JP2628470B2 - シートの保持装置 - Google Patents

シートの保持装置

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JP2628470B2
JP2628470B2 JP7132964A JP13296495A JP2628470B2 JP 2628470 B2 JP2628470 B2 JP 2628470B2 JP 7132964 A JP7132964 A JP 7132964A JP 13296495 A JP13296495 A JP 13296495A JP 2628470 B2 JP2628470 B2 JP 2628470B2
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JP
Japan
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sheet
aggregate
groove
opening
leg
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JP7132964A
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JPH08298880A (ja
Inventor
淳 廣田
Original Assignee
淳 廣田
株式会社鎌田スプリング
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム状のシートを
固定保持するためのシートの保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
ビニールハウスを組み立てる場合に、フィルム状のシー
トを張設することになるが、この場合に、緊張状に張設
したシートを骨材に保持する必要が有る。このようなも
のとして、従来は、図5に示すように、蟻溝状にロール
フォーミングされた骨材4の凹溝4c側にシート3を当
てがい、そして波形に折曲した弾性を有する長い針金状
の保持金具6を凹溝4cに無理嵌合することでシート3
を保持していた。しかるにこのものでは、長尺物の保持
金具6を弾性変形させるようにして凹溝4cへ無理嵌合
しなければならないため、力が必要なうえ、二人作業が
強いられることになってどうしても作業性に劣るという
問題が有り、これを解決することが要求される。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるシートの
保持装置を提供することを目的として創案されたもので
あって、対向間隔が開口上側ほど狭くなり、円弧状の開
口先端部を有した蟻溝状の凹溝が形成される骨材にシー
トを保持するための保持部材であって、該保持部材を、
自然状態で山形状に折曲し、押し込むことで平面状に変
形可能な支持部と、自然状態で下端部が凹溝開口に嵌合
する状態で上側ほど対向間隔が広くなるよう支持部両端
縁から突出する一対の脚部と、該各脚部上端からそれぞ
れ外側に向けて湾曲し、開口先端部に上側から係止する
湾曲部とを備え、かつ、前記支持部が平面状に変形した
ときの全長に脚部の肉厚が加味された長さを凹溝の開口
先端部の溝幅よりも長く設定し、さらに前記湾曲部が開
口先端部に係止する状態で支持部と脚部との交点が開口
先端部の円弧中心よりも下方に位置する設定で一体に形
成してあることを特徴とするものである。
【0004】そして本発明は、この構成によって、シー
トをワンタッチ操作で保持できるようにしたものであ
る。
【0005】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は農用のビニールハウスであ
って、該ビニールハウス1は、適宜組付けた骨材2に塩
化ビニール製のシート3を張設することになるが、ビニ
ールハウス1の両袖部に、シート3の端縁部を支持固定
するための骨材4が配設され、該骨材4に、本発明が実
施された保持部材5を用いてシート3が支持固定されて
いる。
【0006】前記骨材4は、底面部4aと、該底面部4
aの両側縁から立設する脚辺部4bとから構成される
が、該両脚辺部4bは、対向間隔が先端側ほど近接する
よう傾斜状に形成されて蟻溝状の凹溝4cを形成し、対
向間隔が最も接近する先端部4dは円弧状に折曲形成さ
れている。
【0007】一方、保持部材5は、実施例では合成樹脂
材であるポリプロピレンを原料として型成形して形成さ
れるものであるが、中央部に形成される割溝部5aが頂
部となるようにして120度の角度を存して山形状に折
曲される支持部5bと、該各支持部5bの左右両外側縁
から上下方向に直線状に突出する一対の脚部5cと、該
各脚部5cの上端からそれぞれ左右方向外方に向けて湾
曲状に延設された湾曲部5dとで形成されるが、脚部5
cは支持部5bに対して80度の角度をなす状態で上方
ほど拡開するようにして突出する設定になっている。さ
らに、支持部5bを後述するように平面状にしたときの
長さに両脚部5cの肉厚を加味した長さCは、骨材先端
部4dの対向間隔Dよりも長い(C>D)設定になって
いて、後述するように保持部材5を保持姿勢にしたと
き、該保持部材5の凹溝4cからの抜止めがなされる構
成になっている。
【0008】そして、保持部材5は、前記支持部5bが
山形状になった自然状態で、湾曲部5d(あるいは脚部
5cの中間部)が骨材先端部4dに仮保持状に係止する
設定になっており、この仮保持状態で、支持部5bと脚
部5cとの交点Aが先端部4dの中心Oよりも距離Bだ
け低位に位置する設定になっている(脚部5cの中間部
が仮保持されるものでは、後述するように割溝部5aを
下方に押しやることで保持部材5が押し込まれ、湾曲部
5dが骨材先端部4dに係止した状態で上記交点Aと中
心Oとの関係となるように設定される)。そしてこの状
態で、割溝部5aを下方に押しやると、保持部材5は、
脚部5cの下端側が骨材先端部4dの下方に入り込むと
共に両湾曲部5dが対向間隔を狭めるようにして先端部
4dの表面を移動し、そして、両脚部5cが略平行状に
なった時点で支点越え状態となって、今度は、支持部5
bが平面状になる方向に積極移動して保持姿勢になって
凹溝4cに抜止め状に嵌合し、これによってシート3
は、骨材4の先端部4dと保持部材5の湾曲部5dとの
あいだに挟持状に保持される設定になっている。
【0009】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、シート3を骨材4に保持するには、シート3を
骨材4の凹溝4c側に敷いた状態で、脚部5cの下部が
凹溝4cに嵌合するようにして保持部材5を当てがい、
そして支持部5bの山形頂部である割溝部5aを押し込
むと、保持部材5は、前述したように支点越えして支持
部5bが平面状になる状態の保持姿勢となって凹溝4c
に抜止め状に嵌合し、これによってシート3は、骨材4
の先端部4dと保持部材5の湾曲部5dとのあいだに挟
持状に抜止め保持されることになる。
【0010】このように、本発明が実施されたものにあ
っては、シート3の骨材4への保持が、山形状の支持部
5bを押し込んで支点越えさせるようにして凹溝4cに
嵌合した保持部材5によってできることになって、従来
のように波形に折曲した弾性を有する長い針金状の保持
金具を凹溝に無理嵌合する必要がなく、ワンタッチ作業
でできることになり、この結果、作業性の向上が計れる
ことになる。尚、保持部材5は、その複数個を適間隔を
存して点在するよう骨材4に嵌合せしめることでシート
3を止めることになる。そのうえ、この保持部材5の骨
材4への嵌合には支点越えとなる構成を採用しているの
で、保持部材5が不用意に脱落することがなく、シート
3の保持が確実なうえ、骨材4への止めがなされたか否
かを感覚的に認識できて押し込み不足を防止できる。
【0011】しかもこのものでは、自然状態で山形とな
る支持部5bの中央頂部に割溝部5aが形成されてい
て、前記平面状になったとき、割溝部5aの左右溝辺同
志が突き合う状態となるので、平面状に変形した支持部
5bに無理な負担がかかることがない。また、この平面
状になった支持部5bは、凹溝4cの溝底から離間して
いるので、該支持部5bを押し込んで平面状にしたと
き、支持部5bが溝底に当たって押し返されてしまうこ
ともなく、確実な押し込み操作ができるという利点が有
る。そして、前記保持部材5で保持したシート3のうえ
にさらにシートを張設して二重にしたい場合には、保持
部材5間の隙間を利用して止めることができることは言
うまでもない。因みに、前記骨材4に支点越えをして取
付けられる保持部材5は、平面状になっている支持部5
bの凹溝4cとのあいだの間隙にドライバー等の適宜工
具を差し込んで山形状に復帰させることで簡単に骨材4
から外すことができ、このものを再利用することも可能
である。
【0012】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、シートを骨材に保持するものに広く一般に実
施することができ、農用のビニールハウスに限定される
ものではない。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シートを骨材に保持するには、シ
ートを骨材の凹溝側に敷いた状態で、保持部材の脚部下
端部を凹溝に嵌合させ、この状態で支持部の山形頂部を
押し込むと、保持部材は、脚部の下端側が骨材の開口先
端部の下方に入り込むと共に両湾曲部が対向間隔を狭め
るようにして開口先端部の表面を移動し、そして、両脚
部が略平行状になった時点で支点越え状態となって、以
降は支持部が平面状になる方向に積極移動して凹溝に抜
止め状に嵌合することになり、これによってシートは、
保持部材湾曲部と骨材先端部とのあいだに挟持状に保持
される。この結果、シートの骨材への保持が、従来のよ
うに波形に折曲した弾性を有する長い針金状の保持金具
を凹溝に無理嵌合する必要がなく、ワンタッチ作業でで
きることになって、作業性の向上が計れる。しかも、こ
の保持部材の骨材への抜止め嵌合は前述したように支点
越えを必要とするため、保持部材が不用意に脱落するこ
とがないうえ、骨材への嵌合がなされたか否かを感覚的
に認識できて押し込み不足を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビニールハウスの概略斜視図である。
【図2】骨材の斜視図である。
【図3】(A)、(B)、(C)、(D)はそれぞれ自
然状態の保持部材の平面図、正面図、左側面図、底面図
である。
【図4】保持部材の骨材への取付け手順を示す図であっ
て、(A)は仮保持状態、(B)は支点越え時、(C)
は保持状態を示す。
【図5】従来例における保持金具の骨材への取付けを示
す図である。
【符号の説明】
3 シート 4 骨材 4c 凹溝 4d 先端部 5 保持部材 5a 割溝部 5b 支持部 5c 脚部 5d 湾曲部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向間隔が開口上側ほど狭くなり、円弧
    状の開口先端部を有した蟻溝状の凹溝が形成される骨材
    にシートを保持するための保持部材であって、該保持部
    材を、自然状態で山形状に折曲し、押し込むことで平面
    状に変形可能な支持部と、自然状態で下端部が凹溝開口
    に嵌合する状態で上側ほど対向間隔が広くなるよう支持
    部両端縁から突出する一対の脚部と、該各脚部上端から
    それぞれ外側に向けて湾曲し、開口先端部に上側から係
    止する湾曲部とを備え、かつ、前記支持部が平面状に変
    形したときの全長に脚部の肉厚が加味された長さを凹溝
    の開口先端部の溝幅よりも長く設定し、さらに前記湾曲
    部が開口先端部に係止する状態で支持部と脚部との交点
    が開口先端部の円弧中心よりも下方に位置する設定で一
    体に形成してあることを特徴とするシートの保持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、支持部の山形状頂部
    に割溝が形成されていることを特徴とするシートの保持
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、湾曲部が支
    持部に係止する状態で、支持部は、凹溝の溝底面から離
    間する設定になっていることを特徴とするシートの保持
    装置。
JP7132964A 1995-05-02 1995-05-02 シートの保持装置 Expired - Lifetime JP2628470B2 (ja)

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KR100460372B1 (ko) * 2002-03-06 2004-12-08 정회관 개량된 비닐하우스
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