JPH0733707B2 - タイルブロック壁体 - Google Patents

タイルブロック壁体

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JPH0733707B2
JPH0733707B2 JP1274874A JP27487489A JPH0733707B2 JP H0733707 B2 JPH0733707 B2 JP H0733707B2 JP 1274874 A JP1274874 A JP 1274874A JP 27487489 A JP27487489 A JP 27487489A JP H0733707 B2 JPH0733707 B2 JP H0733707B2
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元旦 舩木
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元旦ビューティ工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物のタイルブロック張り外装壁、内装
壁などに用いるタイルブロック壁体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、前記のようなタイルブロックの壁体として、特開
平1−158160号公報に示されたものがあった。このタイ
ルブロック壁体は、板状の取付部材の面板部に多数の互
いに平行な横長の長,短突条を上下方向に交互に形成
し、タイルブロックには裏面に形成した上,下突条間に
裏面に開口した凹溝を形成してある。そして、前記取付
部材の長,短突条間に保持金具を係合保持させ、タイル
ブロックの凹溝を取付部材の長突条および保持金具に嵌
め、保持金具の弾性力でタイルブロックの上突条を取付
部材の長突条上面に係合保持させるとともにタイルブロ
ックの下突条を保持金具を介して取付部材の長突条下面
に弾持させている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のタイルブロック壁体は、以上のように構成され、
保持金具を介して、タイルブロックを弾持させことによ
り、施工性の向上、強度性能の向上をはかったものであ
ったが、以下のような問題を有していた。
周知のとおり、タイルブロックは、その製造及び組成の
関係により、金属部品にくらべて、製品の寸法精度を金
属部品並に均一化することは、極めて困難であり、特
に、形状が複雑なものにあっては、なおさらである。
よって、金属部品たる保持金具を、その弾性を利用し
て、タイルブロックの突条と係合させるという作業は、
タイルブロックの精度に左右されやすく、作業性の均一
性及び仕上り面レベルの均一化を得ることが困難である
という問題点があった。
この発明は、前述した問題点を解決して、建築物の躯体
側に取付部材を固定した状態で、保持金具を用いて作業
性よくタイルブロックを前記取付部材に保持させ得るタ
イルブロック壁体を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、建築物の躯体側に固定した取付部材の表面
側に保持金具を用いてタイルブロックを保持固定させる
タイルブロック壁体であって、 前記取付部材は、面板部から表面側斜め上向きに突出す
る上部突条と、表面側斜め下向きに突出する下部突条と
を互いに平行に横長に形成し、 前記タイルブロックは、裏面側に上突条、中突条及び下
突条を突出させ、これらの間に裏面に開口した上凹溝と
下凹溝とを形成すると共に、前記上突条の下面を裏面側
斜め下向きに傾斜させ、 前記保持金具は、弾性金属板からなると共に、前記タイ
ルブロックの下凹溝底面に当接される基板片と、基板片
の下縁から裏面側に突出して突出端部のみが前記タイル
ブロックの下突条の上面の突出縁部上に支持される下辺
部と、下辺部の裏面側の突出端から表面側斜め上向きに
折り返した支持片とを一体形成した係止取付部を有し、 前記タイルブロックの下凹溝内に前記保持金具の係止取
付部を係止固定させ、 前記タイルブロックの上突条下面を前記取付部材の上部
突条上面に支持させるとともに、前記保持金具の支持片
の突出端部を取付部材の下部突条下面に弾持させたもの
である。
〔作 用〕
この発明によるタイルブロック壁体は、建築物の躯体側
に予め横長杆状材又は板状材からなる取付部材を固定す
る一方、これとは別にタイルブロックの下凹溝内に、タ
イルブロックの下凹溝底面に当接される基板片と、基板
片の下縁から裏面側に突出して突出端部のみが前記タイ
ルブロックの下突条の上面の突出縁部上に支持される下
辺部と、下辺部の裏面側の突出端から表面側斜め上向き
に折り返した支持片とを一体形成した係止取付部を有す
る弾性金属板からなる保持金具の前記係止取付部を係止
固定しておき、この状態のタイルブロックを前記躯体側
に固定した前記取付部材の上部,下部突条に保持固定さ
せることにより、第6図に示すように、タイルブロック
の取付けをワンタッチで行うことが出来る。
このため、特に高所などの作業において、従来、保持金
具とタイルブロックとを別々に取付けるという2工程を
必要としていたものが、この発明では、取付け施工時に
おいては、1工程のみで済ませることが出来るため、作
業性が著しく向上する他、高所作業での安全性の確保も
可能である。
更に、本発明では、取付部材とタイルブロックに予め取
付けてある保持金具は、両方共金属加工品であるため、
寸法や形状精度の均一化が困難なタイルブロックによる
寸法誤差を、金属の弾性変形を利用して吸引することが
できる。従って、タイル壁面の仕上りを均一化させるこ
とが可能である。
しかも、タイルブロックを上下方向に少許の間隙を置い
て取付けるようにすることで、下から上への取付けは勿
論のこと、上から下へも取付けることが可能となり、取
付け方向に規制されないという作用がある。
〔実 施 例〕
以下、この発明の一実施例につき図を参照して説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるタイルブロック壁体
を示す部分斜視図、第2図は同上の部分拡大図、第3図
はタイルブロック保持用の取付部材を示す部分斜視図、
第4図及び第5図は保持金具の斜視図及び作用説明図、
第6図はタイルブロックの取付方法を示す説明図であ
る。
第1図において、(1)は取付部材、(2)はタイルブ
ロック、(3)は保持金具である。
取付部材(1)は、第1図、第2図及び第3図に示すよ
うに、鋼板などの曲げ加工品によって横長杆状に構成さ
れ、面板部(1a)の上,下側縁から建築物の躯体と反対
側の表面側に上部突条(1b)と下部突条(1c)とが互い
に平行に突出している。即ち、上部突条(1b)は面板部
(1a)に対し直角に短く屈曲して突出し、突出側縁から
表面側斜め上向きに突出し、下部突条(1c)は面板部
(1a)に対し直角に短く屈曲して突出し、突出側縁から
表面側斜め下向きに突出している。
前記タイルブロック(2)は、第1図に示すように、裏
面側に上突条(21),中突条(22)及び下突条(23)が
突出し、これらの各突条(21),(22),(23)間に裏
面に開口した上凹溝(24)と下凹溝(25)とが形成され
た横長に構成されている。
前記、上突条(21)は下面(21a)が裏面側斜め下向き
に傾斜されている。
又、中突条(22)は、上突条(21)、下突条(23)より
突出長さが短く形成され、上面(22a)が上突条(21a)
の上面(21a)とほぼ平行に裏面側斜め下向きに傾斜さ
れると共に、下面(22b)が裏面側斜め上向きに傾斜さ
れ、更に下面(22b)の基端部には係合凹部(22c)が形
成されている。
更に、下突条(23)は上面(23a)が裏面側斜め上向き
に傾斜され、下面(23b)が水平に近い裏面側斜め上向
きに傾斜されている。又、上凹溝(24),下凹溝(25)
の底面(24a),(25a)は垂直な同一平面に配置されて
いる。更に、上突条(21),下突条(23)の上方,下方
にはそれぞれ裏面側突条部(26)と表面側突条部(27)
とが形成されている。
タイルブロック(2)の表面側突条部(27)と裏面側突
条部(26)とは、図示省略したが、施工時において、上
下方向に間隙なしに密着するように取付けることもでき
る他、第1図に示すように上下方向に少許の間隙(C)
を置いて取付けることもできる。
後者の場合、間隙(C)の寸法は、下方のタイルブロッ
ク(2)の上突条(21)が、既に取付部材(1)に取付
けられた上方のタイルブロック(2)の表面側突条部
(27)の下方から、取付部材(1)の上部突条(1b)と
下部突条(1c)とに無理なく係合取付け可能な隙間であ
ることを要する。尚、この間隙(C)の寸法はタイルブ
ロックの形状によって変化するものである。
一方、保持金具(3)は、第4図,第5図に示すよう
に、ばね鋼板などの弾力性がある金属板によって横長に
構成されている。(31)は係止取付部であって、この係
止取付部(31)は垂直な基板片(31a)と、この基板片
(31a)の上縁から裏面側斜め上向きに屈曲して短く突
出する係止片(31b)と、前記基板片(31a)の下縁から
裏面側斜め上向きに屈曲する下辺部(31c)とで形成さ
れると共に、この下辺部(31c)の突出縁から表面側斜
め上向きに支持片(32)が屈曲して折り返され、更に、
これらが前記基板片(31a)と同一平面に配置された連
結部(33)で横方向に連結されていることにより、左,
右2組設けられている。
そして、タイルブロック(2)との係合時において、保
持金具(3)の係止取付部(31)は、タイルブロック
(2)の下凹溝(25)内にほぼ全体が収容されて係止固
定される形状と大きさに構成されている。
尚、第1図,第2図及び第3図中,(4)は帯状鋼板な
どからなるレベル出し縦板であり、この縦板(4)は上
下方向に一定間隔で位置決め片(4a)が直角三角形状に
切り起こされている。この位置決め片(4a)は、前記縦
板(4)の表面側に垂直な縦辺だけが連着されて直角に
突出し、上辺が水平に配置されている。
以下、本発明のタイルブロック壁体の取付方法について
説明する。
図示省略した建築物の躯体に直接又は下地材を介して前
記縦板(4)を横方向に所要間隔を設けて固定し、並列
する縦板(4)の位置決め片(4a)の上辺を同一水平面
上に配置する。これらの位置決め片(4a)の上辺上に取
付部材(1)の下部突条(1c)基部を支持させて、取付
部材(1)の面板部(1a)をねじ(5)等の固定具によ
って前記縦板(4)を介して前記躯体に横方向に複数個
所で締め付けることにより、取付部材(1)を予め水平
に躯体に対し上下方向に多数本固定しておく。
これとは別に、タイルブロック(2)の下凹溝(25)内
に保持金具(3)の係止取付部(31)を押し込んで嵌
め、基板片(31a)を下凹溝(25)の垂直な底面(25a)
に当接させ、係止片(31b)をタイルブロック(2)の
中突条(22)下面(22b)基端部に設けた係合凹部(22
c)に係止させて係止取付部(31)の表裏方向への変位
を阻止し、さらに下辺部(31c)をタイルブロック
(2)の下突条(23)上面(23a)の突出縁部上に支持
させておく。
この場合に、保持金具(3)の下辺部(31c)は、第2
図に示すように突出端部のみをタイルブロック(2)の
下突条(23)上面(23a)の突出縁部上に支持させ、突
出端部以外は下突条(23)上面(23a)と隙間を設けて
おくことが好ましい。
又、保持金具(3)は係止取付部(31)の下辺部(31
c)の突出端部とこれらに近い支持片(32)の一部とが
タイルブロック(2)の下突条(3)裏面側に若干突出
するだけで、ほぼ全体がタイルブロック(2)の下凹溝
(25)内に収容される。
前述したタイルブロック(2)に保持金具(3)を取付
ける作業は、作業しやすい適所で行う。尚、保持金具
(3)はタイルブロック(2)の長手方向の複数個所に
取付けておくことが好ましい。
まず、作業者が、保持金具(3)を取付けたタイルブロ
ック(2)を持って、第6図中の矢印Aに示すようにタ
イルブロック(2)の上突条(21)を、取付部材(1)
の上部突条(1b)に軽く掛け、かつ、タイルブロック
(2)に予め取付けた保持金具(3)の支持片(32)を
取付部材(1)の下部突条(1c)に軽く当接させた状態
にする。
次に、この状態で、作業者は矢印Bに示す方向にタイル
ブロックを押圧する。
この2つの動作をワンタッチで行う作業だけで、第1図
に示すように、タイルブロック(2)は簡単に取付部材
(1)上にしっかりと取付けられる。
尚、取付順序については、上記の方法が最も作業性よく
行える方法であるが、次の方法によることも可能であ
る。即ち、保持金具(3)を取り付けたタイルブロック
(2)を作業者が持って、これの下突条(23)で保持金
具(3)の下辺部(31c)を押し上げ、保持金具(3)
の支持片(32)を取付部材(1)の下部突条(1c)に下
方から当接させて、第5図の実線から破線になるように
基端部から弾性変形させる。
次に、タイルブロック(2)裏面側斜め下向きに押し込
み、その上突条(21),中突条(22)を取付部材(1)
の上部突条(1b),下部突条(1c)の上面側に嵌め込む
ことにより、上部突条(1b)上面にタイルブロック
(2)の上突条(21)下面(21a)を支持させ、上部突
条(1b)にタイルブロック(2)の荷重を支持させる。
この場合に、上突条(21)下面(21a)と上部突条(1
b)とを表裏方向のほぼ全長にわたって当接することが
好ましい。
又、保持金具(3)の支持片(32)は、第5図の鎖線に
示すようになり、タイルブロック(2)をばね力で押し
下げようとするので、上突条(21)下面(21a)を上部
突条(1b)上面に押し付けることになり、タイルブロッ
ク(2)を取付部材(1)に確実に保持固定させること
ができる。前記のようにして、取付部材(1)の横方向
に多数のタイルブロック(2)を保持固定させる。
尚、この実施例において、レベル出し縦板(4)に代え
て、通常の墨出しによってもよいし、適宜レベル出し用
のブラケット類を用いてもよい。
第7図は、取付部材(1)の他の変形例のものにタイル
ブロック(2)を取付けた状態の斜視図である。この取
付部材(1)は、上部突条と下部突条とを1組とした複
数組を、上下方向に所定間隔を置いて金属板を用いてロ
ールフォーミングした連続部材である。1組の上部突条
(1b)と下部突条(1c)と、他の組のそれらとは、躯体
側に密着する取付面(1d),(1d)と、タイルブロック
(2)の下部突条(23)と当接する補強リブ(1e)と
で、連続的に屈曲形成されている。
又、第8図ないし第10図はこの発明の他の実施例による
タイルブロック壁体、連続取付部材および横長杆状の取
付部材をそれぞれ示す部分斜視図である。
この実施例では、取付部材(11)を、面板部(11a)の
表面側に突出して横方向に平行に延びる上部,下部突条
(11b),(11c)を1組として複数組上下方向に所定間
隔で形成したアルミニウムなどの金属の押出成形品から
なる板状材としたものである。
そして、第8図ないし第10図に示す実施例では、取付部
材(11)をねじ(5)等の固定具によって建築物の躯体
側に固定し、1枚の取付部材(11)に対し、上部突条
(11b),下部突条(11c)の組数だけ上下方向にタイル
ブロック(2)を保持固定できることが、第1図ないし
第5図に示す実施例と異なるだけである。
尚、第8図ないし第10図において第1図ないし第5図と
同符号は対応する部分を示す。
この発明において、保持金具は第4図に示す連結部(3
3)をなくし、係止取付部および支持片のみから構成し
たものとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、建築物の躯体側に固定した取付部
材の表面側に保持金具を用いてタイルブロックを保持固
定させるタイルブロック壁体であって、 前記取付部材は、面板部から表面側斜め上向きに突出す
る上部突条と、表面側斜め下向きに突出する下部突条と
を互いに平行に横長に形成し、 前記タイルブロックは、裏面側に上突条、中突条及び下
突条を突出させ、これらの間に裏面に開口した上凹溝と
下凹溝とを形成すると共に、前記上突条の下面を裏面側
斜め下向きに傾斜させ、 前記保持金具は、弾性金属板からなると共に、前記タイ
ルブロックの下凹溝底面に当接される基板片と、基板片
の下縁から裏面側に突出して突出端部のみが前記タイル
ブロックの下突条の上面の突出縁部上に支持される下辺
部と、下辺部の裏面側の突出端から表面側斜め上向きに
折り返した支持片とを一体形成した係止取付部を有し、 前記タイルブロックの下凹溝内に前記保持金具の係止取
付部を係止固定させ、 前記タイルブロックの上突条下面を前記取付部材の上部
突条上面に支持させるとともに、前記保持金具の支持片
の突出端部を取付部材の下部突条下面に弾持させたの
で、次の効果が得られる。
即ち、建築物の躯体側に予め横長杆状材又は板状材から
なる取付部材を固定する一方、これとは別にタイルブロ
ックの下凹溝内に、タイルブロックの下凹溝底面に当接
される基板片と、基板片の下縁から裏面側に突出して突
出端部のみが前記タイルブロックの下突条の上面の突出
縁部上に支持される下辺部と、下辺部の裏面側の突出端
から表面側斜め上向きに折り返した支持片とを一体形成
した係止取付部を有する弾性金属板からなる保持金具の
係止取付部を係止固定しておき、この状態のタイルブロ
ックを前記躯体側に固定した前記取付部材の上部,下部
突条に保持固定させることにより、タイルブロックの取
付けを、前記第6図に関して述べたように、ワンタッチ
で行うことが出来る。
このため、特に高所などの作業において、従来、保持金
具とタイルブロックとを別々に取付けるという2工程を
必要としていたものが、この発明では、取付け施工時に
おいては、1工程のみで済ませることが出来るため、作
業性が著しく向上する他、高所作業での安全性の確保も
可能である。
更に、本発明では、取付部材とタイルブロックに予め取
付けてある保持金具は、両方共金属加工品であるため、
寸法や形状精度の均一化が困難なタイルブロックによる
寸法誤差を、金属の弾性変形を利用して吸収することが
できる。従って、タイル壁面の仕上りを均一化させるこ
とが可能である。
しかも、タイルブロックを上下方向に少許の間隙を置い
て取付けるようにすることで、下から上への取付けは勿
論のこと、上から下へも取付けることが可能となり、取
付け方向に規制されないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるタイルブロック壁体
を示す部分斜視図、第2図は同上の部分拡大図、第3図
は第1図のタイルブロック壁体の取付部材を示す部分斜
視図、第4図及び第5図は保持金具の斜視図及び作用説
明図、第6図はワンタッチでタイルブロックを取付ける
作動説明図、第7図はこの発明の他の実施例によるタイ
ルブロック壁体を示す部分斜視図、第8図ないし第10図
は更に別の実施例を示す部分斜視図である。 (1)……取付部材、 (1a)……面板部、 (1b)……上部突条、 (1c)……下部突条、 (2)……タイルブロック、 (21)……上突条、 (21a)……上突条の下面、 (22)……中突条、 (22a)……中突条の上面、 (22b)……中突条の下面、 (22c)……係合凹部、 (23)……下突条、 (23a)……下突条の上面、 (23b)……下突条の下面、 (24)……タイルブロックの上凹溝、 (25)……タイルブロックの下凹溝、 (26)……タイルブロックの裏面側突条部、 (27)……タイルブロックの表面側突条部、 (3)……保持金具、 (31)……係止取付部、 (31a)……基板片、 (31b)……係止片、 (31c)……下辺部、 (32)……支持片、 (33)……連結部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の躯体側に固定した取付部材の表面
    側に保持金具を用いてタイルブロックを保持固定させる
    タイルブロック壁体であって、 前記取付部材は、面板部から表面側斜め上向きに突出す
    る上部突条と、表面側斜め下向きに突出する下部突条と
    を互いに平行に横長に形成し、 前記タイルブロックは、裏面側に上突条、中突条及び下
    突条を突出させ、これらの間に裏面に開口した上凹溝と
    下凹溝とを形成すると共に、前記上突条の下面を裏面側
    斜め下向きに傾斜させ、 前記保持金具は、弾性金属板からなると共に、前記タイ
    ルブロックの下凹溝底面に当接される基板片と、基板片
    の下縁から裏面側に突出して突出端部のみが前記タイル
    ブロックの下突条の上面の突出縁部上に支持される下辺
    部と、下辺部の裏面側の突出端から表面側斜め上向きに
    折り返した支持片とを一体形成した係止取付部を有し、 前記タイルブロックの下凹溝内に前記保持金具の係止取
    付部を係止固定させ、 前記タイルブロックの上突条下面を前記取付部材の上部
    突条上面に支持させるとともに、前記保持金具の支持片
    の突出端部を取付部材の下部突条下面に弾持させた ことを特徴とするタイルブロック壁体。
  2. 【請求項2】保持金具は、基板片の上縁から裏面側に屈
    曲して前記タイルブロックの中突条の下面に設けた係止
    凹部に係止される係止片を有する請求項(1)記載のタ
    イルブロック壁体。
  3. 【請求項3】保持金具は、複数の係止取付部が基板片と
    同一平面上に配置された連結部によって横方向に連結さ
    れ、複数の係止取付部の下辺部突出端から支持片がそれ
    ぞれ折り返してある請求項(2)記載のタイルブロック
    壁体。
  4. 【請求項4】取付部材は、横長の面板部の上下側縁の表
    面側に上部突条と下部突条とを曲げ加工により突出させ
    た横長杆状材である請求項(1),(2)又は(3)記
    載のタイルブロック壁体。
  5. 【請求項5】取付部材は、上部突条と下部突条とを1組
    とした複数組を、上下方向に所定間隔を置いて金属板を
    用いてロールフォーミングした連結部材である請求項
    (1),(2)又は(3)記載のタイルブロック壁体。
  6. 【請求項6】取付部材は、アルミニウムなどの金属を押
    出成形した面板部の上下側縁の表面側に上部突条と下部
    突条とを突出形成した横長杆状材である請求項(1),
    (2)又は(3)記載のタイルブロック壁体。
  7. 【請求項7】取付部材は、上部突条と下部突条とを1組
    として、複数組を上下方向に所定間隔で形成したアルミ
    ニウムなどの金属を押出成形した板状材である請求項
    (1),(2)又は(3)記載のタイルブロック壁体。
  8. 【請求項8】タイルブロックは、表面側突条部と裏面側
    突条部とが、上下方向に少許の間隙を設けて取付けるよ
    うにした請求項(1)ないし(7)のいずれか1つに記
    載のタイルブロック壁体。
JP1274874A 1989-10-24 1989-10-24 タイルブロック壁体 Expired - Lifetime JPH0733707B2 (ja)

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