JP2706189B2 - 建築用断熱パネルおよびその製造方法 - Google Patents

建築用断熱パネルおよびその製造方法

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JP2706189B2
JP2706189B2 JP3197826A JP19782691A JP2706189B2 JP 2706189 B2 JP2706189 B2 JP 2706189B2 JP 3197826 A JP3197826 A JP 3197826A JP 19782691 A JP19782691 A JP 19782691A JP 2706189 B2 JP2706189 B2 JP 2706189B2
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元旦 舩木
和幸 西澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋根材、外壁材、その他
の外装材として有用な建築用断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築用断熱パネルには、特開平2
−204560号公報や実公平3−4650号公報に提
案されているものがあり、断熱性および強度に優れてい
るものの、以下のような欠点を有している。
【0003】これらのパネルでは、断熱層と金属製の表
裏の板間に浸入した雨水によって、表裏の両板が腐食し
て孔が開き、大きな漏水事故を招いたり、或いは、この
ような腐食以前に、前記の浸入した雨水が直接室内側に
滴下して漏水事故を起こす問題がある。斯る漏水事故
は、断熱層が発泡樹脂製で自己吸水性が極めて低く且つ
断熱性にも優れてるが故に、浸入した水は断熱層と金属
板の接着層における脆弱部分に滞留して、金属板の腐食
を促進するため、一層重大である。
【0004】さらに、パネルの長さは、成形上の理由す
なわち断熱層を樹脂材料の注入・発泡により形成してい
るため、現場成形は不可能で、輸送可能な長さである1
1〜15mのものに制限され、その結果、上下のパネル
の接続は、その接続部分に発泡樹脂やシールを配設して
行っている。しかしながら、このような接続部分に発泡
樹脂やシールを配設する接続構造のものでは、作業中乃
至作業後、同接続部分が作業者から見えない隠れた部位
となっているため、シール状態の確認が出来ず、作業不
良やシールの経年劣化時には、パネルを一旦外さなけれ
ばならない問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、パネル自体に自己排水能力を持たせて、金属製の表
裏両板の腐食による漏水事故を避け、上下のパネルの接
続部分に発泡樹脂やシールを必要とすることなく、浸入
した雨水を下方に導き出して、室内側への漏水事故を避
け、上下のパネルの接続のための作業効率が良い、金属
製表面板と金属製裏面板と断熱材層との三者一体構造か
らなる断熱パネルを提供することにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】本発明の建築用断熱パネ
ルでは、前記の課題を達成するために、金属製表面板と
金属製裏面板との間に断熱材層を相互に合着させて三者
一体に設けた断熱パネルであって、表面板と裏面板は、
隣り合う上下のパネルの接続時に、表面板の下端部が下
側の表面板の上端部上に、裏面板の上端部が上側の裏面
板の下端部下に、隣接状を呈する断熱材層に対して、各
重合状に接続可能な態様にそれぞれ位相してあり、且
つ、裏面板は、上下方向に平行な凹部と凸部を形成し、
この凹部内における前記断熱材層との間に上下方向に貫
通する空間部を形成したことを特徴とする。
【0007】また、本発明の建築用断熱パネルでは、凹
部と凸分を複数形成してあることを特徴とする。
【0008】また、表面板と裏面板は、隣り合う左右の
パネルの接続時に、左右端部の一方が他方に重合状に接
続可能な態様にそれぞれ位相してあることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明における表面板の左右の端部
は、その接続のための構成として、単純な重合による被
せ方式の他に、嵌合方式やハゼ締め方式等の建築外装材
の接続手段として周知の技術を含み、何等制限されな
い。
【0010】また、本発明における表面板および裏面板
は、たとえば鉄、アルミニウム、ステンレス等にメッキ
ないし着色したものなど、通常の建築の外装に用いられ
る板材であれば何でも良い。断熱材は、ポリスチレンや
硬質ウレタンフォームやグラスウールなどのボード状の
もの、或いは、硬質ウレタン、イソシアヌレート、フェ
ノールフォームなどの発泡性樹脂材料、その他の各種断
熱材料の中から適宜選択される。
【0011】このパネルの下地(鉄骨、木造の母屋、梁
等)への取付けは、防水(パッキング)座金付きのドリ
ルビス等により下地に固定する。この固定位置は裏面板
の凸部分が望ましい。また、パネルの左右端部の接続を
兼ねている吊子により下地に固定するようにしても良
く、吊子は、下地にあらかじめ取付けておくか、パネル
の敷設と同時に下地に取付けても良い。
【0012】また、本発明における表面板、裏面板、ボ
ード状の断熱材層は周知の適宜成型手段たとえばプレス
加工やロール加工等により成形する。
【0013】
【作用】断熱材層と裏面板との間に上下方向に貫通する
空間部が形成されているので、浸入した雨水は、断熱材
層と金属板の合着層の脆弱部分に滞留する間もなく、空
間部に導かれて下方に流下し、腐食の要因となる浸入水
の滞留をなくせる。また、上下のパネルの上下端部を大
気に開放したり、或いは空調機器に接続したりした場
合、断熱効果が高められ、空間部内の除湿に有効とな
る。
【0014】上下のパネルにおける表面板の重合部から
浸入水があっても、下側のパネルの裏面板が上側のパネ
ルの裏面板下に延びていて、浸入水を受けて空間部内を
下方に流下させるので、室内に雨水が滴下するのを阻止
し得る。
【0015】左右のパネルにおける表面板の重合部から
浸入水があっても、左右のパネル間から空間部に導いた
後、同空間部内を下方に流下させるので、室内に雨水が
滴下するのを阻止し得る。また、単純な被せ作業で済
み、施工効率の向上と接続カバーなどの部品点数の省力
化に有効である。
【0016】
【実施例】図1乃至図3に例示した第1実施例の断熱パ
ネルでは、金属製表面板1と金属製裏面板2との間に断
熱材層3を介在させて、断熱材層3の材質に応じた合着
手段(熱融着、圧接着等)により三者一体化している。
表面板1はその板面に複数の凸部4と凹部5を左右に交
互して上下方向に平行状に有し、この表面板1と同形態
の裏面板2は、凹部6と凸部7をそれぞれ有しており、
表裏の凸部4と凸部7そして凹部5と凹部6はそれぞれ
相対しており、裏面板2における各凹部6内と断熱材層
3部分との間には上下方向に貫通状の空間部8を形成し
てある。
【0017】また、表面板1と裏面板2は、両板の外郭
を断熱材層3よりも一回り大きい比率関係に形成してお
り、表面板1の板上端部1aは断熱材層3における層上端
部3aと、裏面板2の板下端部2bは層下端部3bとそれぞれ
端部を揃える一方、表面板1の板下端部1bは層下端部3b
から下側に、裏面板2の上端部2aは層上端部3aよりも上
側にそれぞれ張り出ている。また、表面板1の板左端部
1cは同部の凸部4が層左縁部3cと一致するようにして端
部を揃える一方、板右端部1dは同部の凸部4が層右端部
3dよりも右側に張り出ている。また、裏面板2の板左端
部2cは同部の凸部7と凹部6が層左端部3cよりも左側に
張り出て、板右端部2dは層右端部3dの幾分内側に在る。
【0018】断熱材層3は表面側に凹凸部9を表面板1
の凸部4および凹部5と適合する相似形状に成形してい
て、表面板1と隙間無く合着しており、そして、同層3
の裏面側の凹凸部10は浅くして、この各凸部分10a と裏
面板2の各凹部6内との間にそれぞれ空間部8を形成し
ている。
【0019】図4には前記第1実施例の断熱パネルを用
いて葺いた屋根を例示しており、左右に隣り合うパネル
は、右側のパネルにおける裏面板2の左側に張り出た板
左端部2cの凸部7上に左側のパネルにおける裏面板2の
板右端部2dの凸部7を嵌合状に被嵌すると共に、同じく
右側のパネルにおける表面板1の板左端部1cの凸部4上
に左側のパネルにおける右側に張り出た板右端部1dの凸
部4を嵌合状に被嵌することにより、左右のパネルを接
続する。そして、上下に隣り合うパネルは、下側のパネ
ルにおける裏面板2の上側に張り出た板上端部2a上に上
側のパネルにおける裏面板2の板下端部2bを重合状に載
せて、上下のパネルの空間部8を上下に連通せしめると
共に、同じく下側のパネルにおける表面板1の板上端部
1a上に上側のパネルにおける表面板1の下側に張り出た
下端部1bを重合状に被せることにより、上下のパネルを
接続し、軒先側から棟側に葺いている。
【0020】それにより、上下左右の各パネルにおける
表面板の重合部分から雨水が浸入しても、雨水をパネル
内に滞留させる間もなく、空間部8に沿い軒先側に導い
て排水し得る。また、空間部8の端部を大気中に開放し
たり、任意の空調機器に接続したりして、断熱効率の向
上を計ったり、除湿し得る。そして、浸入した雨水が各
パネルの間から室内側に滴下しようとしても、その空間
部8を形成している裏面板2における板上端部2aが上側
のパネルの板下端部2b裏側まで張り出て、雨水を受けて
そのまま空間部8を軒先側まで流下させ得る。また、上
下左右の各パネルの接続が重合状の被せ作業で済むた
め、作業効率が向上すると共に接続のための発泡樹脂や
シール、さらに接続カバーなどの各種接続部品が不用と
なる。
【0021】図5および図6に例示した第2実施例の断
熱パネルは、前記第1実施例のものと基本的に同構成で
あるため、共通する構成の説明を省略して、相違する構
成について説明する。表面板1の左右の端部1c,1d およ
び裏面板2の左右の端部2c,2d は断熱材層3の左右の端
部3c,3d とその端部を揃えて成形している。そして、表
面板1における板左端部1cには倒L形状係止片11を、板
右端部1dには倒L形状係止片12をそれぞれ立設してい
る。
【0022】図7には前記第2実施例の断熱パネルを用
いて葺いた屋根を例示しており、左右に隣り合うパネル
は、下地材13側に立設されている吊子14を左右の係止片
11,12 で挟持するようにして隣り合わせ、同吊子14の左
右先部14a,14b を下向きに折り曲げて左右両係止片11,1
2 を抱持することにより、左右のパネルを接続・固定す
る。そして、上下に隣り合うパネルは、下側のパネルに
おける裏面板2の上側に張り出た板上端部2a上に上側の
パネルにおける裏面板2の板下端部2bを重合状に載せ
て、上下のパネルの空間部8を上下に連通せしめると共
に、同じく下側のパネルにおける表面板1の板上端部1a
上に上側のパネルにおける表面板1の下側に張り出た下
端部1bを重合状に被せることにより、上下のパネルを接
続し、この上下の各パネルにおける左右接続部分すなわ
ち各吊子14に亘り軒棟方向に長尺状のカバー15を被嵌し
て、軒先側から棟側に葺いている。
【0023】それにより、上下左右の各パネルにおける
表面板の重合部分から雨水が浸入しても、雨水をパネル
内に滞留させる間もなく、空間部8に沿い軒先側に導い
て排水し得る。また、空間部8の端部を大気中に開放し
たり、任意の空調機器に接続したりして、断熱効率の向
上を計ったり、除湿し得る。そして、浸入した雨水が各
パネルの間から室内側に滴下しようとしても、その空間
部8を形成している裏面板2における板上端部2aが上側
のパネルの板下端部2b裏側まで張り出て、雨水を受けて
そのまま空間部8を軒先側まで流下させ得る。しかも、
左右のパネル間をカバー15で覆い塞いでいるため、雨水
の浸入を阻止し得、また、仮に浸入しても、カバー内の
板端部を排水路16として軒先側に導き出せる。
【0024】図8には、左右のパネルの表面板1におけ
る他の接続構造を例示しており、図8の(A)では、右
側のパネルにおける表面板1の板左端部1cの起立片17に
対して、左側のパネルにおける表面板1の板右端部1dの
倒L形状係合片18を折り返して挟持して接続した態様を
例示している。
【0025】図8の(B)では、右側のパネルにおける
表面板1の板左端部1cの倒L形状係止片19に対して、左
側のパネルにおける表面板1の板右端部1dの下向き略コ
形状係止突片20を、同係止突片20の先部を内側に折り返
して係止片19先部を挟持した後、さらに同挟持部を折り
返して接続した態様を例示している。
【0026】図8の(C)に例示した接続構造のもの
は、前記第1実施例における接続構造と基本的に同じで
あるため、共通する構成の説明を省略して、相違する構
成について説明する。右側のパネルにおける突部4の左
右外側面部分には係合突部21を、左側のパネルにおける
突部4の左右内側面部分には係合窪部22を相互に係合可
能に形成してあり、両凸部4,4の接続状態を係合突部
21と係合窪部22とによる係合接続状態にした態様を例示
している。
【0027】図9には、パネルの他の接続・固定構造を
例示しており、図9の(A)では、前記第2実施例にお
ける接続・固定構造と基本的に同じであるため、共通す
る構成の説明を省略して、相違する構成について説明す
る。左右のパネルは、吊子23の左右先部23a,23b をそれ
ぞれ左右の倒L形状係止片24,25 ともども下向きに折り
返して、左右両係止片24,25 を抱持することにより、左
右のパネルを接続・固定し、そして上下の各パネルにお
ける左右接続部分すなわち各吊子23および左右係止片2
4,25 に亘り軒棟方向に長尺状のカバー26を被嵌して、
軒先側から棟側に葺いている。
【0028】図9の(B)では、左右のパネルは、吊子
27を挟んで隣り合っている左右の凸部4,4上面の凹窪
部28,29 に吊子27の左右先部27a,27b が係合し、そして
上下の各パネルにおける左右の凸部4,4には同凸部側
面の係合窪部30と係合する係合突部32を設けたカバー31
を被嵌して、左右のパネルを接続・固定した態様を例示
している。
【0029】図9の(C)では、左右のパネルは、ボル
ト33を挟んで隣り合っている左右の凸部4,4上面に亘
り断面略門形状の挟持体34を被せ、この挟持体34をナッ
ト35で左右の突部上面に圧接させて接続・固定、そして
上下の各パネルにおける左右接続部分すなわち各ボルト
33および左右の突部4,4に亘り軒棟方向に長尺状のカ
バー36を被嵌して、左右のパネルを接続・固定した態様
を例示している。
【0030】図10には、本発明断熱パネルの製造方法の
第1実施例を例示しており、表面板1、裏面板2、断熱
材層3はそれぞれ別途成形して置く。表面板1は凸部4
と凹部5と左右端部の倒L形状係止片11,12 を有するも
のに、裏面板2は凸部7と凹部6を有するものに、断熱
材層3は平板状に、それぞれ成形する。然る後、斯く成
形した断熱材層3を間にして表面板1と裏面板2を、同
裏面板2の凹部6内と断熱材層3との間に上下方向に貫
通する空間部8が残るように合着して、三者を一体化し
ている。
【0031】図11には、本発明断熱パネルの製造方法の
第2実施例を例示しており、前記第1実施例における製
造方法と基本的に同じであるため、共通する構成の説明
を省略して、相違する構成について説明する。断熱材層
3はその表面を表面板1の凸部4および凹部5と適合す
る相似形状に成形していて、表面板1との重ね合わせ時
における両者の重合位置関係が決定されて効率が良い。
【0032】図12には、本発明断熱パネルの製造方法の
第3実施例を例示しており、前記第1実施例における製
造方法と基本的に同じであるため、共通する構成の説明
を省略して、相違する構成について説明する。断熱材層
3はその表面を表面板1の凸部4および凹部5と適合す
る相似形状に成形する一方、裏面を裏面板2の凸部7と
適合する裏面側に浅い凹状に成形していて、表面板1お
よび裏面板2との重ね合わせ時における三者の重合位置
関係が決定されて効率が良い。
【0033】図13には、本発明断熱パネルの製造方法の
第4実施例を例示しており、表面板1、裏面板2はそれ
ぞれ別途成形して置く。表面板1は凸部4と凹部5と左
右端部のL形状側部37,38 を有するものに、裏面板2は
凸部7と凹部6を有するものに、それぞれ成形する。然
る後、表面板1における左右の側部37,38 の水平部37a,
38a 間に亘り裏面シート39を張着し、この表面板1と裏
面シート39との間の空間に発泡性樹脂材料を注入して発
泡させて、断熱材層3を形成する。次に、この断熱材層
3に前記裏面シート39を介して裏面板2を、同裏面板2
の凹部6内と裏面シート39との間に上下方向に貫通する
空間部8が残るように合着して、三者を一体化してい
る。
【0034】図14には、本発明断熱パネルの製造方法の
第5実施例を例示しており、表面板1、裏面板2はそれ
ぞれ別途成形して置く。表面板1は凸部4と凹部5と左
右端部のL形状側部37,38 を有するものに、裏面板2は
凸部7と凹部6を有するものに、それぞれ成形する。然
る後、裏面板2における各凸部7に亘り裏面シート39を
張着して、凹部6内と裏面シート39との間に上下方向に
貫通する空間部8を形成する。斯くした後、この裏面板
2に前記裏面シート39を介して表面板1を合着する。次
に、表面板1と裏面シート39との間の空間に発泡性樹脂
材料を注入して発泡させて、断熱材層3を形成し、三者
を一体化している。
【0035】
【発明の効果】イ、請求項1により、断熱材層と裏面板
との間に上下方向に貫通(連通)する空間部を形成した
ので、浸入した雨水は、断熱材層と金属板の合着層の脆
弱部分に滞留することがなくなり、三者一体パネル構造
でありながら、金属製の表裏両板の腐食を未然に阻止し
て、腐食に起因する大きな漏水事故を招くことがない。
そして、金属製表面板と金属製裏面板と断熱材層との三
者一体パネルであることにより現場での施工を迅速且つ
容易に行えて施工性が優れている。また、施工面におけ
る上下のパネルの上下端部を大気に開放したり、或いは
空調機器に接続したりすることにより、断熱効果を高め
たり、空間部内の湿気を除去することが出来る。
【0036】ロ、同項により、上下のパネルにおける表
面板の重合部からの浸入水があっても、下側のパネルの
裏面板が上側のパネルの裏面板下に延びていて、浸入水
を受けて空間部内を下方に流下させるので、室内に雨水
が滴下するようなことがなくなり、安全確実である。
【0037】ハ、請求項2により、複数の凹部と凸部に
よって、パネル強度が優れていると共に複数の凹部から
なる空間部によるスムーズな排水能力が得られる。
【0038】ニ、請求項3により、左右のパネルにおけ
る表面板の重合部からの浸入水があっても、左右のパネ
ル間から空間部に導いた後、同空間部内を下方に流下さ
せるので、室内に雨水が滴下するようなことがなくな
り、安全確実である。また、単純な被せ作業で済むか
ら、施工効率を向上することができると共に接続カバー
などの接続のための部品数を省力化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の断熱パネルの第1実施例を例示した
平面図。
【図2】 図1のa−a断面図。
【図3】 図1のb−b拡大断面図。
【図4】 第1実施例の断熱パネルにより屋根面を葺い
た状態の部分拡大斜視図。
【図5】 本発明の断熱パネルの第2実施例を例示した
平面図。
【図6】 図2のa−a拡大断面図。
【図7】 第2実施例の断熱パネルにより屋根面を葺い
た状態の部分拡大斜視図。
【図8】 (A)〜(C)は左右のパネルの他の接続構
造を例示した部分拡大断面図。
【図9】 (A)〜(C)は左右のパネルの他の接続・
固定構造を例示した部分拡大断面図。
【図10】 (A)〜(B)は本発明断熱パネルの製造方
法の第1実施例を工程順に例示した概略図。
【図11】 (A)〜(B)は本発明断熱パネルの製造方
法の第2実施例を工程順に例示した概略図。
【図12】 (A)〜(B)は本発明断熱パネルの製造方
法の第3実施例を工程順に例示した概略図。
【図13】 (A)〜(C)は本発明断熱パネルの製造方
法の第4実施例を工程順に例示した概略図。
【図14】 (A)〜(C)は本発明断熱パネルの製造方
法の第5実施例を工程順に例示した概略図。
【符号の説明】
1 表面板 1a 表面板の板上端部 1b 表面板の板下端部 1c 表面板の板左端部 1d 表面板の板右端部 2 裏面板 2a 裏面板の板上端部 2b 裏面板の板下端部 2c 裏面板の板左端部 2d 裏面板の板右端部 3 断熱材層 3a 断熱材層の層上端
部 3b 断熱材層の層下端部 3c断熱材層の層左端部 3d 断熱材層の層右端部 4 表面板の凸部 5 表面板の凹部 6 裏面板の凹部 7 裏面板の凸部 8 空間部8 9,10 断熱材層の凹凸部 11,12,19,24,25 表面
板の係止片 13 下地材 14,23,27 吊子 15,26,31,36 カバー 17 表面板の起立片 18 表面板の係合片 20 表面板の係止突片 21 凸部の係合突部 22,30 凸部の係合窪
部 23a,23b 吊子の左右先部 28,29 凸部の凹窪部 32 カバーの係合突部 33 ボルト 34 挟持体 35 ナット 37,38 表面板の側部 37a,38a 側部の水平
部 39 裏面シート

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製表面板と金属製裏面板との間に断
    熱材層を相互に合着させて三者一体に設けた断熱パネル
    であって、表面板と裏面板は、隣り合う上下のパネルの
    接続時に、表面板の下端部が下側の表面板の上端部上
    に、裏面板の上端部が上側の裏面板の下端部下に、隣接
    状を呈する断熱材層に対して、各重合状に接続可能な態
    様にそれぞれ位相してあり、且つ、裏面板は、上下方向
    に平行な凹部と凸部を形成し、この凹部内における前記
    断熱材層との間に上下方向に貫通する空間部を形成した
    ことを特徴とする建築用断熱パネル。
  2. 【請求項2】 凹部と凸部を複数形成してあることを特
    徴とする請求項1記載の建築用断熱パネル。
  3. 【請求項3】 表面板と裏面板は、隣り合う左右のパネ
    ルの接続時に、左右端部の一方が他方に重合状に接続可
    能な態様にそれぞれ位相してあることを特徴とする請求
    項1記載の建築用断熱パネル。
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