JP2829257B2 - 建築用コーナーパネル - Google Patents

建築用コーナーパネル

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JP2829257B2
JP2829257B2 JP7220725A JP22072595A JP2829257B2 JP 2829257 B2 JP2829257 B2 JP 2829257B2 JP 7220725 A JP7220725 A JP 7220725A JP 22072595 A JP22072595 A JP 22072595A JP 2829257 B2 JP2829257 B2 JP 2829257B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋外壁のコーナ
ー部に配される建築用コーナーパネルに関するものであ
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プレハブ工法の家屋外
壁のコーナー部に配される建築用コーナーパネルは、平
面略L字状の枠組と、その外面に固着される外装材とを
具えるが、この外装材としてALCパネル等のコンクリ
ートパネルを用いたときには、その枠組に沿う巾を小さ
くして割れを防ぐようにするのが望ましい。
【0003】又建築用コーナーパネルの出隅コーナー
に、直角に配される外装材間の目地が生じると、この目
地を覆って別途、カバー材を添着する必要があるため、
該出隅コーナーに目地を生じさせないことが望まれる。
【0004】例えば図6(a)〜(c)に示すように、
前記枠組Aの直交する各取付け面に各々平板状の外装材
B、Bを固着すると、この外装材Bの取付け面に沿った
長さである巾が大きくなり、衝撃によって割れやすくな
る他、特に図6(a)〜(b)に示すものでは、出隅コ
ーナーに目地Dが生じるため、別途、この目地Dを水密
に覆う仕上げ用のカバーCが必要となる。
【0005】本発明は、コーナー外装材と平板状外装材
とを用いることを基本として、各外装材の巾を小さくで
き、その割れを防止しうるとともに、コーナーに目地が
生じることをなくし、カバー材等による仕上げ施工を不
要としうる建築用コーナーパネルの提供を目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋外壁のコ
ーナー部に配される建築用コーナーパネルであって、
字をなす一連な上の枠材を含む枠材を接合してなりかつ
コーナーから直交してのびる2つの取付け面を有する枠
組の前記取付け面に、この枠組のコーナーから取付け面
に沿って直交してのびる一体かつ前記取付け面よりも小
巾の2つの翼片を有するコーナー外装材と、このコーナ
ー外装材の各翼片に並んで前記取付面に配される平板状
外装材とを固着している。
【0007】このように外装材を前記コーナー外装材と
平板状外装材とに分割しているため、取付け面に沿った
各外装材の巾を小さくでき、衝撃、地震等の振動などに
よる割れ等の破損を効果的に防ぎうるとともに、コーナ
ー外装材を用いることによってコーナーでの目地の発生
をなくすことができ、コーナー用カバー材等の仕上げ施
工を省略しうる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1、図2において本発明の建
築用コーナーパネル1(以下コーナーパネル1という)
は、家屋外壁のコーナー部に配されるとともに、枠組3
とコーナー外装材2Aと平板状外装材2B、2Bとを具
える。
【0009】前記枠組3は、溝形金物からなる枠材30
…を接合してなりかつコーナーから直交してのびる2つ
の取付け面31、31を有する。又枠組3は、上下の枠
材30A、30Bとその両端の縦の枠材とを有し、少な
くとも上の枠材30Aは図2に示すごとく直角な枠材部
を有しL字をなす一連とした枠材であり、又これらの枠
材は図1、2に示すように互いに直接に接して接合され
ることにより、前記枠組3は一体をなす。
【0010】なお枠組3の上の枠材30Aの上面にはボ
ルト孔が設けられておりその裏面にはナット8が固着さ
れている。さらに下の枠材30Bの側面にもボルト孔が
設けられており、その裏面にはナット16(図2に示
す)が固着されている。
【0011】又枠組3の前記取付け面31、31には、
この枠組3のコーナーから取付け面31、31に沿って
直交してのびる一体かつ取付け面31よりも小巾の2つ
の同巾の翼片32、32を有する前記コーナー外装材2
Aと、このコーナー外装材2Aの各翼片32に並んで配
されかつ端面が枠組3の端面に略揃う前記平板状外装材
2Bとが固着される。
【0012】なおコーナー外装材2A、平板状外装材2
Bは、同厚さのALC板等を用いて形成される。
【0013】このようなコーナーパネル1の前記枠組3
は、図2に示すように、接合金物5を介して調節自在に
家屋本体の柱4に接合される。
【0014】接合金物5は、ルーズ孔6aを有する水平
片6と、断面略コ字形の取付け部12と、ガセットプレ
ート13とから成る。水平片6は一つの角に四角の切欠
きを設けた平板の金物で、切欠き部を取付け部12の外
面のコーナー部に当接し、溶接などで固着される。ガセ
ットプレート13は台形金物で、水平片6と取付け部1
2の成す入隅部に当接し二辺を溶接して、水平片6と取
付け部12の接合をより強固にしている。取付け部12
には、家屋本体の柱4にボルト接合するためのボルト孔
が設けられている。
【0015】家屋本体の柱4が角柱の場合には、取付け
部12として断面L字形の金物を用いてもよい。また、
取付け部12を用いず水平片6のみから成る接合金物5
を直接柱4に溶接等で固着してもよい。
【0016】接合金物5は、家屋本体の柱4に取付け部
12を嵌装し、取付け部12のボルト孔と柱4に設けら
れたボルト孔にボルト14を挿通しナット15と螺合す
ることにより固着する。このとき、予め柱4のボルト孔
にネジを切っておき、取付け部12を挿通したボルト1
4と螺合してもよい。ボルトを用いず溶接等で固着して
もよい。
【0017】コーナーパネル1の前記枠組3の上面を、
柱4に接合された前記接合金物5の水平片6の下面に当
接し、水平片6のルーズ孔6aと枠組3の上面のボルト
孔とにボルト7を挿通し、枠組3に固着したナット8と
螺合し、外壁面の出入りを調節したのち緊締して固着す
る。このとき、ルーズ孔6aの大きさ次第ではボルト7
の座金には通常より大きめのものを用いる必要がある。
【0018】隣接する外壁パネル9にも枠組3Aが設け
られており、その下の枠材の側面にはボルト孔が設けら
れ、その裏面にはナット16が固着されている。
【0019】コーナーパネル1の下部は、連結金物10
を介して隣接する外壁パネル9の枠組3Aと接合される
が、連結金物10として一片にボルト孔10a、他片に
長孔のボルト孔10bを有する断面Z字形金物を用い
る。コーナーパネル1の枠組3の下の枠材30Bには、
コーナーパネル1取付け前に、連結金物10の一片が、
そのボルト孔10aと枠組3のボルト孔とにボルトを挿
通し枠組3の裏面に接合されたナット16と螺合される
ことにより固着される。
【0020】施工時には、コーナーパネル1の枠組3の
上部を接合し、隣接する外壁パネル9を建て込んだ後、
連結金物10の長孔のボルト孔10bを有する一片を隣
接する外壁パネル9の枠組3Aに接合する。この時、連
結金物10と外壁パネル9との間にスペーサー11を出
し入れし、コーナーパネル1の下部の出入り、及び長孔
のボルト孔10bを利用してパネル間の目地幅を調節す
る。
【0021】ここで、連結金物10の段差が異なるもの
を種々用意して、連結金物10を交換、或いは裏返す事
によりコーナーパネル1の出入り及びパネル間の目地幅
の調節をしてもよい。
【0022】また、柱4と枠組3の間隔が狭くコーナー
パネル1取付け後ではボルトの挿入が困難な場合には、
図3に示すように連結金物10のボルト孔10a、10
bを双方とも長孔とし、さらにボルトの直径よりやや幅
の広いスリット17を設けておく。そして、コーナーパ
ネル1取付け前に、コーナーパネル1と隣接する外壁パ
ネル9の枠組30Aに予めボルトのみ仮止めしておき、
スリット17を利用して連結金物10の一方をボルトに
引っかけて、ずらして他方を引っかけて取付け、さらに
ずらす。こうすることで、ボルトを挿入したまま連結金
物10を取付けることが可能であり、ボルトの真下にス
リット17が無いので、仮止め状態でも外れ難い。
【0023】コーナーパネル1および隣接する外壁パネ
ル9を建て込んだのち、さらにコーナーパネル1の出入
り又はパネル間の目地幅の調節が必要な場合には、接合
金物5とコーナーパネル1の枠組3の上面とを接合した
ボルト7を緩めて調節が可能である。
【0024】このようにコーナーパネル1の枠組3の上
部を接合金物5により家屋本体の柱4に接合し、下部を
連結金物10により隣接する外壁パネル9と接合した
が、上部と下部の接合方法を逆にしてもよい。また、コ
ーナーパネル1の枠組3の中程に水平部材を設け、その
水平部材を柱4に固着した接合金物5の水平片6の上面
に当接し、上部、下部をそれぞれ連結金物10で隣接す
る外壁パネル9に接合してもよい。また、コーナーパネ
ル1の枠組3の上部、下部双方を接合金物5を介して柱
4に接合してもよい。
【0025】さらにこのような取付構造にすることによ
り、コーナーパネル1の枠組3は、接合金物5の水平片
6或いは枠組3のルーズ孔6aと他方のボルト孔とにボ
ルト7を挿入して接合されており、隣接する外壁パネル
9を建て込んだ後でも、前記ボルト7に手が届くため、
隣接する外壁パネル9に合わせてコーナーパネル1の出
入り及びパネル間の目地幅の再調節が可能である。
【0026】図4、図5は本発明のコーナーパネル1の
実施の他の態様を示し、本実施態様では平板状外装材2
B、2Bが、枠組3の端面をこえてはみ出すはみ出し部
36、36を有する。
【0027】このコーナーパネル1は、家屋の柱21の
四箇所に接合金物22をボルト止めし、コーナーパネル
1の枠組3の縦の枠材の側面上下左右四箇所にその接合
金物22をボルト止めすることにより接合する。その接
合金物22はボルト孔を有するが、そのボルト孔は長孔
であり、コーナーパネル1の取付け時に出入り及びパネ
ル間の目地幅の調節を可能としている。
【0028】
【発明の効果】叙上の如く本発明のコーナーパネルは、
枠組の2つの取付け面に、この枠組のコーナーから取付
け面に沿って直交してのびる一体かつ前記取付け面より
も小巾の2つの翼片を有するコーナー外装材と、このコ
ーナー外装材の各翼片に並んで配される平板状外装材と
を固着している。このように外装材を前記コーナー外装
材と平板状外装材とに分割しているため、1つの広巾の
外装材を用いる場合に比して、外装材間に目地を形成し
うることとなり、このときには目地巾の調整が可能とな
ることにより、パネル巾自体も調節することが出来る。
又取付け面に沿った各外装材の巾を小さくでき、衝撃、
地震等の振動などによる割れを効果的に防ぎうるととも
に、コーナー外装材を用いることによってコーナーで目
地が生じなくなり、コーナー用カバー材等の仕上げ施工
を省略しうる。
【0029】又2つの前記翼片の巾を同等しくすること
により、コーナー外装材と、平板状外装材との間の目地
を左右均等に設けることが可能となり、見映えを高めう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す斜視図である。
【図2】(a)はコーナーパネルの柱への接合方法を説
明する平面図であり、(b)はその側面図である。
【図3】連結金物を例示する斜視図である。
【図4】本発明のコーナーパネルの他の態様を示す斜視
図である。
【図5】その柱への接合方法を示す平面図である。
【図6】(a)、(b)、(c)ともに本発明外のコー
ナーパネルを略示する平面図である。
【符号の説明】
2A コーナー外装材 2B 平板状外装材 3 枠組 30、30A、30B 枠材 31 取付け面 32 翼片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家屋外壁のコーナー部に配される建築用コ
    ーナーパネルであって、L字をなす一連な上の枠材を含
    枠材を接合してなりかつコーナーから直交してのびる
    2つの取付け面を有する枠組の前記取付け面に、この枠
    組のコーナーから取付け面に沿って直交してのびる一体
    かつ前記取付け面よりも小巾の2つの翼片を有するコー
    ナー外装材と、このコーナー外装材の各翼片に並んで
    記取付面に配される平板状外装材とを固着してなる建築
    用コーナーパネル。
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JP2676583B2 (ja) * 1993-12-22 1997-11-17 ナショナル住宅産業株式会社 コーナーパネル接合構造

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