JP2759563B2 - 床パネル - Google Patents
床パネルInfo
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- JP2759563B2 JP2759563B2 JP2419307A JP41930790A JP2759563B2 JP 2759563 B2 JP2759563 B2 JP 2759563B2 JP 2419307 A JP2419307 A JP 2419307A JP 41930790 A JP41930790 A JP 41930790A JP 2759563 B2 JP2759563 B2 JP 2759563B2
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- Japan
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- steel
- floor panel
- frame
- floor
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地下室、その他の地下
構築物の床面を形成するのに最適な床パネルに関するも
のである。
構築物の床面を形成するのに最適な床パネルに関するも
のである。
【0002】従来、地下構築物の床面を形成する場合に
は、図8に示すように、地面に形成せる穴の底部に打設
せるベスコンクリートA上に、型鋼よりなるパネル枠B
の表面に鋼板Cを固着一体化して成る鋼製の床パネルD
を所望枚数敷設し、相隣り合う床パネルD、Dをボルト
止めして固着し、床面を形成している。
は、図8に示すように、地面に形成せる穴の底部に打設
せるベスコンクリートA上に、型鋼よりなるパネル枠B
の表面に鋼板Cを固着一体化して成る鋼製の床パネルD
を所望枚数敷設し、相隣り合う床パネルD、Dをボルト
止めして固着し、床面を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、図8に示すように、床パネルD上に、鋼製の壁パ
ネル、柱材、間柱材等の構造部材Eを載置、立設し、次
いで、上面部に鋼製の屋根パネルFを載置、張設して地
下構築物を構築するにあたつて、床パネルD、Dの接合
部上に構造部材Eを載置、立設した場合、床パネルD、
Dの接合部が座屈するおそれがあるため、該接合部に型
鋼Gを載置、固着して補強し、該型鋼G上に構造部材E
を載置、立設する必要があつた。
ては、図8に示すように、床パネルD上に、鋼製の壁パ
ネル、柱材、間柱材等の構造部材Eを載置、立設し、次
いで、上面部に鋼製の屋根パネルFを載置、張設して地
下構築物を構築するにあたつて、床パネルD、Dの接合
部上に構造部材Eを載置、立設した場合、床パネルD、
Dの接合部が座屈するおそれがあるため、該接合部に型
鋼Gを載置、固着して補強し、該型鋼G上に構造部材E
を載置、立設する必要があつた。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消するた
めに為されたものであり、接合部を型鋼にて補強するこ
となく構造部材を載置、立設することができる床パネル
を提供することを課題とするものである。
めに為されたものであり、接合部を型鋼にて補強するこ
となく構造部材を載置、立設することができる床パネル
を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板を固
着一体化して成る床パネルにおいて、構造部材を載置、
立設する接合部に位置する枠材を構成する型鋼として、
他の枠材の型鋼より高さ寸法の大なる大型鋼を使用する
と共に該大型鋼の端部を切欠して他の枠材の型鋼と同一
の高さにして接合ボックス嵌合用の切欠部を形成して成
ることを特徴とするものである。
決するために、型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板を固
着一体化して成る床パネルにおいて、構造部材を載置、
立設する接合部に位置する枠材を構成する型鋼として、
他の枠材の型鋼より高さ寸法の大なる大型鋼を使用する
と共に該大型鋼の端部を切欠して他の枠材の型鋼と同一
の高さにして接合ボックス嵌合用の切欠部を形成して成
ることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図1および図2は、本発明の床パネルの1実
施例を示し、溝型鋼、山型鋼等の型鋼よりなるパネル枠
1の表面に鋼板2を固着一体化して成る床パネル3にお
いて、鋼製の壁パネル、柱材、間柱材等の構造部材を載
置、立設する接合部に位置する枠材を構成する型鋼4と
して他の枠材の型鋼5より高さ寸法の大なる大型鋼6を
使用すると共に該大型鋼6の端部を切欠して他の枠材の
型鋼5と同一の高さにして接合ボックス嵌合用の切欠部
を形成して成ることを特徴とする鋼製の床パネル3を示
す。
施例を示し、溝型鋼、山型鋼等の型鋼よりなるパネル枠
1の表面に鋼板2を固着一体化して成る床パネル3にお
いて、鋼製の壁パネル、柱材、間柱材等の構造部材を載
置、立設する接合部に位置する枠材を構成する型鋼4と
して他の枠材の型鋼5より高さ寸法の大なる大型鋼6を
使用すると共に該大型鋼6の端部を切欠して他の枠材の
型鋼5と同一の高さにして接合ボックス嵌合用の切欠部
を形成して成ることを特徴とする鋼製の床パネル3を示
す。
【0007】図1〜図6は、相隣り合う床パネル3、3
の接合状態を示す1実施例を示し、例えば、大型鋼6の
端部の切欠部にエンドプレート7を溶接し、相隣り合う
1方向の床パネル3、3の大型鋼6、6同志を当接する
と共に、相隣り合う他の方向(上記1方向と直交する方
向)の床パネル3、3の他の枠材の型鋼5、5同志を当
接し、更に、前記相隣り合う床パネル3、3、3、3の
大型鋼6、6、6、6の切欠部間に、型鋼片よりなる接
合ボックス8を嵌合し、大型鋼6、6、6、6のエンド
プレート7、7、7、7と接合ボックス8と型鋼5、
5、5、5をボルト9、9、…にて固着し、更に加うる
に、必要に応じて、大型鋼6、6、6、6と接合ボック
ス8の上面部に鋼板片よりなるカバープレート10を当
接し、ボルト11、11、…にて固着して相隣り合う床
パネル3、3を接合せる実施例を示す。
の接合状態を示す1実施例を示し、例えば、大型鋼6の
端部の切欠部にエンドプレート7を溶接し、相隣り合う
1方向の床パネル3、3の大型鋼6、6同志を当接する
と共に、相隣り合う他の方向(上記1方向と直交する方
向)の床パネル3、3の他の枠材の型鋼5、5同志を当
接し、更に、前記相隣り合う床パネル3、3、3、3の
大型鋼6、6、6、6の切欠部間に、型鋼片よりなる接
合ボックス8を嵌合し、大型鋼6、6、6、6のエンド
プレート7、7、7、7と接合ボックス8と型鋼5、
5、5、5をボルト9、9、…にて固着し、更に加うる
に、必要に応じて、大型鋼6、6、6、6と接合ボック
ス8の上面部に鋼板片よりなるカバープレート10を当
接し、ボルト11、11、…にて固着して相隣り合う床
パネル3、3を接合せる実施例を示す。
【0008】図7は、床パネル3、3の接合部の大型鋼
6、6上に構造部材12を載置し、ボルト止めして立設
し、次いで、構造部材12の上面部に鋼製の屋根パネル
13を載置し、ボルト止めして張設して地下構築物を構
築せる実施例を示す。
6、6上に構造部材12を載置し、ボルト止めして立設
し、次いで、構造部材12の上面部に鋼製の屋根パネル
13を載置し、ボルト止めして張設して地下構築物を構
築せる実施例を示す。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の床パネル
は、型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板を固着一体化し
て成る床パネルにおいて、構造部材を載置、立設する接
合部に位置する枠材を構成する型鋼として、他の枠材の
型鋼より高さ寸法の大なる大型鋼を使用すると共に該大
型鋼の端部を切欠して他の枠材の型鋼と同一の高さにし
て接合ボックス嵌合用の切欠部を形成して成るので、前
記接合部に位置する大型鋼によつて床パネルの接合部の
強度が著しく向上し、且つ、相隣り合う床パネルの切欠
部間に接合ボックスを嵌合、固着することによつて、該
接合部に構造部材を載置、立設した場合に、床パネルの
接合部が座屈するおそれがなく、従って、従来のよう
に、床パネルの接合部を型鋼にて補強することなく構造
部材を載置、立設することができる。
は、型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板を固着一体化し
て成る床パネルにおいて、構造部材を載置、立設する接
合部に位置する枠材を構成する型鋼として、他の枠材の
型鋼より高さ寸法の大なる大型鋼を使用すると共に該大
型鋼の端部を切欠して他の枠材の型鋼と同一の高さにし
て接合ボックス嵌合用の切欠部を形成して成るので、前
記接合部に位置する大型鋼によつて床パネルの接合部の
強度が著しく向上し、且つ、相隣り合う床パネルの切欠
部間に接合ボックスを嵌合、固着することによつて、該
接合部に構造部材を載置、立設した場合に、床パネルの
接合部が座屈するおそれがなく、従って、従来のよう
に、床パネルの接合部を型鋼にて補強することなく構造
部材を載置、立設することができる。
【0010】尚、上記本発明の効果を効率良く発揮させ
るためには、例えば、構造部材を載置、立設する接合部
に位置する枠材の型鋼として、高さ寸法が250mm、
水平片寸法が90mmのコ字型鯛を使用すると共に、他
の枠材の型鋼として、高さ寸法が150mm、水平片寸
法が75mmのコ字型鋼を使用すれば良い。
るためには、例えば、構造部材を載置、立設する接合部
に位置する枠材の型鋼として、高さ寸法が250mm、
水平片寸法が90mmのコ字型鯛を使用すると共に、他
の枠材の型鋼として、高さ寸法が150mm、水平片寸
法が75mmのコ字型鋼を使用すれば良い。
【図1】本発明の床パネルの1実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】同上実施例の要部拡大斜視図である。
【図3】本発明の床パネルの接合状態を示す要部拡大斜
視図である。
視図である。
【図4】同上接合状態を示す要部拡大平面図である。
【図5】同上接合状態を示す要部拡大側面図である。
【図6】同上接合状態を示す要部拡大縦断面である。
【図7】本発明の床パネルを使用して構築せる地下構築
物の1実施例を示す要部拡大縦断面図である。
物の1実施例を示す要部拡大縦断面図である。
【図8】従来例の要部拡大縦断面図である。
1 パネル枠 2 鋼板 3 床パネル 4 型鋼 5 型鋼 6 大型鋼 7 エンドプレート 8 接合ボックス 9 ボルト 10カバープレート 11ボルト 12構造部材 13屋根パネル
Claims (1)
- 【請求項1】 型鋼よりなるパネル枠の表面に鋼板を固
着一体化して成る床パネルにおいて、構造部材を載置、
立設する接合部に位置する枠材を構成する型鋼として、
他の枠材の型鋼より高さ寸法の大なる大型鋼を使用する
と共に該大型鋼の端部を切欠して他の枠材の型鋼と同一
の高さにして接合ボックス嵌合用の切欠部を形成して成
ることを特徴とする床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419307A JP2759563B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2419307A JP2759563B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04228754A JPH04228754A (ja) | 1992-08-18 |
JP2759563B2 true JP2759563B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=18526904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2419307A Expired - Fee Related JP2759563B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2759563B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3046542U (ja) * | 1997-08-25 | 1998-03-10 | 株式会社川瀬トレーディング | 小物入れ |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2419307A patent/JP2759563B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04228754A (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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