JP2818928B2 - 屋根構造 - Google Patents

屋根構造

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JP2818928B2
JP2818928B2 JP6315900A JP31590094A JP2818928B2 JP 2818928 B2 JP2818928 B2 JP 2818928B2 JP 6315900 A JP6315900 A JP 6315900A JP 31590094 A JP31590094 A JP 31590094A JP 2818928 B2 JP2818928 B2 JP 2818928B2
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彰 甲藤
隆 武内
芳彦 田中
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物のドーム状ある
いはフラットな大型の屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、競技場等の建築物において面積
の広大な大型のドーム状屋根等においても、他の建築物
の屋根葺き施工と同様に屋上で屋根板を一枚、あるいは
数枚ずつ葺いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した屋根
葺き工法では高所作業で作業能率が悪いばかりか、危険
性が大であった。本発明の目的は、屋根葺き施工の合理
化および安全性を図ることのできる屋根構造を提供する
にある。本発明のもうひとつの目的は、雨仕舞の向上を
図ることのできる屋根構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、図示例のよう
に所要形状のパネル枠体2の上に野地板3を張設し、こ
の野地板3の上に、金属製の表裏面板9・10間に断熱
材11を介在させてなるサンドイッチパネル4を複数
枚、互いに端どうしを凹凸嵌合により継ぎ合わせた状態
で取り付けてなるユニット屋根パネル1を用意し、この
ユニット屋根パネル1を屋根骨組17の上に取り付け、
ユニット屋根パネル1の端どうしは継ぎパネル23を介
して継ぎ合わせるとともに、継ぎパネル23の端とユニ
ット屋根パネル1の端との間に防水シール材24を介在
させ、継ぎパネル23の内面側には防水シール材24の
内面下方に臨む樋部32を継ぎパネル23の長手方向に
沿って設けてあることを特徴とする。
【0005】上記樋部32としては、具体的に、図7に
示すように隣接するユニット屋根パネル1の野地板3の
端どうしと継ぎパネル23の内面との間に、継ぎパネル
23の長手方向に沿う空間Sを形成するとともに、この
空間S内における防水シール材24の内面下方に対応す
る箇所に内樋35を防水シール材24の長手方向に沿っ
て設置することにより構成できる。
【0006】また上記樋部32としては、そのほかに、
図5に示すように隣接するユニット屋根パネル1の野地
板3の端どうし間にそれとは別体の樋底板33を渡して
この樋底板33と継ぎパネル23の内面との間に空間S
を継ぎパネル23の長手方向に沿って形成するととも
に、この空間Sの内底に防水シート20を敷設すること
で構成することもできる。
【0007】さらに上記樋部32としては、図8に示す
ように隣接するユニット屋根パネル1の野地板3の端ど
うし間に箱樋39を継ぎパネル23の長手方向に沿って
設置することで構成することもできる。
【0008】
【作用】ユニット屋根パネル1は、在来の屋根板の複数
枚分のサンドイッチパネル4および野地板3を一体的に
組み合わせてユニット化してあるので、これを屋上にレ
ッカー車で吊り上げて取り付けることにより屋上での施
工工数を著しく減少できる。金属製の表裏面板9・10
間に断熱材11を介在させたサンドイッチパネル4は、
本来の雨や露を防ぎ、日射を遮る機能のほかに、断熱機
能、防音・遮音機能をも発揮する。サンドイッチパネル
4の端どうしは凹凸嵌合により継ぎ合わせてあるので、
ボルトなどを要することなく簡単に能率よく組み立てる
ことができ、しかも雨仕舞い良く継ぎ合わせることがで
きる。サンドイッチパネル4と野地板3の二重構造から
なるユニット屋根パネル1は、断熱性、防音性、遮音性
をより一層高める。パネル枠体2および野地板3はサン
ドイッチパネル4の撓み防止機能を発揮する。
【0009】継ぎパネル23および防水シール材24に
より大型のユニット屋根パネル1どうしも屋上に雨仕舞
を良好にして継ぎ合わせることができる。たとえ、防水
シール材24から雨水が侵入する場合も樋部32で受け
集めて地上に他の樋を介して流すことができる。
【0010】
【実施例】
(第1実施例)図3は本発明の屋根構造に用いるユニッ
ト屋根パネルを一部破断して示す平面図、図4は図3に
おけるA−A線断面図である。このユニット屋根パネル
1は、図示例ではドーム状屋根の単位に適用できるよう
に三角形状に形成されているが、そのほかに、例えば四
角形、台形など屋根形状に合わせて形成することができ
る。ユニット屋根パネル1は、二等辺三角形状に枠組み
されたパネル枠体2と、このパネル枠体2の上に張設し
た多数枚の野地板3と、野地板3の上に取り付けた多数
枚のサンドイッチパネル4とを一体的に組み合わせてな
る。この組み立ては現場の地上にて行われる。この二等
辺三角形状のユニット屋根パネル1の寸法例を挙げれ
ば、その斜辺は略10.1m、底辺は略9.8m、高さは略
8.9mである。
【0011】パネル枠体2は複数枚のサンドイッチパネ
ル4を撓ませることなく支持するためのものであり、型
鋼等からなる周枠5と、この周枠5間に所定間隔をおい
て架設した多数本の補強桟6とからなる。これは現場の
地上にて組み立てられる。図示例の周枠5は2本の型鋼
を上下に重ね合わせて溶接で一体的に結合してなるが、
これに限られるものではなく、1本の型鋼で所要形状に
枠組みするものであってもよい。
【0012】野地板3はサンドイッチパネル4の撓みを
防止するとともに、サンドイッチパネル4と相まって断
熱性、遮音性を付与するためのものであり、これは木毛
板(硬質木片セメント板)等からなり、この多数枚が、
現場の地上にて、パネル枠体2の上に敷き詰められてビ
ス等の止具7で取り付けられる。この野地板3は図示例
では上下2枚を重ね合わせてなるが、1枚であってもよ
い。
【0013】サンドイッチパネル4は雨や露を防ぎ、日
射を遮る本来の機能のほかに断熱機能、防音遮音機能を
も発揮するものであり、予め工場生産で鋼板等の金属製
の表面板9と裏面板10の間に硬質発泡プラスチック等
の断熱材11を介在させてなる。このサンドイッチパネ
ル4はこれの一端に凹部12を、他端に該凹部12が嵌
合する形の凸部13をそれぞれ有していて、この多数枚
が現場の地上にて野地板3の上に取り付けられるときに
互いに端どうしを凹凸嵌合させることにより面一状に順
次継ぎ合わされる。サンドイッチパネル4の厚さは20
mm、または適宜厚さに変更できる。野地板3の厚さは2
5mmである。なお、図3に示すユニット屋根パネル1で
はサンドイッチパネル4が三角形状のパネル枠体2の高
さ方向に平行に配列されているが、これに代えてサンド
イッチパネル4はパネル枠体2の高さ方向に直交する方
向に並べることもできる。
【0014】この場合、図4に示すように、先に取り付
けられるサンドイッチパネル4はこの端を野地板3にビ
ス等の止具14で締結固定され、その後で取り付けられ
るサンドイッチパネル4の端で前記止具14の頭を覆い
隠すことによりその止具14の防錆および止具14の挿
通孔からの雨水侵入防止を図ることができる。また、サ
ンドイッチパネル1の凹凸嵌合される端どうし間には防
水シール材15を介在させることが雨仕舞を良くするう
えで好ましい。パネル枠体2上の端側に位置するサンド
イッチパネル4において、野地板3に対し上記止具14
で固定される端とは反対側の端を固定する手段として
は、図6に示すサンドイッチパネル4の裏面板10の内
面側にバルブタイトやリベット等の止具16でフック金
具54を取り付けておき、このフック金具54を野地板
3に止具18で取り付けたフック金具19に係合させて
いる。サンドイッチパネル4と野地板3との間にはアス
ファルトルーフィングシートあるいはゴムアスルーフィ
ングシート等の防水シート20を敷設することが防水効
果をより一層高めることができる。
【0015】上記構成のユニット屋根パネル1は現場の
地上で組み立てたうえで、屋上にレッカー車で吊り上げ
て取り付けられる。この取り付けに際しては、図1に示
すように、ユニット屋根パネル1のパネル枠体2をドー
ム状屋根の屋根骨組17に取付具21およびボルト22
等で取り付ける。そして、ユニット屋根パネル1の端ど
うしは、図5に示すように継ぎパネル23で継ぎ合わせ
るとともに、ユニット屋根パネル1の端と継ぎパネル2
3の端との間に防水シール材24を介在させる。なお、
図2に示すように、各ユニット屋根パネル1の交点にお
ける継ぎパネル23どうし間には、内面に断熱材を張り
合わせた六角形のパネル55を取り付ける。このパネル
55と継ぎパネル23およびユニット屋根パネル1との
接合面間には防水シール材(図示せず)を取り付ける。
【0016】継ぎパネル23は上記サンドイッチパネル
4と同じように金属製の表裏面板25・26間に断熱材
27を介在させてなるが、これに代えて表面板25の裏
面側に断熱材27を貼り付けるだけのものであってもよ
い。上記防水シール材24としては、図5に示すよう
に、ユニット屋根パネル1のサンドイッチパネル4の端
と継ぎパネル23の端とを結合できるとともに、その端
どうし間の防水シール機能を発揮できるジッパーガスケ
ット28を用いる。ジッパーガスケット28は合成ゴム
で断面「工」の字形に形成されて両側に溝29を対称に
有するとともに、その上面中央に断面略鳩尾形のジッパ
ー溝30を有し、ジッパー溝30にジッパー31をはめ
込むようになっている。
【0017】このジッパーガスケット28は、予め、ユ
ニット屋根パネル1のサンドイッチパネル4群の端全周
にわたってその一側の溝29を圧入嵌合させることによ
り取り付けておく。かくして、継ぎパネル23の端をそ
の他側の溝29に圧入嵌合させる。この継ぎパネル23
の嵌合は予めジッパー溝30からジッパー31を外して
おいて行うので、継ぎパネル23を斜め方向から溝29
にはめ込むときもその溝29は弾性変形によって容易に
拡大するのでそのはめ込みが容易に行える。はめ込み後
ジッパー31をジッパー溝30にはめ込むことによりユ
ニット屋根パネル1のサンドイッチパネル4の端と継ぎ
パネル23の端との結合状態、およびその端どうし間の
防水シール状態を維持できる。
【0018】継ぎパネル23の内面側には、図5に示す
ように、不測にも防水シール材24部分等から雨水が侵
入する場合に備えて樋部32を形成する。この樋部32
は、隣接するユニット屋根パネル1のパネル枠体2の端
どうし間に野地板3と同じ材料等からなる樋底板33
を、下層側の野地板3と略面一状に渡して止具34で取
り付け、以てこの樋底板33と継ぎパネル23との間に
空間Sを継ぎパネル23の長手方向に沿って形成するこ
とによって構成される。樋底板33の上にはユニット屋
根パネル1の端から張り出した防水シート20の端部を
敷設する。上記空間Sおよび防水シート20により形成
される樋部32は、たとえ雨水が防水シール材24とサ
ンドイッチパネル4の端または継ぎパネル23の端との
間から侵入したり、サンドイッチパネル4の端どうしの
凹凸嵌合部から侵入して防水シート20上を流れてくる
場合も、この侵入水を受け集めて樋部32の最下流側端
に別設する樋(図示せず)へ導いて屋根面から地上に流
すことができる。この場合、樋底板33の端と野地板3
の端との間に隙間がある場合もこの上は防水シート20
の端部で覆われるので、当該箇所から雨水が屋内へ流入
するようなことはない。
【0019】(第2実施例)図7は本発明の第2実施例
を示す。この実施例では樋部32の構造が第1実施例の
ものと異なっており、そのほかの構成は第1実施例のも
のと同様であるため同一符号を付してその説明を省略す
る。この実施例に示す樋部32は、隣接するユニット屋
根パネル1の下層側の野地板3の端どうしを近接させ
て、この上側に配備される継ぎパネル23およびユニッ
ト屋根パネル1のサンドイッチパネル4の端との間に空
間Sを継ぎパネル23の長手方向に沿って形成する。そ
して野地板3の端の上にユニット屋根パネル1の端から
張り出した防水シート20の端部を敷設するとともに、
内樋35を防水シール材24の下方に位置するようにそ
の長手方向に沿って取り付ける。内樋35は、予めユニ
ット屋根パネル1のサンドイッチパネル4と野地板3と
の間にフック形状の取付具36を止具37で取り付けて
おいて、ユニット屋根パネル1の取り付け後、継ぎパネ
ル23を取り付ける前に内樋35の一端部35aをその
取付具36に係止することにより取り付けられる。な
お、ユニット屋根パネル1の下層側の野地板3の端どう
し間に隙間が形成される場合はその隙間を塞ぎ板38で
塞ぐことが好ましい。
【0020】このように樋部32が防水シート20の敷
かれた空間S以外に内樋35をも備えることにより、た
とえ雨水が防水シール材24とサンドイッチパネル4の
端または継ぎパネル23の端との間から侵入する場合も
先ずこれを内樋35で受け集められ、この内樋35から
溢れ出る雨水は空間S内の防水シート20上を流れて地
上に排水できる、という二重の排水機能を発揮する。
【0021】(第3実施例)図8は本発明の第3実施例
を示す。この実施例では継ぎパネル23の取付構造、防
水シール材24、および樋部32の構造が第1実施例の
ものと異なっており、そのほかの構成は第1実施例のも
のと同様である。この実施例による樋部32は、隣接す
るユニット屋根パネル1の野地板3の端どうし間に取り
付けた箱樋39によって構成される。箱樋39は亜鉛鉄
板等金属製の断面ハット形の外面板40と、ステンレス
等金属製の断面溝形の内面板41との間に下地ボード4
2を介在させて構成される。そして、この箱樋39は隣
接するユニット屋根パネル1の野地板3の端どうし間に
落とし込むとともに、外面板40の上端に張り出した外
向き縁部40aを野地板3の上に重合させて止具43で
固定することにより取り付けられる。ユニット屋根パネ
ル1の端から張り出した防水シート20の端部は箱樋3
9の内面側へ導入させる。
【0022】そして継ぎパネル23は鋼板等金属製の表
面板25の裏面側に断熱材27を貼り付けるだけのもの
であるが、上記実施例の継ぎパネル23と同じ断面構造
をもつものであってもよい。この継ぎパネル23は、ユ
ニット屋根パネル1のサンドイッチパネル4の端との間
に所定の間隙を形成するように、その表面板25の両端
を外向きに曲げて張り出した縁部25aを野地板3の端
の上に重ねてビス等の止具44で固定する。この場合、
屋上施工においてユニット屋根パネル1のサンドイッチ
パネル4群の端全周にわたって断面Z形状の廻縁45を
取り付けることにより容易に前記間隙を一定にすること
ができる。廻縁45の一端45aはサンドイッチパネル
4の表面との重合面間にはコーキング46やシール材4
7を施し、廻縁45の他端45bと野地板3との重合部
をビス等の止具49で固定する。上記間隙に防水シール
材24を充填して当該箇所からの雨水の侵入防止を図
る。この防水シール材24としては、例えば、バックア
ップ材50、シリコーンコーキング材51、ガスケット
52の順に充填している。上記箱樋39はユニット屋根
パネル1の野地板3の端どうし間に落とし込み装着する
ことにより、排水機能を確保するばかりか、継ぎパネル
23を野地板3の端の上に撓ませることなく支持するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め在来の屋根板の複数枚分のサンドイッチパネル4お
よび野地板3を一体的に組み合わせてユニット化してあ
るので、これを屋上にレッカー車で吊り上げて取り付け
ることにより屋上での施工工数を著しく減少でき、しか
も断熱性、防音性、遮音性に優れる大型の屋根を得るこ
とができる。サンドイッチパネル4の端どうしは凹凸嵌
合させることにより、ボルトなどを要することなく簡単
にかつ雨仕舞い良く継ぎ合わせることができて、現場の
地上でのユニット屋根パネル1の組み立ての簡略化に貢
献できる。パネル枠体2および野地板3によりサンドイ
ッチパネル4の撓みを有効に防止することができる。ま
た屋根上面に突起物の無い平坦な屋根を得ることができ
て屋根外観が良好である。
【0024】また、継ぎパネル23および防水シール材
24により大型のユニット屋根パネル1どうしも屋上に
雨仕舞い良く継ぎ合わせることができる。とくに、樋部
32により雨仕舞効果をより一層高める大型屋根を得る
ことができて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット屋根パネルの屋根骨組への取付構造を
示す断面図である。
【図2】屋根の一部の平面図である。
【図3】ユニット屋根パネルを一部破断して示す平面図
である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】ユニット屋根パネルどうしの継ぎ合わせ部分の
断面図である。
【図6】ユニット屋根パネルの端部の断面図である。
【図7】他の実施例を示すユニット屋根パネルどうしの
継ぎ合わせ部分の断面図である。
【図8】更に他の実施例を示すユニット屋根パネルどう
しの継ぎ合わせ部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット屋根パネル 2 パネル枠体 3 野地板 4 サンドイッチパネル 9 表面板 10 裏面板 11 断熱材 12 凹部 13 凸部 17 屋根骨組 23 継ぎパネル 24 防水シール材 32 樋部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−193213(JP,A) 特開 平3−51464(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 3/35 E04B 7/08 E04D 3/40 E04B 7/02 511 E04B 1/32 101 E04B 1/32 102 E06B 3/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状のパネル枠体2の上に野地板3
    を張設し、この野地板3の上に、金属製の表裏面板9・
    10間に断熱材11を介在させてなるサンドイッチパネ
    ル4を複数枚、互いに端どうしを凹凸嵌合により継ぎ合
    わせた状態で取り付けてなるユニット屋根パネル1を有
    しており、 このユニット屋根パネル1は屋根骨組17の上に取り付
    け、ユニット屋根パネル1の端どうしは継ぎパネル23
    を介して継ぎ合わせるとともに、継ぎパネル23の端と
    ユニット屋根パネル1の端との間に防水シール材24を
    介在させてあり、 継ぎパネル23の内面側には防水シール材24の内面下
    方に臨む樋部32を継ぎパネル23の長手方向に沿って
    設けてあり、 樋部32は、隣接するユニット屋根パネル1のパネル枠
    体2の端どうし間に樋底板33を渡して止め付け、樋底
    板33と継ぎパネル23との間に空間Sを継ぎパネル2
    3の長手方向に沿って形成することにより構成されてい
    ることを特徴とする屋根構造。
  2. 【請求項2】 所要形状のパネル枠体2の上に野地板3
    を上下複層に重ねて張設し、この野地板3の上に、金属
    製の表裏面板9・10間に断熱材11を介在させてなる
    サンドイッチパネル4を複数枚、互いに端どうしを凹凸
    嵌合により継ぎ合わせた状態で取り付けてなるユニット
    屋根パネル1を有しており、 このユニット屋根パネル1は屋根骨組17の上に取り付
    け、ユニット屋根パネル1の端どうしは継ぎパネル23
    を介して継ぎ合わせるとともに、継ぎパネル23の端と
    ユニット屋根パネル1の端との間に防水シール材24を
    介在させてあり、 継ぎパネル23の内面側には防水シール材24の内面下
    方に臨む樋部32を継ぎパネル23の長手方向に沿って
    設けてあり、 樋部32は、隣接するユニット屋根パネル1の下層側の
    野地板3の端どうしを近接させて、この上に配備される
    継ぎパネル23およびユニット屋根パネル1のサンドイ
    ッチパネル4の端との間に、空間Sを継ぎパネル23の
    長手方向に沿って形成し、野地板3の端の上に内樋35
    を防水シール材24の下方に位置するよ うにその長手方
    向に沿って取り付けることにより構成されていることを
    特徴とする屋根構造。
  3. 【請求項3】 所要形状のパネル枠体2の上に野地板3
    を張設し、この野地板3の上に、金属製の表裏面板9・
    10間に断熱材11を介在させてなるサンドイッチパネ
    ル4を複数枚、互いに端どうしを凹凸嵌合により継ぎ合
    わせた状態で取り付け、野地板3とサンドイッチパネル
    4との間に防水シート20を敷設してなるユニット屋根
    パネル1を有しており、 このユニット屋根パネル1は屋根骨組17の上に取り付
    け、ユニット屋根パネル1の端どうしは継ぎパネル23
    を介して継ぎ合わせるとともに、継ぎパネル23の端と
    ユニット屋根パネル1の端との間に防水シール材24を
    介在させてあり、 継ぎパネル23の内面側には防水シール材24の内面下
    方に臨む樋部32を継ぎパネル23の長手方向に沿って
    設けてあり、 樋部32は、隣接するユニット屋根パネル1の野地板3
    の端どうし間に断面溝形の箱樋39を落とし込み装着
    し、ユニット屋根パネル1の端から張り出した前記防水
    シート20の端部を箱樋39の内面側に導入することに
    より構成されていることを特徴とする屋根構造。
  4. 【請求項4】 所要形状のパネル枠体2の上に野地板3
    を張設し、この野地板3の上に、金属製の表裏面板9・
    10間に断熱材11を介在させてなるサンドイッチパネ
    ル4を複数枚、互いに端どうしを凹凸嵌合により継ぎ合
    わせた状態で取り付けてなるユニット屋根パネル1を有
    しており、 このユニット屋根パネル1は屋根骨組17の上に取り付
    け、ユニット屋根パネル1の端どうしは継ぎパネル23
    を介して継ぎ合わせるとともに、継ぎパネル23の端と
    ユニット屋根パネル1の端との間に防水シール材24を
    介在させてあり、 防水シール材24は、弾性変形可能な合成ゴムで断面
    「工」の字形に形成されて両側に溝29を有するととも
    に、その上面中央にジッパー溝30を有するジッパーガ
    スケット28と、ジッパー溝30にはめ込まれるジッパ
    ー31とからなり、 ジッパーガスケット28の一側の溝29をユニット屋根
    パネル1のサンドイッチパネル4群の端全周にわたって
    圧入嵌合し、ジッパーガスケット28の他側の溝29に
    継ぎパネル23の端を圧入嵌合した状態で、ジッパー溝
    30にジッパー31をはめ込むことにより、ユニット屋
    根パネル1のサンドイッチパネル4の端と継ぎパネル2
    3の端とが、防水シール材24で結合されており、 継ぎパネル23の内面側には防水シール材24の内面下
    方に臨む樋部32を継ぎパネル23の長手方向に沿って
    設けてあることを特徴とする屋根構造。
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