JP6722712B2 - 見切り部材 - Google Patents
見切り部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6722712B2 JP6722712B2 JP2018067708A JP2018067708A JP6722712B2 JP 6722712 B2 JP6722712 B2 JP 6722712B2 JP 2018067708 A JP2018067708 A JP 2018067708A JP 2018067708 A JP2018067708 A JP 2018067708A JP 6722712 B2 JP6722712 B2 JP 6722712B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- protruding
- ridge
- protrusion
- cover member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
本実施形態では、本発明に係る見切り部材の一例として、床下地材(下地材)2に取り付けられる床パネル(パネル部材)3の端辺部4を覆う見切り部材1について説明する。
図1及び図2に示すように、見切り部材1は、床下地材2に取り付けられるベース部材10と、該ベース部材10に係合して床パネル3の端辺部4の表面と端面4aとを覆うカバー部材20とを備えている。ここで、端辺部4は、矩形の床パネル3の一辺の縁部を指す。
ベース部材10は、基板部11と、該基板部11から床下地材2とは逆側に突出するベース側突条部12と、スペーサー13とを有している。本実施形態1では、基板部11と、ベース側突条部12と、スペーサー13とは、樹脂を射出成形することによって一体に形成されている。なお、ベース部材10は、金属によって形成されていてもよい。
カバー部材20は、表面カバー部21と、該表面カバー部21から床下地材2側に突出する第1突条部22及び第2突条部23と、支持部24とを有している。本実施形態1では、表面カバー部21と第1突条部22と第2突条部23と支持部24とは、樹脂を射出成形することによって一体に形成されている。なお、カバー部材20は、金属によって形成されていてもよい。
図2に示すように、ベース部材10とカバー部材20とは、ベース側突条部12の係合突部12bが形成された部分の厚みw1(突出本体12aの厚みと当接部12dの厚みとを足し合わせた厚み)が、第1突条部22の突出本体22aと第2突条部23の突出本体23aとの間隔w2よりも小さく、第1突条部22の係合突部22bと第2突条部23の突出本体23aとの間隔w3よりも大きくなるように形成されている(w3<w1<w2)。また、ベース部材10とカバー部材20とは、ベース側突条部12の係合突部12bが形成された部分の突出方向の高さh1が、第1突条部22の突出本体22aの係合突部22bが形成されていない部分の突出方向の高さh2よりも低くなるように形成されている。つまり、第1突条部22と第2突条部23との間に形成される溝は、第1突条部22の突出本体22aの係合突部22bが形成された開口部付近では溝幅が狭く、奥側では、ベース側突条部12の先端部が嵌まり込む溝幅及び奥行きに形成されている。
上述のように、本実施形態1では、予め床下地材2に取り付けられたベース部材10のベース側突条部12がカバー部材20の第1突条部22と第2突条部23との間に嵌まり込むようにカバー部材20をベース部材10に押し込むことによって、カバー部材20がベース部材10に取り付けられるように構成している。このような構成では、床パネル3を床下地材2に施工する際に、端辺部4をベース部材10のベース側突条部12に近づけ過ぎることにより、カバー部材20をベース部材10に取り付ける際に、第2突条部23がベース側突条部12の突出本体12aと床パネル3の端辺部4の端面4a(図1では右端面)との間に挿入できなくなるおそれがある。
上述のように、本実施形態1では、ベース部材10に床下地材2とは逆側に突出する1つのベース側突条部12を設け、カバー部材20に床下地材2側に突出する2つの突条部、即ち、第1突条部22と第2突条部23とを設け、ベース側突条部12と第1及び第2突条部22,23とを係合させることによってカバー部材20がベース部材10に取り付けられるように構成している。また、本実施形態1では、スペーサー13を設けるために、第2突条部23の突出本体23aの突出高さH2が、第1突条部22の突出本体22aの突出高さH1よりも低くなるように形成されている。このように突出高さの異なるカバー部材20の第1突条部22と第2突条部23とでベース部材10のベース側突条部12を保持する構成では、カバー部材20の姿勢が安定せず、カバー部材20に外力が作用した場合にカバー部材20がぐらついてベース部材10から外れるおそれがある。
見切り部材1は、以下の手順で床パネル3の端辺部4に取り付けられる。
本実施形態1によれば、見切り部材1が、床下地材2(下地材)に取り付けられるベース部材10と、該ベース部材10に取り付けられて床パネル3(パネル部材)の端辺部4の表面と端面とを覆うカバー部材20とで構成されている。また、ベース部材10に床下地材2とは逆側に突出する1つのベース側突条部12を設け、カバー部材20に床下地材2側に突出する2つの突条部、即ち、第1突条部22と第2突条部23とを設け、ベース側突条部12と第1及び第2突条部22,23とを係合させることによってカバー部材20がベース部材10に取り付けられるように構成している。このようにベース部材10が突条部を1つしか備えない構成とすることにより、ベース部材10が2つの突条部を備えていた従来の見切り部材に比べて、見切り部材1をコンパクトに構成することができる。特に、床パネル3の表面側に露出する見切り部材1の幅を従来よりも縮小することができる。従って、本実施形態1によれば、施工が容易で且つコンパクトで外観が目立ち難い見切り部材1を提供することができる。
上記実施形態1では、スペーサー13は、ベース側突条部12の突出本体12aの基端部から床パネル3の端辺部4側(図1では左側)に突出する突出部13aによって構成されていた。しかしながら、本発明に係るスペーサー13は、これに限られず、ベース側突条部12の突出本体12aと床パネル3の端辺部4の端面4a(図1では右端面)との間に、カバー部材20の第2突条部23を挿入するための隙間を確保できるものであればいかなるものであってもよい。例えば、基板部11の本体部分11aの表面からベース側突条部12の突出本体12aに沿うように突出し、基板部11の長手方向の一端から他端まで延びる1条の突出部又は基板部11の長手方向に並ぶ複数の突出部であってもよい。
2 床下地材(下地材)
3 床パネル(パネル部材)
4 端辺部
4a 端面
10 ベース部材
11 基板部
12 ベース側突条部
12b 係合突部
13 スペーサー
13a 突出部
20 カバー部材
21 表面カバー部
22 第1突条部
22b 係合突部
23 第2突条部
24 支持部
Claims (4)
- 下地材に取り付けられるパネル部材の端辺部を覆う見切り部材であって、
上記下地材に取り付けられ、上記端辺部の長手方向に延びる帯板状の基板部と、該基板部から上記下地材とは逆側に突出して上記端辺部の端面に沿って該端辺部の長手方向に延びるベース側突条部とを有するベース部材と、
上記端辺部の表面に沿って該端辺部の長手方向に延びる帯板状の表面カバー部と、該表面カバー部から上記下地材側に突出して上記端辺部の端面に沿って該端辺部の長手方向に延びる第1突条部と、上記表面カバー部の上記第1突条部よりも上記端辺部寄りの位置から上記下地材側に突出して上記端辺部の端面に沿って該端辺部の長手方向に延びる板状部材からなる第2突条部とを有するカバー部材とを備え、
上記第1突条部と上記第2突条部とが、互いの間に嵌り込んだ上記ベース側突条部を保持するように構成され、
上記ベース部材は、該ベース側突条部と上記端辺部との間に上記第2突条部を挿入するための隙間を確保するスペーサーを有し、
上記スペーサーは、上記ベース側突条部から上記端辺部側に突出する突出部によって形成され、
上記突出部の突出高さは、上記第2突条部の厚さよりも大きい
ことを特徴とする見切り部材。 - 請求項1において、
上記ベース側突条部と上記第1突条部とは、互いの対向面に互いに噛み合う係合突部が形成されている
ことを特徴とする見切り部材。 - 請求項1又は2において、
上記第1突条部は、上記第2突条部よりも突出高さが高い
ことを特徴とする見切り部材。 - 請求項3において、
上記カバー部材は、上記表面カバー部から上記下地材側に突出する支持部を有し、外力が作用した場合に、上記支持部が上記パネル部材の表面に当接する第1の当接状態及び上記第1突条部の先端面が上記基板部の表面に当接する第2の当接状態の少なくとも一方の状態になることにより、上記カバー部材の所定の取付姿勢が保持されるように構成されている
ことを特徴とする見切り部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018067708A JP6722712B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 見切り部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018067708A JP6722712B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 見切り部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019178531A JP2019178531A (ja) | 2019-10-17 |
| JP6722712B2 true JP6722712B2 (ja) | 2020-07-15 |
Family
ID=68277940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018067708A Active JP6722712B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 見切り部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6722712B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62154133U (ja) * | 1986-03-25 | 1987-09-30 | ||
| JP2006016919A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 見切縁 |
| JP2007016428A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Matsushita Electric Works Ltd | サイディング端部用部材 |
| JP4753427B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2011-08-24 | 株式会社長谷工コーポレーション | 点検口用枠材 |
| JP5210825B2 (ja) * | 2008-11-25 | 2013-06-12 | パナソニック株式会社 | パネル端部納め用部材、及びこれを用いた建築用パネルの端部納め構造 |
| JP2017115361A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 日新製鋼株式会社 | 見切縁 |
-
2018
- 2018-03-30 JP JP2018067708A patent/JP6722712B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2019178531A (ja) | 2019-10-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6445431B2 (ja) | 車両用ドアライニング及びその取付構造 | |
| JP6722712B2 (ja) | 見切り部材 | |
| JP2008095374A (ja) | 接続枠及び枠用コーナージョイント部材 | |
| JP2008240468A (ja) | コーナー被覆具及びコーナー構造 | |
| JP5607674B2 (ja) | コーナー被覆具及びコーナー構造 | |
| JP6734108B2 (ja) | コーナーカバー | |
| JP2023094267A (ja) | 巾木及びその施工構造 | |
| JP5329509B2 (ja) | 建築用壁面板の取付金具及び建築用壁面構造 | |
| JP5805899B1 (ja) | 窓枠及び窓 | |
| JP3129896U (ja) | 見付けエッジ | |
| JP4972057B2 (ja) | パネル外枠構造 | |
| JP6722725B2 (ja) | コーナーキャップ、見切り構造、及び装飾パネル体 | |
| JP6604513B2 (ja) | 車両用内装材の取付構造 | |
| JP6166318B2 (ja) | 窓枠及び窓 | |
| JP2016084583A (ja) | フレーム部材 | |
| JP4669850B2 (ja) | パネル体保持具 | |
| JP4859545B2 (ja) | 仮設ハウスにおける間隙閉塞構造および間隙閉塞部材 | |
| JP4545491B2 (ja) | 構造材の連結固定構造に用いられる固定金具 | |
| JP4351000B2 (ja) | 化粧材取付具 | |
| JP4473554B2 (ja) | キャビネット構造 | |
| JP4317636B2 (ja) | フレ止め装置付金属製角型筒 | |
| JP2016132944A (ja) | 壁パネル | |
| JP2024003861A (ja) | 出隅コーナー材および出隅構造 | |
| JP2005273286A (ja) | 取付具 | |
| JP2009133199A (ja) | 取付具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180928 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190823 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200121 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200310 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200616 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200622 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6722712 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |