JPH0826647B2 - タイルブロック壁体 - Google Patents

タイルブロック壁体

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JPH0826647B2
JPH0826647B2 JP2002533A JP253390A JPH0826647B2 JP H0826647 B2 JPH0826647 B2 JP H0826647B2 JP 2002533 A JP2002533 A JP 2002533A JP 253390 A JP253390 A JP 253390A JP H0826647 B2 JPH0826647 B2 JP H0826647B2
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tile
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元旦 舩木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物の外装壁、内装壁などに用いるタ
イルブロック壁体に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、前記のようなタイルブロック壁体として特開平
1−295965号公報に示すものと近似したものがあった。
このタイルブロック壁体は、第13図に示すように、建築
物の躯体(1)側に直接(又は下地材を介して)固定さ
れる板状の取付部材兼用の保持金具(2)表面に上,下
突片(2a),(2b)及び小突片(2c)を1組として突出
させ、これらの多数組を上下及び左右に所定間隔で配設
してある。そして、横長のタイルブロック(3)の裏面
に上突条(3a)と下突条(3b)を上下方向に間隔を設け
て横方向の全体に形成すると共に、上部表面側及び下部
裏面側に上部切欠(3c)及び下部切欠(3d)を横方向の
全体に形成し、前記保持金具(2)の上突片(2a)と下
突片(2b)とにそれぞれタイルブロック(3)の上突条
(3a)と下突条(3b)との間の間隔部を嵌めてある。
又、弾性材料からなる支持金具(4)の縦片(4a)下
端部を保持金具(2)の小突片(2c)上に支持させ、支
持金具(4)の縦片(4a)上端部から斜め表面側上向き
に突出する上突片(4b)を保持金具(2)の下突片(2
b)下面に支持し、前記縦片(4a)上端部から斜め表面
側下向きに突出する下突片(4c)の先端部をタイルブロ
ック(3)の下突条(3b)上面に係止し、タイルブロッ
ク(3)の上突条(3a)上面を保持金具(2)の上突片
(2a)下面に支持することにより、支持金具(4)の上
突片(4b)と下突片(4c)との弾性力によってタイルブ
ロック(3)の上突条(3a)と下突条(3b)とがそれぞ
れ対向する下面と上面を支持し、タイルブロック(3)
を保持金具(2)の上突片(2a)と下突片(2b)との間
に保持固定している。
又、上下方向に隣接するタイルブロック(3),
(3)の上、下側縁部を、前記切欠(3d),(3c)を利
用して、表裏方向に重ね、上下方向に隣接するタイルブ
ロック(3),(3)の表面を同一垂直面に位置させて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕 以上のように構成された従来のタイルブロック壁体
は、保持金具(2)とタイルブロック(3)とに加え支
持金具(4)を有しているので、部品数が多く、又タイ
ルブロック(3)の取付作業が面倒で、この作業に長時
間を要していた。
特に上方から下方にタイルブロック(3)を張る場合
には、第13図の矢印(a)に示すように、タイルブロッ
ク(3)を斜め下方から躯体側に挿入し、矢印(b)に
示すように下方に引き、更に矢印(c)に示すように、
タイルブロック(3)の下部を建築物の躯体(1)側に
押し込み、タイルブロック(3)の下突条(3b)と保持
金具(2)の下突片(2b)との間に、支持金具(4)の
上,下突片(4b),(4c)を弾性変形させて介在させる
3モーションを行う必要があるので、タイルブロック
(3)の取付作業が面倒であるという問題点があった。
この発明は、前述した問題点を解決して、保持金具と
タイルブロックとのみを用い、又タイルブロックの形状
が単純でありながら、タイルブロックを下方から上方に
向って張る場合も、逆に上方から下方に張る場合も2モ
ーションで作業性よく張ることができるタイルブロック
壁体を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のタイルブロック壁体は、建築物の躯体側に
固定した係合突条を有する保持金具によってタイルブロ
ックを保持固定させるタイルブロック壁体において、 前記保持金具は、金属板からなり、前記躯体側への固
定部から表面側斜め下向きに突出し、弾性変形可能な上
突片と、前記固定部から表面側にほぼ水平に突出し、突
出部の先端から斜め上向きに係合部を折り返した弾性変
形可能な下突片とを有しており、 前記タイルブロックは、上面の基部に係合凹条を形成
した上突条と、下面の先端部に係止小突起を突出させた
下突条とを、上下方向に間隔を設けて裏面に横長に突出
形成させると共に、タイルブロックの上部表面側及び下
部裏面側にそれぞれ横方向に上部切欠及び下部切欠を形
成し、 前記保持金具の上突片に前記タイルブロックの上突条
の上面を支持させ、かつ、前記上突条の係合凹条を前記
上突片の先端部に係合弾持させると共に、保持金具の下
突片の係合部にタイルブロックの下突条の係止小突起か
ら基部側部分を係合弾持させて前記保持金具に前記タイ
ルブロックを保持固定し、 更に上下方向に隣接するタイルブロックの下縁部と上
縁部とを表裏方向に重ねたものである。
〔作用〕
この発明によるタイルブロック壁体は、従来は保持部
材とタイルブロックの間に挿入するなどして用いていた
支持金具などの別部材を使用することなしに、保持金具
とタイルブロックのみを用いてタイルブロック壁体を形
成することができるものである。
又、タイルブロックの形状は、その裏面に上突条と下
突条を設けるのみの単純な形状で機能させることができ
る。
更に、そのタイルブロックを保持金具に固定させるた
めには、前記タイルブロックの上突条と下突条の上面と
下面を建築物の躯体側に固定した保持金具の上突片の下
と下突片の上に弾性変更可能に支持させるだけでよい。
即ち、上突条,下突条間に前記上突片と下突片を位置さ
せることにより、タイルブロックを下方から上方に張る
場合にも、或いは上方から下方に張る場合にも、タイル
ブロックを斜め下方から躯体側に挿入して、タイルブロ
ックの下部を躯体側に押し込む2モーションで、保持金
具にタイルブロックを保持させることができる。
しかも、保持金具は、金属板からなり、前記躯体側へ
の固定部から表面側斜め下向きに突出し、弾性変形可能
な上突片と、前記固定部から表面側にほぼ水平に突出
し、突出部の先端から斜め上向きに係合部を折り返した
弾性変形可能な下突片とを有しているので、タイルブロ
ックの上部を上突片直下に押し込む時は上突片が弾性変
形する一方、タイルブロックの下部を押し込む時には、
保持金具の下突片が弾性変形して、下突片の突出端にタ
イルブロックの下突条がつかえる恐れなく弾性係合す
る。即ち、タイルブロックの下突条で前記保持金具の係
合部又は係合部と突出部とを弾性変形させてスムーズに
タイルブロックの下部を押し込むことができるので、タ
イルブロックの上突条や下突条の係止突起の欠損を免れ
ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の第1実施例につき第1図ないし第6
図について説明する。
第1図及び第2図において、(11)は建築物の躯体、
(12)は取付板(14)を介して前記躯体(11)に固定し
た保持金具、(13)は保持金具(12)に保持固定される
タイルブロックである。
前記保持金具(12)は、第1図、第2図及び第3図に
示すように、鋼板などの弾性金属板からなる横長のもの
で、上下方向中間部の固定部(12a)上側縁から屈曲し
て表面側斜め下向きに上突片(12b)が突出し、上突片
(12b)の先端部は上側に折り重ねられて2重板に構成
されている。
又、固定部(12a)下側縁からほぼ直角に屈曲して表
面側に突出部(12c)が突出し、突出部(12c)の先端か
ら鋭角に屈曲して斜め上向きに係合部(12d)が折り返
され、突出部(12c)と係合部(12d)とによって下突片
(12e)が構成されている。
尚、係合部(12d)は突出部(12c)よりも突出幅が小
さく、上突片(12b)と下突片(12e)はそれぞれ保持金
具(12)の全長にわたって水平になるように配置されて
いる。
前記タイルブロック(13)は、第1図、第2図、第4
図及び第5図に示すように、正面が横長の長方形状に形
成され、裏面には上部に上突条(13a)が、下部に下突
条(13b)がタイルブロック(13)の横方向全長にわた
って互いに平行に形成され、上突条(13a)と下突条(1
3b)との間には蟻溝状の凹部が形成されている。
前記上突条(13a)には、上面基部に係合凹条(13c)
が横方向全長にわたって形成され、又下突条(13b)に
は、下面の先端部に係止小突起(13d)が形成されてい
る。更に、この係止小突起(13d)より基部側には基部
から先端に向って斜め上向きに傾斜する凹部(13e)が
形成され、前記係止小突起(13d)の下面にも前記凹部
(13e)と平行傾斜が形成され、上突条(13a)と下突条
(13b)の上側最先端面にはそれぞれアール部が形成さ
れている。
更に、タイルブロック(13)の上部表面側及び下部裏
面側の下突条(13b)下方には、横方向の全長にわたる
上部切欠(13f)及び下部切欠(13g)がそれぞれ形成さ
れている。
前記各構成部材を有する第1実施例のタイルブロック
壁体を構築するには、まず、保持金具(12)の固定部
(12a)をボルトなどの固定具(図示省略)を用いて躯
体(11)の表面に取付板(14)を介してこれと共締め固
定する。
次に、この状態で、第6図の矢印(A)に示すように
タイルブロック(13)を斜め下方から躯体(11)側に押
し込み、更に矢印(B)に示すようにタイルブロック
(13)の下部を躯体(11)側に押し込むワンタッチ、2
モーションの操作により、第1図、第2図に示すように
タイルブロック(13)を保持金具(12)に保持固定する
ことができる。
即ち、保持金具(12)の弾性変形可能な上突片(12
b)の下にタイルブロック(13)の上突条(13a)下面を
支持させ、この上突条(13a)の係合凹条(13c)を前記
上突片(12b)の先端部に係合させる。そして、保持金
具(12)の下突片(12e)の上にタイルブロック(13)
の下突条(13b)を位置させ、下突条(13b)の係止小突
起(13d)より基部の凹部(13e)を弾性変形可能な下突
片(12e)の係合部(12d)に係合させる。更に、下突片
(12e)の突出端に係止小突起(13d)の凹部(13e)側
端を係止させ、係合部(12d)又は係合部(12d)と突出
部(12c)とからなる下突片(12e)全体の弾性復元力て
下突条(13b)を押し上げるように支持し、保持金具(1
2)の上突片(12b)と下突片(12e)の弾性変形によっ
てタイルブロック(13)の上突条(13a)と下突条(13
b)とを上,下方から弾性支持することにより、保持金
具(12)にタイルブロック(13)を固定する。
前記のようにしてタイルブロック(13)を上下及び左
右方向に多数個張ることにより、タイルブロック壁体を
構築し、上下方向に隣接するタイルブロック(13),
(13)の下部切欠(13g)と上部切欠(13f)とを用いて
タイルブロック(13),(13)の下縁部と上縁部を表裏
方向に重ね、タイルブロック壁体(13),(13)の表面
を同一垂直面に位置させる。
第7図はこの発明の第2実施例を示し、この実施例
は、建築物の躯体側に所定間隔で垂直に立設された断面
ハット形の鋼材などからなる取付部材即ち取付柱(15)
のフランジ部(15a)に第1実施例の保持金具と同様な
保持金具(12)の固定部(12a)を適宜の手段で水平に
固定した以外、前述した第1実施例のものと同構成であ
る。
第8図及び第9図はこの発明の第3実施例を示し、こ
の実施例は、取付部材である取付柱と保持金具(12)と
を兼用させたもので、保持金具(12)は断面ハット形の
鋼材などからなり、所定間隔で多数本を立設して建築物
の躯体に固定してある。又、左右方向に並ぶ保持金具
(12)の左右フランジ部(12f)から上突片(12b)と下
突片(12e)とを1対として同じ高さでそれぞれ切り起
し、これらを1組として上下方向に多数組形成し、左右
複数本の保持金具(12)の上下1対の上突片(12b)と
下突片(12e)とに1個のタイルブロック(13)を保持
固定した以外、前述した第1実施例のものと同構成であ
る。
第10図はこの発明の第4実施例を示す。この実施例
は、取付部材である取付板と保持金具(12)とを兼用さ
せたもので、保持金具(12)は鋼板などの金属板からな
り、建築物の躯体に垂直に立設してあり、又、保持金具
(12)の板面から上突片(12b)と下突片(12e)とを1
対として、これらを上下及び左右方向にそれぞれ多数対
切り起し、左右複数対の保持金具(12)の上突片(12
b)と下突片(12e)とに1個のタイルブロック(13)を
保持固定した以外、前述した第1実施例のものと同構成
である。
第11図はこの発明の第5実施例を示す。この実施例
は、躯体(11)の表面に取付部材である取付板(14)を
介し固定具(図示省略)によって共締め固定する保持金
具(12)の固定部(12a)上側縁から突出させた上突片
(12b)に上方のタイルブロック(13)の下突条(13b)
を係合弾持させ、前記固定部(12a)下側縁から突出さ
せた下突片(12e)に下方に隣接するタイルブロック(1
3)の上突条(13a)を支持した以外、前述した第1実施
例のものと同構成である。尚、この第5実施例では、保
持金具(12)の高さ方向寸法が第1実施例の保持金具の
高さ方向寸法より短くなり、保持金具(12)の軽量化と
材料の節約とができる。
第12図はこの発明の第6実施例を示す。この実施例
は、取付板(14)に保持金具の上突片(12b)を兼用さ
せ、保持金具(12)の固定部(12a)及び下突片(12e)
を前記取付板(14)と独立させたものである。即ち、取
付板(14)に上方へ折り返してから下方へ折り返した3
重板構成の取付部(14a)を形成し、取付部(14a)の上
方から保持金具(12)の固定部(12a)を嵌挿し、固定
部(12a)を取付部(14a)に保持固定し、固定部(12
a)上側縁から下突片(12e)を突出させ、又取付部(14
a)の下側縁から上突片(12b)を突出させて下方に折り
返し上突片(12b)を2重板構成としたものである。そ
して、前記第5実施例に示すものと同様に、保持金具
(12)の上突片(12b)に上方のタイルブロック(13)
の下突条(13b)を弾持させ、保持金具(12)の下突片
(12e)に下方に隣接するタイルブロック(13)の上突
条(13a)を支持させたものである。
この第6実施例の前述した以外の構成は、第1実施例
のものとほぼ同構成であるが、第6実施例のものは、取
付板(14)を建築物の躯体(11)に固定具で固定すれ
ば、保持金具(12)は固定具を用いることなく取付板
(14)に保持固定できる。
尚、第7図ないし第12図の各図において第1図ないし
第6図と同符号は対応する部分を示す。
この発明は、多数個のタイルブロック間に形成される
目地間隙に適宜の目地材を充填してもよく、又建築物の
躯体に取付板や保持金具を直接支持固定することなく、
断熱材など適宜の下地材を介して固定してもよい。更
に、この発明は、建築物の外装壁に限られることなく、
内装壁などのタイルブロック壁体にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のタイルブロック壁体
は、 建築物の躯体側に固定した係合突条を有する保持金具
によってタイルブロックを保持固定させるタイルブロッ
ク壁体において、 前記保持金具は、金属板からなり、前記躯体側への固
定部から表面側斜め下向きに突出し、弾性変形可能な上
突片と、前記固定部から表面側にほぼ水平に突出し、突
出部の先端から斜め上向きに係合部を折り返した弾性変
形可能な下突片とを有しており、 前記タイルブロックは、上面の基部に係合凹条を形成
した上突条と、下面の先端部に係止小突起を突出させた
下突条とを、上下方向に間隔を設けて裏面に横長に突出
形成させると共に、タイルブロックの上部表面側及び下
部裏面側にそれぞれ横方向に上部切欠及び下部切欠を形
成し、 前記保持金具の上突片に前記タイルブロックの上突条
の上面を支持させ、かつ、前記上突条の係合凹条を前記
上突片の先端部に係合弾持させると共に、保持金具の下
突片の係合部にタイルブロックの下突条の係止小突起か
ら基部側部分を係合弾持させて前記保持金具に前記タイ
ルブロックを保持固定し、 更に、上下方向に隣接するタイルブロックの下縁部と
上縁部とを表裏方向に重ねたので、次の効果が得られ
る。
即ち、この発明によるタイルブロック壁体は、従来は
保持部材とタイルブロックの間に挿入するなどして用い
ていた支持金具などの別部材を使用することなしに、保
持金具とタイルブロックのみを用いてタイルブロック壁
体を形成することができるものである。
又、タイルブロックの形状は、その裏面に上突条と下
突条を設けるのみの単純な形状で機能させることができ
る。
更に、そのタイルブロックを保持金具に固定させるた
めには、前記タイルブロックの上突条と下突条の上面と
下面を建築物の躯体側に固定した保持金具の上突片の下
と下突片の上に弾性変更可能に支持させるだけでよい。
即ち、上突条,下突条間に前記上突片と下突片を位置さ
せることにより、タイルブロックを下方から上方に張る
場合にも、或いは上方から下方に張る場合にも、タイル
ブロックを斜め下方から躯体側に挿入して、タイルブロ
ックの下部を躯体側に押し込む2モーションで、保持金
具にタイルブロックを保持させることができる。
しかも、保持金具は、金属板からなり、前記躯体側へ
の固定部から表面側斜め下向きに突出し、弾性変形可能
な上突片と、前記固定部から表面側にほぼ水平に突出
し、突出部の先端から斜め上向きに係合部を折り返した
弾性変形可能な下突片とを有しているので、タイルブロ
ックの上部を上突片直下に押し込む時は上突片が弾性変
形する一方、タイルブロックの下部を押し込む時には、
保持金具の下突片が弾性変形して、下突片の突出端にタ
イルブロックの下突条がつかえる恐れなく弾性係合す
る。即ち、タイルブロックの下突条で前記保持金具の係
合部又は係合部と突出部とを弾性変形させてスムーズに
タイルブロックの下部を押し込むことができるので、タ
イルブロックの上突条や下突条の係止突起の欠損を免れ
ることができる。従って、タイルブロックを作業性よく
張ることができるという多くの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるタイルブロック壁
体を示す部分概略縦断面図、第2図は同部分斜視図、第
3図は同保持金具の一部を切除した側面図、第4図及び
第5図は同タイルブロックの斜視図及び縦断側面図、第
6図は同タイルブロックの取付手順説明用縦断面図、第
7図及び第8図はこの発明の第2実施例及び第3実施例
によるタイルブロック壁体を示す部分斜視図、第9図は
第3実施例の保持金具を示す部分斜視図、第10図はこの
発明の第4実施例によるタイルブロック壁体を示す部分
斜視図、第11図及び第12図はこの発明の第5実施例及び
第6実施例によるタイルブロック壁体を示す部分斜視
図、第13図は従来のタイルブロック壁体を示す部分概略
縦断面図である。 (11)…建築物の躯体 (12)…保持金具 (12a)…固定部 (12b)…上突片 (12c)…突出部 (12d)…係合部 (12e)…下突片 (13)…タイルブロック (13a)…上突条 (13b)…下突条 (13c)…係合凹条 (13d)…係止小突起 (13e)…凹部 (13f)…上部切欠 (13g)…下部切欠 (14)…取付板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の躯体側に固定した係合突条を有す
    る保持金具によってタイルブロックを保持固定させるタ
    イルブロック壁体において、 前記保持金具は、金属板からなり、前記躯体側への固定
    部から表面側斜め下向きに突出し、弾性変形可能な上突
    片と、前記固定部から表面側にほぼ水平に突出し、突出
    部の先端から斜め上向きに係合部を折り返した弾性変形
    可能な下突片とを有しており、 前記タイルブロックは、上面の基部に係合凹条を形成し
    た上突条と、下面の先端部に係止小突起を突出させた下
    突条とを、上下方向に間隔を設けて裏面に横長に突出形
    成させると共に、タイルブロックの上部表面側及び下部
    裏面側にそれぞれ横方向に上部切欠及び下部切欠を形成
    し、 前記保持金具の上突片に前記タイルブロックの上突条の
    上面を支持させ、かつ、前記上突条の係合凹条を前記上
    突片の先端部に係合弾持させると共に、保持金具の下突
    片の係合部にタイルブロックの下突条の係止小突起から
    基部側部分を係合弾持させて前記保持金具に前記タイル
    ブロックを保持固定し、 更に上下方向に隣接するタイルブロックの下縁部と上縁
    部とを表裏方向に重ねた ことを特徴とするタイルブロック壁体。
  2. 【請求項2】保持金具は、建築物の躯体側に固定する取
    付部材の表面に固定部を支持固定したことを特徴とする
    請求項(1)に記載のタイルブロック壁体。
  3. 【請求項3】保持金具は、建築物の躯体側に固定する取
    付部材と一体に上突片を形成し、固定部と下突片とを有
    する別部材の前記固定部を前記取付部材に固定したこと
    を特徴とする請求項(1)に記載のタイルブロック壁
    体。
  4. 【請求項4】保持金具は、固定部の上縁から上方のタイ
    ルブロック用の下突片を突出させ、前記固定部の下縁か
    ら下方に隣接するタイルブロック用の上突片を突出させ
    たことを特徴とする請求項(1)に記載のタイルブロッ
    ク壁体。
  5. 【請求項5】保持金具は、建築物の躯体側に固定する取
    付部材を兼ね、この取付部材から上突片と下突片とを1
    対として多数対切り起したことを特徴とする請求項
    (1)に記載のタイルブロック壁体。
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