JP3145741B2 - 二重床の下地構造 - Google Patents

二重床の下地構造

Info

Publication number
JP3145741B2
JP3145741B2 JP24623691A JP24623691A JP3145741B2 JP 3145741 B2 JP3145741 B2 JP 3145741B2 JP 24623691 A JP24623691 A JP 24623691A JP 24623691 A JP24623691 A JP 24623691A JP 3145741 B2 JP3145741 B2 JP 3145741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
floor
main
beam receiving
beams
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24623691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586715A (ja
Inventor
辰夫 庄司
誠二 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Corp
Original Assignee
Naka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Naka Corp filed Critical Naka Corp
Priority to JP24623691A priority Critical patent/JP3145741B2/ja
Publication of JPH0586715A publication Critical patent/JPH0586715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3145741B2 publication Critical patent/JP3145741B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床の下地構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】二重床の下地構造としては、従来図7に
示すものが提案されている。この従来例において、直交
して配置される一対のビーム1、2のうち何れか一方の
ビーム1は固定具9を介して床スラブ5上に立設される
支持脚6に固定されるとともに、他のビーム2には、ハ
ット型の連結具10が溶接され、該他のビーム2は、上
記連結具10に一方のビーム1を嵌合する状態で積層さ
れて固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
においては、ビーム同士を連結する際に2本のビームを
積層するために、ビームの占有高さが高くなり、床下空
間を有効に利用できないという欠点を有するものであっ
た。
【0004】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、床下空間を有効に利用することのでき
る二重床を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1、2に示すように、互いに平
行に配設される複数の主ビーム1、1・・と、これら主
ビーム1の側壁1aに両端を当接させて該主ビーム1、
1間に架設される副ビーム2とを有し、前記両ビーム
1、2の交差部位には、ビーム受け部3を平面視十字状
に突設したビーム受け台4を上端に固定した支持脚6を
立設し、前記ビーム受け台4の対向するビーム受け部
3、3により支承される二本の副ビーム2、2の両端部
間に押え片7を配置し、かつ、前記副ビーム2を支承す
るビーム受け部3、3に隣接する他のビーム受け部3、
3に主ビーム1を挿通跨架して前記主ビーム1と副ビー
ム2とを固定金具8を介してビーム受け台4上に共締め
する二重床の下地構造を提供することにより達成され
る。
【0006】
【作用】本発明において、互いに交差して配設される主
ビーム1と副ビーム2とは、支持脚6の上端に設けられ
たビーム受け部3に嵌合されて支承される。ビーム受け
部3は、上記主ビーム1および副ビーム2を直交状に支
承するように平面視十字状に配置されており、副ビーム
2は、端部間に主ビーム1の嵌合スペースを開けた状態
でビーム受け部3に嵌合され、次いで、ビーム受け部3
上に対峙して配置される一対の副ビーム2の端部は、押
え片7により押さえ付けられ、さらに、この上部に主ビ
ーム1が嵌合され、この状態でこれら主ビーム1と押え
片は固定金具8を介して共締めされる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明による下地構造が適用
された二重床を図4ないし図6に示す。この二重床は、
免震床におけるボーダ床として構成されたもので、免震
床は、床スラブ5に対して相対移動自在で、かつ、スプ
リング11により壁面12側に付勢されるスライド構造
体13と、このスライド構造体13上に形成される免震
床面14と、この免震床面14を囲むように形成される
ボーダ床15と、上記免震床面14からボーダ床15側
に張り出される張り出し床面16とから構成され、地震
発生時には、上記免震床面14、およびその上に設置さ
れている機器の慣性により、免震床面14は、床スラブ
5上を滑りながら原位置に留まろうとして機器への衝撃
を吸収するとともに、低摩擦部材上におけるスライド構
造体13の滑動による振動エネルギーの摩擦減衰が行わ
れる。
【0008】免震床面14を可及的に広く取ることが望
ましい免震床において、ボーダ床15は、壁面12に沿
って細長く形成されることが望ましく、この実施例にお
いては、床下地上に配設されたパネル支持材17により
複数のフロアパネル18、18・・を一列に支承して形
成される。
【0009】図1ないし図3は上記ボーダ床15の床下
地を示すもので、床スラブ5上に格子状に立設され、上
端にビーム受け台4を固着した支持脚6と、上記ビーム
受け台4により支承され、壁面12に対して垂直に配設
される主ビーム1と、該主ビーム1に対して直交するよ
うに配設される副ビーム2とから構成されている。
【0010】上記ビーム受け台4は、裏面に支持脚6へ
のキャップ状の取付部4aを有するとともに、上面に断
面U字状のビーム受け部3を平面視十字状に突設して形
成され、各ビーム受け部3の底壁部には、主ビーム1お
よび副ビーム2の位置決め孔1b、2bに挿入し、該ビ
ーム1、2を位置決めするボス3aが突設される。
【0011】以上の構成の下、先ず、隣接する支持脚6
のビーム受け部3に両端部が嵌合されて副ビーム2が架
設される。これら副ビーム2は、図3に示すように、U
字状部2cの開放端縁にフランジ2dを突設して形成さ
れており、その材端部同士が主ビーム1の幅方向寸法と
略等しい間隔を持った状態で並べられ、該副ビーム2の
連結部位に押え片7が載置される(図1参照)。
【0012】押え片7は、上記ビーム受け台4の中心部
に孔7bが穿孔された固定部7cと、この固定部7cの
両端部に折曲形成され、上記副ビーム2の端部を上方か
ら押さえる押え部7aとから構成されている。
【0013】一方、主ビーム1は、上記副ビーム2と同
様に、U字状部1cの開放端縁にフランジ1dを突設し
て形成されており、上記副ビーム2が嵌合保持されるビ
ーム受け部3に直交する他のビーム受け部3と、副ビー
ム2の端部間に開けられた間隙にU字状部1cが嵌合さ
れて配置され、この状態で、主ビーム1の側壁1aは、
副ビーム2の端部に当接し、さらに、この後、上記副ビ
ーム2の連結部位に対応する部位に固定金具8が載置さ
れる。また、上記主ビーム1のフランジ1dは、ビーム
受け部3に固定された状態で、わずかに弾性変形するよ
うに、端縁が下方に傾斜しており、該弾発力により副ビ
ーム2の上面を押圧する。
【0014】上記固定金具8は、断面U字状の板状部材
であり、主ビーム1のU字状部1cに嵌合されるように
して装着され、これら固定金具8、主ビーム1、押え片
7は、ボルト19によりビーム受け台4に共締めされ
る。なお、上記固定金具8の幅方向寸法は、主ビーム1
のU字状部1cと略同一寸法とされており、該主ビーム
1に嵌合された状態で主ビーム1の変形を防止してフラ
ンジ1dを確実に副ビーム2の上面に押圧させ、連結部
位の補強を行っている。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による二重床の下地構造によれば、直交した配置される
ビームの交差部は、各々がビーム受け台のビーム受け部
に嵌合されるように構成されるので、該交差部において
高さが高くなることがなくなり、床下空間を有効に利用
することができる。
【0016】また、交差部位においては、ビーム受け部
に嵌合され、かつ、押え片により強固に固定される副ビ
ームの端部が主ビームの側壁に当接し、さらに、主ビー
ムもビーム受け部に嵌合されるので、両者は剛節状態で
連結されることとなり、不要なぐらつき等を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】ボーダ床を示す斜視図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】二重床を示す断面図である。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 主ビーム 1a 側壁 2 副ビーム 3 ビーム受け部 4 ビーム受け台 6 支持脚 7 押え片 8 固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−108749(JP,U) 実開 昭58−156830(JP,U) 実開 昭56−136044(JP,U) 実公 昭61−40829(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/00 E04F 15/00 101 E04F 15/024 601 - 606 E04F 13/00 - 13/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行に配設される複数の主ビーム
    と、これら主ビームの側壁に両端を当接させて該主ビー
    ム間に架設される副ビームとを有し、 前記両ビームの交差部位には、ビーム受け部を平面視十
    字状に突設したビーム受け台を上端に固定した支持脚を
    立設し、 前記ビーム受け台の対向するビーム受け部により支承さ
    れる二本の副ビームの両端部間に押え片を配置し、か
    つ、前記副ビームを支承するビーム受け部に隣接する他
    のビーム受け部に主ビームを挿通跨架して前記主ビーム
    と副ビームとを固定金具を介してビーム受け台上に共締
    めする二重床の下地構造。
JP24623691A 1991-09-25 1991-09-25 二重床の下地構造 Expired - Fee Related JP3145741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24623691A JP3145741B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 二重床の下地構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24623691A JP3145741B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 二重床の下地構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0586715A JPH0586715A (ja) 1993-04-06
JP3145741B2 true JP3145741B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=17145536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24623691A Expired - Fee Related JP3145741B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 二重床の下地構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3145741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101763178B1 (ko) * 2017-01-23 2017-07-31 주식회사 디케이에스코리아 건축 비계용 안전발판

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0101776D0 (en) * 2001-01-24 2001-03-07 Monarflex Ltd Acoustic cradle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101763178B1 (ko) * 2017-01-23 2017-07-31 주식회사 디케이에스코리아 건축 비계용 안전발판

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586715A (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3145741B2 (ja) 二重床の下地構造
JPH1068248A (ja) 構造物の免震装置
JP3319263B2 (ja) 机のパネル取付装置
JP2006214135A (ja) 木造建築物の補強方法、木造建築物の補強構造及び木造建築物の補強用接合具
JPH0826647B2 (ja) タイルブロック壁体
JP2959401B2 (ja) 支柱取付け部材および支柱取付け部材使用の枠組棚
JPS60211142A (ja) 免震装置
JP3908334B2 (ja) 免震床及びフリーアクセスフロア免震床
JP3502536B2 (ja) 折板屋根上構造物の取付け装置と取付け金具、折板の補強材、バルコニー床の取付け構造
JP4298808B2 (ja) 床板の支持脚の固定構造
JP3145746B2 (ja) フリーアクセスフロア
JP2572891B2 (ja) 二重床
JPS63255461A (ja) フリ−アクセスフロアの機器据付装置
JPH0516343Y2 (ja)
JP2565404B2 (ja) 軸組構造
JPH0644968Y2 (ja) 床梁支持用束
JPH041206Y2 (ja)
JP3938749B2 (ja) 基礎への大引及び界壁用下ランナの取付け構造
JP2023148773A (ja) 天井下地吊金物、及び天井構造
JPS6111380Y2 (ja)
JPH0452349Y2 (ja)
JPH08302817A (ja) 軸組固定構造
JP2021155926A (ja) 固定具
JP3180942B2 (ja) 家具の転倒防止具
JP3697026B2 (ja) 床材を支持する支持脚の補強部材および、その補強部材を使用した床支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees