JP3044195B2 - 軒先構造 - Google Patents

軒先構造

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JP3044195B2
JP3044195B2 JP8234688A JP23468896A JP3044195B2 JP 3044195 B2 JP3044195 B2 JP 3044195B2 JP 8234688 A JP8234688 A JP 8234688A JP 23468896 A JP23468896 A JP 23468896A JP 3044195 B2 JP3044195 B2 JP 3044195B2
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重治 河野
哲矢 樋口
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株式会社淀川製鋼所
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒棟方向に縦葺屋
根板で葺成される縦葺屋根用の軒先構造の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】縦葺屋根板の軒先構造では、例えば図8
に示すように、屋根下地材aの軒端と屋根板bの軒端と
の間に、装飾を兼ねた屋根支持部材である軒先唐草cが
配置さる。このような構成の軒先構造では、屋根板b,
b間の縦方向の接合部の直下に配置される樋dの軒先部
分を軒先唐草cの内壁面eに当接させ、その内壁面eの
下部に水抜き孔fを開孔し、また、屋根下地材aよりも
外方に突出した軒先唐草cの底部にも水抜き孔gを開孔
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の軒先構
造では、水抜き孔fの位置が樋dに対して高すぎると排
水が不十分となり室内への雨水の侵入や錆が発生する原
因となり、また、その水抜き孔fの位置を低くしようと
すると底に孔を開けてしまい室内に雨水の侵入すること
もあり、その開孔作業は大変難しく煩瑣なものとなって
いた。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
樋を流下する雨水の排水性が良好で、水抜き孔の開孔作
業の手間が省けるようにした軒先構造を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段を以下のように構成している。すなわ
ち、請求項1に記載の発明では、屋根下地材の軒端と、
屋根板の軒端との間に配置される軒先唐草が、唐草本体
と、その唐草本体の軒先方向に対してスライド自在に挿
入されてその唐草本体と一体化されるスライド片とより
なり、そのスライド片を、棟側から軒先側に向けて配設
される縦樋間に配置し、前記縦樋の軒先端を前記唐草本
体内に臨ませ、前記縦樋を流下した雨水を前記唐草本体
に開孔した水抜き孔へ流すようにしたことを特徴として
いる。
【0006】唐草本体に対して軒先に沿う方向にスライ
ド自在なスライド片を縦樋の両側に配置して縦樋の軒先
端を唐草本体内に臨ませ、縦樋を流下した雨水を唐草本
体の下部の水抜き孔に流すようにしたことにより、縦樋
と対応する水抜き孔を別途唐草本体やスライド片に開孔
する必要がなくなり、また、排水性が良好となる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明における前記軒先唐草には、屋根板の軒先側を
支持する可動枠が軒棟方向にスライド自在に設けられて
おり、前記屋根板の熱伸縮が吸収されるように構成され
てなることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の軒先構造の実施形
態について詳細に説明する。図1は軒先構造の部分破断
斜視図、図2は軒先唐草と樋部の対応関係を示す斜視図
で、符号1は屋根下地材、2は屋根板、3はその屋根下
地材1の軒端と屋根板2の軒端と屋根板2の軒端との間
に配置された軒先唐草で、アルミ合金の押出材よりな
り、唐草本体31とその唐草本体31に対して軒先に沿
う方向にスライド自在に挿入されてその唐草本体31と
一体化されるスライド片32,…とよりなる(図3参
照)。その屋根下地材1は、例えばグラスウールボード
よりなる断熱板とその断熱板の外面に重ねた木毛板から
なり、母屋4にビス等で締結固定され、その屋根下地材
1の上に防水性の素材、例えばゴム等よりなるアスファ
ルトルーフィング5が敷設される(図4参照)。
【0009】6は屋根板2,2同士を接合するために、
アスファルトルーフィング5の上に軒棟方向に設けられ
る通し吊子で、金属板をロール成形してなり、ボルト締
結等によりアスファルトルーフィング5、屋根下地材1
を介して母屋4に固定される左右一対の締結部61,6
1間に樋部(縦樋)62を設け、その樋部62と締結部
61との間に鈎形の係止部63を立上げ形成した長尺材
であり(図5参照)、7はその通し吊子6の両側に敷き
詰められるバックアップ材で、例えば硬質ウレタンフォ
ームの板材よりなる。なお、吊子6は短小なものとして
樋とは別体に形成してもよく、その場合はスライド片3
2,32間に樋のみを配置すればよい。
【0010】屋根板2は左右両側の各接合部21を吊子
6の係止部63に上方から弾性係合させて連結し、その
両接合部21,21を樋部62内に配置し、この接合部
21の係止部63に対する係合状態を維持強化し、さら
に隣接する屋根板2の隣接隙間を塞いで平坦化するため
にキャップ10が用いられる。そのキャップ10は、接
合部21の屈曲箇所の外面に弾性係合する左右一対の脚
片と各脚片の上端に連続して脚片より外側方へ張り出さ
れたシール壁と、左右のシール下部同士を接続する平坦
な上壁とを一体に折り曲げ形成した長尺材よりなり、屋
根板2と同じ素材で形成する。なお、屋根板2は所定幅
のコイル状の塗装鋼板をロール成形して得、その内面に
発泡断熱層11を裏打ちしたものである。符号12は屋
根板2の段落部とシール壁との間に介装したシール体で
あり、このシール体12が劣化して雨水が内部に侵入し
ても前記樋部62で受け止められる。
【0011】上述の唐草本体31は、その内方に延びる
締結部311がねじ8等によりアスファルトルーフィン
グ5および屋根下地材1を介して母屋4に固定される一
方、上述の吊子6はその唐草本体31に直交する方向に
配置されてその樋部62の軒先端を唐草本体31内に臨
ませ、その樋部62を流下した雨水を唐草本体31の下
部に設けた水抜き孔310へ導入して外部に排出させる
ようにし(図4参照)、かつ、その吊子6の両側に分割
したスライド片32,32を対抗させるように配置する
ことにより(図2参照)、雨水は樋部62からそのまま
水抜き孔310へと確実に流れ、排水性が大変良好とな
る。
【0012】唐草本体31に対するスライド片32の組
み付けは、唐草本体31の締結部311の軒側寄りの端
縁部に外方に向けて突設された係合突縁312(図3参
照)と、外側面313の上端で内側に向けて折曲形成さ
れた係合溝314とに、断面がコ字状に形成されたスラ
イド片32の係合溝322と係合突縁324とをそれぞ
れ側方からスライド係合させ、ビス9によりそのスライ
ド片32を唐草本体31に固定すればよく、現地での組
付施工性はきわめて良好である。
【0013】上述のスライド片32には、屋根板2の発
熱伸縮を吸収するためのL字型の断面形状をなす可動枠
15(図1参照)が軒棟方向へスライド自在に案内され
るように支持され、その軒先端151に屋根板2の折曲
された端部が掛止されている。そのスライド支持構成
は、可動枠15には軒棟方向の長孔152(図6参照)
を形成する一方、その長孔152に遊嵌するビス孔付き
の下凸部161とその両側に張出した押え面162,1
62とを有するブラケット16を用意し、その長孔15
2に下凸部161を遊嵌させてビス17によってそのブ
ラケット16をスライド片32に締結固定し(図7参
照)、その可動枠15がスライド片32に対して軒棟方
向に移動できるようにすればよい。これにより、屋根板
2の熱伸縮を吸収することができる(図1,図4参
照)。なお、本発明の軒先構造は、このような熱伸縮を
吸収するための可動枠15を有する屋根構造に限定され
るのではなく、このような可動枠15を有しない屋根構
造にも適用できるのはいうまでもない。
【0014】施工時には、屋根下地材1、水切板18、
アスファルトルーフィング5を配置した後、屋根下地材
1の軒端に唐草本体31を取り付ける。詳しくは、唐草
本体31を屋根下地材1の上に配置し、その締結部31
1をセルフドリリングビスやタッピングビスなどのねじ
8で締結する。次いで、その唐草本体31にスライド片
32,…を挿入した後、吊子6をそのスライド片32,
32間に挿入するように配置して、そのスライド片3
2,…を唐草本体31にビス9によって締結固定し、ボ
ルト8によって屋根下地材1上にその吊子6を締結固定
する。次に、バックアップ材7を配置した後、可動枠1
5をスライド片32に取り付ける。次いで、各屋根板2
の主面壁22とキャップ10の上壁101以外の軒先部
分を切り落し、残った壁部分を下向きに折り曲げ、その
折り曲げ壁を上向きに反転させてこれを可動枠15の軒
先端151に掛止させ、その後、屋根板2を葺き上げ、
キャップ10で屋根板2,2間の間隙を塞ぐ。この時、
治具等を用いてその軒先端151の唐草本体31からの
突出寸法を一定に揃えればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の軒先構造
によれば、軒先唐草を、唐草本体とスライド片とで構成
し、軒棟方向に配設される縦樋の両側に分割されたスラ
イド片を配置することにより、前記縦樋の軒先端を前記
唐草本体内に臨ませ、前記縦樋を流下した雨水を前記唐
草本体の下部に開孔した水抜き孔へ流すようにしたの
で、唐草本体やスライド片に縦樋と対応する水抜き孔を
別途開孔する必要がなくなり、現地での施工性が向上
し、かつ排水性が良好となる。
【0016】また、前記軒先唐草に屋根板の軒先側をス
ライド自在に支持する可動枠を設けることにより、屋根
板の熱伸縮を吸収することができ、軒先の変形を効果的
に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軒先構造の一実施形態を示す部分破断
斜視図である。
【図2】同軒先唐草と縦樋との対応関係を示す斜視図で
ある。
【図3】同唐草本体とスライド片の組付状態を示す断面
図である。
【図4】同軒先構造の縦断面図である。
【図5】同軒先構造の断面図である。
【図6】同可動枠の斜視図である。
【図7】同可動枠とスライド片の組付状態を示す断面図
である。
【図8】従来の軒先構造の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…屋根下地材、2…屋根板、3…軒先唐草、31…唐
草本体、32…スライド片、62…樋部(縦樋)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/15 E04D 3/366 101 E04D 3/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根下地材の軒端と、屋根板の軒端との
    間に配置される軒先唐草が、唐草本体と、その唐草本体
    の軒先方向に対してスライド自在に挿入されてその唐草
    本体と一体化されるスライド片とよりなり、そのスライ
    ド片を、棟側から軒先側に向けて配設される縦樋間に配
    置し、前記縦樋の軒先端を前記唐草本体内に臨ませ、前
    記縦樋を流下した雨水を前記唐草本体に開孔した水抜き
    孔へ流すようにしたことを特徴とする軒先構造。
  2. 【請求項2】 前記軒先唐草には、屋根板の軒先側を支
    持する可動枠が軒棟方向にスライド自在に設けられてお
    り、前記屋根板の熱伸縮が吸収されるように構成されて
    なることを特徴とする請求項1に記載の軒先構造。
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