JP4669850B2 - パネル体保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル体保持具に関し、特に矩形状の部屋の壁面を形成する複数枚の壁パネルの相互を、板体を曲折して形成した中空の支柱に保持させるためのパネル体保持具に関するものである。
規格化された壁パネルの側端同士を中空の支柱によって接続してユニットバスなどの壁面を構成するものが知られている(特許文献1を参照されたい)。
この特許文献1に記載のものは、壁パネルの側端に形成した係止部を、スタッドと称する中空の支柱の内側に係止させた状態を保持するために、支柱の長軸方向から支柱の最上端に固定ブロックを装着している。
特開2004−150253号公報
これによると、固定ブロックを装着しないと支柱に対する壁パネルの係止状態を保持することはできず、また天井を張り込んでしまうと支柱の上端に対して固定ブロックを着脱することはできないので、初期施工が厄介であるばかりでなく、リフォームや補修も厄介である。
本発明は、このような従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、中空の支柱に対して壁パネルを簡単に止め付けることができ、しかも壁パネルを容易に着脱することができるように改良されたパネル体保持具を提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明は、2枚のパネル体2の端縁に形成された弾性変形可能な弾発係止部22を受け入れる長軸方向スリット6が形成された支柱3(33)に対して2枚のパネル体を止め付けるためのパネル体保持具4(34)であって、支柱の端末に結合される脚部8と、2枚のパネル体の弾発係止部を係合させるべく前面に設けられた保持部9とを有し、前記保持部は、縦方向のリブ14と、縦方向の凸条15および凹溝16が前後方向に連続的に形成された凸部13とを有するものとし、リブと凸条の突端との間隔が弾発係止部の自然状態時の幅寸法以下であり、リブと凹溝の底面との間隔が弾発係止部の自然状態時の幅寸法以上であるものとした。また、本発明のある側面においては、保持部左右対称形をなすものとした。
このような本発明の構成によれば、脚部を支柱に予め結合させておき、パネル体の背面を保持部に押し付けるだけでパネル体を支柱に止め付けることができるので、作業性を高める上に大きな効果を奏することができる。また、パネル体の端部は、その弾性により一旦撓んで凸条の突端を乗り越え、凹溝にて復元して凸条に係合するので、パネル体を支柱に対して容易に仮留めすることができると共に、比較的容易に引き剥がすことができる。また、左右対称形とすることにより、方向性をなくすことができるので、上下共通で使用することができる。

以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1〜3は、本発明が適用されたフラット壁支持装置を示し、図4〜6は、本発明が適用されたコーナー壁支持装置を示している。
フラット壁支持装置1は、同一の垂直面上に2枚の壁パネル2を連続的に配置させるためのものであり、フラット壁用の支柱3と、その端末に取り付けられるフラット壁用の保持具4とからなっている。
支柱3は、例えば金属板を断面形状が概ねコ字状をなすように曲折すると共に、その開放面側の両端縁をそれぞれ内向きに曲折してカール部5を形成することにより、その前面に長軸方向に沿うスリット6を形成したものである。ここでカール部5は、その端縁側を支柱の側壁3aの内面に近接させた斜面7を備えている。
この支柱3は、その端末に保持具4を予め取り付けた上で、例えば下地壁に設けられた横桟(図示せず)に、ビスなどを用いてその背壁3bの適所を止め付けられる。
保持具4は、例えば合成樹脂材の射出成型で左右対称形に形成されており、支柱3の端末に結合させる脚部8と、壁パネル2の側端を係止させる保持部9とからなっている。
脚部8は、二股に分かれており、その中央部には、前方へ向けて拡開した断面形状が概ねY字形をなす縦スリット10が形成されている。そして上広がり(下窄まり)のテーパがその端縁に付された複数の縦リブ11が、脚部8の両側面と背面とに突設されている。
この脚部8は、支柱3の端末におけるカール部5の内端縁と背壁3bとの間の空間に挿入すると、図3に示すように、その前面がカール部5の内端縁に圧接し、且つ各縦リブ11のテーパ縁が支柱3における側壁3aと背壁3bとの内面に圧接して、支柱3の端末(上端または下端)に緊密に結合するようになっている。
保持部9は、その全体の外形輪郭が支柱3の外形輪郭と略等しくされると共に、支柱3の板厚に相当する段部12が脚部8との間に形成されており、支柱3の端末に脚部8を結合させると支柱3の端面に段部12が当接し、その押し込み位置が定まるようになっている。
保持部9の前面には、2つの凸部13が両側部に突設され、1つの縦リブ14が中央部に突設されている。
2つの凸部13は、上下方向に延在しており、その互いの対向面同士には、低い凸条15と浅い凹溝16とが前後方向に連続的に形成されている。2つの凸条15同士の互いに対向する面には、手前側が外向きに拡開した斜面17が形成されている。
壁パネル2は、薄板で構成されており、その側端部には、板材の側部を裏面側へ向けて直角に折曲して直角折曲部21を形成した後、さらに端縁を2度に渡って内向きに折曲することにより、断面形状がム字形をなす弾発係止部22が形成されている。この弾発係止部22を支柱3の前面のスリット6から支柱3の内部に挿入したとき、互いに対向する一対のカール部5の斜面7に弾発係止部22が当接するようになっている。
さて、単に壁パネル2の弾発係止部22をスリット6から支柱3の内部に差し込んだだけでは、図3に示す通り、2枚の壁パネル2の直角折曲部21同士の間隔Aの方が、カール部5の斜面7に対する弾発係止部22の引っ掛かり代Bより広いため(A>B)、カール部5の斜面7に対して弾発係止部22を自己保持させることはできない。この支柱3に対する壁パネル2の結合状態は、図3に示すように、2枚の壁パネル2の直角折曲部21同士間にシール部材23を装着して達成される。しかし自己保持しない2枚の壁パネル2の隙間にシール部材23を装着する作業は厄介である。
そこで本発明においては、支柱3の端末に取り付けた保持具4の保持部9に、壁パネル2の弾発係止部22の仮止め機能を設けるものとした。この仮止め機能について以下に説明する。
図2に示すように、保持部9の前面両側に設けられた両凸部13における凸条15の突端と中央に設けられた縦リブ14との間隔Cは、弾発係止部22の自然状態時の幅寸法D以下とされており(D>C)、縦リブ14と凹溝16の底面との間隔Eは、弾発係止部22の自然状態時の幅寸法D以上とされている(E>D)。従って、一方の凸部13と縦リブ14との間に弾発係止部22を押し込むと、前広がりとなった凸条15の斜面17に突き当たって弾発係止部22が内向きに変形し、凸条15を乗り越えると復元する。これにより、弾発係止部22が凹溝16に引っ掛かって壁パネル2の仮留めがなされる。
この状態で、互いに隣接する2枚の壁パネル2の直角折曲部21同士間にシール部材23を押し込むことにより、弾発係止部22がカール部5の斜面7に押し当てられ、1つの支柱3に対する2枚の壁パネル2の取付状態が達成される。
互いに隣接する2枚の壁パネル2の直角折曲部21同士間に押し込まれるシール部材23は、例えば軟質ゴム材の押し出し成型にて形成されており、2枚の壁パネル2の側端縁同士の隙間を塞ぐ目地部24と、直角折曲部21同士間に拡幅方向の弾発力を作用させる第1リップ片25と、弾発係止部22に当接する第2リップ片26とを備えている。これにより、2枚の壁パネル2の弾発係止部22を支柱3におけるカール部5の斜面7に押し当てて支柱3に対する2枚の壁パネル2の結合状態を保持すると共に、2枚の壁パネル2の側端縁同士の隙間からの水滴の浸入を防止している。
図4〜6に示したコーナー壁支持装置31におけるコーナー壁用支柱33とその保持具34との関係も、上述したフラット壁支持装置1のものと実質的に同一であり、フラット壁支持装置1のものと同一機能の部分には、図1〜3のものと同一の符号を付してその説明を省略する。これは保持部9と縦リブ14との組を互いに直交する2つの平面上に設けることにより、2枚の壁パネル2を互いに直交する2つの垂直面上で支持するように構成されたものであり、互いに直交する2つの平面上に支持された2枚の壁パネル2の隙間にシール部材53を押し込むことで1つの支柱33に対する2枚の壁パネル2の結合状態が達成される点は、上述したフラット壁支持装置1と同様である。
これらの保持具4・34は、左右対称形をなしており、支柱3・33の上下各端末に共通のものを用いることができる。従って、部品管理が容易である。
なお、フラット壁用、コーナー壁用共に、保持具4・34は、材料の節約と軽量化のために適宜に肉抜きして形成されている。
本発明によるフラット壁支持装置の分解斜視図である。 壁パネルを仮留めした状態を示すフラット壁保持具の下面図である。 壁パネルを組み付けた状態のフラット壁支持装置の一部切除して示す上面図である。 本発明によるコーナー壁支持装置の分解斜視図である。 壁パネルを仮留めした状態を示すコーナー壁保持具の下面図である。 壁パネルを組み付けた状態のコーナー壁支持装置の一部切除して示す上面図である。
符号の説明
2 壁パネル
3(33) 支柱
4(34) パネル体保持具
6 長軸方向スリット
8 脚部
9 保持部
13 凸部
14 リブ
15 凸条
16 凹溝
22 弾発係止部

Claims (2)

  1. 2枚のパネル体の端縁に形成された弾性変形可能な弾発係止部を受け入れる長軸方向スリットが形成された支柱に対して前記2枚のパネル体を止め付けるためのパネル体保持具であって、
    前記支柱の端末に結合される脚部と、前記2枚のパネル体の弾発係止部を係合させるべく前面に設けられた保持部とを有し、
    前記保持部は、縦方向のリブと、縦方向の凸条および凹溝が前後方向に連続的に形成された凸部とを有し、
    前記リブと前記凸条の突端との間隔が前記弾発係止部の自然状態時の幅寸法以下であり、前記リブと前記凹溝の底面との間隔が前記弾発係止部の自然状態時の幅寸法以上であることを特徴とするパネル体保持具。
  2. 前記保持部は、左右対称形をなすことを特徴とする請求項1に記載のパネル体保持具。
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