JPH0615048Y2 - 簡易構築物における梁と壁の連結装置 - Google Patents

簡易構築物における梁と壁の連結装置

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JPH0615048Y2
JPH0615048Y2 JP1987107547U JP10754787U JPH0615048Y2 JP H0615048 Y2 JPH0615048 Y2 JP H0615048Y2 JP 1987107547 U JP1987107547 U JP 1987107547U JP 10754787 U JP10754787 U JP 10754787U JP H0615048 Y2 JPH0615048 Y2 JP H0615048Y2
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JP1987107547U
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JPS6412806U (ja
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和雄 高橋
広 増田
芳宏 片柳
祐二 野村
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東邦シ−トフレ−ム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工事現場等における簡易事務所、簡易住居、倉
庫その他多目的に利用できるユニットタイプの簡易構築
物における梁と壁の連結装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、工事現場等における簡易事務所、簡易住居、倉庫
その他多目的に利用できるユニットタイプの簡易構築物
としていろいろのものが開発されており、特に近年はカ
ラー鉄板製のサイディングボードを外壁材に、化粧ベニ
ヤ板を内装壁材としたものが多数用いられて来ている。
而して上記簡易構造物は、据付・修理・分解・組立を迅
速に行うことができるよう、梁と壁の連結構造に種々の
工夫が施されており、例えば第4図示のようにタルキ材
11の外面側にサイディングボードの外壁材12を、内
面側に化粧ベニヤ板の内壁材13を当接し、前記内壁材
13を前記タルキ材11に釘18打ちして止着するとと
もに前記外壁材12の上縁外側面14と梁15の外側面
16にヌキ材17を当接し、これを釘18打ちによりそ
れぞれ前記外壁材12および梁15に止着することによ
り前記梁15と外壁材12を一体に連結するようにした
ものがある。
さらにまた、実公昭59−413号公報のように、壁パ
ネルの上端面に上方が開口した断面コ字状の第1溝型材
がその底片を固定して壁パネルの長手方向に沿って取着
され、前端面を壁パネルの面材の背面に揃えて桟木が壁
パネルの上端面の第1溝型材が前方の長手方向に沿って
固定され、壁パネルの上方に位置する梁下端面に沿って
その底片が固定された下方に開口する断面コ字状の第2
溝型材が上記第1溝型材内に嵌入され、第1溝型材の側
片と第2溝型材の側片との間にできる隙間に楔が打入さ
れた壁パネルの取付部の構造も公知である。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来技術において、前者の場合は、内壁
材13、外壁材12、梁15、ヌキ材17が総て釘打ち
で止着されているため、分解作業が面倒であるばかりで
なく、釘抜き時に前記各部材を傷める惧れがあり、また
再度釘打ちする場合には別の部分を選んで釘打ちしなけ
ればならない煩わしさがある等、種々の問題点があっ
た。
さらにまた後者の場合は、壁パネルの上端を嵌入するた
め、梁の下部に形成された凹部は単なる断面逆U字状の
凹部であり、その開口部側端部は弾性に乏しく、壁パネ
ルの上端を確固に保持することができず、壁パネルの保
持のために楔を必要とする等の問題点があったばかりで
なく、梁カバーの取付けを確固に行うことができないと
いう問題点があった。
本考案は上記問題点を解決し、梁と内、外壁材の連結・
分解作業を迅速かつ容易に、しかも部材を傷めることな
く行い得るとともに、外観・体裁のよい簡易構築物を形
成し得る作業性のよい梁と壁の連結装置を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するため、断面略逆U字状に形
成された長尺躯体の上面を梁取付部となし、前記梁取付
部に梁を一体に取付けるとともに前記長尺躯体の長手方
向両折曲脚部の下端をそれぞれ内方に略U字状に折曲し
て弾性折曲縁部となし、前記両弾性折曲縁部間を壁体差
込用間隙部となして、前記壁体差込用間隙部にタルキ材
を中心に介在して内、外壁材の各上縁部を差込むととも
に、前記長尺躯体に取付けた梁の上面および内側面に上
端折曲部内面を密接したハブ材の外壁材取付部側の垂直
部内側面および前記垂直部内側面に連続する下端部内面
を、前記長尺躯体の長手方向両折曲脚部の外壁材取付部
側の垂直部外側面および前記垂直部外側面に連続する下
端部下面に密接したことを特徴とするものである。
(作用) 梁3と内、外壁材8,9の連結に際しては、第1〜2図
示のように上面の梁取付部2に所要の梁3を取付けた長
尺躯体の長手方向両折曲脚部4,4の各下端に形成さ
れた弾性折曲縁部5,5間の壁体差込用間隙部6に、タ
ルキ材7の内、外側面7a,7bに当接した内、外壁材
8,9の各上縁部8a,9aを差込み、前記長尺躯体
の弾性折曲縁部5,5の弾性力によりこれを挟持せしめ
ることにより、梁3と内、外壁材8,9を一体に連結
し、さらに前記長尺躯体の外壁材取付部側の垂直部外
側面4aおよび前記垂直部外側面4aに連続する下端部
下面4bに、前記長尺躯体の梁3の上面3aおよび内
側面3bに上端折曲部内面10cを密接したハブ材10
の外壁材取付部側の垂直部内側面10aおよび前記垂直
部内側面10aに連続する下端部内面10bを密接状態
となして取付けるものである。また分解に際しては前記
ハブ材10を外し、前記長尺躯体の弾性折曲縁部5,
5の弾性力を利用して前記内、外壁材8,9の各上縁部
8a,9aを前記弾性折曲縁部5,5間の壁体差込用間
隙部6から外すことにより、梁3と内、外壁材8,9を
容易に分解することができるものである。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、は断面
略U字状に形成された長尺躯体であって、鉄製、アルミ
合金製、合成樹脂製等所要の材料をもって形成されてい
る。2は前記長尺躯体上面の梁取付部であって、所要
の梁(骨材)3を溶接、その他適宜の手段で取付けられ
るように形成されている。3aは前記梁3の上面、3b
は同内側面である。4,4は前記長尺躯体の長手方向
両折曲脚部であって、その下端はそれぞれ内方に略U字
状に折曲され、弾性折曲縁部5,5となっている。4a
は前記長尺躯体の外壁材取付部側の垂直部外側面、4
bは前記垂直部外側面4aに連続する下端部下面であ
る。
6は前記弾性折曲縁部5,5間に形成された壁体差込用
間隙部である。7はタルキ材、7a,7bは前記タルキ
材の内、外側面、8は化粧ベニヤ等の内壁材、9はサイ
ディングボード等の外壁材、8a,9aは前記内、外壁
材8,9の各上縁部、10はハブ材、10aは前記ハブ
材10の外壁取付側の垂直部内側面、10bは前記垂直
部内側面10aに連続する下端部内面、10cは上端折
曲部内面を示すものである。
なお、内、外壁材8,9は上記のものに限定されるもの
でない。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、断面略逆U字状に
形成された長尺躯体の上面を梁取付部となし、前記梁取
付部に梁を一体に取付けるとともに前記長尺躯体の長手
方向両折曲脚部の下端をそれぞれ内方に略U字状に折曲
して弾性折曲縁部となし、前記両弾性折曲縁部間を壁体
差込用間隙部となして、前記壁体差込用間隙部にタルキ
材を中心に介在して内、外壁材の各上縁部を差込むとと
もに、前記長尺躯体に取付けた梁の上面および内側面に
上端折曲部内面を密接したハブ材の外壁材取付部側の垂
直部内側面および前記垂直部内側面に連続する下端部内
面を、前記長尺躯体の長手方向両折曲脚部の外壁材取付
部側の垂直部外側面および前記垂直部外側面に連続する
下端部下面に密接したものであるから、梁と内、外壁材
の連結に際しては、上面の梁取付部に所要の梁を取付け
た長尺躯体の壁体差込用間隙部内にタルキ材の内、外側
面に当接した内、外壁材の上縁部を差込み、これを前記
長尺躯体の長手方向両折曲脚下端の弾性折曲縁部の弾性
力により挟持することにより容易に梁と内、外壁材を一
体に連結することができるものであるとともに、前記長
尺躯体の外壁材取付部側の垂直部外側面および前記垂直
部外側面に連続する下端部下面に、ハブ材の外壁材取付
部側の垂直部内側面および前記垂直部内側面に連続する
下端部内面を密接状態にて取付けることにより、ハブ材
をガタ付きをなくしてコンパクトに取付けることがで
き、また分解時には前記弾性折曲縁部の弾性力を利用し
て前記内、外壁材の各上縁部を容易に前記弾性折曲縁部
間の壁体差込用間隙部から外して前記梁と内、外壁材を
分解することができるものであり、しかもこの場合前記
内、外壁材の取付けには釘あるいは楔等の部材を一切使
用していないので、前記内、外壁材をはじめタルキ材、
梁総ての部材を傷付ける惧れもなく、迅速に連結・分解
作業を行うことができるとともに、外観・体裁のよい簡
易構築物を形成し得る等、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は要部の一部拡大断面図、第2図は同斜視図、第3
図は簡易構造物における本考案の一実施例を示す一部断
面斜視図、第4図は従来の簡易構造物における梁と壁の
連結構造の一例を示す一部拡大断面図である。 ……長尺躯体、2……梁取付部、3……梁、3a……
上面、3b……内側面、4,4……折曲脚部、4a……
垂直部外側面、4b……下端部下面、5,5……弾性折
曲縁部、6……壁体差込用間隙部、7……タルキ材、8
……内壁材、9……外壁材、10……ハブ材、10a…
…垂直部内側面、10b……下端部内面、10c……上
端折曲部内面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭45−10595(JP,Y1) 実公 昭59−413(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略逆U字状に形成された長尺躯体の上
    面を梁取付部となし、前記梁取付部に梁を一体に取付け
    るとともに前記長尺躯体の長手方向両折曲脚部の下端を
    それぞれ内方に略U字状に折曲して弾性折曲縁部とな
    し、前記両弾性折曲縁部間を壁体差込用間隙部となし
    て、前記壁体差込用間隙部にタルキ材を中心に介在して
    内、外壁材の各上縁部を差込むとともに、前記長尺躯体
    に取付けた梁の上面および内側面に上端折曲部内面を密
    接したハブ材の外壁材取付部側の垂直部内側面および前
    記垂直部内側面に連続する下端部内面を、前記長尺躯体
    の長手方向両折曲脚部の外壁材取付部側の垂直部外側面
    および前記垂直部外側面に連続する下端部下面に密接し
    たことを特徴とする簡易構築物における梁と壁の連結装
    置。
JP1987107547U 1987-07-15 1987-07-15 簡易構築物における梁と壁の連結装置 Expired - Lifetime JPH0615048Y2 (ja)

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JP1987107547U JPH0615048Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 簡易構築物における梁と壁の連結装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6412806U JPS6412806U (ja) 1989-01-23
JPH0615048Y2 true JPH0615048Y2 (ja) 1994-04-20

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ID=31342060

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JP1987107547U Expired - Lifetime JPH0615048Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15 簡易構築物における梁と壁の連結装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510595Y1 (ja) * 1966-11-18 1970-05-14
JPS59413U (ja) * 1982-06-23 1984-01-05 株式会社ダンロツプホ−ムプロダクツ 作業用手袋

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JPS6412806U (ja) 1989-01-23

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