JPH0625528Y2 - 壁パネルの連結部構造 - Google Patents

壁パネルの連結部構造

Info

Publication number
JPH0625528Y2
JPH0625528Y2 JP9348588U JP9348588U JPH0625528Y2 JP H0625528 Y2 JPH0625528 Y2 JP H0625528Y2 JP 9348588 U JP9348588 U JP 9348588U JP 9348588 U JP9348588 U JP 9348588U JP H0625528 Y2 JPH0625528 Y2 JP H0625528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
panel
lower floor
floor outer
sleeve wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9348588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218010U (ja
Inventor
滋樹 佐々木
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナショナル住宅産業株式会社 filed Critical ナショナル住宅産業株式会社
Priority to JP9348588U priority Critical patent/JPH0625528Y2/ja
Publication of JPH0218010U publication Critical patent/JPH0218010U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0625528Y2 publication Critical patent/JPH0625528Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、外壁パネルに袖壁パネルを連結する際に用
いる壁パネルの連結部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、パネル工法により構築された建物において、外壁
パネルを一部後退させることにより凹部を形成し、この
凹部を入玄関等として使用する構造として第7図に示す
ものがあった。この構造は、下階外壁パネル21の屋内
側の側面に一対の袖壁パネル22を突設し、これら袖壁
パネル22の屋内側の先端に玄関用パネル23を連結し
たものである。この構造において、袖壁パネル22と下
階外壁パネル21との連結は、下階外壁パネル21と袖
壁パネル22との上端面に跨がって袖壁パネル固定片2
4を固定することにより行っていた。また、上階外壁パ
ネル(図示せず)と下階外壁パネル21との連結は、パ
ネル連結具25を袖壁パネル固定片24からずれた位置
に配置し、パネル連結具25の上フランジを上階外壁パ
ネルの下端面に固定し、下フランジを下階外壁パネル2
1の上端面に固定して行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、この構造では、外壁パネル21に袖壁パネル2
2を連結する場合に、パネル連結具25とは別に袖壁パ
ネル固定片24を必要としたので、部材点数が増えてい
た。また、そのために施工に手間がかかっていた。
したがって、この考案の目的は、袖壁パネルを外壁パネ
ルに連結するに際し、連結のための部材点数が削減で
き、施工性の向上が図れる壁パネルの連結部構造を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の壁パネルの連結部構造は、下階外壁パネル
と、この下階外壁パネルの上方に配置された上階外壁パ
ネルと、前記下階外壁パネルの屋内側に略垂直に配置さ
れた袖壁パネルと、前記上階外壁パネルの下端を固定し
た上フランジと前記下階外壁パネルの上端を固定した下
フランジとを有する溝形でかつ前記袖壁パネルの上端を
ボルト固定した袖壁パネル固定片を前記下フランジと同
一平面となるように延設したパネル連結具とを備えたも
のである。
〔作用〕
この考案の構成によると、下階外壁パネルの上端部に固
定したパネル連結具に、袖壁パネルの上部に固定した袖
壁パネル固定片を一体に設けたので、袖壁パネルの下階
外壁パネルへの連結がパネル連結具を用いて行うことが
できる。したがって、部材点数の削減を図ることがで
き、施工性を向上させることができる。また、パネル連
結具の下フランジと袖壁パネル固定片が同一平面となる
ように設けられているため、下階外壁パネルの上端面と
袖壁パネルの上端面を揃えることができる。これによ
り、外観の向上を図ることができる。また、袖壁パネル
はボルトにより簡単に固定できる。パネル連結具は溝形
の部材に袖壁パネル固定片を延出しただけの形状である
ため簡単かつ安価に製造できる。
〔実施例〕
この考案の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明する。
下階外壁パネル1,上階外壁パネル1′は、第1図およ
び第4図に示すように、枠材1a,1eの表裏面にそれ
ぞれ外装材1b,内装下地材1c,内装材1dを固着し
て形成してある。また、下階外壁パネル1には、第3図
に示すように、開口1eが形成してあり、建物の入玄関
として使用される。
下階外壁パネル1の開口1eの両側縁には、屋内側に略
垂直に突出して一対の袖壁パネル2,2′が設けてあ
る。下階外壁パネル1の側端部に設けた袖壁パネル2′
は、隣接する下階外壁パネル1との間の隙間に設けた連
結具(図示せず)によって下階外壁パネル1に連結され
ている。下階外壁パネル1の中央部に設けた袖壁パネル
2は、下階外壁パネル1の上端面に設けたパネル連結具
3の袖壁パネル固定片3dによって連結されている。
パネル連結具3は、第2図に示すように、溝形鋼の上下
フランジ3a,3bの間に一対の補強材3cを立設して
形成してある。また、下フランジ3bには、袖壁パネル
2側に下フランジ3bと同一平面となるように延出した
袖壁パネル固定片3dが形成してある。この袖壁パネル
固定片3dは、溶接等により固着してある。このパネル
連結具3は、下階外壁パネル1の上端面に屋外側に開口
した状態で設置されている。
下階外壁パネル1に連結される袖壁パネル2の下端部
(第6図“A”)の構造は、第4図に示すように、断面
Z形のパネル連結具4により連結してある。パネル連結
具4の上下フランジ4a,4bには固着具挿通孔4c
(第5図)が形成してある。下フランジ4aの固着具挿
通孔4cには基礎5から突出したアンカーボルト6が挿
通し、このアンカーボルト6にナット8を螺合すること
により下フランジ4aが基礎5に固定される。上フラン
ジ4bの固着具挿通孔4cには袖壁パネル2を固定する
ためのボルト等の固着具9が挿通している。また、袖壁
パネル2を支持する基礎7には、固着具9の締付け作業
が容易に行えるように切欠部7aが形成してある。
この実施例による袖壁パネル2,2′の施工手順を説明
する。袖壁パネル2,2′の下に形成した基礎7には、
あらかじめ切欠部7aを形成しておく。基礎5のアンカ
ーボルト6にパネル連結具4をナット8で固定する。基
礎5の上面に下階外壁パネル1を立設する。下階外壁パ
ネル1の上端面にパネル連結具3を固定する。袖壁パネ
ル2の上下端をそれぞれパネル連結具3,4に固着具
9,10で固定する。以上で袖壁パネル2が下階外壁パ
ネル1に連結される。
この実施例の構成によると、下階外壁パネル1の上端面
に固定したパネル連結具3に、袖壁パネル2の上面に固
定した袖壁パネル固定片3dを一体に設けたので、袖壁
パネル2を下階外壁パネル1に連結する際に、複数の連
結具を必要とせず、パネル連結具3だけで行える。した
がって、部材点数の削減を図ることができ、施工性を向
上させることができる。また、パネル連結具3の下フラ
ンジ3bと袖壁パネル固定片3dが同一平面となるよう
に設けられているため、下階外壁パネル1の上端面と袖
壁パネル2の上端面を揃えることができる。これによ
り、外観の向上を図ることができる。また、袖壁パネル
2はボルトにより簡単に固定できる。パネル連結具3は
溝形の部材に袖壁パネル固定片3dを延出しただけの形
状であるため簡単かつ安価に製造できる。
〔考案の効果〕
この考案の壁パネルの連結部構造によると、下階外壁パ
ネルの上端部に固定したパネル連結具に、袖壁パネルの
上部に固定した袖壁パネル固定片を一体に設けたので、
袖壁パネルの下階外壁パネルへの連結がパネル連結具を
用いて行うことができる。したがって、部材点数の削減
を図ることができ、施工性を向上させることができる。
また、パネル連結具の下フランジと袖壁パネル固定片が
同一平面となるように設けられているため、下階外壁パ
ネルの上端面と袖壁パネルの上端面を揃えることができ
る。これにより、外観の向上を図ることができる。ま
た、袖壁パネルはボルトにより簡単に固定できる。パネ
ル連結具は溝形の部材に袖壁パネル固定片を延出しただ
けの形状であるため簡単かつ安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第2図
(A),(B),(C)はそのパネル連結具のそれぞれ
平面図,正面図,側面図、第3図はそのパネル連結具を
下階外壁パネルに設置した状態の部分斜視図、第4図
は、下階外壁パネルと袖壁パネルの下端の接合部の部分
断面図、第5図はその連結部に使用するパネル連結具の
斜視図、第6図はその配置箇所を示す部分斜視図、第7
図は従来例の部分斜視図である。 1…下階外壁パネル、1′…上階外壁パネル、2…袖壁
パネル、3…パネル連結具、3d…袖壁パネル固定片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下階外壁パネルと、この下階外壁パネルの
    上方に配置された上階外壁パネルと、前記下階外壁パネ
    ルの屋内側に略垂直に配置された袖壁パネルと、前記上
    階外壁パネルの下端を固定した上フランジと前記下階外
    壁パネルの上端を固定した下フランジとを有する溝形で
    かつ前記袖壁パネルの上端をボルト固定した袖壁パネル
    固定片を前記下フランジと同一平面となるように延設し
    たパネル連結具とを備えた壁パネルの連結部構造。
JP9348588U 1988-07-13 1988-07-13 壁パネルの連結部構造 Expired - Lifetime JPH0625528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9348588U JPH0625528Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 壁パネルの連結部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9348588U JPH0625528Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 壁パネルの連結部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218010U JPH0218010U (ja) 1990-02-06
JPH0625528Y2 true JPH0625528Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31317950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9348588U Expired - Lifetime JPH0625528Y2 (ja) 1988-07-13 1988-07-13 壁パネルの連結部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625528Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0218010U (ja) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0754405Y2 (ja) 木造建築材用締結金具と木造建築物の締結構造
JPH0625528Y2 (ja) 壁パネルの連結部構造
JPH0626158A (ja) 階段受け部材の取付け構造
JP2789512B2 (ja) 荷置きステージおよび手摺支柱固定装置
JPH0645530Y2 (ja) 付属構築物の小屋組取り付け構造
JPH0315908U (ja)
JPH0722402Y2 (ja) プレファブルームの入隅部の建付構造
JPH0516330Y2 (ja)
JP3352014B2 (ja) ユニットルームの壁パネル連結構造
JPS6015845Y2 (ja) 天井パネルの取付装置
JP2759563B2 (ja) 床パネル
JPH0450321Y2 (ja)
JPH021334Y2 (ja)
JPH0544402Y2 (ja)
JP2002167891A (ja) コーナ部連結金物および上下階接続構造
JPS5834895Y2 (ja) 壁パネルの連結装置
JPH0338321Y2 (ja)
JPH0625533Y2 (ja) 玄関ポーチの構造
JPH0623611Y2 (ja) 間仕切壁
JPH024735B2 (ja)
JP3065493B2 (ja) 妻パネル構造
JPH074245Y2 (ja) 間仕切り開口部構成用連結金具
JPH0337320Y2 (ja)
JPH0841981A (ja) バルコニー床受梁の設置構造
JP2548224Y2 (ja) 無支柱式壁装置