、且つ外面が平坦状の合成樹脂製をなしている。実際
には、その面戸材14の平坦状面に面材押え具Bが当接
される。
〔考案の効果〕
本考案においては、頂面部3の外端且つ下面側に被嵌合
部4,4を形成した水切材Aを構造材1に固着し、採光
板,壁材等の面材2の上端を頂面部3の下方に配置し、
嵌合部10付き表面板11と嵌合部10付き押え面9と
を弾性を有して支持片12にて連結した面材押え具Bの
両嵌合部10,10を前記頂面部3の被嵌合部4,4に
嵌合し、押え面9にて面材2の上端を固定した面材押圧
構造としたことにより、まず第1に簡易且つ迅速に面材
2を建築構造物に取り付けることができるし、第2に面
材2の取付後において外観を整然としたものにできる等
の効果を奏する。
これらの効果を詳述すると、水切材Aの頂面部3の外端
且つ下面側に被嵌合部4,4を形成してあり、また、面
材押え具Bには、嵌合部10付き表面板11と嵌合部1
0付き押え面9とを弾性を有して支持片12にて連結さ
れており、水切材Aに面材押え具Bを取り付けるときに
は、その被嵌合部4に嵌合させる動作のみにて完了し、
ボルト・ナット或はビス等の固着具を一切使用せずにで
きる。従って、その面材2の取付は極めて簡単にするこ
とができる。即ち、面材2の上端の固定は、略瞬間にで
きる効果がある。このことは従来の面材2を枠材等にボ
ルト・ナット或はビス等の固着具を使用して構造物の施
工を行ったときのように、多数の固着具を一本,一本取
り付ける構造の施工においては、格段と施工時間を短く
できるし、施工効率を大きく向上させ得る。特に、面材
押え具Bの一方の嵌合部10を係止しておき、面材2側
の他方の嵌合部10を、第6図,第7図において反時計
方向に回転させることで極めて容易に嵌合できる。
また、本考案においては、水切材Aに面材押え具Bを固
着するのに、被嵌合部4,4に嵌合部10,10を弾性
を有した両表面板11,押え面9の先端側の開閉力にて
嵌合するものであり、ボルト・ナット或はビス等の固着
具を使用しないので、面材2を建築構造物に取り付けた
ときに、その面材2の周辺にはボルト・ナット,ビス等
の突起物が存在せず、極めて整然としたものにでき、取
付後の外観を勝れたものにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであって、その第1図
は本考案を使用した構造物の壁部正面図、第2図は第1
図の縦断側面図、第3図は本考案の要部斜視図、第4
図,第5図は開口部に採光窓を取付途中の状態図、第6
図,第7図は本考案の施工状態を示す断面図、第8図は
上部側の水切材の斜視図、第9図は下部側の水切材の斜
視図、第10図は嵌合状態を示す要部断面図、第11図
は面材押え具の斜視図、第12図は採光板を取り付けた
状態の断面図である。 1……構造材、2……面材、 3……頂面部、4……被嵌合部、 9……押え面、10……嵌合部、 11……表面板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂面部の外端且つ下面側に被嵌合部を形成
    した水切材を構造材に固着し、採光板,壁材等の面材の
    上端を頂面部の下方に配置し、嵌合部付き表面板と嵌合
    部付き押え面とを弾性を有して支持片にて連結した面材
    押え具の両嵌合部を前記頂面部の被嵌合部に嵌合し、押
    え面にて面材の上端を固定したことを特徴とした面材押
    圧構造。
JP7043488U 1988-05-30 1988-05-30 面材押圧構造 Expired - Lifetime JPH069209Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01173237U JPH01173237U (ja) 1989-12-08
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