JPH0524742Y2 - - Google Patents

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JPH0524742Y2
JPH0524742Y2 JP1986078171U JP7817186U JPH0524742Y2 JP H0524742 Y2 JPH0524742 Y2 JP H0524742Y2 JP 1986078171 U JP1986078171 U JP 1986078171U JP 7817186 U JP7817186 U JP 7817186U JP H0524742 Y2 JPH0524742 Y2 JP H0524742Y2
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roof
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は長尺なアルミ押出形材を用いて形成す
る屋根葺装置に関する。
「従来の技術」 従来、長尺なアルミ押出形材を用いて形成した
屋根葺装置に、例えば実開昭59−124229号があ
り、屋根板と取付材を嵌合して屋根葺を形成して
いる。即ち、第10図に示すように屋根板41は
長尺なアルミ押出形材の一側端上方には、基部両
側に係合凹部43を夫々設けた挿入部42と支持
部44とを平行に立ち上がらせて形成すると共
に、挿入部42と支持部44の下部とを連結板4
5で一体に設けてある。また他側端下方には外壁
47と内壁49とを下向きに設け、該外壁47と
内壁49の内面下端に夫々向い合せに係止凸部4
8,50を設けてある。
第11図に示す取付材51は、基部両側に係合
溝53を有した先細挿入部52と支持片54とを
上方に平行に樹立させ、該先細挿入部52と支持
片54の下部とを連結板55で一体に形成する。
この屋根板41と取付板51又は屋根板41と屋
根板41を連結する場合、外壁47と内壁49の
間に他の屋根板の挿入部42′または先細挿入部
52を嵌合し、順次連結して屋根を構成する。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、挿入部42′または先細挿入部52の
上端を、外壁47と内壁49の間に押し込む際、
該外壁と内壁は挿入部42又は先細挿入部52の
側面に沿つて押し広げられて挿入され、係合凹部
43,53に係止凸部48,50が嵌合して連結
する。そのため、一度嵌合すると係合凹部43と
係止凸部48は、外壁47又は内壁49を押し広
げて強固に嵌合するため、屋根板41の取外し又
は左右方向への調整のため移動が困難であつた。
更に、嵌合部から毛細管現象により水が浸入して
水密性が十分でないという問題点も有していた。
「課題を解決するための手段」 そこで、本考案は上述の如き問題点を除去する
ためのもので、左右方向に長尺に形成した平面部
の前側下方に、内側の水密溝及び係止壁を有して
断面門形に形成した嵌合片を該平面部と一体に連
設し、前記平面部の後側上方には一対の立上部を
連結部で連結して断面H略形に形成した支持片を
一体に連設し、前記立上部の前面上部には係止突
部を、また後面上部には傾斜面を有した屋根板
と、一対の立上部の間には一段低い位置に溝部
を、一段高い位置には連結部を設けて断面略H形
に形成した長尺な固定片とからなり、屋根板の嵌
合片と他の屋根板の支持片または固定片とを着脱
可能に嵌合させる構成を、上記課題を解決するた
めの手段とするものである。
「作用」 固定片の係止突部または支持片の立上部には、
嵌合片の内部に設けた係止壁を斜め上方から係合
させて当接し、この当接部分を支点にして係合さ
せた屋根板の支持片側を下方に押し下げて、固定
片の係止突部又は支持片の立上部と、嵌合片の係
止突部とを係合して連結する。
「実施例」 本考案の実施例を図面により説明すると、1は
アルミ材を押出成形法によつて左右方向に長尺な
屋根板に形成し、該屋根板の長尺方向を横向きに
位置させて屋根の傾斜下方から順次上方に向かつ
て取付けながら屋根葺を行う。屋根板1の中央に
存する平面部2の一側端、即ち、前側下方には断
面門形に形成した嵌合片3を、また後側上方には
断面H形に形成した支持片11を夫々一体に形成
してある。
嵌合片3は平行に位置した外壁部4と内壁部5
の間に短い係止壁6を垂下して設け、該係止壁の
下端後面に突起部7aを有した係止凸部7を形成
する。この係止壁6と外壁部4との間には水密溝
8を、また係止壁6と内壁部5との間には支持片
11を嵌合する嵌合溝9を夫々形成し、この内壁
部5の下端前面に傾斜部5aを設けてある。
支持片11は、平行な一対の第1立上部12a
と第2立上部12bとで立上部12を設けてあ
り、該第1立上部12aの上部前面に係止突部1
3を設けると共に、該第1立上部12aの下部に
は若干の弾発力を持たせるため薄肉状の可撓部1
4を形成してある。この第2立上部12bの上端
後面には傾斜面15を設けてある。17は第1、
第2立上部12a,12bの間に設けた連結部
で、第1立上部12a側には段部を介して一段低
い溝部18を形成する。20は連結部17の上面
中央にねじ孔を穿つため位置決用に設けたV溝で
ある。
30はアルミ材により長尺に形成した固定片
で、平行な立上部片31をなしている第1立上部
片31aの上端前側に、肉厚な斜面部32aを有
した係止突部32を設け、該係止突部の下方には
第1立上部片に弾発力を具有させるため可撓部3
3を形成してある。他方、第2立上部片31bの
上端外面に、傾斜部34を設けてある。35は第
1立上部片31aと第2立上部31bの間に設け
た連結部で、該連結部の第1立上部片31a側に
は段部を介して一段低い溝部36を形成してあ
る。38は溝部36より一段高く位置した連結部
35の上面中央にねじ孔を設けるため位置決用に
設けたV溝である。尚、本実施例は屋根葺につい
て説明したが、壁面葺にも利用することができ
る。
次に、本実施例の作用について説明すると、複
数の屋根板1,1′及び固定片30を用いて屋根
葺を行う場合、まず屋根の骨組を構成する屋根部
材60の下り勾配の下端に沿つて固定片30を位
置して、連結部35のV溝38に設けたねじ孔に
ねじ65を挿通して固定する。
第4図に示す如く屋根部材60に取付けた屋根
板1の支持片11に、他の屋根板1の嵌合片3′
の嵌合溝9′を斜め上方から係合する。この際、
他の屋根板1′の外壁部4′を該屋根板1の第1立
上部12aの基部に掛止し、内壁部5′の傾斜部
5a′を第2立上部12bの切欠部15の頂部に、
また係止凸部7′の突起部7a′を係止突部13の
斜面部13aの下方に夫々当接している。
前記各当接部分を中心にして、第4図に示す如
く内壁部5′の傾斜部5a′が第2立上部12bの
傾斜面15に案内されて内壁部5′の内面が第2
立上部12bの外面方向に若干押し拡げられる
が、嵌合溝9′の内幅と立上部12の外幅を略等
しく形成し、係止凸部7′の突起部7a′と係止突
部の斜面部13a′が当接する。次いで、屋根板
1′を第4図の矢印方向に強く押し下げると、第
1立上部12aは屋根板1′の矢印方向への力に
より第2立上部12b方向に可撓させられる。係
止凸部7′の突起部7a′と係止突部13の斜面部
13aとが強く係合すると、当接部分を中心にし
て内壁部57も矢印方向に押し下げられる。
ついで、第6図に示すように屋根板1′の支持
片11′が屋根部材60上に位置すると、係止凸
部7′と係止突部13の斜面部13a、内壁部5
の傾斜部5aと第2立上部12bの傾斜面15が
夫々係合する。この際、第1立上部12aは、弾
発力によつて元の位置に戻る力が働くため、支持
片11と嵌合片3とが外れにくくなり、このよう
にして屋根板を順次連結していく。
また、屋根板1,1′の取付位置を水平方向に
ずらして微調整する場合、屋根板1の支持片11
側を上方に上方に持ち上げ、第4図に示した状態
と略同じにして、屋根板1を水平方向に移動させ
て調整することができるものである。
「考案の効果」 本考案は屋根板どうしを着脱可能に連結するこ
とによつて、屋根葺を簡単に形成することができ
るし、同一形状の屋根板を用いて屋根葺ができる
ため、量産効果による製品の生産コストを下げる
ことができ極めて経済的である。また屋根板は水
平方向への調整が可能なため、屋根板の両端部分
を利用して種々な模様を描くことができる。
係止突部と第1立上部の接合部分から内部に毛
細管現象により雨水が浸入しても、支持片には一
段低く形成した溝部を設けてあるため、屋根板の
両端から外部に流出するので、溝部内に雨水が溜
まることがない。さらに互いに連結した屋根板の
嵌合片の水密溝は、外壁部と係止凸部との幅を広
く開けてあるため、毛細管現象を確実に防止する
ことができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る屋根板の一部省
略した斜視図、第2図は固定片の一部省略した斜
視図、第3図は屋根板の連結状態を示す断面図、
第4〜6図は屋根板の連結状態を示すもので、第
4図は屋根板を斜めに係止させた状態の側面図、
第5図は半ば連結させた状態の側面図、第6図は
完全に連結した状態の側面図、第7図は嵌合片の
要部拡大断面図、第8図は支持片の要部拡大断面
図、第9図は一部省略した屋根の平面図、第10
図は従来例の屋根板の断面図、第11図は従来の
取付材の断面図、第12図は従来の連結状態を示
す要部拡大断面図である。 1……屋根板、2……平面部、3……嵌合片、
6……係止壁、8……水密溝、11……支持片、
12……立上部、13……係止突部、17……連
結部、18……溝部、30……固定片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右方向に長尺に形成した平面部の前側下方
    に、内側に水密溝と係止壁を有して断面門形に形
    成した嵌合片を該平面部と一体に連設し、前記平
    面部の後側上方には一対の立上部を連結部で連結
    して断面略H形に形成した支持片を一体に連設
    し、前記立上部の前面上部には係止突部を、また
    後面上部には傾斜面を有した屋根板と、一対の立
    上部の間には一段低い位置に溝部を有した連結部
    を設けて断面略H形に形成した長尺な固定片とか
    らなり、屋根板の嵌合片と他の屋根板の支持片ま
    たは固定片とを着脱可能に嵌合させることを特徴
    とする屋根葺装置。
JP1986078171U 1986-05-26 1986-05-26 Expired - Lifetime JPH0524742Y2 (ja)

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JPS62189422U JPS62189422U (ja) 1987-12-02
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817952A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 ド−エイ外装有限会社 屋根材

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JPS561929U (ja) * 1979-06-18 1981-01-09
JPS59124229U (ja) * 1982-12-27 1984-08-21 戸田 直彦 屋根装置
JPS60150229U (ja) * 1984-03-19 1985-10-05 戸田 直彦 屋根板の連結装置

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