JPH05331914A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JPH05331914A
JPH05331914A JP16555992A JP16555992A JPH05331914A JP H05331914 A JPH05331914 A JP H05331914A JP 16555992 A JP16555992 A JP 16555992A JP 16555992 A JP16555992 A JP 16555992A JP H05331914 A JPH05331914 A JP H05331914A
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JP
Japan
Prior art keywords
building
wall
indoor space
fitted
directions
Prior art date
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Pending
Application number
JP16555992A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tani
勉 谷
Naoki Hirano
直樹 平野
Yoshio Matsushita
佳生 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP16555992A priority Critical patent/JPH05331914A/ja
Publication of JPH05331914A publication Critical patent/JPH05331914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下高さが著しく左右長さが非常に長い室内
空間部を有する建物の外壁が強風や地盤沈下によって破
損しないようにする。 【構成】 床部分とほぼ下向コ字状の外壁により上下高
さが著しく高い室内空間部を有する単位建物を左右方に
連続して設置し、弾性材により波形に弯曲し、かつ室内
側に突出した突片34に有する可撓連結板30の両端縁
縁部31,31を左右に隣接する外壁を構成するパネル
ユニット14,14の縦枠20,20に連結し、前記突
片34の孔35に嵌合した連結横棒38を外壁を構成す
る横材13に左右摺動自在に支承して左右に隣接する外
壁の面外方向の相対変位及び上下方向の相対変位を可撓
連結板30で吸収し、連結横棒38で可撓連結板30の
強風による変位を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの床部分と外壁に
より囲まれ上下高さが非常に高く、しかも左右方向の長
さが著しく長い1つの室内空間部を有する建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常の建物は複数の床部分を有する建物
躯体に外壁と天井を取付けて上下高さが低く、左右方向
の長さが短かい複数の室内空間部を有するものであり、
この建物においては建物躯体の強度が大であると共に、
外壁の建物躯体への取付けスパンが短かく強風による外
壁の面外方向弯曲変位や地盤沈下による左右方向の相対
上下変位については何ら問題がない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
床部分と面外方向にほぼ下向きコ字状となった外壁によ
って上下高さが通常の建物の1階部分によりも著しく高
く、しかも左右方向の長さが非常に長い左右方向に連続
した1つの室内空間部を有する建物においては、外壁の
強度が弱く強風によって外壁が面外方向に大きく弯曲変
位するし、地盤沈下によって左右方向の相対変位が大き
くなって外壁を破損することがある。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】床部分1とほぼ下向きコ
字状の外壁2により上下高さが著しく高い室内空間部3
を有する単位建物4を左右方向に連続して複数設置し、
この左右に隣接する単位建物4の外壁2相互を伸縮連結
部材5で連結して上下高さが著しく高く左右長さが非常
に長い室内空間部3を有する建物。
【0006】
【作 用】伸縮連結部材5によって左右に隣接する外
壁2,2の面外方向の相対変位及び上下方向の相対変位
を吸収できるので、外壁2が強風で面外方向に弯曲変形
したり、地盤沈下によって外壁2の左右方向の相対上下
変位が大きくなっても外壁2を破損することがない。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、床部分1と面外方向
にほぼ下向コ字状となった外壁2によって上下方向の高
さが著しく高い1つの室内空間部3を有する単位建物4
とし、この単位建物4を左右方向に連続して設置して上
下方向の高さが著しく高く左右方向に非常に長い1つの
室内空間部を有する建物としてあり、隣接する単位建物
4の外壁2が伸縮連結部材5によって連結してある。前
記外壁2は図2に示すようにほぼ下向コ字状に弯曲した
複数の基部取付縦材10の長手方向複数位置間に亘って
基部横材11を横架し、この基部横材11に沿って複数
のほぼ下向コ字状に弯曲した取付縦材12を取付け、こ
の取付縦材12間に横材13を取付け、上下に隣接する
横材13間にパネルユニット14を取付けて成る。
【0008】前記基部横材11は図3、図4に示すよう
に矩形断面中空形状の長尺材となり、その室外側面11
aにブラケット15を介してボルト・ナット16でH型
断面の取付縦材12の室内側12aが連結され、この取
付縦材12の室外側12bにコ字状ブラケット17がボ
ルト18で取付けてあり、このコ字状ブラケット17に
横材13が嵌合されてボルト・ナット19で連結されて
いる。前記パネルユニット14は縦枠20と上下横枠2
1より成る枠体22にガラス等のパネル23を装着して
成り、その上下に隣接するパネルユニット14の上下横
枠21が横材13の室外側面に取付けてある。
【0009】前記伸縮連結部材5は図3、図4に示すよ
うに、ゴムなどの弾性変形可能な材質によって室内側と
室外側に向いた波形弯曲部を連続して有する波形状とな
った可撓連結板30を備え、この可撓連結板30の両端
縦縁部31に突条片32を一体的に形成し、室内側に向
いた波形弯曲部33に突片34が長手方向に連続して一
体的に形成され、この突片34における前記各横材13
と対向した位置に孔35が形成してある。そして、可撓
連結板30の縦縁部31の突条片32がパネルユニット
14の縦枠20に形成した外向凹部24に嵌合し、押え
板36をボルト37で縦枠20に取付けて縦縁部31を
縦枠20に水密に連結し、各突片34の孔35に亘って
スチール製の連結横棒38を嵌挿し、その連結横棒38
の長手方向両端部を左右に隣接する単位建物4,4の横
材13内に嵌合支承してある。例えば、図4に示すよう
に横材13の中空部にブロック39を嵌合し、このブロ
ック39の孔39aに連結横棒38を嵌合するか、ある
いは横材13にビスホールを長手方向に亘って一体形成
し、そのビスホールに連結横棒38を嵌合して連結す
る。また、複数の突片34における1つの突片34の孔
35にブッシュ40が嵌合固着され、このブッシュ40
と連結横棒38が連結されている。
【0010】図5は可撓連結板30の変形例を示し、室
内側に向いた波形弯曲部33と室外側に向いた波形弯曲
部41と室外側に向い円形突部42を有する一側板状片
43と室外側に向い円形凹部44を有する他側板状片4
5より成る複数の単位可撓連結板46を、その円形突部
42と円形凹部44を嵌合して連結して可撓連結板30
としてあり、その室内側に向いた波形弯曲部33に設け
た突片34の孔35にブッシュ47を嵌合し、このブッ
シュ47に連結横棒38を嵌合してある。
【0011】図6は可撓連結板30の変形例を示し、室
内側に向いた波形弯曲部33における各横材13と対向
した室内側面にスチール製の突片34を接着剤等で固着
してある。この突片34は弯曲部33に沿った形状に弯
曲した取付片部34aと孔35を有する突出片部34b
より成り、その取付片部34aを弯曲部33の室内側面
に接着剤等で固着してある。
【0012】図7は第2実施例を示し、可撓連結板30
の端部縦縁部31に内向板50を一体形成し、この内向
板50に孔51と凹部52を形成してその孔51に連結
横棒38を嵌合し、かつボルト53で横材13に取付け
た押え板54で内向板50を横材13の端面に押しつけ
て連結し、この内向板50の凹部52に波形の室内側可
撓連結板55の端部外向板56に一体形成した突出部5
6aを嵌合して連結する。前記室内側可撓連結板55の
室外側に向いた波形弯曲部57には円形突部部58が一
体的に設けられ、この円形突出部58が連結金具59で
室外側の可撓連結板30の室内側に向いた波形弯曲部3
3に設けた突片34に連結してある。この連結金具59
は図8に示すように連結横棒38が嵌合する孔60と円
孤状凹部61を有する一対の連結板62,62と、この
一対の連結板62,62を締付け連結するボルト・ナッ
ト63より成り、一対の連結板62,62を突片34に
狭持して取付けると共に、その円孤状凹部61,61で
円形突部58を狭持している。このようにすることで、
室外側の可撓連結板30と室内側可撓連結板55との間
に空気層が形成されるから断熱及び遮音効果が優れたも
のとなる。図7において、室外側の可撓連結板30と室
内可撓連結板55は突片34及び円形突部58を境とし
て複数の単位可撓連結板にそれぞれ分割され、前述のよ
うに連結金具59で突片34と円形突部58を連結する
ことで各単位可撓連結板を連結している。
【0013】図9に示すように室内側可撓連結板55に
突片64を一体的に設け、連結金具59の一対の連結板
62,62の孔60を連結横棒38に嵌合し、かつボル
ト・ナット63で突片64の両側面に締付け連結して一
対の連結板62,62で室外側の可撓連結板30の突片
34を狭持して室内側可撓連結板55と可撓連結板30
を連結しても良い。
【0014】
【発明の効果】伸縮連結部材5によって左右に隣接する
外壁2,2の面外方向の相対変位及び上下方向の相対変
位を吸収できるので、外壁2が強風で面外方向に弯曲変
形したり、地盤沈下によって外壁2の左右方向の相対上
下変位が大きくなっても外壁2を破損することがない。
伸縮連結部材5を構成する可撓連結板30の突片34に
亘って嵌挿した連結横棒38が左右に隣接する外壁2に
左右摺動自在に支承されているから、可撓連結板30の
左右・上下変位を阻害することなしに可撓連結板30が
強風により面外方向に変位することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の概略一部斜視図である。
【図2】単位建物連結部の概略横断面図である。
【図3】伸縮連結部材の詳細横断面図である。
【図4】可撓連結板の外壁取付部の斜視図である。
【図5】可撓連結板の変形例を示す一部横断面図であ
る。
【図6】可撓連結板の変形例を示す一部斜視図である。
【図7】第2実施例を示す伸縮連結部材の一部横断面図
である。
【図8】連結金具の斜視図である。
【図9】連結金具の変形例を示す連結状態の平面図であ
る。
【符号の説明】
1…床部分、2…外壁、3…室内空間部、4…単位建
物、5…伸縮連結部材、13…横材、14…パネルユニ
ット、30…可撓連結板、34…突片、35…孔、38
…連結横棒。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部分1とほぼ下向きコ字状の外壁2に
    より上下高さが著しく高い室内空間部3を有する単位建
    物4を左右方向に連続して複数設置し、この左右に隣接
    する単位建物4の外壁2相互を伸縮連結部材5で連結し
    て上下高さが著しく高く左右長さが非常に長い室内空間
    部3を有する建物。
  2. 【請求項2】 弾性材により室内側に向いた波形弯曲部
    と室外側に向いた波形弯曲部を連続して有する波形状と
    なり、かつ室内側に向いた波形弯曲部に突片34を有す
    る可撓連結板30の両端縦縁部を左右に隣接する外壁
    2,2に連結し、前記複数の突片34に亘って連結横棒
    38を嵌合して取付け、この連結横棒38の長手方向両
    端部を左右に隣接する外壁2,2に左右方向に摺動自在
    に支承して伸縮連結部材5とした請求項1記載の建物。
JP16555992A 1992-06-02 1992-06-02 建 物 Pending JPH05331914A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009449A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Abc Trading Co Ltd エキスパンションジョイント
JP2007162219A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Tomohide Nakamura 五行企画のコンセット(登録商標)
CN102900181A (zh) * 2012-08-30 2013-01-30 上海龙展装饰工程有限公司 风鳞幕墙

Cited By (4)

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