JPH0629336Y2 - 内側壁の高さ調整支持スタンド - Google Patents

内側壁の高さ調整支持スタンド

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JPH0629336Y2
JPH0629336Y2 JP15123988U JP15123988U JPH0629336Y2 JP H0629336 Y2 JPH0629336 Y2 JP H0629336Y2 JP 15123988 U JP15123988 U JP 15123988U JP 15123988 U JP15123988 U JP 15123988U JP H0629336 Y2 JPH0629336 Y2 JP H0629336Y2
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nut
support
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support stand
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功雄 石崎
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三洋工業株株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は建物の内側壁を施工する際に用いる高さ調整支
持スタンドに関する。
〔従来の技術〕
体育館や柔道場、剣道場などの室内競技場やビル、集合
住宅などの建物の内側壁を施工する場合、内装壁材の表
面が均一な平滑面となるよう、最近では高さ調整用の支
持スタンドを用いて施工する場合が多くなってきた。
従来、この種の支持スタンドとしては、例えば、第3図
に示すようなものが知られている(実公昭60−357
79号公報参照)。これはコンクリート壁1に立設固定
されるベース部2と、このベース部2に高さ調整可能に
設けられた支持体3とで構成されるもので、ベース部2
はベースプレート4と支持ボルト5からなり、また支持
体3は支持ボルト5に螺合するナット6と、このナット
6にスペーサ7を介して固定される円板状の補助部材8
と、ナット6に回転自在に支持されている小板9とから
なる。そして、この小板9はく形状に張り出した係合部
10を両側に有しており、この係合部10にチャンネル
状の板状部材11を弾性的に係合する。また、板状部材
11の高さ調整は補助部材8を回転操作し、ナット6を
回転させても小板9は回転せずにナット6の位置変化に
応じてスライドするだけなので、上述のように板状部材
11を止着した後に調整できることになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述のような従来の高さ調整支持スタン
ドにあっては、小板9に係合部10を設け、これに板状
部材11の両側辺を外側から嵌め込んで係合部10の外
方への弾性作用だけで係合支持するものであったため、
確実な取付性に欠けるといった問題があった他、取付後
に板状部材11に荷重が加わった場合等にも板状部材1
1の両側辺が外側に広がったり、また小板9の係合部1
0が内側にたわむなどして板状部材11の高さ位置が狂
ってしまうといった問題があった。
そこで本考案の技術的課題は、高さ調整を容易に行なえ
るのは勿論のこと、胴縁材を確実に固定でき一度設定し
た高さ位置を長期に亘って保持できるようにした高さ調
整支持スタンドを提供する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記技術的課題を解決するために、内側壁の
基礎壁に立設固定されるベース部と、このベース部の支
持ボルトに高さ調整可能に支持されかつ内側壁の内装壁
材を取付けるための胴縁材を止着する支持体とで構成さ
れる高さ調整支持スタンドにおいて、上記支持体は支持
ボルトに回転可能に螺合するナットと、このナットと一
体的に回転する支持板と、この支持板の上面に載置され
ると共にナットに回転自在に支持された取付金具とで構
成され、かつこの取付金具は断面略ハット形状の胴縁材
の両側端部と係合する係止突辺と該係合時に胴縁材を係
合方向に押圧するフランジを有してなる高さ調整支持ス
タンドを手段としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、胴縁材は取付金具の係止突片とフ
ランジとによって、上下いずれの方向へも動きが拘束さ
れることとなり、確実に固定されることになる。
〔実施例〕
以下添付図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図および第2図は本考案に係る高さ調整支持スタン
ド13の一実施例を示したものであり、体育館やビル等
の基礎壁を構成するコンクリート壁1に立設固定される
ベース部14と、このベース部14に高さ調整可能に支
持された支持体15とで構成される。
そして、ベース部14はコンクリート壁1にアンカープ
ラグ16や接着等によって固定される方形状のベースプ
レート17と、このベースプレート17に立設される支
持ボルト18とで構成される。
また、支持体15は支持ボルト18に螺合する円筒状の
ナット19と、このナット19の下部外周面に膨出部2
0を伴なって形成された係合溝部21に内周縁部が嵌合
固定され、ナット19の回転に伴なって一体的に回転す
る円板状の支持板22と、この支持板22の上面23に
載置され断面略ハット状形状の胴縁材24を固定する取
付金具25とで構成される。
この取付金具25は一枚の矩形状の板材によって成形さ
れ、4つのコーナ部を切り落としたのちに周辺を起こし
て箱形に形成したもので、底面部26の中央にはナット
19に遊嵌される孔部27が開設される。また、胴縁材
24の長手方向に沿う左右の縦壁28には胴縁材24を
係合固定するための係止突片29がそれぞれの縦壁28
に一対ずつ設けられている。この係止突片29は縦壁2
8に設けられた水平状の切り込みの上部を内方に押圧形
成した半楕円形状のもので、切り込み部分が押し出され
て係合下端30を構成する。また、上記縦壁28と直交
する一対の横壁31の上部は上記係止突片29より下方
位置で外向きに折曲されて水平フランジ32を形成して
いる。
一方、本実施例における胴縁材24はその断面形状が略
ハット状に形成されており、両側辺33の下端から外方
に向かって水平方向に伸びる脚部34の先端には、前記
取付金具25の縦壁28の係合下端30と横壁31の水
平フランジ32との間隔寸法lに見合う大きさの上向き
フランジ35が形成されている。
従って、このような構成からなる高さ調整支持スタンド
13では、支持板22がナット19に嵌合固定され、ま
た取付金具25はナット19に遊嵌されると共に、膨出
部20によって上方への抜けが防止されてナット19に
は回転自在に支持されることになるので、支持板22を
高さ位置調整のために回転させた場合には、それに伴な
ってナット19が支持ボルト19上を回転しながら上下
方向に移動し、支持板22を一緒に移動させるが、取付
金具25は上述したようにナット19には回転自在に支
持されているために、これらと一緒には回転せず、支持
板22の上面に当接した状態でスライド移動する。尚、
支持板22は取付金具25よりも大きく、回転操作がし
易くなっている。
次に、上記高さ調整支持スタンド13に胴縁材24を取
付ける場合について説明すれば、まず室内のコンクリー
ト壁1の上下端に高さ調整支持スタンド13のベース部
14をアンカープラグ16等によって固定し、支持ボル
ト18の頭部からナット19を螺合して支持体15を組
付ける。尚、この時に取付金具25の大体のレベル出し
をしておくのが望ましい。次に、このようにして上下端
に設置したそれぞれの高さ調整支持スタンド13の間に
胴縁材24を架け渡し、取付金具25の左右の縦壁28
間に胴縁材24を嵌め入れる。この時、胴縁材24は左
右両側の脚部34が取付金具25の横壁31に形成され
た水平フランジ32に当接すると同時に脚部34先端の
上向きフランジ35が縦壁28に形成された係止突片2
9の下端縁と係合して取付金具25に固定されることに
なる。なお、取付金具25には縦壁28と横壁31とに
よって箱形の空間部37が設けられているため、胴縁材
24を係止突片29に係合させる時に胴縁材24の持つ
弾性をこの空間部37で得ることができ、取付金具25
に胴縁材24を取付け易くなるという利点がある。
そして、このような取付構造では、胴縁材24の下方向
への動きは横壁31の水平フランジ32によって拘束さ
れ、上方向への動きは縦壁28の係合下端30に拘束さ
れると共に、左右方向においても縦壁28によって脚部
34の開脚が抑えられることになるので、胴縁材24の
固定は確実なものとなり、衝撃荷重に対する胴縁材24
の変形および位置ずれ等を有効に防止することができ
る。
次に、上記胴縁材24の取付後に、最終的に胴縁材24
の高さ位置を調整する場合には、上述したように支持板
22を回転させナット19の位置および取付金具25の
位置を変化させるだけで行うことができる。そして、上
述のようにして高さ調整した胴縁材24を内側壁の幅方
向に複数配設し最後に胴縁材24の上面に内装壁材36
を取付けることによって施工が完了する。
〔効果〕
以上説明したように、本考案に係る内側壁の高さ調整支
持スタンドによれば、胴縁材を容易かつ確実に固定でき
ると共に、胴縁材の高さ調整も容易に行うことができ、
更に衝撃に対しても胴縁材の高さ位置を一定に保持でき
るといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る高さ調整支持スタンドの一実施例
を示す斜視図、第2図は第1図中II-II線断面図、第3
図は従来における支持スタンドの一例を示す断面図であ
る。 1…コンクリート壁(基礎壁) 13…高さ調整支持スタンド 14…ベース部 15…支持体 18…支持ボルト 19…ナット 22…支持板 24…胴縁材 25…取付金具 29…係止突片 32…水平フランジ 36…内装壁材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側壁の基礎壁に立設固定されるベース部
    と、このベース部の支持ボルトに高さ調整可能に支持さ
    れかつ内側壁の内装壁材を取付けるための胴縁材を止着
    する支持体とで構成される高さ調整支持スタンドにおい
    て、 上記支持体は支持ボルトに回転可能に螺合するナット
    と、このナットと一体的に回転する支持板と、この支持
    板の上面に載置されると共にナットに回転自在に支持さ
    れた取付金具とで構成され、かつこの取付金具は断面略
    ハット形状の胴縁材の両側端部と係合する係止突片と該
    係合時に胴縁材を係合方向に押圧するフランジを有して
    なる内側壁の高さ調整支持スタンド。
JP15123988U 1988-11-22 1988-11-22 内側壁の高さ調整支持スタンド Expired - Fee Related JPH0629336Y2 (ja)

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JP2502016B2 (ja) * 1992-11-10 1996-05-29 光春 水戸 下地組工法

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