JP3145746B2 - フリーアクセスフロア - Google Patents

フリーアクセスフロア

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JP3145746B2
JP3145746B2 JP28120591A JP28120591A JP3145746B2 JP 3145746 B2 JP3145746 B2 JP 3145746B2 JP 28120591 A JP28120591 A JP 28120591A JP 28120591 A JP28120591 A JP 28120591A JP 3145746 B2 JP3145746 B2 JP 3145746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリーアクセスフロア
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリーアクセスフロアの従来例を図7に
示す。図7において、フリーアクセスフロアは、壁面4
近傍のみが示されており、床基部3には、固定板2aを
接着することによりパネル支持脚2が立設され、室中央
部の床面は、規格化された寸法を有するフロアパネル
1、1・・をパネル支持脚2により支承して形成され
る。これに対し、壁面4に沿って形成される床面は、中
央部の床面と壁面4までの距離が室によりまちまちであ
るために、規格化することができず、上記規格化された
フロアパネル1を適宜切断する等して形成されたパネル
体(ボーダーパネル11)をパネル支持脚2と、ボーダ
ーパネル支持脚5により支承して形成される。
【0003】そして、上記ボーダーパネル支持脚5は、
壁面4側に負荷が加わった際のボーダーパネル11の反
対縁の浮き上りを防止するために、パネル支承部を壁面
4に可及的に近接させるように壁面4近傍に立設され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、パネル支承部を壁面4に近接させて配置
させ、さらに、床基部3への接着強度を高めるために所
定の面積を必要とする固定板2aとの干渉を防止するた
めに、床基部3への接着面積を広く取ることができず、
立設強度を高めるためには、床基部3に対してアンカー
ボルト12等を使用した固定方法しか取れず、設置作業
性が悪いという欠点を有するものであった。
【0005】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、設置強度が高く、かつ、作業性も良好
なフリーアクセスフロアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
複数のフロアパネルをパネル支持脚により支承して
床基部上の適宜高さに床面を形成するフリーアクセスフ
ロアであって、壁面に沿って立設されるボーダーパネル
支持脚と、支持ビームとを有し 前記ボーダーパネル支
持脚は、床基部に固定される固定板と、固定板上におい
て壁面側に偏位して立設される支柱とを有して、隣接す
るパネル支持脚に対して千鳥状に配置されるとともに、
前記支持ビームは、前記ボーダーパネル支持脚の上端部
間に架設されて壁面に沿う枠状構造体を構成し、前記壁
面に沿って配置されるフロアパネルの壁面側側縁を前記
枠状構造体にて支承するフリーアクセスフロアを提供す
ることにより達成される。
【0007】
【作用】本発明において、フリーアクセスフロアは壁面
4に沿って立設されるボーダーパネル支持脚5を有して
おり、該ボーダーパネル支持脚5の上端部間に支持ビー
ム6を架設、連結することにより壁面4に沿って枠状構
造体7が構成される。枠状構造体7は、全体として剛性
を発揮することから、各ボーダパネル支持脚2には、圧
縮荷重のみが負荷される。
【0008】この結果、ボーダーパネル支持脚5の床基
部3に対する必要強度は、従来例に比して小さくて済
み、アンカーボルト12等による固定が不要となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図1ないし図3に示す実施例
において、フリーアクセスフロアは、等ピッチで床基部
3上に立設されるパネル支持脚2により複数のフロアパ
ネル1、1・・を支承して構成されている。
【0010】パネル支持脚2は、床基部3に接着される
固定板2aと、この固定板2aに立設される支柱2b
と、この支柱2bの上端に装着され、上端にフロアパネ
ル1の位置決め孔(図示せず)に挿入する突起13が突
設されたパネル受け材14とを有し、パネル受け材14
の上端面により、フロアパネル1の四隅部裏面を支承し
ている。
【0011】11は壁面4に沿って設置され、上記フロ
アパネル1により形成される床面と壁面4との間の隙間
を埋めるボーダーパネルであり、フロアパネル1を適宜
幅で切断することにより形成され、該ボーダーパネル1
1の端縁と壁面4との衝接を緩衝するために、壁面4に
は、バンパー材15が固着される。
【0012】5は上記ボーダーパネル11の壁面4側の
端縁を支承するために壁面4に沿って立設されるボーダ
ーパネル支持脚であり、床基部3に接着される固定板5
aと、この固定板5aに立設される支柱5bと、支柱5
b上端に固定される連結具16とを備え、連結具16を
介して複数の支持ビーム6、6・・を連結、固定するこ
とにより、壁面4に沿って枠状構造体7が構成される。
【0013】ボーダーパネル支持脚5は、ボーダーパネ
ル11の壁面4側の端縁を可及的に壁面4側で支承する
ように、壁面4に近接し、かつ、固定板5aがパネル支
持脚2の固定板2aと干渉しないように、パネル支持脚
2の中間部に立設され、これらの条件を満足するよう
に、ボーダーパネル支持脚5の固定板5aは、隣接する
パネル支持脚2の固定板2aに干渉することのない幅方
向寸法を有して形成され、支柱5bは固定板5aの壁面
4側に偏位した位置に立設される。
【0014】連結具16は、図4、図5に示すように、
支柱5bの上端に固定される螺杆17に外嵌される筒部
18と、その上端に固定される翼部材19と、該翼部材
19の中心部に装着され、上記ボーダーパネル11裏面
の支持突条20を支承して異音の発生を防止するリング
状のパッキン部材21とを有し、螺杆17に螺入された
調整ナット22により設置高さが調整される。また、上
記翼部材19は、中心から両側方に突出するビーム支持
腕9とを有し、ビーム支持腕9には、平面視十字形状の
案内溝8が凹設されており、後述する支持ビーム6の案
内突条10が嵌合される。なお、図5において23は連
結具16に螺入される回り止めボルトである。
【0015】上記連結具16のビーム支持腕9により両
端を固定されて枠状構造体7を構成する支持ビーム6
は、断面ハット形状のチャンネル材であり、その天井
面、長手通しに設けられる案内突条10をビーム支持腕
9の案内溝8に嵌合させた後、ビス止めして連結具16
に固定され、ねじり等によるずれが防止される。また、
この支持ビーム6の中間部には、パッキン部材24が装
着されており、ボーダーパネル11の支持突条20を支
承している。
【0016】図6は、壁面4のコーナ部における支持ビ
ーム6の連結状態を示すもので、該コーナ部における支
持ビーム6は、端部側壁が切り欠かれており、該切欠部
25によりビーム支持腕9をかわしてビーム支持腕9に
直角に支持ビーム6を配置し、さらに、案内突条10を
ビーム支持腕9に直交する案内溝8に嵌合させて固定さ
れる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるフリーアクセスフロアによれば、壁面に沿って配
置されるフロアパネルを支承するためのボーダーパネル
支持脚を支持ビームで連結して枠状構造体を構成したの
で、全体として剛性が向上し、ボーダーパネル支持脚を
特別な手段により床基部に立設する必要がなくなり、設
置作業性を向上させることができる。
【0018】さらに、ボーダーパネルの端縁部は、支持
ビームにより支持されるため、切断加工されるために剛
性が低下するボーダーパネルの補強を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の要部を示す斜視図である。
【図3】支持ビームの設置状態を示す斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】連結具を示す分解斜視図である。
【図6】コーナ部における支持ビームの設置状態を示す
斜視図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロアパネル 2 パネル支持脚 2a、5a 固定板 3 床基部 4 壁面 5 ボーダーパネル支持脚 6 支持ビーム 7 枠状構造体 8 案内溝 9 ビーム支持腕 10 案内突条 11 ボーダーパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 606 E04F 15/024 603 E04F 15/00 101 E04F 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフロアパネルをパネル支持脚により
    支承して床基部上の適宜高さに床面を形成するフリーア
    クセスフロアであって、 壁面に沿って立設されるボーダーパネル支持脚と、支持
    ビームとを有し 前記ボーダーパネル支持脚は、床基部に固定される固定
    板と、固定板上において壁面側に偏位して立設される支
    柱とを有して、隣接するパネル支持脚に対して千鳥状に
    配置されるとともに、 前記支持ビームは、前記ボーダーパネル支持脚の上端部
    間に架設されて壁面に沿う枠状構造体を構成し、 前記壁面に沿って配置されるフロアパネルの壁面側側縁
    を前記枠状構造体にて支承するフリーアクセスフロア。
  2. 【請求項2】複数のフロアパネルをパネル支持脚により
    支承して床基部上の適宜高さに床面を形成するフリーア
    クセスフロアであって、 壁面に沿って立設され、 表面部に平面視十字状の案内溝
    を凹設したビーム支持腕を上端から両側方に突出させた
    ボーダーパネル支持脚と、 長手方向に連通し、上記案内溝に嵌合する案内突条が裏
    面に設けられた支持ビームとを有し、 前記支持ビームは、前記ボーダーパネル支持脚の上端部
    間に架設されて壁面に沿う枠状構造体を構成し、 前記壁面に沿って配置されるフロアパネルの壁面側側縁
    を前記枠状構造体にて支承する フリーアクセスフロア。
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