JP3392384B2 - 二重葺き外装構造 - Google Patents

二重葺き外装構造

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JP3392384B2 JP2000054506A JP2000054506A JP3392384B2 JP 3392384 B2 JP3392384 B2 JP 3392384B2 JP 2000054506 A JP2000054506 A JP 2000054506A JP 2000054506 A JP2000054506 A JP 2000054506A JP 3392384 B2 JP3392384 B2 JP 3392384B2
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元旦 舩木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばH型鋼等の
上面に直接的に縦葺き、横葺き等の各種の外装材を敷設
するような屋根構造にも適用でき、特に雨仕舞い性が優
れた二重葺き外装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より二重葺き屋根構造としては、H
型鋼からなる躯体の上に下地構造材としての母屋、垂木
を多数配設し、その上に、下葺き層として、各種の施工
法により折板縦葺き、段葺き(横葺き)、瓦棒葺き、溶
接工法等、多種多様の屋根が施工され、その上に、やは
り各種の施工法により上葺き層が施工されている。また
近年、建築物の多様化、有効容積の利用、屋根構造の軽
量化、建築資材の使用点数の低減などに伴って、例えば
H型鋼等の躯体の上に直接的に外装材を敷設して面強度
を外装材にて負担する屋根構造が、提案、一部実施され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に二重葺き屋根
構造では、下葺き層に上葺き層を直接固定する箇所、或
いは上葺き層を支持するための部材等を固定する箇所が
存在するため、仮に雨水等が上葺き層の裏面側に至った
場合には、その固定箇所から雨水が下葺き層内に浸入す
るおそれがあった。例えば下葺き層の外装材に直接上葺
き層を支持させて固定する場合、外装材に孔が形成され
ることになる。したがって、当然その開孔部にはパッキ
ンやシール等によって防水処理が施されるが、経年の後
にパッキンやシール等が劣化した場合にはその箇所から
浸水することがあった。特に躯体の上に直接的に下葺き
層を施工する二重葺き外装構造では、より確実な雨仕舞
い性が必要となる。そこで、本発明は、下地の構造に関
わらず各種の外装構造に適用できる雨仕舞い性の高い二
重葺き外装構造を提案することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記事情に鑑み
提案されたもので、下葺き層上に上葺き層を敷設する二
重葺き外装構造において、前記下葺き層は、略中央部分
の両端縁に立ち上がり部を有する内側外装材からなり、
内側外装材の一方の立ち上がり部の上端を内方へ略折返
し状に延在させて上方が開口する排水溝、さらにその内
方に被重合部を形成し、他方の立ち上がり部の上端を外
方へ延在させて重合部を形成し、該重合部を隣接する内
側外装材の排水溝及び被重合部を覆うように取り付け、
前記上葺き層は、内側外装材の重合部上に支持、取り付
けることを特徴とする二重葺き外装構造に関するもので
ある。尚、上葺き層を取り付ける内側外装材の重合部分
とは、重合部が被重合部と重合している部分を指す。
【0005】また、本発明は、下葺き層上に上葺き層を
敷設する二重葺き外装構造において、前記下葺き層は、
略中央部分の両端縁に立ち上がり部を有する内側外装材
と、隣接する内側外装材の立ち上がり部間を覆うカバー
材とからなり、内側外装材の両立ち上がり部の上端をそ
れぞれ内方へ略折返し状に延在させて上方が開口する排
水溝、さらにその内方に被重合部を形成し、カバー材を
隣接する内側外装材の排水溝及び被重合部を覆うように
取り付け、前記上葺き層は、カバー材の重合部分上に支
持、取り付けることを特徴とする二重葺き外装構造をも
提案するものである。尚、上葺き層を取り付けるカバー
材の重合部分とは、カバー材が内側外装材の被重合部と
重合している部分を指す。
【0006】
【発明の実施の形態】前記のように本発明の二重葺き外
装構造は、下葺き層を内側外装材のみで構成する場合
と、内側外装材とカバー材とで構成する場合とがある。
【0007】図1に示す二重葺き外装構造は、下葺き層
を内側外装材のみで構成する場合であって、内側外装材
1の一方(右側)の立ち上がり部12の上端を内(左)
方へ略折返し状に延在させて上方が開口する排水溝1
3、さらにその内(左)方に被重合部14を形成し、他
方(左側)の立ち上がり部12の上端を外(左)方へ延
在させて重合部15を形成した構成である。そして、重
合部15を隣接する内側外装材1の排水溝13及び被重
合部14を覆うように取り付けることにより横葺きの下
葺き層を構築している。
【0008】図1に用いた内側外装材1は、図2(a)
に示すように略水平状の略中央部分11の両端縁に略傾
斜状の立ち上がり部12,12を有する構成である。そ
して、一方(棟側)の立ち上がり部12には、外(棟)
側下方へ、次に外(棟)側上方へ、さらに内(軒)側下
方へ屈曲させることにより、略V字状に成形された第1
被係合部121、斜面部122、略逆V字状に成形され
た第2被係合部123が下方からその順に形成されてい
る。また、第2被係合部123の内(軒)側には排水溝
13が延設され、さらにその内(軒)側には先端が下方
へ折曲された略水平状の被重合部14が延設されてい
る。また、他方(軒側)の立ち上がり部12の上端外
(軒)方には、略水平片状の重合部15が延設され、そ
の先端は下方へ折曲されている。
【0009】図1に用いた保持部材2は、図2(b),
(e)に示すように略√字状の下片21と略L字状の上
片22との端部がヒンジ状に連結され、下片21の側端
(下端)にはV字状の下顎部211が、上片22の側端
には逆U字状の上顎部221が形成され、下片21及び
上片22の各水平片部分の中央にはボルト23(ナット
24)等の通孔25が形成され、密着状に接合可能であ
る。この保持部材2では、下片21に対して上片22が
回動可能であり、即ち下顎部211に対して上顎部22
1が回動可能に構成されている。尚、少なくとも下顎部
211は上向きの、上顎部221は下向きの係止片を備
えており、しかもこれらが対向状に配置、固定されるこ
とにより、内側外装材1の立ち上がり部12の第1被係
合部121、斜面部122、第2被係合部123を上下
からくわえ込むように係止することができる。
【0010】また、図1において前記保持部材2は、H
型鋼等の下地4上に固定されたタイトフレーム等の支持
部材3に配置、固定されている。この支持部材3は、図
2(c)に示すように略水平状の固定受部31の左右に
下り傾斜する傾斜脚部32,32を備え、各傾斜脚部3
2の下端には下地4に沿う固定部33を備える構成であ
って、この支持部材3の固定受部31及び傾斜脚部32
に密着するように保持部材2の下片21が固定される。
尚、図示実施例の固定受部31の裏面には予め溶接等に
よりナット24を固定しておき、ボルト23にて一体に
固定される構成である。さらに、この支持部材3を固定
する下地4は、梁や母屋、胴縁等の鉄骨躯体が一般的で
あるが、これに限定されるものではない。例えば木毛セ
メント板、木片セメント板、軽量気泡コンクリート板等
の下地材を前記鉄骨躯体上に敷設する構成でも良いし、
コンクリート造の躯体上に鉄骨や木材の小屋組をする構
成もあるし、下地調整されたコンクリート面に直接支持
部材3を取り付けても良い。したがって、本発明におけ
る施工対象となる下地4は、釘、ビス、アンカー、溶
接、接着剤等の固着手段によって前記支持部材3が取付
可能な全ての建築躯体をいい、前記躯体上に建築の所望
性能上要求されるボード等を介在させた全ての下地を含
むものである。
【0011】これら保持部材2及び内側外装材1は、そ
れぞれ特にその素材を限定するものではない。例えば保
持部材2は、内側外装材1の大きさ、強度等に応じて通
常0.6乃至3.2mm程度のステンレス鋼板やメッキ
鋼板等をプレス加工する等して成型されるが、アルミニ
ウム押出形材を用いることもある。また、内側外装材1
は、代表的には概ね0.4〜1.6mm程度の表面化粧
鋼板、ステンレス鋼板、ラミネート鋼板、溶融亜鉛メッ
キ鋼板やガルバリウム鋼板等の防錆処理鋼板、特殊鋼及
び非鉄金属、アルミ合金板、鉛板、亜鉛板、チタン合金
板、銅板等の公知の金属素材をロール成形やプレス成
形、その他の手段で所定の形状に成形する。特に、面と
しての正負圧強度等を確保するために約0.8〜1.6
mm程度の比較的厚い板厚が好ましい。さらに、内側外
装材1の裏面には、結露防止、防音、防火対策上の理由
により、必要に応じてポリエチレンフォーム、グラスウ
ールシート等の裏貼り材を添装しても良い。
【0012】また、本発明の二重葺き外装構造の上葺き
層は、何等特定の構造のものに限定するものではなく、
各種の縦葺き、横葺きの外装材、ルーフタイル、瓦等の
公知の外装材として用いられるものであればよい。ま
た、この上葺き層を形成する外装材は、取付手段や素材
についても何等限定するものではなく、例えば前記内側
外装材1と同様の素材を用いても良いし、より強度の高
い素材にて所定形状に成型しても良い。さらにその裏面
には、断熱、面板部の補強等の目的で、従前のこの種の
外装構造と同様に木毛セメント板、発泡ポリウレタン等
の合成樹脂製の下地材(バックアップ材)や、金属等か
らなる補強部材(フラットバー、ハット型等の支持部
材)を配しても良い。また、上記下地材は、端部が下葺
き層の山部間に跨る(支持)板状のものでも、下葺き層
上に沿う形状でもよい。
【0013】図1の二重葺き外装構造を構成する下葺き
層を施工する手順を以下に示す。まず下地4上に支持部
材3を固定し、この支持部材3の固定受部31に前記保
持部材2の下片21の水平片部分を沿わせて溶着して固
定する。また、予め支持部材3に保持部材2の下片21
を接着剤或いはボルト・ナット等により固定しておいて
も良い。こうして内側外装材1の配設以前に下顎部21
1が下地4上に配置、固定した状態となる。
【0014】次に、内側外装材1を配設(敷設)するの
であるが、第1被係合部121が下顎部211に係合す
るように配設する。この時点で保持部材2の上片22は
回動可能であるから、上片22を浮かせた状態に回動さ
せて内側外装材1を配設するようにしても良い。
【0015】続いて、内側外装材1の第2被係合部12
3を上顎部221が上方から押さえつけるように上片2
2を回動させ、その水平片部分を下片21の水平片部分
に密着状に接合させてボルト23及びナット24にて一
体に固定する。
【0016】その後、内側外装材1の他方の立ち上がり
部12に延設した重合部15を、軒側に隣接する内側外
装材1の一方の立ち上がり部12に延設した排水溝13
及び被重合部14を覆うように重合させてビス止め(ビ
ス16)固定する。このビス止めは、保持部材2や支持
部材3の存在しない位置において行っても良く、適宜間
隔で実施することができる。
【0017】こうして施工された下葺き層の重合部15
(重合部分)上に施工する上葺き層は、特に限定するも
のではなく、どのような構造のものでも良いが、図示実
施例では、上葺き層として横架材(亜鉛鋼板)72を固
定すると共に発泡ポリスチレン板73を配設し、その上
に芯木(アルミ押出材)92、上葺き材(ステンレス)
82を取り付け、さらにその上方にステンレス製の化粧
パネル83を取り付けている。
【0018】このように施工される本発明の二重葺き外
装構造では、仮に雨水等が上葺き層の裏面側に至ったと
しても下葺き層にて確実に排水できる。即ち上葺き層の
裏面側(その支持、取付部分である重合部15)に雨水
が至り、仮に下葺き層のビス止め(ビス16)部分から
重合部15と被重合部14との間に雨水が浸入しても排
水溝13にて浸入水のそれ以上の浸入を防止することが
でき、下葺き層の内面への漏水を生ずることがない。ま
た、他方の立ち上がり部12に延設された重合部15
は、一方の立ち上がり部12の上方で固定されているの
で、仮にビス止め(ビス16)部分から雨水が下方へ落
下しても一方の立ち上がり部12上に導かれ、下葺き層
の内面への漏水を生ずることがない。したがって、経年
の後に、仮にビス16による止着が緩むことがあって
も、下葺き層の内面への漏水を生ずることがない。
【0019】また、特に図示実施例の下葺き層では、内
側外装材1の第1被係合部121が保持部材2の下顎部
211に、斜面部122が下片21の傾斜片に、第2被
係合部123が上顎部221に、それぞれ密着状に沿
い、内側外装材1の第1被係合部121及び斜面部12
2及び第2被係合部123で形成される被くわえ込み部
を、保持部材2の下顎部211及び上顎部221で形成
されるくわえ込み部により、上下方向から挟圧状に保持
している、即ち上下からくわえ込んでいるので、内側外
装材1に上下方向及び左右方向に応力が作用してもずれ
動いたり外れたりすることなく極めて強固に保持されて
いる。前後方向の伸縮によるずれ動きも抑制される。
尚、ボルト23及びナット24は、外装面の内側に配置
されるので、何等雨仕舞いに悪影響を及ぼすことがな
い。さらに、図示実施例では、支持部材3が設けられて
いない部分に前記保持部材2におけるくわえ込み部(下
顎部211及び上顎部221)と同様のくわえ込み部
(下顎部61及び上顎部62)を備える吊り金具6〔図
2(d)〕を配設し、室内側へ垂下する垂下部63を延
在させている。尚、前記図1に係る説明において、水平
状とは、屋根面に対して表現したものである。
【0020】図3に示す実施例は、内側外装材1の被く
わえ込み部、保持部材2、及び支持部材3の傾斜脚部3
2のそれぞれの形状が異なる以外は、前記図1の実施例
とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明を
省略する。即ち各部材の各部位の形状等については特に
前述のものに限定するものではなく、どのような形状で
あっても良い。また、内側外装材1の立ち上がり部12
も略傾斜状に限定するものではなく、例えば略垂直状で
も良いし、略傾斜状と略垂直状の組み合わせ等であって
も良い。
【0021】図4に示す下葺き層の実施例は、内側外装
材1に排水溝13を複数設けた以外は、前記図1の実施
例とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明
を省略する。即ち前述のように排水溝13は、重合部1
5と被重合部14との間に至った浸入水のそれ以上の浸
入を防止するものであるから、このような排水溝13が
複数設けられることによって、より確実に下葺き層の内
面への漏水が防止される。
【0022】図5に示す下葺き層の実施例は、内側外装
材1の他方の立ち上がり部12に延設した重合部15の
取付態様が異なる以外は、前記図3の実施例とほぼ同一
であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
即ち図5は係合にて、内側外装材1の軒側の立ち上がり
部12の重合部15を、軒側に隣接する内側外装材1の
棟側の立ち上がり部12の被重合部14の延設部分に取
り付けたものである。このように内側外装材1の他方の
立ち上がり部はビス止め、係合等公知の手段にて取り付
ければ良く、図示しないがハゼ締めにて取り付けても良
く、或いはそれらの手段を併用しても良い。
【0023】図6に示す下葺き層の実施例は、保持部材
2が上下別体である以外は、前記図1の実施例とほぼ同
一であるから、図面に同一符号を付して説明を省略す
る。即ちこの実施例における保持部材2は、それぞれ別
体の、前記図1における下片21と同じ下部保持部材2
Aと、前記図1における上片22と同じ上部保持部材2
Bとからなり、下部保持部材2Aには下顎部26が、上
部保持部材2Bには上顎部27が形成される。
【0024】図7に示す下葺き層の実施例は、支持部材
3の傾斜脚部32に切り起こし、溶接等により下顎部3
21が形成された以外は、前記図1の実施例とほぼ同一
であるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
即ちこの実施例における保持部材2は、前記図6におけ
る上部保持部材2Bと全く同一で、上顎部27を備え
る。この場合、前記図6に比べて施工部材の数が少ない
ので、施工性が優れている。
【0025】図8及び図9に示す下葺き層の各実施例
は、外装材1の両立ち上がり部12,12の上端をそれ
ぞれ内方へ略折返し状に延在させて被重合部14を形成
した構成であって、カバー材5を隣接する外装材1,1
の被重合部14,14を覆うように取り付けた構成であ
る。図示実施例のカバー材5は、両端縁が下方へ折曲さ
れた略水平状であって、このカバー材5の被重合部14
に対する取り付けは、ビス止め(ビス51)にて行った
が、これに限定されるものではなく、嵌合等にて取り付
けるようにしても良い。また、特にその素材構成を限定
するものではなく、例えば前述の外装材1の説明に例示
した素材を用いることができる。そして、図8及び図9
に示す各実施例は、外装材1の一方の立ち上がり部12
ばかりでなく他方の立ち上がり部12にも被くわえ込み
部が設けられ、これらを上下からくわえ込んで係止する
ためのくわえ込み部が左右にそれぞれ配設されている。
【0026】図8に示す下葺き層の実施例は、左右に隣
接する内側外装材1,1のそれぞれの立ち上がり部1
2,12(被くわえ込み部)を上下からくわえ込んで係
止するための保持部材2、及びそれを支持する支持部材
3が左右にそれぞれ配設される以外は、前記図3の実施
例とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明
を省略する。即ちこの実施例における内側外装材1は両
方の立ち上がり部12に被くわえ込み部が設けられ、重
合部(15)が設けられない代わりに隣接する内側外装
材1,1の立ち上がり部12,12間に各くわえ込み部
(下顎部211,上顎部221)を覆うカバー材5を取
り付けて下葺き層を構成しており、この下葺き層のカバ
ー材5と被重合部14との重合部分上に上葺き層が支
持、取り付けられる。
【0027】図9に示す下葺き層の実施例は、左右別体
の保持部材2及び支持部材3を一体とした以外は、前記
図8の実施例とほぼ同一であるから、図面に同一符号を
付して説明を省略する。この実施例における保持部材2
は、上下が別体の2ピースの保持部材(下部保持部材2
C,上部保持部材2D)を左右一体にした構成で、下部
保持部材2Cに下顎部26が、上部保持部材2Dに上顎
部27が形成される。
【0028】これら図8及び図9の下葺き層は、横葺き
屋根構造ばかりでなくそのまま縦葺き屋根構造に適用で
きるため、敢えて屋根面傾斜を表していない(後述する
図12及び図13も同様)が、何れも内側外装材1の両
立ち上がり部12を上下からくわえ込んで係止している
ので、前述の片追いタイプの実施例に比べて取付強度が
高いものとなる。尚、図1〜7の片追いタイプの下葺き
層の実施例も横葺き屋根構造のみに限定されるものでは
なく、種々の屋根下地に対して縦葺き、斜め葺き、三次
元等の仕様にそのまま適用することができる。その場
合、屋根面における雨流れ方向等を考慮して水上側の外
装材1の重合部15を水下側の外装材1の被重合部14
に重合させることが望ましい。例えば図8と図9とで
は、図9の下葺き層の方が施工部材が少ないので施工性
が優れているが、図8の下葺き層は、テーパ状のカバー
材5を用いて縦葺き屋根構造に適用した場合に、図10
(a)、(b)に示すようなドーム状の屋根面形状に対
応させることができるという利点がある。
【0029】即ち図11(a)は前記図10(a)のA
部分、即ち棟側において左右の支持部材3,3の配設間
隔が狭い場合における図8の断面構造を示し、図11
(b)は前記図10(a)のB部分、即ち軒側において
左右の支持部材3,3の配設間隔が広い場合における図
8の断面構造を示す。このように図8の下葺き層では、
カバー材5と被重合部14との重合位置を幅方向に変位
させて取り付けることができ、即ちカバー材5を幅調整
部として用いることができ、平坦な屋根面ばかりでな
く、ドーム形状等の三次元曲面を有する立体的な屋根面
に対しても適用することができる。尚、この実施例では
テーパ状のカバー材5を用いる例を示したが、幅方向へ
の変位幅が比較的小さい場合には略平行状(略矩形の平
行面材)のカバー材5を用いて被重合部14との重合位
置を幅方向に変位させて取り付けるようにしても良い。
この場合、内側外装材1の重合部15も全く同様にして
被重合部14との重合位置を幅方向に変位させて取り付
けるようにしても良い。
【0030】図12に示す下葺き層の実施例は、全体構
造については前記図9の実施例とほぼ同一であり、内側
外装材1の被くわえ込み部、保持部材2、及び支持部材
3の傾斜脚部32のそれぞれの形状については前記図1
の実施例とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付し
て説明を省略する。即ちこの実施例における保持部材2
は、前記図9と同様に上下が別体の2ピースの保持部材
(下部保持部材2C,上部保持部材2D)を左右一体に
した構成で、下部保持部材2Cに下顎部26が、上部保
持部材2Dに上顎部27が形成される。
【0031】図13に示す下葺き層の実施例は、支持部
材3の左右の傾斜脚部32に切り起こし、溶接等により
下顎部321,321が形成された以外は、前記図12
の実施例とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付し
て説明を省略する。即ちこの実施例における保持部材2
は、前記図9における上部保持部材2Dとほぼ同一で、
左右に上顎部27,27を備え、支持部材3に下顎部3
21,321が形成されている。この場合、図12に比
べて施工部材の点数が少ないので、施工性が優れてい
る。
【0032】図14に示す二重葺き外装構造は、前記図
1の実施例と同一の下葺き層上に、上葺き層として裏面
に断熱バックアップ材(発泡ポリスチレン)71を配し
た横葺き屋根(横葺き屋根板81、垂木91)が形成さ
れている。
【0033】図15に示す二重葺き外装構造は、前記図
3の実施例と同一の下葺き層上に、上葺き層として横架
材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に下から順に発泡ス
チレン(厚)板74、合板75、発泡ポリスチレン
(薄)板76を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)
92、上葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらに
その上方にステンレス製の化粧パネル83を取り付けて
いる。尚、94は発泡スチレン(薄)板76及び合板7
5を一体に取り付ける固定具である。上葺き層の熱を下
葺き層に伝熱しない熱橋構造を形成するためのものであ
る。
【0034】図16に示す二重葺き外装構造は、同図
(a)(b)共に下地ベースライン及び外装面が傾斜し
ていることからも明らかなように一様に傾斜する平坦状
の屋根面ではなく、三次元曲面の屋根面に適用した実施
例である。この実施例では、同図(a)に示すように前
記図3の外装構造と同一の下葺き層上に、上葺き層とし
て横架材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に発泡スチレ
ン板73を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)9
2、上葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらにそ
の上方にステンレス製の化粧パネル83を取り付けてい
る。同図(b)は、上葺き層の左右方向の連結部分を示
すものであり、化粧パネル83、発泡スチレン板73を
それぞれ連続させている。尚、95はプラスチック座
板、96はプラスチックプレート、97は連結用の発泡
スチレン、98はハット型の連結材(アルミ押出材)で
ある。これらプラスチック座板95及びプラスチックプ
レート96は、上葺き層の熱を下葺き層に伝熱しない熱
橋構造を形成するためのものである。
【0035】図17に示す下葺き層の実施例は、外装材
1の立ち上がり部12の上端に一旦外側へ略水平状に延
在させ、その先端を折り返した折返し固定部17を延設
し、この折返し固定部17を支持部材3の固定受部31
に支持させてビス止め(ビス18)して取り付けてい
る。このように必ずしも保持部材2を用いずに取り付け
るようにしても良い。
【0036】図18に示す下葺き層の実施例は、外装材
1の立ち上がり部12の途中に第1被係合部121を設
けずに外方へ延在する水平片部124を設け、支持部材
3の傾斜脚部32に形成した段状の支持受片322に支
持させた以外は前記図7の実施例と同様である。
【0037】図19に示す下葺き層の実施例は、前記図
17の実施例と同様に保持部材2を用いずに外装材1を
取り付ける例であり、外装材1の両立ち上がり部12の
途中に、支持部材3の左右の傾斜脚部32にそれぞれ形
成した下向きの係合片323に対して弾性的に係合して
保持される第3被係合部125を設けて取り付けてい
る。
【0038】図20に示す下葺き層の実施例は、前記図
19の実施例と同様に外装材1の左右の立ち上がり部1
2に形成した第3被係合部125を支持部材3の左右の
傾斜脚部32に形成した係合片323にそれぞれ弾性的
に係合させると共に、前記図7の実施例と同様に一方の
立ち上がり部12の上端の第2被係合部123を保持部
材2の上顎部27に係合させて取り付けている。
【0039】図21に示す下葺き層の実施例は、外装材
1の左右の立ち上がり部12,12にそれぞれ被重合部
14を形成した左右対称の外装材1と、カバー材5とか
らなる構成であって、両立ち上がり部12の取付構造
は、前記図19の実施例と同様であり、外装材1の両立
ち上がり部12に形成した第3被係合部125を、支持
部材3の両傾斜脚部32に形成した下向きの係合片32
3にそれぞれ弾性的に係合して保持されて取り付けてい
る。
【0040】図22に示す下葺き層の実施例も、外装材
1の左右の立ち上がり部12,12にそれぞれ被重合部
14を形成した左右対称の外装材1と、カバー材5とか
らなる構成であって、両立ち上がり部12の取付構造
は、前記図18の実施例と前記図20の実施例とを併せ
たものであり、外装材1の両立ち上がり部12の途中に
形成した傾斜片部126を、支持部材3の傾斜脚部32
に形成した傾斜段状の支持受片324に支持させると共
に、外装材1の両立ち上がり部12に形成した第3被係
合部125を支持部材3の両傾斜脚部32に形成した係
合片323にそれぞれ弾性的に係合して保持させ、さら
に両立ち上がり部12の上端の第2被係合部123を保
持部材2の左右の上顎部27に係合させて取り付けてい
る。
【0041】図17〜22の各実施例に示すように内側
外装材1の被重合部14が延設される方の立ち上がり部
12の取り付けは、上下からくわえ込んで係止する態様
に限定するものではなく、弾性嵌合、ビス止め、係合等
公知の取付手段にて取り付けるようにしても良く、或い
はそれらの手段を併用しても良い。
【0042】以上本発明を図面の実施の形態に基づいて
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。
【0043】
【発明の効果】以上要するに本発明の二重葺き外装構造
は、下葺き層を構成する縦葺き、横葺き等の各種の内側
外装材の立ち上がり部の上端を内方へ略折返し状に延在
させて上方が開口する排水溝、さらにその内方に被重合
部を形成し、他方の立ち上がり部の上端を外方へ延在さ
せて重合部を形成し、該重合部を隣接する内側外装材の
排水溝及び被重合部を覆うように取り付け、この重合部
分上に上葺き層を取り付けたので、仮に雨水等が上葺き
層の裏面側に至り、さらに重合部と被重合部との間に雨
水が浸入しても排水溝にて浸入水のそれ以上の浸入を確
実に防止することができる。また、重合部と被重合部と
は、立ち上がり部の上方で固定されているので、例えば
ビス止めにて固定していてもビス止め部分から落下する
雨水が立ち上がり部上に導かれるものとなる。そのた
め、本発明の二重葺き外装構造では、雨仕舞い性が優
れ、下葺き層の内面への漏水を生ずることがなく、下葺
き層にて確実に排水することができる。したがって、本
発明の二重葺き外装構造は、下地の構造に関わらず各種
の外装構造に適用できる雨仕舞い性の高いものとなり、
例えば躯体上に下葺き層を直接的に施工するような屋根
構造にも適用することができる。
【0044】内側外装材の左右の立ち上がり部の上端を
内方へ略折返し状に延在させて上方が開口する排水溝、
さらにその内方に被重合部を形成し、カバー材を隣接す
る内側外装材の排水溝及び被重合部を覆うように取り付
け、この重合部分上に上葺き層を取り付けた二重葺き外
装構造も、前述のものと同様に下地の構造に関わらず各
種の外装構造に適用できる雨仕舞い性の高いものとな
り、例えば躯体上に下葺き層を直接的に施工するような
屋根構造にも適用することができる。
【0045】また、被重合部の外側に設けられた排水溝
は重合部(或いはカバー材)と被重合部との間に至った
浸入水のそれ以上の浸入を防止するから、このような排
水溝を複数設けた場合には、より確実に下葺き層の内面
への漏水を防止することができる。
【0046】さらに、内側外装材の立ち上がり部に形成
した重合部やカバー材の取付位置を幅方向に変位させて
取り付けることにより、軒棟方向で横幅が変化するよう
な屋根面、即ちドーム形状等の三次元曲面を有する立体
的な屋根面形状にも適用することができる。また、上葺
き層に断熱層を形成することにより、外部の熱を下葺き
層及びその内側の室内に伝わらないようにすることがで
きる。さらに、下葺き層の外装材の立ち上がり部によっ
て形成される空間と相俟って優れた断熱性能を発揮する
ことができ、躯体に断熱性能を有さない構造の場合に特
に有用である。さらに本発明の二重葺き外装構造は、上
葺き層の構成を何等規制するものではないので、上葺き
層を構成する外装材としては、折板屋根板、縦葺き外装
材、太陽エネルギー変換装置、横葺き外装材など種々の
ものを用いることができる。そのため、各種の仕様態様
に適用することができる。したがって、本発明の二重葺
き外装構造は、雨仕舞い性や断熱性能といった二重葺き
としての基本性能を満足することは勿論、建築物の多様
化、有効容積の利用、屋根構造の軽量化、建築資材の使
用点数の低減などといった要求に対して適宜に対応する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重葺き外装構造の一実施例を示す側
断面図である。
【図2】図1の下葺き層を構成する(a)内側外装材、
(b)保持部材、(c)支持部材、(d)吊り金具の側
断面図、及び(e)保持部材の拡大斜視図である。
【図3】本発明の二重葺き外装構造の他の一実施例を示
す側断面図である。
【図4】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図5】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図6】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図7】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図8】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図9】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面
図である。
【図10】(a)本発明を適用するドーム屋根を示す平
面図、(b)側面図である。
【図11】図10のドーム屋根に適用する本発明の下葺
き層の一実施例を示す(a)棟側の(b)軒側の断面図
である。
【図12】用いた保持部材の分解拡大断面図を付記した
本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面図であ
る。
【図13】用いた保持部材の分解拡大断面図を付記した
本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断面図であ
る。
【図14】本発明の二重葺き外装構造の他の一実施例を
示す側断面図である。
【図15】本発明の二重葺き外装構造の他の一実施例を
示す側断面図である。
【図16】(a)(b)それぞれ本発明の二重葺き外装
構造の他の一実施例を示す側断面図である。
【図17】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【図18】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【図19】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【図20】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【図21】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【図22】本発明の下葺き層の他の一実施例を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1 内側外装材 11 略中央部分 12 立ち上がり部 13 排水溝 14 被重合部 15 重合部 2 保持部材 3 支持部材 4 下地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−221158(JP,A) 特開 平8−60810(JP,A) 特開2000−120226(JP,A) 特開 昭61−200249(JP,A) 実開 昭63−195019(JP,U) 実開 昭55−51915(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 3/00 E04D 3/30 E04D 3/366

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下葺き層上に上葺き層を敷設する二重葺
    き外装構造において、 前記下葺き層は、略中央部分の両端縁に立ち上がり部を
    有する内側外装材からなり、内側外装材の一方の立ち上
    がり部の上端を内方へ略折返し状に延在させて上方が開
    口する排水溝、さらにその内方に被重合部を形成し、他
    方の立ち上がり部の上端を外方へ延在させて重合部を形
    成し、該重合部を隣接する内側外装材の排水溝及び被重
    合部を覆うように取り付け、 前記上葺き層は、内側外装材の重合部分上に支持、取り
    付けられていることを特徴とする二重葺き外装構造。
  2. 【請求項2】 下葺き層上に上葺き層を敷設する二重葺
    き外装構造において、 前記下葺き層は、略中央部分の両端縁に立ち上がり部を
    有する内側外装材と、隣接する内側外装材の立ち上がり
    部間を覆うカバー材とからなり、内側外装材の両立ち上
    がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状に延在させて
    上方が開口する排水溝、さらにその内方に被重合部を形
    成し、カバー材を隣接する内側外装材の排水溝及び被重
    合部を覆うように取り付け、 前記上葺き層は、カバー材の重合部分上に支持、取り付
    けられていることを特徴とする二重葺き外装構造。
  3. 【請求項3】 排水溝が複数設けられていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の二重葺き外装構造。
  4. 【請求項4】 上葺き層は、断熱層を有することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の二重葺き外
    装構造。
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