JPH0452349Y2 - - Google Patents

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JPH0452349Y2
JPH0452349Y2 JP12533786U JP12533786U JPH0452349Y2 JP H0452349 Y2 JPH0452349 Y2 JP H0452349Y2 JP 12533786 U JP12533786 U JP 12533786U JP 12533786 U JP12533786 U JP 12533786U JP H0452349 Y2 JPH0452349 Y2 JP H0452349Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オフイスオートメーシヨン(以下
OAと称す)機器を設置する簡易的な二重構造に
使用されるフロア用上り框に関するものである。
従来の技術 オフコンやパソコン等のOA化が進み、コンピ
ユーターの関連機器も小型軽量化が著しく、それ
に伴い要求される二重床の仕様も多様化してきて
いる。近年、OA機器を設置する部屋の二重床と
して例えば第7図a,b,cに示すようなパネル
本体と支持脚とが一体形成されたパネルを用いた
簡易的な二重床が採用され始めている。ここで第
7図aはパネルの下面図、bはaの側面図、cは
パネルの隣接面と支持脚部の拡大断面図である。
第7図において、パネル1は例えば300m/m
×300m/mの正方形で、上面は複数個の長孔を
有するグリル形状をなし、裏面隅部及び側辺部に
複数個の支持脚とが一体で鋳造されている。前記
パネル1の周辺側面には凹形状部3が設けてあ
り、該凹形状部3以外の周辺側面にはパネル相互
の隣接面4が形成されている。
支持脚2は鋳造時に鋳抜きされた中空のテーパ
を形成する円筒形状部5を有している。
上述のような、パネルの上面には通常カーペツ
トが接着され、該カーペツトを含んだ床面の高さ
は例えば50m/mである。
第8図に示すパネルの割付図において、部屋の
上り口にパネル1が見えないように目かくしのた
めの上り框6が設置してある。
従来のオフイスフロア用上り框6は、第9図の
側面図に示すように、ステンレスまたはアルミニ
ウム製の角パイプよりなり、床面7上に載置さ
れ、前記上り框6の側面にアングル8を当接さ
せ、ビス9で締結し、床面7と当接するアングル
8の一方の端をアンカーボルト10で固定してい
た。
考案が解決しようとする問題点 上述のような従来のオフイスフロア用上り框
は、ステンレスまたはアルミニウム製の角パイプ
よりなるものしか存在しないため、端部に支持脚
を有しないパネルを取付けることが困難であると
いう問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、板材を
曲げ加工して側面に開口部とこの開口部を挟んで
上側部と下側部とを有する断面〓形状のチヤンネ
ルを形成し、前記上側部の下端に外方に張り出し
て直角に複数個の受板を設けた框本体と、上面と
両側面とから形成され、前記框本体の受板下面と
底部上面との距離に等しい高さを有し、前記框本
型の開口部側に設けられる補助支持脚とからなる
オフイスフロア用上り框を提供するものである。
前記補助支持脚は、両側面と、該両側面下端面よ
りそれぞれ外方に突出する底面と、前記両側面上
端を結ぶ上面とを有する。
また、前記補助支持脚はその上面にその長手方
向の距離が幅方向の距離より大きい横スリツトと
その長手方向の距離が前記横スリツトの幅方向の
距離に等しい縦スリツトとが設けられる。
作 用 框本体の受板の上面にパネルを載置し、框本体
の受板と底部上面との間に補助支持脚を配置して
上り框を床面に載置する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るオフイスフロ
ア用上り框を示す斜視図である。
第1図に示すように、厚さtのステンレス板或
いは鉄板にメツキまたは塗装を施したものを折り
曲げて側面に開口部と、この開口部を挟んで上側
部と下側部とを有する断面〓形状のチヤンネルを
形成して框本体6を形成する。該框本体6の右上
側部6aの下端に直角に複数個の受板6cを設け
る。例えばパネル1が300m/m×300m/mの正
方形で側辺部に3本の支持脚2がパネル1と一体
で鋳造されている場合、長さD、巾Eを有する受
板6dは2個とし、右上側部6aにおける端部と
受板6d、受板6dと受板6d、受板6dと端部
との長手方向の間隔A,B,Cは支持脚2が入る
ように適宜定め、全長L=A+B+C+2Dはパ
ネル1の一辺の長さと等しく300m/mとする。
第2図は実願昭61−73901号(実開昭62−
187136号)で開示した補助支持脚の斜視図であ
る。
第2図に示すように補助支持脚12は、厚さt
の鉄板にメツキまたは塗装を施したものを折り曲
げて断面〓形状に形成したものであり、框本体6
の受板6d下面と底部6cとの距離に等しい高さ
を有し、両側面12a,12bを有する。なお、
補助支持脚12の上面12eの中央部に長手方向
の距離が幅方向の距離より大きい横スリツト14
を設け、また前記上面12eの左右の端部にその
長手方向の距離が横スリツト14の幅方向の距離
に等しい縦スリツト13を設ける。
なお、上面8eの長さD′及び巾E′をそれぞれ前
記受板6dの長さD及び巾Eにほぼ等しくする。
施工に当たつては、パネル1の支持脚2が框本
体6の受板6dの端部外方及び受板6dの間にく
るようにして受板6dの上面にパネル1を載置
し、かつ前記受板6dの下面に補助支持脚12の
上面12eを当接させる。この時補助支持脚12
の側面12aの内面は框本体6の右下側部6bの
内面と当接し、かつ補助支持脚12の底面12c
は框本体6の底部6cの内面と当接して位置決め
される。長手方向のズレを防ぐため、補助支持脚
12の底面12dに接着剤を塗布し、床面上に固
定する。さらに床面12dと底面間にアンカーボ
ルトを打込んでもよい。
前記パネル1を敷設した場合、即設の床面の寸
法によつては、パネル1がすべて正寸法のもので
納まらないので、一部分パネルを途中で切断し、
第3図に示すように支持脚2が端部に存在しない
ものを使用しなければならない場合がある。
このような場合でも、前記と同様に、受板6d
の上面にパネル1を載置すると共に、受板6dの
下面に補助支持脚12の上面12eを当接させて
使用することが可能であるが、この場合の別の使
用方法として、前記框本体6の右上側部6aにお
ける間隔A又はB又はC部に補助支持脚12がく
るようにし、第3図及び第5図に示すように、該
補助支持脚12の上面12eに設けた横スリツト
14にパネル1の長孔を貫通させた止め金具15
の脚部を嵌入することにより一部分切断した長孔
が框本体6の長手方向に沿う縦目のパネル1を固
定して支持し、かつ上り框6を補助支持脚12を
介して床面上に固定する。
この場合、補助支持脚12の高さは框本体6の
受板6dの下面と底部6cの上面との距離に等し
いため、底部6cの上面に受板6dと等しい厚さ
の敷板を置き、その上に補助支持脚12を載置
し、補助支持脚12の上面12eが受板6dの上
面と同一平面になるようにする。なお、この際、
補助支持脚12の框本体6の外にある底面12d
の下にも敷板を敷くことはいうまでもない。
また、第6図に示すように、縦スリツト13に
パネル1の長孔を貫通させた止め金具15の脚部
を嵌入することにより一部分切断した長孔が框本
体6の長手方向に直交する横目のパネルを固定し
て支持し、かつ框本体6を補助支持脚12を介し
て床面上に固定する。
ここで止め金具15は実願昭61−73901号(実
開昭62−187136号)で開示したものであり、第4
図の斜視図に示すように、前記補助支持脚12を
形成した鉄板の厚さtよりも僅かに薄い厚さt′を
有する鉄板にメツキまたは塗装を施したものを折
り曲げて、クリツプ形状に形成したものである。
なお、止め金具15を使用しない場合は、補助支
持脚12の上面12eに縦スリツト13および横
スリツト14を設けなくてもよい。
さらに、框本体6は一本の長尺物とせず、途中
で接合するように構成することもできる。
即ち第1図に示すように、框本体6の一方の端
部内側面に矩形状の板よりなる接合用部材11,
11を溶接してその先端部11a,11aを突出
させ、もう1個の框本体6の接合用部材11,1
1を有しない他方の端部内側面に前記先端部11
a,11aを嵌入することにより2個の框本体6
を容易に接続することができる。以下同様にして
複数個の上り框を接合し、取外すことができる。
考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、框本体
が板材を曲げ加工して断面〓形状のチヤンネルに
形成され、側面の開口部の上側部の下端に折曲に
よつて受板を形成するだけで、框本体を補助支持
脚と受板とを介して、床面上に容易に固定するこ
とができる。また、受板上にパネルを載置してさ
らに補助支持脚で支持するため、パネルと框本体
とを同時に補助支持脚によつて強く支持すること
ができ、端部に支持脚を有しないパネルでも容易
に取付けることができ、さらに端部に支持脚を有
するパネルに対しては上り框部分におけるパネル
の支持脚間が受板と補助支持脚とで支持されて撓
みが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るオフイスフロ
ア用上り框を示す斜視図、第2図は補助支持脚の
斜視図、第3図は一部分切断した縦目のパネルを
補助支持脚で支持し、かつ框本体を床面上に固定
した状態を示す断面図、第4図は止め金具の斜視
図、第5図は第3図の平面図、第6図は一部分切
断した横目のパネルを補助支持脚で支持し、かつ
框本体を床面上に固定した状態を示す平面図、第
7図aは支持脚付パネルの下面図、bはaの側面
図、cはパネルの隣接面と支持脚部の広大断面
図、第8図はパネルの割付図、第9図は従来のオ
フイスフロア用上り框の側面図である。 1……パネル、6……框本体、6d……受板、
11……接合用部材、11a……先端部、12…
…補助支持脚、12a,12b……側面、12
c,12d……底面、12e……上面、13……
縦スリツト、14……横スリツト、15……止め
金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板材を曲げ加工して側面に開口部とこの開口
    部を挟んで上側部と下側部とを有する断面〓形
    状のチヤンネルを形成し、前記上側部の下端に
    外方に張出して直角に複数個の受板を設けた框
    本体と、上面と両側面とから形成され、前記框
    本体の受板下面と底部上面との距離に等しい高
    さを有し、前記框本体の開口部側に設けられる
    補助支持脚とからなることを特徴とするオフイ
    スフロア用上り框。 (2) 前記補助支持脚は、両側面下端面よりそれぞ
    れ外方に突出する底面を有する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のオフイスフロア用上り
    框。 (3) 前記補助支持脚はその上面にその長手方向の
    距離が幅方向の距離より大きい横スリツトとそ
    の長手方向の距離が前記横スリツトの幅方向の
    距離に等しい縦スリツトとが設けられた実用新
    案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のオフ
    イスフロア用上り框。
JP12533786U 1986-08-18 1986-08-18 Expired JPH0452349Y2 (ja)

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