JPH0634528U - 机上パネルの接合部カバー - Google Patents

机上パネルの接合部カバー

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JPH0634528U
JPH0634528U JP7847592U JP7847592U JPH0634528U JP H0634528 U JPH0634528 U JP H0634528U JP 7847592 U JP7847592 U JP 7847592U JP 7847592 U JP7847592 U JP 7847592U JP H0634528 U JPH0634528 U JP H0634528U
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panel
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一世 森
正昭 徳田
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接する机上パネル接合部において、それら
のパネル間の接合角度が異なる場合にも対応してパネル
間の隙間を塞ぐことの可能な接合部カバーを提供する。 【構成】 合成樹脂等の可撓性を有する材料にて板状に
作成してなり、巾方向の中央部を長手方向の全長にわた
って肉薄に成形して屈曲自在とした中間屈曲部24とし、
その両側に互いに所定角度に拡開した1対の当接部21、
22を設けるとともに、一方の当接部21に設けた係止部23
を隣接する一方の机上パネル3の側端部へ係止し、他方
の当接部22を他方の机上パネル2の側端部へ当接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机上パネルの接合部カバーに関するものであり、更に詳しくは隣接 して立設される机上パネル間に取り付けて両パネル間の隙間を塞ぐためのカバー に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような隣接するパネル同士の接合部の構造としては、壁面パネル の場合であれば、例えば実公昭56−4766号公報に記載されたような隣接す るパネル同士の側端部間にわたって取り付けた内側部材と外側部材とで両パネル 端部を挟持した状態でネジ止めしたものや、あるいは両パネルの側端部間に中間 支柱を介在させたものなどがある。また、机上パネルの場合には、隣接するパネ ルの側端部間を連結部材にて連結したもの等がある。これらの場合には、隣接す るパネル間に前記のような支柱や連結部材が介在することで、両パネル間の隙間 は塞がれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のパネル接合部に取り付けられる支柱や連結 部材は、これらの隣接するパネルの接合角度に応じて所定の形状に作成されてお り、パネル間の接合角度が異なる場合には、その都度形状の異なる部材を作成す る必要があった。
【0004】 このような問題点に鑑み、本考案では、隣接する机上パネル接合部において、 それらのパネル間の接合角度が異なる場合にも対応してパネル間の隙間を塞ぐこ との可能な接合部カバーを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案に係る机上パネルの接合部カバーは、合成 樹脂等の可撓性を有する材料にて板状に作成してなり、巾方向の中央部を長手方 向の全長にわたって肉薄に成形して屈曲自在とした中間屈曲部とし、その両側に 互いに所定角度に拡開した1対の当接部を設けるとともに、少なくとも一方の当 接部に机上パネルの側端部へ係止する係止部を設けてなる。
【0006】
【作用】
上記のような本考案に係る接合部カバーは、一方の当接部に設けられた係止部 を互いに隣接する机上パネルのうちの一方の側端部へ係止して該当接部を前記パ ネルの側端面へ当接した状態で取り付ける。すると、この前記当接部に続く中間 屈曲部が両パネル間の接合角度に応じて弾力的に屈曲し、中間屈曲部から更に続 く他方の当接部が前記中間屈曲部の屈曲による反発力により他方の机上パネルの 側端面へ弾性付勢された状態で当接し、両机上パネル間の隙間が接合部カバーに よって塞がれる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を更に詳細に説明する。図1は平 面視略L字形の天板1を有する机Aの背面側に2枚の机上パネル2、3を略90 °の接合角度で立設してなるものである。そして図2に示すように、前記2枚の 机上パネル2、3の接合部の背面側に、両パネル2、3間の隙間を塞ぐようにし て本考案に係る接合部カバー20を取り付けている。
【0008】 前記机Aは、図3に示すように、机Aの両側に位置する側脚4の上端面にその 後部を余して天板1を取り付けるとともに、前記側脚4の背面側に、上端を前記 天板1と面一となして幕板5、5を取り付け、前記天板1の後端縁と幕板5、5 の上端縁間に平面略L字形に連続するダクト開口部6を天板1の奥端縁に形成し 、該開口部6にダクトカバー7を取り付けてその下方に配線ダクト空間8を形成 してなる。
【0009】 前記各パネル2、3は、図4に示すように芯材11の表裏面にパネル板12、 12を接着、もしくは面ファスナー等を利用して取り付けるとともに、その下部 には巾木13を取り付け、上部には笠木19を取り付けている。この机上パネル 2および3は、図3に示すように各パネルの両端部に下設した取付金具9を、前 記配線ダクト空間7内に横設した支持杆体10に取り付けて、机A上に立設して なる。
【0010】 更に、図5に示すように、各パネル2、3の側端部にはその上下方向の略全長 にわたって金属製で断面略コ字形の側枠体14を取り付けており、更に該側枠体 14の外面には合成樹脂製の端部カバー15を取り付けている。この端部カバー 15の外面には、その長手方向にわたって2条の連結溝16、16を形成してい る。そして、本考案に係る接合部カバー20の一方の当接部21に設けた係止部 23を、接合部の2枚のパネル2、3のうち、どちらか一方のパネル3の端部カ バー15に形成した連結溝16へ上方から嵌入して取り付けるとともに、他方の 当接部22を他方のパネル2の端部カバー15の外面へ当接させることで、両パ ネル2、3間の接合部の隙間Cを接合部カバー20にて塞ぐように取り付けてい る。また、両パネル2、3の端部カバーの上端に、上端キャップ17を取り付け ている。
【0011】 前記の本考案に係る接合部カバー20は、合成樹脂等の可撓性を有する材料か らなる板状の押し出し成形部材を前記パネル2、3の端部カバー15の長さに応 じて切断して作成されており、図6に示すように、その中央部は肉薄に成形して 屈曲自在な中間屈曲部24とするとともに、該中間屈曲部24の両側は、互いに 所定角度θで拡開したやや肉厚の当接部21、22とするとともに、一方の当接 部21にはパネルの端部カバー15に設けた連結溝16へ嵌合係止する係止部2 3として、フック状の凸条を突設してなる。この接合部カバー20の成形時にお いては、前記中間屈曲部24の両側に位置する1対の当接部21、22間の拡開 角度θを90°よりやや大きく設定することで、図7に示すように、隣接パネル 2、3の接合角度が90°の場合には、中間屈曲部24の屈曲による反発力によ って一方の当接部22がパネル2の端部カバー15の外面へ確実に当接するよう にしている。更に、この接合部カバー20は、前記のようにその中央部に肉薄の 中間屈曲部24を設けていることから、例えば図8に示すように、両パネル2、 3の接合角度が90°よりも小さな場合にも、前記中間屈曲部24が両パネル2 、3の接合角度に応じて弾力的に屈曲することで、両パネル2、3間の隙間Cを 塞ぐ状態で確実に取り付けることができる。
【0012】 尚、上記のように、本考案に係る接合部カバー20は、中間屈曲部24の両側 に形成した接合部21、22の一方の接合部21に設けた係止部23を隣接する 一方のパネル3の端部カバー15の連結溝16へ嵌合係止して取り付けることで 、他方の当接部22は中間屈曲部24が屈曲することによる反発力により他方の パネル2の端部カバー15の外面へ弾性付勢された状態で当接するように構成し てなることから、他の当接部22には端部カバー15への係止部は設ける必要は ないが、両方の当接部21、22のそれぞれに係止部を設けるようにしてもよい 。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る接合部カバーは、隣接するパネルのそれぞれの側 端部に当接する1対の当接部の中間に肉薄に形成した中間屈曲部を設けてなるも のであるから、両パネルの接合角度が異なる場合でも、前記中間屈曲部がパネル の接合角度に応じて屈曲することで対応することができる。また、両当接部は前 記中間屈曲部が弾性的に屈曲するときの反発力によって各パネルの端部へ弾性的 に当接することから、端部への係止部をどちらか一方の当接部のみに設けるだけ でよく、構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2枚のパネルを接合して立設した机の斜視図。
【図2】パネル接合部を背面側からみた机の斜視図。
【図3】パネルの取付状態を示す机の要部の側断面図。
【図4】パネルの側断面図。
【図5】パネルの接合部を示す斜視図。
【図6】本考案に係る接合部カバーの平面図。
【図7】パネル接合部を示す平断面図。
【図8】パネル接合部を示す他実施例の平断面図。
【符号の説明】
A 机 C 隙間 1 天板 2 パネル 3 パネル 4 側脚 5 幕板 6 ダクト開口部 7 ダクトカバー 8 配線ダクト空間 9 取付金具 10 支持杆体 11 芯材 12 パネル板 13 巾木 14 側枠体 15 端部カバー 16 連結溝 17 上端キャップ 19 笠木 20 接合部カバー 21 当接部 22 当接部 23 係止部 24 中間屈曲部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂等の可撓性を有する材料にて板
    状に作成してなり、巾方向の中央部を長手方向の全長に
    わたって肉薄に成形して屈曲自在とした中間屈曲部と
    し、その両側に互いに所定角度に拡開した1対の当接部
    を設けるとともに、少なくとも一方の当接部に机上パネ
    ルの側端部へ係止する係止部を設けてなることを特徴と
    する机上パネルの接合部カバー。
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