JP3390250B2 - パネルの接続構造 - Google Patents

パネルの接続構造

Info

Publication number
JP3390250B2
JP3390250B2 JP06779494A JP6779494A JP3390250B2 JP 3390250 B2 JP3390250 B2 JP 3390250B2 JP 06779494 A JP06779494 A JP 06779494A JP 6779494 A JP6779494 A JP 6779494A JP 3390250 B2 JP3390250 B2 JP 3390250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
joint
view
panel joint
ridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06779494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07247639A (ja
Inventor
務 小坂
Original Assignee
東洋エクステリア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋エクステリア株式会社 filed Critical 東洋エクステリア株式会社
Priority to JP06779494A priority Critical patent/JP3390250B2/ja
Publication of JPH07247639A publication Critical patent/JPH07247639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3390250B2 publication Critical patent/JP3390250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ガレージまたは物置の
屋根もしくは壁を構成するパネルの接続構造に関する。 【0002】 【従来の技術】図6(A)は従来のガレージまたは物置
の斜視図であり、該ガレージまたは物置は、地中にコン
クリートブロック等の複数個の土台を埋設し、該各土台
上にそれぞれ柱1を立てると共に、土台に支持させて下
枠2を取付け、左右の対をなす柱1の上端間に梁3を架
設し、複数の梁3上に桁7および上枠4を載せて取付け
ている。そして、前記下枠2と上枠4との間に波板状の
壁材5を取付けて壁を構成し、前面にシャッター6を取
付けている。また、前記桁7および前記上枠4上にパネ
ルジョイント9を固定し、複数枚(図示の例は3枚)の
矩形をなすパネル8の周囲を、前記パネルジョイント
9、前記桁7および前記上枠4に固定することにより、
屋根を構成している。 【0003】図6(B)はパネル8の分解斜視図であ
り、該パネル8は、発泡材8bの表裏面に鋼板8a、8
aを設けたもので、発泡材8bの対向する2つの側面に
全長にわたって断面形状が「コ」の字形の接続用の溝部
8cを形成している。8dはアルミニウム合金製押出形
材でなる端部保護用の枠材であり、該枠材8dはパネル
8の非接続側の2辺にそれぞれ嵌め込んでリベットある
いはねじ等により取付けられる。 【0004】図7(A)はパネル8を接続するパネルジ
ョイント9の斜視図であり、該パネルジョイント9はア
ルミニウム合金製押出形材でなり、本体9aの両側に全
長にわたって上下一対の水平板部9bを設けている。図
7(B)はパネル8の接続部を拡大して示す断面図であ
り、パネル8どうしの接続は、前記パネルジョイント9
の両側の水平板部9bにパネル8の溝部8cを押し嵌め
ることにより行われる。 【0005】図中、10はパネルとパネルジョイント9
との接続部に設けるアーチカバーであり、該アーチカバ
ー10は下面に長手方向に沿って一対の突条10aを設
け、これらの突条10a、10a間に前記パネルジョイ
ント9の幅狭頂部9cを内嵌めしてアーチカバー10を
位置決めすると共に、下面に設けた防水クッション材1
1をパネル8の上面に当接し、穿孔機能を有するねじ2
0をアーチカバー10の穴に挿通して前記パネルジョイ
ント9の頂部9cにねじ込むことにより、アーチカバー
10をパネルジョイント9に固定し、パネル8、8間の
ジョイント部の防水、保護を行うと共に、外観の向上を
図っている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の接
続構造によると、前記防水クッション材11が劣化ある
いは破損することにより防水機能を低下させた場合、も
しくは施工のミス等により該防水クッション材11が十
分な圧力でパネル8に当接しない場合、大雨等の際に雨
水がパネル8の溝部8cとパネルジョイント9の水平板
部9bとの間に浸入して室内側に漏れるという問題点が
あった。この漏れの問題は、このパネルが壁に用いられ
た場合にも同様に起こりうる。 【0007】本発明は、上記の問題点に鑑み、水密性が
向上して雨水等が室内側に漏れることを防止できるガレ
ージまたは物置のパネルの接続構造を提供することを目
的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ガレージまたは物置の屋根もしくは壁を構
成する発泡材製パネルと、パネル間に設けてパネルを支
持するパネルジョイントとからなり、前記パネルの側面
に溝部を設けると共に、前記パネルジョイントの側面に
樋状の突条部を設け、該パネルジョイントの突条部に前
記パネルの側面の溝部を嵌めることにより、パネルどう
しを接続することを特徴とする。 【0009】 【作用】本発明においては、パネルとパネルジョイント
との間に浸入した雨水は樋状の突条部に入るが、該突条
部が樋状をなすので、室内側に雨水が入ることなく、突
条部に沿って流れ、パネルジョイントの端部に導かれて
排水される。 【0010】 【実施例】図1は本発明によるパネルの接続構造の一実
施例を示すガレージまたは物置の上部の一部断面側面
図、図2は図1のE−E断面図、図3(A)は該実施例
に使用されるパネルジョイントの端面図、同(B)は該
実施例のパネルの接続部を示す分解斜視図である。図
1、図2に示すように、前記柱1の上端にボルト13に
より前記梁3を固定し、該梁3上に前記上枠4および桁
7を、それぞれL字形取付金具19、14により固定し
ている。また、該上枠4には雨樋4aの室外側に下側に
開口する溝部4bを形成してあり、該溝部4bに前記壁
材5の上部を嵌め込み、波板でなる該壁材5の室外側谷
部内に前記溝部4b内に嵌まり込んだ形で固定部材15
を嵌合し、溝部4bの穴に挿通したねじ16をねじ込ん
で固定することにより、壁材5の上部を上枠4に取付け
ている。パネル8は、両端部を前記上枠4の室内側の壁
部4cの上端にクッション材17を介して支えられ、中
間部を前記桁7上に載せてL字形取付金具18により固
定して取付けられる。 【0011】図3(A)に示すように、パネルジョイン
ト12はアルミニウム合金製または樹脂製押出形材でな
り、断面形状が矩形をなす本体12aの両側に樋状の突
条部12bを一体に形成し、頂部12hを狭幅に形成し
てその両側に溝部12cを形成している。また該突条部
12bは角部a、bを面取状にして前記パネル8の溝部
8cに挿入し易いようにしてある。 【0012】図3(B)に示すように、パネル8どうし
の接続は、既に桁7に固定されているパネル8の溝部8
cに前記パネルジョイント12を一方の突条部12bに
押し嵌めて取付けると共に、該パネルジョイント12の
他方の突条部12bに接続するパネル8の溝部8cを押
し嵌め、該パネル8を前記同様にL字形取付金具18に
より桁7に固定する。同様に複数のパネル8を順次パネ
ルジョイント12により接続しながら桁7に固定し、パ
ネルジョイント12の上部の頂部12hをアーチカバー
10の下面の一対の突条10aで挟み、アーチカバー1
0の下面に取付けた防水クッション材11をパネル8の
上面に当接し、穿孔機能を有するねじ20をアーチカバ
ー10に設けた穴10bに挿通して本体12aの頂部1
2hにねじ込むことにより取付ける。また、アーチカバ
ー10の端部に樹脂等でなる屋根カバー21をねじ22
で取付け、パネル8の接続部の端部を保護する(図1、
2参照)。 【0013】図4(A)は図1のF−F拡大断面図、同
(B)は図4(A)のG−G拡大断面図である。図4に
示すように、前記防水クッション材11の防水機能が失
われて雨水がパネルジョイント12とパネル8との間に
浸入した場合、雨水はパネルジョイント12の突条部1
2bで受けられて該突条部12bの開口端部12dに導
かれ、前記屋根カバー21との隙間から前記上枠4の雨
樋4aに落ちて排水される。なお、図示を省略してある
が、パネル接続部の反対側の端部も同様な構造を有し、
パネルジョイント12の突条部12bの開口端部12d
から同様に雨水が排水される。 【0014】このように、雨水がパネルジョイント12
とパネル8との間に浸入した場合においても、雨水はパ
ネルジョイント12の突条部12bを介して上枠4の雨
樋4aに導かれて排水されるので、雨水がガレージや物
置の室内側に漏れることを防止することができる。 【0015】図5は本発明の他の実施例を示す断面図で
あり、本実施例は、パネルジョイント12の本体12a
の両側に、樋状突条部12eと水平板部12fとを一体
に形成し、これらを包むように、パネル8の側面の溝部
8cを押し嵌めたものである。本実施例による場合も雨
水の室内への浸入を防止することができる。 【0016】本発明のパネル取付構造は、ガレージや物
置の屋根のみならず、壁にも用いることができる。 【0017】以上本発明を実施例により説明したが、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、パネル、パネル
ジョイントの構造や組み合わせについて種々の変更、付
加が可能である。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、パネルどうしの間に介
在させる接続用パネルジョイントに樋状の突条部を設
け、該樋状の突条部をパネルの側面に形成した溝部に嵌
合することによりパネルどうしを接続するようにしたの
で、パネルとパネルジョイントとの間に浸入した雨水は
樋状の突条部内に入り、該突条部によりパネルジョイン
トの端部に導かれ、排水される。従って、雨水等が室内
側に漏れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるパネルの接続構造の一実施例を示
すガレージまたは物置の上部の一部断面側面図である。 【図2】図1のE−E断面図である。 【図3】(A)は該実施例に使用されるパネルジョイン
トの端面図、(B)は該実施例のパネルの接続部を示す
分解斜視図である。 【図4】(A)は図1のF−F拡大断面図、(B)は
(A)のG−G拡大断面図である。 【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。 【図6】(A)は従来のガレージまたは物置の斜視図、
(B)はパネルの分解斜視図である。 【図7】(A)はパネルを接続する従来のパネルジョイ
ントの斜視図、(B)はパネルの接続部の拡大断面図で
ある。 【符号の説明】 4 上枠 7 桁 8 パネル 8a 鋼板 8b 発泡材 8d 枠材 8c 溝部 10 アーチカバー 11 防水クッション材 12 パネルジョイント 12a 本体 12b 突条部 12d 端部 13 ボルト 14、18、19 L字形取付金具 17 クッション材 20、22 ねじ 21 屋根カバー

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ガレージまたは物置の屋根もしくは壁を構
    成する発泡材製パネルと、パネル間に設けてパネルを支
    持するパネルジョイントとからなり、前記パネルの側面
    に溝部を設けると共に、前記パネルジョイントの側面に
    樋状の突条部を設け、該パネルジョイントの突条部に前
    記パネルの側面の溝部を嵌めることにより、パネルどう
    しを接続することを特徴とするパネルの接続構造。
JP06779494A 1994-03-11 1994-03-11 パネルの接続構造 Expired - Fee Related JP3390250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06779494A JP3390250B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パネルの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06779494A JP3390250B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パネルの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07247639A JPH07247639A (ja) 1995-09-26
JP3390250B2 true JP3390250B2 (ja) 2003-03-24

Family

ID=13355222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06779494A Expired - Fee Related JP3390250B2 (ja) 1994-03-11 1994-03-11 パネルの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3390250B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0301439D0 (en) * 2003-01-22 2003-02-19 Cdw Products Ltd Low pitched roof for conservatory
JP6413114B2 (ja) * 2014-05-13 2018-10-31 日東工業株式会社 電気機器収納用箱の屋根構造
JP6666158B2 (ja) * 2016-01-19 2020-03-13 株式会社Lixil 屋外用構造物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07247639A (ja) 1995-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5356675A (en) Glazing system
US3052330A (en) Curtain wall assembly
JPH0311344B2 (ja)
JP3390250B2 (ja) パネルの接続構造
JP3004160B2 (ja) 屋根上設置型太陽電池装置の雨仕舞装置
JP3026419B2 (ja) 壁パネルおよび外壁構造
JPH07243585A (ja) 配管カバー
JP3009391U (ja) 囲い体
KR102537417B1 (ko) 오버브릿지의 바닥판 단열구조
JP3280614B2 (ja) 断熱屋根パネルの接合構造
JPH0363620B2 (ja)
CN220889223U (zh) 一种屋顶通风器与屋面桁架连接结构
JP3377388B2 (ja) 屋 根
JPS6129864Y2 (ja)
JP3352752B2 (ja) 太陽電池付き屋根パネル
JP3141257B2 (ja) 屋根パネル
JPS6129865Y2 (ja)
JP2633113B2 (ja) 立体トラス式建造物用のルーフパネルサッシ
JPH0216257A (ja) 床板ユニット
JP3027711B2 (ja) 妻壁パネル
JP3165667B2 (ja) 外壁パネル
JP3298695B2 (ja) 太陽電池を備えた屋根構造
JP2818928B2 (ja) 屋根構造
JP2978154B1 (ja) 縦葺き外装構造
JP3270372B2 (ja) コーナー窓の方立構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees