JP2586573Y2 - 壁パネルの接合構造 - Google Patents

壁パネルの接合構造

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JP2586573Y2
JP2586573Y2 JP1993040629U JP4062993U JP2586573Y2 JP 2586573 Y2 JP2586573 Y2 JP 2586573Y2 JP 1993040629 U JP1993040629 U JP 1993040629U JP 4062993 U JP4062993 U JP 4062993U JP 2586573 Y2 JP2586573 Y2 JP 2586573Y2
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JP
Japan
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panel
wall panel
joint
frame
locking tongue
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JP1993040629U
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JPH0710118U (ja
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稔 加川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フレームに化粧板を張
り付けた壁パネルと、鏡、収納ボックス、照明器具等の
少なくともいずれか一つの機能装置を持つ壁パネル(以
下、機能パネルという)の接合部分を目地材にて塞ぐ壁
パネルの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4、図5に示すのは、従来から知られ
ているこの種の壁パネルの接合構造である。
【0003】壁パネル1は、角形の筒であるフレーム2
1の表面に化粧板3を張り付けて形成されている。
【0004】機能パネル7は通称アングルと呼ばれてい
るフレーム22の表面に鏡等(図示略)を取りつける面
板4を張り付けて形成されている。
【0005】フレーム21と22は裏面側において、サ
ドルバンドのような接続金具5で締結され、表面側にお
いて、目地材6を挿入している。
【0006】目地材6は、頭部に目地板61を持ち、脚
部両側に戻り状の弾性を有する係止片62を脚方向に複
数個突設して成るものである。
【0007】この目地材6は、係止片62をフレーム2
1とフレーム22(機能パネル7の側面である場合もあ
る。)間のみならず、化粧板3の端部と面板4の端部間
に圧入することで、壁パネル1と機能パネル7の接続部
への固定及び化粧板3の端部と面板4の端部間の防水処
理をおこなっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、壁パネル1
の化粧板3のフレーム21に対する張り付け位置は多少
ずれていることが多く、例えば図の如く、化粧板3の
端部がフレーム21の外端部(外側側面)より内側に入
っていると、化粧板3の端部と面板4の端部間の間隔が
大きくなりすぎて頭部側の係止片62が、遊嵌状態にな
り、防水処理等が不十分となり、また、固定が不十分と
なる欠点があった。
【0009】この考案は、上記の欠点にがみてなされた
ものであり、壁パネルの化粧板のフレームに対する張り
付け位置が多少ずれていても、壁パネルと機能パネル間
への目地材の固定ならびに防水処理が確実におこなわれ
る壁パネルの接合構造を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決する手段】この考案の要旨とするところの
第1は、請求項1に記載のごとく、フレームに化粧板を
張り付けた壁パネルと、鏡、収納ボックス等の少なくと
もいずれか一つを取りつけた壁パネル(以下、機能パネ
ルという)の接合部分を目地材にて塞ぐ壁パネルの接合
構造において、頭部に目地板61を設け、脚部の両側に
戻り状の弾性を有する第1係止舌片81とこの第1係止
舌片81より外方向に広がる第2係止舌片82を脚部側
より順に設けて目地材6を形成し、壁パネル1のフレー
ム21と機能パネルの側面間に第1係止舌片81を嵌
合すると共に化粧板3の端部と面板4の端部間に第2係
止舌片82を嵌合して壁パネル1と機能パネル7間を前
記目地材6で接続して成ることを特徴とする壁パネルの
接合構造である。
【0011】第2係止舌片82は、例えば、第1係止舌
片81より長く形成する等して、第1係止舌片81より
外方向に広がっておればよい。
【0012】また、第2係止舌片82、第1係止舌片8
1の枚数は各1枚以上あればよく、その数は適宜に選択
される。例えば、壁パネル1や機能パネル7の厚みが大
きい場合は、脚部を長くし、第2係止舌片82または第
1係止舌片81を数多く取りつけることは有効であるこ
とが多い。
【0013】目地材6の材質は、ゴム、合成樹脂、アル
ミニウム等の第2係止舌片82、第1係止舌片81に弾
性を付与できる金属であれば任意である。
【0014】この考案の要旨とするところの第2は、請
求項1に記載のごとく、壁パネル1のフレーム21と化
粧板3の隙間20に第2係止舌片82を嵌合して成るこ
とを特徴とする壁パネルの接合構造である。
【0015】化粧板3をフレーム21に張り付けるのは
このフレーム21の表面に設けられた突状9の上になさ
れるのが普通であるので、壁パネル1は、側端部におい
て、化粧板3とフレーム21間に小さな隙間20が生じ
ており、この隙間20に第2係止舌片82を嵌合するの
である。
【0016】また、目地材6の内部には空洞10を設け
ることにより、目地材6の弾性変形を助け、壁パネルの
接合部に嵌合し易く、その復元力により壁パネルの接合
部に密着固定するようにしてもよい。
【0017】この空洞10は、脚部の先端側に設ける方
がより壁パネルの接合部に嵌合し易い。
【0018】
【作用】 本考案の壁パネルの接合構造においては、 壁パ
ネル1のフレーム21と機能パネルの側面間に第1係
止舌片81が圧入される共に化粧板3の端部と面板4
の端部間に第2係止舌片82が圧入され、この第2係止
舌片82が壁パネル1のフレーム21と化粧板3の隙間
20に嵌合して、目地材6が壁パネルと機能パネル
間を接続する。
【0019】
【実施例】以下、本件出願に係る考案の一実施例を図に
基づいて説明する。
【0020】図1乃至図に示すのは、この出願に係る
考案の一実施例である。この実施例では、図1及び図2
から明瞭なように、本件出願に係る考案が、浴室ユニッ
トの壁パネル1と機能パネル7の接続に適用されてい
る。
【0021】図において、11は浴槽、12はカラン、
13はシャワーノズルであり、防水パン14と天井板1
5間に壁パネル1と機能パネル7が配置されている。
【0022】続いて、図3により、主要部を説明する。
機能パネル7は、両側の壁パネル1と目地材6で接続さ
れている。
【0023】壁パネル1は、角形の筒である鋼製のフレ
ーム21の表面に塩化ビニールを表面に張った鋼板であ
る化粧板3を張り付けて形成されている。フレーム21
の表面には、突状9が設けられており、この突状9に
粧板3が溶接され、その結果、化粧板3とフレーム21
間に隙間20が生じている。
【0024】機能パネル7には、鏡16、収納ボックス
17及び照明器具18が設けられている。
【0025】機能パネル7は通称アングルと呼ばれてい
るフレーム22の表面に鏡等(図示略)を取りつける面
板4を張り付けて形成されている。
【0026】フレーム21と22は裏面側において、サ
ドルバンドのような接続金具5で締結され、表面側にお
いて、目地材6を挿入している。
【0027】目地材6は、頭部に目地板61を形成し、
脚部両側に戻り状の弾性を有する第1係止舌片81とこ
の第1係止舌片81より外方向に広がる第2係止舌片8
2を脚部側より順に設け、脚部に空洞10を設けて形成
されている。この実施例では、第1係止舌片81が2
個、第2係止舌片82が1個設けられている。
【0028】この実施例では、目地材6は、合成樹脂の
押出成形で断面均一の長尺の部材に形成されている。
【0029】図3に示すように、この目地材6は、壁パ
ネル1のフレーム21と機能パネルの側面間に第1係
止舌片81を圧入嵌合すると共に化粧板3の端部と面板
4の端部間に第2係止舌片82を圧入嵌合して壁パネル
1と機能パネル7を接続する。
【0030】また、化粧板3の端部がフレーム21の外
端部より内側に入っていて両者の間隔が多少大きくなっ
ても、第2係止舌片82は、第1係止舌片81より長く
外方向に広がっているので、化粧板3の端部と面板4の
端部間に第2係止舌片82を圧入することが可能であ
る。
【0031】この実施例では、上記のいずれの場合で
も、第2係止舌片82が壁パネル1のフレーム21と化
粧板3の隙間20に嵌合して、壁パネル1と機能パネル
7を確実に接続している。
【0032】以上のようにして、浴室ユニットに必要
な、壁パネル1と機能パネル7の防水接続が確実になさ
れたのである。
【0033】
【考案の効果】以上のように、この出願の考案にあって
は、壁パネルの化粧板のフレームに対する張り付け位置
が多少ずれていても、壁パネルと機能パネル間への目地
材の固定ならびに壁パネルと機能パネル間の防水処理が
確実におこなわれる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本考案の一実施例を示す正面図。
【図 2】同上の上面図。
【図 3】同上の要部の断面図。
【図 4】従来例を示す要部の断面図。
【図 5】従来例を示す要部の断面図。
【符号の説明】
1 壁パネル 20 隙間 21 フレーム 22 フレーム 3 化粧板 4 面板 5 接続金具 6 目地材 61 目地板 62 係止片 7 機能パネル 81 第1係止舌片 82 第2係止舌片 9 突状 10 空洞

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに化粧板を張り付けた壁パネル
    と、鏡、収納ボックス等の少なくともいずれか一つを取
    りつけた壁パネル(以下、機能パネルという)の接合部
    分を目地材にて塞ぐ壁パネルの接合構造において、頭部
    に目地板61を設け、脚部の両側に戻り状の弾性を有す
    る第1係止舌片81とこの第1係止舌片81より外方向
    に広がる第2係止舌片82を脚部側より順に設けて目地
    材6を形成し、壁パネル1のフレーム21と機能パネル
    の側面間に第1係止舌片81を嵌合すると共に化粧板
    3の端部と面板4の端部間に位置させ、かつ、壁パネル
    1のフレーム21と化粧板3の隙間20に第2係止舌片
    82を嵌合して壁パネル1と機能パネル7間を前記目地
    材6で接続して成ることを特徴とする壁パネルの接合構
    造。
  2. 【請求項2】 目地板6の脚部内部に空洞10を設けて
    なることを特徴とする請求項1記載の壁パネルの接合構
    造。
JP1993040629U 1993-07-26 1993-07-26 壁パネルの接合構造 Expired - Lifetime JP2586573Y2 (ja)

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JPH0710118U JPH0710118U (ja) 1995-02-14
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JPS5419694Y2 (ja) * 1976-11-12 1979-07-19
JPS63127511U (ja) * 1987-02-14 1988-08-22
JPS6425135U (ja) * 1987-08-05 1989-02-10

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JPH0710118U (ja) 1995-02-14

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