JPH0626158A - 階段受け部材の取付け構造 - Google Patents
階段受け部材の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0626158A JPH0626158A JP4183528A JP18352892A JPH0626158A JP H0626158 A JPH0626158 A JP H0626158A JP 4183528 A JP4183528 A JP 4183528A JP 18352892 A JP18352892 A JP 18352892A JP H0626158 A JPH0626158 A JP H0626158A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving member
- floor panel
- fixed
- staircase
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】施工現場での作業を簡略化する。現場での取付
け作業を手間取ることなく簡易に行なう。 【構成】相対向するように配置された一対の側板1間に
側板1と直交するように背板2を設けて取付け枠3を形
成する。取付け枠3の少なくとも下面側を開口させて階
段受け部材4を構成する。側板1を二階床パネル5に連
結固定する。背板2を二階床パネル5と直交するように
配置された床梁6に連結固定する。
け作業を手間取ることなく簡易に行なう。 【構成】相対向するように配置された一対の側板1間に
側板1と直交するように背板2を設けて取付け枠3を形
成する。取付け枠3の少なくとも下面側を開口させて階
段受け部材4を構成する。側板1を二階床パネル5に連
結固定する。背板2を二階床パネル5と直交するように
配置された床梁6に連結固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段の上部が連結固定
されることとなる階段受け部材の取付け構造に関するも
のである。
されることとなる階段受け部材の取付け構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示されるように階段14の
上部を受ける階段受け部材4を建物内に設置する場合に
は、施工現場で大引きaや根太b等の部材を二階床パネ
ル5の枠材5aや床梁に連結固定すると共に各部材を相
互に連結固定して図5に示されるように隣合う二階床パ
ネル5の枠材5間に階段受け部材4を施工するようにし
ていた。
上部を受ける階段受け部材4を建物内に設置する場合に
は、施工現場で大引きaや根太b等の部材を二階床パネ
ル5の枠材5aや床梁に連結固定すると共に各部材を相
互に連結固定して図5に示されるように隣合う二階床パ
ネル5の枠材5間に階段受け部材4を施工するようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、施工現場で大引きaや根太b等の部
材をそれぞれ連結固定して階段受け部材4を形成するよ
うになっているために、現場での工事工数が増加するこ
ととなり、現場での作業が面倒であるという問題があっ
た。
従来例にあっては、施工現場で大引きaや根太b等の部
材をそれぞれ連結固定して階段受け部材4を形成するよ
うになっているために、現場での工事工数が増加するこ
ととなり、現場での作業が面倒であるという問題があっ
た。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、施工現場での作業を簡略化して現場での取付
け作業を手間取ることなく簡易に行なうことができる階
段受け部材の取付け構造を提供しようとするものであ
る。
のであり、施工現場での作業を簡略化して現場での取付
け作業を手間取ることなく簡易に行なうことができる階
段受け部材の取付け構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、相対向するように配置された一対の側
板1間に側板1と直交するように背板2を設けて取付け
枠3を形成し、この取付け枠3の少なくとも下面側を開
口させて階段受け部材4を構成し、各側板1を二階床パ
ネル5に連結固定し、背板2を二階床パネル5と直交す
るように配置された床梁6に連結固定したものである。
達成するために、相対向するように配置された一対の側
板1間に側板1と直交するように背板2を設けて取付け
枠3を形成し、この取付け枠3の少なくとも下面側を開
口させて階段受け部材4を構成し、各側板1を二階床パ
ネル5に連結固定し、背板2を二階床パネル5と直交す
るように配置された床梁6に連結固定したものである。
【0006】
【作用】しかして、現場での階段受け部材4の施工は予
め作成された階段受け部材4の側板1を二階床パネル5
に連結固定すると共に背板2を床梁6に連結固定するこ
とで行なわれるものであり、現場での取付けを簡易に行
なうことができる。
め作成された階段受け部材4の側板1を二階床パネル5
に連結固定すると共に背板2を床梁6に連結固定するこ
とで行なわれるものであり、現場での取付けを簡易に行
なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。階段受け部材4は図6に示されるように隣合
う二階床パネル5間の端部に設置されるようになってお
り、隣合う二階床パネル5間に設置される階段の上部が
連結固定されるようになっている。
詳述する。階段受け部材4は図6に示されるように隣合
う二階床パネル5間の端部に設置されるようになってお
り、隣合う二階床パネル5間に設置される階段の上部が
連結固定されるようになっている。
【0008】階段受け部材4は、図1に示されるように
下面が開口する箱状に形成されており、相対向するよう
に配置される一対の側板1と、この側板1間に架設され
る背板2及び前板11とで取付け枠3を形成し、取付け
枠3の上面に天板10を設けて主体が構成されている。
この階段受け部材4は工場等で予め形成されており、取
付け時には現場で側板1及び背板2をそれぞれ二階床パ
ネル5または床梁6に連結することで取付けられるよう
になっている。
下面が開口する箱状に形成されており、相対向するよう
に配置される一対の側板1と、この側板1間に架設され
る背板2及び前板11とで取付け枠3を形成し、取付け
枠3の上面に天板10を設けて主体が構成されている。
この階段受け部材4は工場等で予め形成されており、取
付け時には現場で側板1及び背板2をそれぞれ二階床パ
ネル5または床梁6に連結することで取付けられるよう
になっている。
【0009】側板1には連結ボルトを挿通するための通
孔1aが設けられており、この通孔1aに挿通された連
結ボルトを二階床パネル5の枠材5aに取付けられた取
付けプレート7に螺着することで側板1が二階床パネル
5に連結固定されるようになっている。ここで取付けプ
レート7の内面にはナットが溶接にて取付けられてお
り、このナットに連結ボルトを螺合することで側板1と
取付けプレート7とが連結固定されるようになってい
る。
孔1aが設けられており、この通孔1aに挿通された連
結ボルトを二階床パネル5の枠材5aに取付けられた取
付けプレート7に螺着することで側板1が二階床パネル
5に連結固定されるようになっている。ここで取付けプ
レート7の内面にはナットが溶接にて取付けられてお
り、このナットに連結ボルトを螺合することで側板1と
取付けプレート7とが連結固定されるようになってい
る。
【0010】背板2の内面側にはナット8が溶接固定さ
れており、このナット8に床梁6の連結プレート9に挿
通された連結ボルトを螺合することで背板2が床梁6に
連結固定されるようになっている。しかして、階段受け
部材4を隣合う二階床パネル5間に設置するにあたって
は、連結ボルトにて側板1を二階床パネル5に連結固定
すると共に連結ボルト13にて背板2を床梁6に連結固
定することで取付けが行なわれるものであり、施工現場
では側板1及び背板2を連結ボルトにて二階床パネル5
または床梁6に連結固定するだけで取付けを行なうこと
ができるものであり、わずかな取付け作業で階段受け部
材4の取付けを行なうことができるようになっている。
そして、前板11には図3に示されるように大引き12
が取付けられ、大引き12に取付けられた階段受梁13
に階段14の上部を係止し、階段14の取付け板14a
と大引き12とを図4に示されるように連結ボルト20
にて連結することで階段14が設置されるものである。
そして、階段受け部材4の取付けは、連結ボルトによる
側板1と背板2との連結だけで行なうことができ、現場
で階段受け部材4を構成する各部材を枠組みしたりする
必要がないものであり、現場での工事省力化を図ること
ができ、現場での階段受け部材4の取付けを手間取るこ
となく簡易に行なうことができるものである。
れており、このナット8に床梁6の連結プレート9に挿
通された連結ボルトを螺合することで背板2が床梁6に
連結固定されるようになっている。しかして、階段受け
部材4を隣合う二階床パネル5間に設置するにあたって
は、連結ボルトにて側板1を二階床パネル5に連結固定
すると共に連結ボルト13にて背板2を床梁6に連結固
定することで取付けが行なわれるものであり、施工現場
では側板1及び背板2を連結ボルトにて二階床パネル5
または床梁6に連結固定するだけで取付けを行なうこと
ができるものであり、わずかな取付け作業で階段受け部
材4の取付けを行なうことができるようになっている。
そして、前板11には図3に示されるように大引き12
が取付けられ、大引き12に取付けられた階段受梁13
に階段14の上部を係止し、階段14の取付け板14a
と大引き12とを図4に示されるように連結ボルト20
にて連結することで階段14が設置されるものである。
そして、階段受け部材4の取付けは、連結ボルトによる
側板1と背板2との連結だけで行なうことができ、現場
で階段受け部材4を構成する各部材を枠組みしたりする
必要がないものであり、現場での工事省力化を図ること
ができ、現場での階段受け部材4の取付けを手間取るこ
となく簡易に行なうことができるものである。
【0011】図2は階段受け部材4の他の実施例を示す
ものであり、このものにあっては、断面コ字状に形成さ
れた溝型鋼を相互に連結して取付け枠3が形成されてい
る。ここで、対向する側板1間に架設される前板11は
断面L字状のアングルが用いられている。これは、前板
11を溝型鋼にて形成するようにすると連結ボルトにて
側板1と二階床パネル5の取付けプレート7とを連結す
る場合に工具が入りにくくなって連結ボルトの締め込み
作業を行いにくくなるためであり、このため断面L字状
のアングルが用いられるようになっている。このものに
あっても階段受け部材4の取付けは、現場で側板1と背
板2とを二階床パネル5または床梁6に連結ボルトにて
連結するだけで取付けが行なわれるものであり、上記し
た実施例と同様の効果が得られるものである。
ものであり、このものにあっては、断面コ字状に形成さ
れた溝型鋼を相互に連結して取付け枠3が形成されてい
る。ここで、対向する側板1間に架設される前板11は
断面L字状のアングルが用いられている。これは、前板
11を溝型鋼にて形成するようにすると連結ボルトにて
側板1と二階床パネル5の取付けプレート7とを連結す
る場合に工具が入りにくくなって連結ボルトの締め込み
作業を行いにくくなるためであり、このため断面L字状
のアングルが用いられるようになっている。このものに
あっても階段受け部材4の取付けは、現場で側板1と背
板2とを二階床パネル5または床梁6に連結ボルトにて
連結するだけで取付けが行なわれるものであり、上記し
た実施例と同様の効果が得られるものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、相対向するよう
に配置された一対の側板間に側板と直交するように背板
を設けて取付け枠を形成し、この取付け枠の少なくとも
下面側を開口させて階段受け部材を構成し、各側板を二
階床パネルに連結固定し、背板を二階床パネルと直交す
るように配置された床梁に連結固定するようになってい
るので、現場での階段受け部材の施工は予め作成された
階段受け部材の側板を二階床パネルに連結固定すると共
に背板を床梁に連結固定することで行なわれるものであ
り、工事工数を削減しながら現場での取付けを簡易に行
なうことができるものである。また、階段受け部材は予
め作成されているので、現場で階段受け部材を構成する
部材をそれぞれ枠組みするような必要がないものであ
り、施工精度を向上させることができるものである。
に配置された一対の側板間に側板と直交するように背板
を設けて取付け枠を形成し、この取付け枠の少なくとも
下面側を開口させて階段受け部材を構成し、各側板を二
階床パネルに連結固定し、背板を二階床パネルと直交す
るように配置された床梁に連結固定するようになってい
るので、現場での階段受け部材の施工は予め作成された
階段受け部材の側板を二階床パネルに連結固定すると共
に背板を床梁に連結固定することで行なわれるものであ
り、工事工数を削減しながら現場での取付けを簡易に行
なうことができるものである。また、階段受け部材は予
め作成されているので、現場で階段受け部材を構成する
部材をそれぞれ枠組みするような必要がないものであ
り、施工精度を向上させることができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す連結前の斜視図であ
る。
る。
【図2】同上の他の実施例を示す連結前の斜視図であ
る。
る。
【図3】階段の連結前の斜視図である。
【図4】同上の連結状態を示す断面図である。
【図5】従来例の連結状態を示す一部破断した斜視図で
ある。
ある。
【図6】階段受け部材及び階段の納まりを示す概略平面
図である。
図である。
1 側板 2 背板 3 取付け枠 4 階段受け部材 5 二階床パネル 6 床梁
Claims (1)
- 【請求項1】 相対向するように配置された一対の側板
間に側板と直交するように背板を設けて取付け枠を形成
し、この取付け枠の少なくとも下面側を開口させて階段
受け部材を構成し、各側板を二階床パネルに連結固定
し、背板を二階床パネルと直交するように配置された床
梁に連結固定して成ることを特徴とする階段受け部材の
取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4183528A JPH0626158A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 階段受け部材の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4183528A JPH0626158A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 階段受け部材の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626158A true JPH0626158A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16137417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4183528A Withdrawn JPH0626158A (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 階段受け部材の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3638692A1 (de) * | 1985-11-13 | 1987-05-14 | Orbital Eng Pty | Einspritzventil fuer die kraftstoffeinspritzung direkt in den zylinder eines verbrennungsmotors |
EP0756081A1 (en) * | 1995-07-25 | 1997-01-29 | Outboard Marine Corporation | Fuel valve |
JP2013100686A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Misawa Homes Co Ltd | 螺旋階段の取付構造および取付方法 |
WO2021184540A1 (zh) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | 常州工程职业技术学院 | 一种全装配式楼梯体系及装配方法 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4183528A patent/JPH0626158A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3638692A1 (de) * | 1985-11-13 | 1987-05-14 | Orbital Eng Pty | Einspritzventil fuer die kraftstoffeinspritzung direkt in den zylinder eines verbrennungsmotors |
DE3638692C2 (de) * | 1985-11-13 | 1998-07-02 | Orbital Eng Pty | Einspritzventil für die Kraftstoffeinspritzung direkt in den Zylinder eines Verbrennungsmotors |
EP0756081A1 (en) * | 1995-07-25 | 1997-01-29 | Outboard Marine Corporation | Fuel valve |
JP2013100686A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Misawa Homes Co Ltd | 螺旋階段の取付構造および取付方法 |
WO2021184540A1 (zh) * | 2020-03-18 | 2021-09-23 | 常州工程职业技术学院 | 一种全装配式楼梯体系及装配方法 |
US11692356B2 (en) | 2020-03-18 | 2023-07-04 | Changzhou Vocational Institute Of Engineering | Fully-assembled staircase system and assembly method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |