JPH0625533Y2 - 玄関ポーチの構造 - Google Patents

玄関ポーチの構造

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Publication number
JPH0625533Y2
JPH0625533Y2 JP1988162191U JP16219188U JPH0625533Y2 JP H0625533 Y2 JPH0625533 Y2 JP H0625533Y2 JP 1988162191 U JP1988162191 U JP 1988162191U JP 16219188 U JP16219188 U JP 16219188U JP H0625533 Y2 JPH0625533 Y2 JP H0625533Y2
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JP
Japan
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roof
wall
fixing piece
panel
connecting member
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Application number
JP1988162191U
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JPH0281818U (ja
Inventor
靖昌 伊藤
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、住宅の下屋と玄関ポーチとが隣接した部分
等における外壁と梁と屋根の連結部構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の住宅の下屋と玄関ポーチとが隣接した部分の構造
を第4図に示す。図において、50は建物本体であり、
51は下屋である。52は下屋51の屋根パネル、53
は玄関ポーチの屋根パネルであり、共に建物本体50の
胴差し54に沿って設けられている。屋根パネル53は
梁55ならびに柱56にて支持され、かつ連結金物57
にて下屋51の外壁パネル58の上端に固定されてい
る。
しかし、連結金物57は外壁パネル58の側端部に固定
する構造になっているので、屋根パネル53は外壁パネ
ル58の側端部まで達する突出幅を有するものでなけれ
ばならず、玄関ポーチの突出幅が下屋の突出幅の途中ま
でしかないものは設置できず、バリエーションの展開が
困難であった。
そこで、第5図に示すように、玄関ポーチの屋根パネル
53′が、下屋51の突出幅の途中までしかない場合に
は、屋根パネル53′を柱59で支持していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第5図の例によると、屋根パネル53′を支持
するために柱59という新たな部品が必要となり、構造
が複雑となりしかも施工に手間がかかるという問題があ
った。
したがって、この考案の目的は、屋根パネルの突出幅が
隣接する外壁の幅方向途中までしかなくても設置でき、
しかも構造が簡単で施工に手間がかからない玄関ポーチ
の構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の玄関ポーチの構造は、建物本体の外壁面に直
角に突設した外壁と、この外壁の片側に設置し突出幅が
前記外壁の幅寸法に等しい第1の屋根と、前記外壁の他
側に設置し前端縁が前記外壁の幅方向途中まで達した第
2の屋根と、この第2の屋根の前端縁に沿って延びた前
梁と、前記外壁の幅方向途中における上端に固定した壁
固定片と前記第1の屋根の側面を固定した屋根固定片と
前記第2の屋根の一側面ならびに前記梁の一端面を固定
した屋根・梁固定片とからなる連結部材と、前記建物本
体の外壁面から直角に突設して前記第2の屋根の他側縁
に沿って延び前端部を前記前梁の他端部に突合わせた側
梁と、前記前梁の他端部および前記側梁の前端部を支持
した柱とを備えたものである。
〔作用〕
この考案の玄関ポーチの構造によると、外壁の幅方向途
中に連結部材を固定し、連結部材の屋根・梁固定片に第
2の屋根を固定することができるので、第2の屋根の突
出幅が隣接する外壁の幅方向途中までしかなくても設置
でき、しかも壁固定片,屋根固定片,屋根兼・固定片か
らなる連結部材にて第2の屋根を支持するので、柱等に
よる支持に比べ構造が簡単でかつ施工も容易に行える。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。
第2図において、10は建物本体であり、11は下屋で
ある。12は下屋11の屋根となる第1の屋根パネルで
あり、13は玄関ポーチの屋根となる第2の屋根パネル
であり、共に建物本体10の胴差し14に沿って設けら
れている。第2の屋根パネル13は、建物本体10から
直角に突設した下屋11の外壁パネル15の幅方向の途
中まで達する突出幅を有し、前梁16および側梁17を
介して柱18にて支持され、連結部材19にて外壁パネ
ル15に固定されかつ後端縁は胴差し14に固定してあ
る。
連結部材19は、第3図に示すように、略U字形に形成
され、ウェブ片が壁固定片20となり中央にボルト挿通
孔21が形成され、一方のフランジ片が屋根固定片22
となり両端にボルト挿通孔23,24が形成され、他方
のフランジ片が屋根・梁固定片25となり両端にボルト
挿通孔26,27が形成されており、屋根固定片22と
屋根・梁固定片25間には一対の補強板28,29が設
けられている。
連結部材19は、第1図に示すようにして取付けられて
いる。まず、外壁パネル15の幅方向途中の上端に、連
結部材19の壁固定片20を載置し、壁固定片20のボ
ルト挿通孔21から外壁パネル15の上枠に設けておい
たボルト挿通孔にボルト(図示せず)を挿通し、上枠内
面のナットに締結する。そして、第1の屋根パネル12
の側面を屋根固定片22に沿わせ、ボルト挿通孔23,
24にボルト30を挿通し、第1の屋根パネル12の外
枠のボルト挿通孔に挿通し外枠の内側からナットを締結
して固定する。また、屋根・梁固定片25に第2の屋根
パネル13の側面を沿わせ、屋根・梁固定片25のボル
ト挿通孔26ならびに第2の屋根パネル13の外枠のボ
ルト挿通孔にボルトを挿通し、外枠の内面からナットを
締結する。さらに、屋根・梁固定片25に前梁16の端
面を接し、屋根・梁固定片25のボルト挿通孔27なら
びに前梁16のエンドプレート31の内面からナット3
2を締結して固定する。以上のようにして、連結部材1
9にて、外壁パネル15と第1の屋根パネル12と第2
の屋根パネル13と前梁16とを連結する。
このように、連結部材19を介して外壁15の片側に第
1の屋根12を配設するとともに外壁15の他側に第2
の屋根13を設置し、この第2の屋根13の前端縁およ
び他側縁に沿って前梁16および側梁17を各々設け、
さらに前梁16および側梁17を柱18で支持すること
により、玄関ポーチを構成するため、第2の屋根パネル
13の突出幅が隣接する外壁パネル15の幅方向途中ま
でしかなくても、柱18および連結部材19で第2の屋
根13を支持することができる。したがって、第2の屋
根13の両側部をそれぞれ柱で支持する必要がなく構造
の簡素化が図れるので、施工が容易でありしかも外観の
見栄えも向上することができる。
〔考案の効果〕
この考案の玄関ポーチの構造は、連結部材を介して外壁
の片側に第1の屋根を配設するとともに外壁の他側に第
2の屋根を設置し、この第2の屋根の前端縁および他側
縁に沿って前梁および側梁を各々設け、さらに前梁およ
び側梁を柱で支持するものであるため、第2の屋根パネ
ルの突出幅が隣接する外壁パネルの幅方向途中までしか
なくても、柱および連結部材で第2の屋根を支持するこ
とができる。したがって、第2の屋根の両側部をそれぞ
れ柱で支持する必要がなく構造の簡素化が図れるので、
施工が容易でありしかも外観の見栄えも向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分斜視図、第2図はそ
の斜視図、第3図(A),(B),(C)はその連結部
材の平面図,正面図,側面図、第4図は従来例の斜視
図、第5図は他の従来例の斜視図である。 10…建物本体、12…第1の屋根パネル、13…第2
の屋根パネル、15…外壁パネル、16…梁、19…連
結部材、20…壁固定片、22…屋根固定片、25…屋
根・梁固定片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物本体の外壁面に直角に突設した外壁
    と、この外壁の片側に設置し突出幅が前記外壁の幅寸法
    に等しい第1の屋根と、前記外壁の他側に設置し前端縁
    が前記外壁の幅方向途中まで達した第2の屋根と、この
    第2の屋根の前端縁に沿って延びた前梁と、前記外壁の
    幅方向途中における上端に固定した壁固定片と前記第1
    の屋根の側面を固定した屋根固定片と前記第2の屋根の
    一側面ならびに前記梁の一端面を固定した屋根・梁固定
    片とからなる連結部材と、前記建物本体の外壁面から直
    角に突設して前記第2の屋根の他側縁に沿って延び前端
    部を前記前梁の他端部に突合わせた側梁と、前記前梁の
    他端部および前記側梁の前端部を支持した柱とを備えた
    玄関ポーチの構造。
JP1988162191U 1988-12-14 1988-12-14 玄関ポーチの構造 Expired - Lifetime JPH0625533Y2 (ja)

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JP1988162191U JPH0625533Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14 玄関ポーチの構造

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Publication Number Publication Date
JPH0281818U JPH0281818U (ja) 1990-06-25
JPH0625533Y2 true JPH0625533Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31445795

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JP1988162191U Expired - Lifetime JPH0625533Y2 (ja) 1988-12-14 1988-12-14 玄関ポーチの構造

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JP (1) JPH0625533Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5918003Y2 (ja) * 1979-12-25 1984-05-25 ナショナル住宅産業株式会社 床パネル及び階段の壁パネルへの取付装置
JPS5719394U (ja) * 1980-07-07 1982-02-01
JPS59186347U (ja) * 1983-05-31 1984-12-11 ナショナル住宅産業株式会社 床パネル取付治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0281818U (ja) 1990-06-25

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