JP2551412Y2 - パネルの接続構造 - Google Patents

パネルの接続構造

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JP2551412Y2
JP2551412Y2 JP8245692U JP8245692U JP2551412Y2 JP 2551412 Y2 JP2551412 Y2 JP 2551412Y2 JP 8245692 U JP8245692 U JP 8245692U JP 8245692 U JP8245692 U JP 8245692U JP 2551412 Y2 JP2551412 Y2 JP 2551412Y2
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重治 河野
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株式会社淀川製鋼所
株式会社マルイチ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パネル特に壁板や屋根
板などの建築用板として用いられる折版形状のパネルに
おける横方向での接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折版形状のパネルを壁板や屋根板
などの建築用板として用いる場合、その横方向での接続
構造は、相隣接するパネルの端部同士を重ね合わせ、そ
の重なり箇所を胴縁や母屋などの下地材にビス止めする
というものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
接続構造によると、パネルの端部同士の重なり箇所をビ
ス止めする作業が煩わしいばかりでなく、施工後には上
記の重なり箇所を固定しているビスの頭部が見えるので
それが目立って見苦しいという外観上の問題があった。
また、上記の重なり箇所の隙間では毛細管現象が生じて
雨水などの水がその隙間を通ったり、あるいは水がビス
の頭部とパネルとの隙間やパネルのビス挿通孔を通った
りしてパネルと下地材との間に入り込みやすいという問
題があった。
【0004】本考案は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、パネルの施工に用いたビスなどの止具の頭部を見え
なくすることができ、しかもパネル同士の接続箇所での
水切り性能を高めて雨水などの水の浸入を有効に防止す
ることのできるパネルの接続構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案によるパ
ネルの接続構造は、基部50とこの基部50の両横端部
から立ち上げられた第1および第2の立上り支持部5
1,52と第1立上り支持部51の端縁部から外方に突
出された横向き支持部53とを具備する複数の接続具5
が胴縁などの横向きに延びる下地材100に所定間隔を
隔てて固定されていると共に、相隣接する接続具5,5
が対称な関係で配置され、パネル本体11の両横端部の
それぞれに立上り板片13とこの立上り板片13の端縁
部に内向きに突出された係合条14とを各別に具備する
第1パネル1が、上記第1立上り支持部51を向き合わ
せて配置された相隣接する一対の接続具5,5の相互間
に配備され、かつこの第1パネル1の立上り板片13
が、対応する接続具5の横向き支持部53と下地材10
0との間に弾性嵌合され、谷形部22の両横に山形部2
3,23を有するパネル本体21の上記山形部23 の
それぞれに立下り板片24とこの立下り板片24の端縁
部に内向きに突出された係合条25とを具備する第2パ
ネル2が、上記第2立上り支持部52を向き合わせて配
置された相隣接する一対の接続具5,5を覆う状態で配
備され、この第2パネル2の立下り板片24が、対応す
る上記第1パネル1の立上り板片13とその係合条14
の外側に重ねられかつその立下り板片24の端縁部の係
合条25が第1パネル1のパネル本体11とその係合条
14との間に弾性嵌合されていると共に、上記谷形部2
2の両横に位置する山形部23の傾斜板部28が、対応
する接続具5の第2立上り支持部52に重なっているも
のである。
【0006】請求項2の考案によるパネルの接続構造
は、基部50aとこの基部50aの両横端部から立ち上
げられた第1および第2の立上り支持部51a,52a
と第2立上り支持部52aの端縁部から内方に突出され
た横向き支持部53aとを具備する複数の接続具5aが
胴縁などの横向きに延びる下地材100に所定間隔を隔
てて固定されていると共に、相隣接する接続具5a,5
aが対称な関係で配置され、パネル本体11の両横端部
のそれぞれに立上り板片13とこの立上り板片13の端
縁部に内向きに突出された係合条14とを各別に具備す
る第1パネル1が、上記第1立上り支持部51aを向き
合わせて配置された相隣接する一対の接続具5a,5a
の相互間に配備され、かつこの第1パネル1の立上り板
片13が、対応する接続具5aの横向き支持部53aと
下地材100との間に弾性嵌合され、谷形部22の両横
に山形部23,23を有するパネル本体21の上記山形
部23のそれぞれに立下り板片24とこの立下り板片2
4の端縁部に内向きに突出された係合条25とを具備す
る第2パネル2が、上記第2立上り支持部52aを向き
合わせて配置された相隣接する一対の接続具5a,5a
を覆う状態で配備され、この第2パネル2の立下り板片
24が、対応する上記第1パネル1の立上り板片13と
その係合条14の外側に重ねられかつその立下り板片2
4の端縁部の係合条25が第1パネル1のパネル本体1
1とその係合条14との間に弾性嵌合されていると共
に、上記谷形部22の両横に位置する山形部23の傾斜
板部28が、対応する接続具5aの第2立上り支持部5
2aに重なっているものである。
【0007】
【作用】次に、図面を参照して請求項1および請求項2
の各考案の作用を説明する。
【0008】請求項1の考案において、第1パネル1
は、その立上り板片13が接続具5における横向き支持
部53と下地材100との間に挾まれるか、あるいはそ
の係合条14が接続具5の横向き支持部53と第2パネ
ル2の係合条25との間に挾まれるかのいずれかによっ
て接続具5に保持される。また、第2パネル2は、その
係合条25が第1パネル1の係合条14およびパネル本
体11の相互間に挾まれるか、この第2パネル2の係合
条25とその山形部23とが接続具5の横向き支持部5
3と第1パネル1の係合条14とを挾み付けるか、山形
部23の傾斜板部28と立下り板片24または係合条2
5とが接続具5と第1パネル1の立上り板片13とを挾
み付けることによって接続具5に保持される。
【0009】また、接続具5を下地材100に固定する
ためにビスなどの止具56を用いたときには、その止具
56が第2パネル2の山形部23によって覆い隠され
る。
【0010】さらに、第1パネル1や第2パネル2の各
係合条14,25を折返し形状に形成しておくと、第1
パネル1のパネル本体11や立上り板片13や係合条1
4と第2パネル2の係合条25や立下り板片24との隙
間によって形成される水の浸入路の途中に、各パネル
1,2の係合条14,25に具備される広い空間S1,
S2が介在することになるので、それらの空間S1,S
2によって各パネル1,2と下地材100との間への水
の浸入が防止され、パネル1,2同士の接続箇所で良好
な水切り機能が発揮される。
【0011】請求項2の考案においては、接続具5aの
形状、特に横向き支持部53aが第2立上り支持部52
aの端縁部から内方に突出されている点が請求項1の考
案の接続具5と異なるだけである。そして、請求項2の
考案の接続具5aについては、その基部50a、第1立
上り支持部51a、第2立上り支持部52aおよび横向
き支持部53aがそれぞれ請求項1の考案の接続具5に
おける基部50、第1立上り支持部51、第2立上り支
持部52および横向き支持部53に相当する。このよう
な請求項2の考案においても、上述した請求項1の考案
と同様の作用が発揮される。
【0012】
【実施例】図面は請求項1の考案によるパネルの接続構
造を縦張り用壁板に適用した場合の実施例を示してお
り、図1は部分正面図、図2は図1のII矢視拡大図、
図3は図2のA部拡大図である。
【0013】図1において、100は上下数段に亘って
横架された下地材100としての胴縁であり、これらの
下地材100…に横方向所定の間隔P1,P2を隔てて
接続具5…が固定されている。それぞれの下地材100
…に固定されている接続具5…は縦方向に並んでいる。
また、横方向に並んでいる接続具5…を介して第1パネ
ル1と第2パネル2とが交互に接続されている。
【0014】接続具5を斜視図で示した図6で判るよう
に、上記接続具5は矩形の基部50とこの基部50の両
横端部から立ち上げられた第1立上り支持部51と第2
立上り支持部52とを具備しており、第1立上り支持部
51および第2立上り支持部52は相互に上窄まり状に
傾斜していると共に、第1立上り支持部51が第2立上
り支持部52よりも背高になっていて、その第1立上り
支持部51の端縁部から外方に横向き支持部53が突出
されている。また、横向き支持部53には外下がりの傾
斜面54が具備され、さらに基部50にビス挿通孔55
が開設されている。そして、この接続具5と上記胴縁1
00との固定は、図2および図3のように、接続具5の
基部50を直接に下地材100に重ね合わせ、ビス挿通
孔55を通して下地材100に取付ビス56をねじ込む
ことによっている。また、同じ段の下地材100に固定
された接続具5…は図2で判るように相隣接するもの同
士が対称な関係で配置されている。
【0015】図2のように、第1パネル1は、縦方向に
長く、その横方向中央部に偏平に膨出された補強リブ1
2を備えるパネル本体11の両横端部のそれぞれに外方
に傾斜した立上り板片13,13とその立上り板片1
3,13の端縁部に内向きに突出された係合条14,1
4とを具備するカラー鋼板などでなり、図3に拡大して
示したように、上記係合条14は、立上り板片13から
水平に延び出た外板部14aと、この外板部14aから
斜め下方に延び出た折返し板部14bと、この折返し板
部14bから水平に立上り板片13側に向けて延び出た
内板部14cとを備えた折返し形状に形成されており、
内板部14cと立上り板片13との間に比較的広い隙間
15が確保されている。
【0016】そして、この第1パネル1は、横方向に並
んでいる複数の接続具5…のうち、第1立上り支持部5
1,51を向き合わせて配置された相隣接する一対の接
続具5,5の相互間に配備されていて、第1パネル1の
立上り板片13が、それに対応する接続具5の横向き支
持部53と下地材100との間に嵌合されている。この
場合、第1パネル1の両側の立上り板片13,13の間
隔を適切に定めてそれらの立上り板片13,13が各接
続具5,5の第1立上り支持部51,51に弾接するよ
うにしておくと、その弾接力によって施工途中に第1パ
ネル1が一対の接続具5,5の間に固定されるので、後
述する第2パネル2の施工を手際よく行うことができ
る。このような固定作用は、立上り板片13の高さを適
切に定めて立上り板片13の根元部13aないしその根
元部13a付近のパネル本体11が下地材100に弾接
しかつ立上り板片13の端縁13bないし係合条14の
外板部14aが接続具5の横向き支持部53に弾接する
ようにしておくことによっても発揮される。第1パネル
1の固定を上掲のいずれの手段によって行うかは自由で
あり、上掲の複数の手段を複合させることも勿論可能で
ある。
【0017】第1パネル1を一対の接続具5,5の相互
間に配備する作業は、第1パネル1の一方の立上り板片
13と係合条14とをそれらに対応する接続具5の横向
き支持部53と下地材100との間に横方向から嵌め込
んだ後、第1パネル1全体の弾性を利用して他方の立上
り板片13と係合条14とをそれらに対応する接続具5
の横向き支持部53と下地材100との間に嵌め込むと
いう手順に従うことが可能であり、この手順はビス止め
を伴わない嵌合作業を行うものであるので作業性のよい
ものである。この手順を行うに際し、接続具5の横向き
支持部53に具備された外下がりの傾斜面54が、他方
の立上り板片13と係合条14とを横向き支持部53を
乗り越えさせるときのガイド面として役立つ。
【0018】第2パネル2は、縦方向に長く、谷形部2
2の両横に山形部23,23を有するパネル本体21の
上記山形部23,23のそれぞれに外方に傾斜した立下
り板片24,24とこれらの立下り板片24,24の端
縁部に内向きに突出された係合条25,25とを具備す
るカラー鋼板などでなり、図3に拡大して示したよう
に、上記係合条25は、立下り板片24から水平に延び
出た外板部25aと、この外板部25aから斜め上方に
延び出た折返し板部25bと、この折返し板部25bか
ら水平に立下り板片24側に向けて延び出た内板部25
cとを備えた折返し形状に形成されており、内板部25
cと立下り板片24との間に比較的広い隙間26が確保
されている。さらに、上記谷形部22の横方向中央部に
偏平に膨出された補強リブ27を備えている。なお、上
記山形部23には上記立下り板片24と、この立下り板
片24と対称な傾斜板部28と、それらの立下り板片2
4および傾斜板部28を連絡する水平板部29とが具備
されている。
【0019】そして、この第2パネル2は、横方向に並
んでいる複数の接続具5…のうち、第2立上り支持部5
2,52を向き合わせて配置された相隣接する一対の接
続具5,5を覆う状態で配備されていて、第2パネル2
の立下り板片24が、それに対応する上記第1パネル1
の立上り板片13とその係合条14の外側に重ねられか
つその立下り板片24の端縁部の係合条25が第1パネ
ル1のパネル本体11とその係合条14との間に嵌合さ
れており、さらに、上記谷形部22の横に位置する山形
部23の傾斜板部28が、それに対応する接続具5の第
2立上り支持部52に重なり合っている。この場合、第
2パネル2の両側の立下り板片24,24の間隔を適切
に定めてそれらの立下り板片24,24が第1パネル1
の両横の係合条14,14を弾性的に挾み付けるように
しておくと、その挾圧力によって施工途中に第2パネル
2が一対の接続具5,5を覆った状態で固定される。こ
のような固定作用は、係合条25における外板部25a
と内板部25cとの間隔を適切に定めてその係合条25
が第1パネル1の係合条14とパネル本体11とにより
弾性的に挾み付けられるようにしておいたり、係合条2
5における内板部25cと山形部23の水平板部29と
の間隔を適切に定めてそれらの間で第1パネル1の係合
条14と接続具5の横向き支持部53とを弾性的に挾み
付けるようにしておいたりすることによっても発揮され
る。第2パネル2の固定を上掲のいずれの手段によって
行うかは自由であり、上掲の複数の手段を複合させるこ
とも勿論可能である。
【0020】第2パネル2を一対の接続具5,5を覆う
状態に配備する作業は、第2パネル2の一方の係合条2
5をそれに対応する第1パネルの係合条14とパネル本
体11との間に嵌め込んで引っかけた後、第2パネル2
全体の弾性を利用して他方の係合条25をそれに対応す
る第1パネルの係合条14とパネル本体11との間に嵌
め込んで引っかけるという手順に従うことが可能であ
り、この手順はビス止めを伴わない嵌合作業を行うもの
であるので作業性のよいものである。
【0021】以上説明した構成であると、下地材100
に固定された隣接する2つないし3つの接続具5…と第
1パネル1と第2パネル2との共働によって第1パネル
1および第2パネル2が接続具5…を介して接続され
る。そして、第1パネル1および第2パネル2を固定す
るためにビスを用いていないので、施工後にビスの頭が
目立って見苦しくなるという問題は生じる余地がない。
ここで、場合によっては第1パネル1や第2パネル2の
固定をより確実にするために、第1パネル1や第2パネ
ル2の上端または下端を下地材100にビス止めするこ
ともあるが、その場合でも使用するビスの数は最少限度
で済み、しかも目立たない箇所をビス止めすることによ
り、施工後にビスの頭部が目立って見苦しいといった外
観上の問題は生じない。
【0022】また、第2パネル2の係合条25と第1パ
ネル1のパネル本体11や立上り板片13との隙間3
(図3参照)には毛細管現象によって第1パネル1や第
2パネル2に付着した雨水などの水が入り込むけれど
も、この隙間3は第1パネル1側に確保されている係合
条14の内板部14cと立上り板片13との間の比較的
広い隙間15やその係合条14に具備されている空間S
1に向けて開放されているので、上記隙間3に入り込ん
だ水はその隙間3の中で蒸発して消失する。この場合、
何らかの原因で隙間3を経て入ってきた水が第1パネル
1の係合条14と第2パネル2の係合条25との隙間4
で生じる毛細管現象によりその隙間4に入り込んだとし
ても、この隙間4は第2パネル2側に確保されている係
合条25の内板部25cと立下り板片24との間の比較
的広い隙間26やその係合条25に具備されている空間
S2に向けて開放されているので、その水はこの隙間4
内で蒸発したり空間S2に入った後にその空間S2を通
って流下する。したがって、雨水などの水に対する水切
り機能が第1パネル1と第2パネル2との接続箇所にお
いて確実に発揮され、その水が各パネル1,2と下地材
100との間に浸入するという事態が防止される。
【0023】また、施工後においては、接続具5の第2
立上り支持部52が第2パネル2における山形部23の
傾斜板部28を支持したり、接続具5の第1立上り支持
部51が第1パネル1の立上り板片13を支持したり、
接続具5の横向き支持部53が第2パネル2における山
形部23の水平板部29を支持したりするといった作用
が発揮されるので、強風時に第1パネル1と第2パネル
2との接続箇所がばたついたり変形したりするといった
事態は生じにくい。
【0024】この実施例では接続具5を下地材100に
直接に固定してあるものを説明したけれども、図5のよ
うに複数たとえば3つの接続具5…を所定の間隔を隔て
て帯板材6に溶接などで固定しておき、これをユニット
としてその帯板材6を胴縁などの下地材にビスなどの止
具を用いて固定するようにしてもよく、そうすることに
より、接続具5…を下地材に固定するときの作業性が格
段に向上する。
【0025】ところで、第1パネル1や第2パネル2に
は断熱材や耐火材および防水材を裏張りしたものを用い
ることがある。このような第1パネル1や第2パネル2
についても図1〜図3で説明したところと同様の接続構
造を採用することが可能である。図4は断熱材や耐火材
および防水材などの裏張り材71,72を裏面全体に有
する第1パネル1や第2パネル2の接続箇所の構成を示
している。第1パネル1や第2パネル2自体の形状や接
続具5は図1〜図3で説明したものと同一である。した
がって、図1〜図3で用いた符号を同一部分に用いて詳
細な説明を省略する。この接続構造によると、第1パネ
ル1の係合条14と第2パネル2の係合条25との間に
裏張り材72が介在されるので、この裏張り材72が雨
水などの水に対する水密性を向上させることに役立つ。
8は第1パネル1のパネル本体11または第2パネル2
の係合条25との間に介在された防水シートであり、こ
の防水シート8はパネル本体11または係合条25のい
ずれかの表面に貼り付けられている。
【0026】なお、図6には傾斜面54を水平な横向き
支持部53に形成してあるけれども、このような傾斜面
を形成する代わりに、横向き支持部の先端部を斜め下方
に曲げておいてもよい。
【0027】図7は請求項2の考案の実施例を示してい
る。この実施例においては、接続具5aの形状、特に横
向き支持部53aが第2立上り支持部52aの端縁部か
ら内方に突出されており、かつ第1立上り支持部51a
が背低に形成されている点が図1〜図6に示した実施例
の接続具5と異なるだけであり、その他の点は同一であ
る。そして、図7の接続具5aについては、その基部5
0a、第1立上り支持部51a、第2立上り支持部52
aおよび横向き支持部53aがそれぞれ図1〜図6の接
続具5における基部50、第1立上り支持部51、第2
立上り支持部52および横向き支持部53に相当する。
図7の実施例によっても図1〜図6で説明したところと
同様の作用が発揮されるので、同一部分に同一符号を付
して詳細な説明を省略することとする。
【0028】上述したパネルの接続構造は縦張り用壁板
のみならず、屋根板にも適用することが可能である。
【0029】
【考案の効果】本考案によるパネルの接続構造による
と、下地材に固定された複数の接続具や第1パネルや第
2パネルの共働によって第1パネルおよび第2パネルが
接続具に保持されるので、第1パネルや第2パネルの固
定のためにビスなどの止具を用いる必要がなく、たとえ
止具を用いるとしても最少数で済む。そのため、施工後
の外観が奇麗に仕上がり、ビスの頭部と各パネルの隙間
やビス挿通孔を通して雨水などの水が下地材側に浸入し
たりするといった問題が解消される。また、パネル同士
の接続箇所に具備される水切り性能により第1パネルと
第2パネルとの接続箇所に生じる隙間から水が下地材側
に浸入したりするといった問題も解消される。また、第
1パネルや第2パネルはビスなどの止具を用いずに嵌合
作業によって互いに接続されるので作業性に優れるとい
う効果がある。そのほか、接続具の第1および第2立上
り支持部や横向き支持部が第2パネルの山形部を補強す
るので山形部が強風によってばたついたり変形したりし
にくいという効果がある。
【0030】このような有用な効果を奏する本考案は、
縦張り用壁板を接続するときに特に好適に採用できるほ
か、屋根板の接続にも好適に採用でき、さらには他の種
類の建築用板の接続にも採用することができるという汎
用性を備えているものである。
【0031】なお、実用新案登録請求の範囲に符号を付
したのは、本考案の内容の理解を容易にするためであ
り、本考案の内容を限定する意図ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案を縦張り用壁板に適用した場合
の実施例を示す部分正面図である。
【図2】図1のII矢視拡大図である。
【図3】図2のA部拡大図である。
【図4】裏張り材を有する第1パネルと第2パネルとの
接続箇所の構成を説明するための平面図である。
【図5】接続具をユニット化したものの平面図である。
【図6】接続具の斜視図である。
【図7】請求項2の考案を縦張り用壁板に適用した場合
の実施例を示す部分正面図である。
【符号の説明】
1 第1パネル 2 第2パネル 5,5a 接続具 11 第1パネルのパネル本体 13 第1パネルの立上り板片 14 第1パネルの係合条 21 第2パネルのパネル本体 22 第2パネルの谷形部 23 第2パネルの山形部 24 第2パネルの立下り板片 25 第2パネルの係合条 50,50a 基部 51,51a 第1立上り支持部 52,52a 第2立上り支持部 53,53a 横向き支持部 100 下地材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安本 重一 大阪府大阪市都島区大東町2丁目21番22 号 株式会社マルイチ内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部(50)とこの基部(50)の両横端部から
    立ち上げられた第1および第2の立上り支持部(51)(52)
    と第1立上り支持部(51)の端縁部から外方に突出された
    横向き支持部(53)とを具備する複数の接続具(5) が胴縁
    などの横向きに延びる下地材(100) に所定間隔を隔てて
    固定されていると共に、相隣接する接続具(5)(5)が対称
    な関係で配置され、 パネル本体(11)の両横端部のそれぞれに立上り板片(13)
    とこの立上り板片(13)の端縁部に内向きに突出された係
    合条(14)とを各別に具備する第1パネル(1) が、上記第
    1立上り支持部(51)を向き合わせて配置された相隣接す
    る一対の接続具(5)(5)の相互間に配備され、かつこの第
    1パネル(1) の立上り板片(13)が、対応する接続具(5)
    の横向き支持部(53)と下地材(100) との間に弾性嵌合さ
    れ、 谷形部(22)の両横に山形部(23)(23)を有するパネル本体
    (21)の上記山形部(23)のそれぞれに立下り板片(24)とこ
    の立下り板片(24)の端縁部に内向きに突出された係合条
    (25)とを具備する第2パネル(2) が、上記第2立上り支
    持部(52)を向き合わせて配置された相隣接する一対の接
    続具(5)(5)を覆う状態で配備され、この第2パネル(2)
    の立下り板片(24)が、対応する上記第1パネル(1) の立
    上り板片(13)とその係合条(14)の外側に重ねられかつそ
    の立下り板片(24)の端縁部の係合条(25)が第1パネル
    (1) のパネル本体(11)とその係合条(14)との間に弾性嵌
    合されていると共に、上記谷形部(22)の両横に位置する
    山形部(23)の傾斜板部(28)が、対応する接続具(5) の第
    2立上り支持部(52)に重なっていることを特徴とするパ
    ネルの接続構造。
  2. 【請求項2】 基部(50a) とこの基部(50a) の両横端部
    から立ち上げられた第1および第2の立上り支持部(51
    a)(52a)と第2立上り支持部(52a) の端縁部から内方に
    突出された横向き支持部(53a) とを具備する複数の接続
    具(5a)が胴縁などの横向きに延びる下地材(100) に所定
    間隔を隔てて固定されていると共に、相隣接する接続具
    (5a)(5a)が対称な関係で配置され、 パネル本体(11)の両横端部のそれぞれに立上り板片(13)
    とこの立上り板片(13)の端縁部に内向きに突出された係
    合条(14)とを各別に具備する第1パネル(1) が、上記第
    1立上り支持部(51a) を向き合わせて配置された相隣接
    する一対の接続具(5a)(5a)の相互間に配備され、かつこ
    の第1パネル(1) の立上り板片(13)が、対応する接続具
    (5a)の横向き支持部(53a) と下地材(100) との間に弾性
    嵌合され、 谷形部(22)の両横に山形部(23)(23)を有するパネル本体
    (21)の上記山形部(23)のそれぞれに立下り板片(24)とこ
    の立下り板片(24)の端縁部に内向きに突出された係合条
    (25)とを具備する第2パネル(2) が、上記第2立上り支
    持部(52a) を向き合わせて配置された相隣接する一対の
    接続具(5a)(5a)を覆う状態で配備され、この第2パネル
    (2) の立下り板片(24)が、対応する上記第1パネル(1)
    の立上り板片(13)とその係合条(14)の外側に重ねられか
    つその立下り板片(24)の端縁部の係合条(25)が第1パネ
    ル(1) のパネル本体(11)とその係合条(14)との間に弾性
    嵌合されていると共に、上記谷形部(22)の両横に位置す
    る山形部(23)の傾斜板部(28)が、対応する接続具(5a)の
    第2立上り支持部(52a) に重なっていることを特徴とす
    るパネルの接続構造。
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