JPH041206Y2 - - Google Patents

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JPH041206Y2
JPH041206Y2 JP2237887U JP2237887U JPH041206Y2 JP H041206 Y2 JPH041206 Y2 JP H041206Y2 JP 2237887 U JP2237887 U JP 2237887U JP 2237887 U JP2237887 U JP 2237887U JP H041206 Y2 JPH041206 Y2 JP H041206Y2
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horizontal plate
edge holding
attached
steel beam
shaped steel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、H型鋼部材の横と下を被うボードの
取付け構造に関するものである。
〔従来の技術〕
マンシヨン、ビル等の鉄骨による建造物には、
構造物としてH型鋼の梁部材を使用しているが、
これが部屋空間に露出する場合にあつては全体を
耐火ボードで被覆する必要がある。
従来は、第4図に示すように天井スラブ1より
下方に突出する梁としてのH型鋼部材2を被覆す
る場合、H型鋼部材2の垂直板2aの両面に接着
剤を用いて捨張板30を貼付け、この捨張板30
の外縁にジヨイント部用下地板40を貼付け、こ
のジヨイント部用下地板40の表面及び上,下水
平板2b,2cの側縁に耐火横ボード50を貼付
け、さらに下水平板2cの下面に耐火下ボード6
0を貼付けて構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、以上の構成によれば、H型鋼の寸法に
合わせて接着用ボードを切り揃える手間が大変で
あると共に正確な切り合わせが困難なため作業中
にボードが脱落することが多かつた。
また接着剤が硬化するのを待たなければ次の作
業が行えず作業を迅速に行なえないという欠点を
有していた。更にまた、接着剤の経時的劣化や亀
裂発生によりボードが剥離するおそれもあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
H型鋼部材2における上水平板2bの両端に断
面逆U字状となつた上野縁保持枠3,3の内側面
3aを対接させ、 下水平板2cの両端に断面U字状となつた下野
縁保持枠4,4の内側面4aを対接させ、かつそ
の下面4bが下水平板2cの下面2dより下方に
突出する如くなし、 上,下水平板2b,2cに上下に延長する野縁
5,5の上下端を嵌合させ、この野縁5,5の外
面5a側に横ボード6,6を取付け、かつ下野縁
保持枠4,4の下面4bに下ボード7を取付ける
ようにした。
〔作用〕
横ボード6,6の取付け用の野縁5,5は、上
下端が上,下野縁保持枠3,4で保持され、下ボ
ード7は下野縁保持枠4,4の下面に取付けられ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案によるH型鋼梁囲い構造の一実
施例を示す斜視図で、同図において、本願のH型
鋼梁囲い構造は、垂直板2aの上下に設けられた
水平板2b,2cを有し、かつ天井スラブ側より
下方に突出するH型鋼部材2の横及び下にボード
を取付けて囲うものである。
この場合、上水平板2bの両端には断面逆U字
状となつた上野縁保持枠3,3の内側面3aを対
接させる。なお、内側面3aが外側面3cより長
い。
下水平板2cの両端には断面U字状となつた下
野縁保持枠4,4の内側面4aを対接させ、かつ
その下面4bが下水平板2cの下面2dより下方
に突出する如くなしている。内側面4aは、外側
面4mより長い。
上,下水平板2b,2cに上下に延長する野縁
5,5の上下端を嵌合させ、この野縁5,5の外
面5a側に横ボード6,6を取付け、かつ下野縁
保持枠4,4の下面4bに下ボード7を取付け
る。
つぎに、上,下野縁保持枠3,4の取付構造に
つき説明する。
上野縁保持枠3,3は、当該上野縁保持枠3,
3における内側面3aに固定された固定片8aの
上端を水平に折曲して成る取付け片8bを上水平
板2bの内面2e側に溶接で固着することにより
上水平板2bに固定される。
下野縁保持枠4,4は、第2図に示すようにカ
シメ部K1で当該下野縁保持枠4,4における内
側面4aに固定されかつ下水平板2bの両端を挾
持するコ字状片9により下水平板2bに固定され
る。上記コ字状片9は、上水平部9aに設けられ
たねじ孔を介するねじ10の先端10aを下水平
板2cの上面2fに押圧して締付けられる。
下野縁保持枠4,4における内側面4aの、下
水平板2cの下面2dより下方に突出する部分4
f(第2図)に、内側を向く断面コ字状の下ボー
ド保持枠11を取付け、この下ボード保持枠11
に水平に延長する下ボード保持野縁12の両端を
嵌合し、当該下ボード保持野縁12の下面12a
に下ボード7をねじで固定している。
この下ボード保持野縁12を設けることによ
り、間柱20を受ける断面逆U字状の野縁21を
ボード7に取付けた場合において、間柱20から
の上方向の押圧力をボード7が受けてもボード7
にたわみが生じない。
なお、下ボード保持枠11を省略し、下ボード
7を下野縁保持枠4,4の下面に取付けてもよ
く、この場合は下野縁保持枠4,4の下面は下方
に突出することなく、下水平板2cの下面に一致
させればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、上水平板
2bの両端に断面逆U字状となつた上野縁保持枠
3,3の内側面3aを対接させ、 下水平板2cの両端に断面U字状となつた下野
縁保持枠4,4の内側面4aを対接させ、かつそ
の下面4bが下水平板2cの下面2dより下方に
突出する如くなし、 上,下水平板2b,2cに上下に延長する野縁
5,5の上下端を嵌合させ、この野縁5,5の外
面5a側に横ボード6,6を取付け、かつ下野縁
保持枠4,4の下面4bに下ボード7を取付ける
ようにしたので、従来のように接着剤を用いて複
数の地下板を被着する手間を省くことができ、
横,下ボードの取付けを迅速に行なえる。
また、垂直板2aの寸法が種々異なるH型鋼に
対しては所定長さの野縁5,5横ボード6を現場
又は工場で切断して用意するだけで、他の上,下
野縁保持枠3,4は共通のものを使用できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるH型鋼梁囲い構造の一実
施例を示す分解斜視図、第2図、第3図はその要
部を示す図、第4図は従来のH型鋼梁囲い構造の
一例を示す図である。 2……H型鋼部材、3……上野縁保持枠、4…
…下野縁保持枠、5……野縁、6……横ボード、
7……下ボード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 垂直板2aの上下に設けられた水平板2b,
    2cを有し、かつ天井スラブ側より下方に突出
    するH型鋼部材2の横及び下にボードを取付け
    て囲うH型鋼梁囲い構造において、 上水平板2bの両端に断面逆U字状となつた
    上野縁保持枠3,3の内側面3aを対接させ、 下水平板2cの両端に断面U字状となつた下
    野縁保持枠4,4の内側面4aを対接させ、か
    つその下面4bが下水平板2cの下面2dと一
    致するか又は下面2dより下方に突出する如く
    なし、 上,下水平板2b,2cに上下に延長する野
    縁5,5の上下端を嵌合させ、この野縁5,5
    の外面5a側に横ボード6,6を取付け、かつ
    下野縁保持枠4,4の下面4bに下ボード7を
    取付けるようにしたことを特徴とするH型鋼梁
    囲い構造。 (2) 上野縁保持枠3,3は、当該上野縁保持枠
    3,3における内側面3aに固定された固定片
    8aの上端を水平に折曲して成る取付け片8b
    を上水平板2bの内面2e側に固着することに
    より上水平板2bに固定されて成ることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のH
    型鋼梁囲い構造。 (3) 下野縁保持枠4,4は当該下野縁保持枠4,
    4における内側面4aに固定されかつ下水平板
    2bの両端を挾持するコ字状片9により下水平
    板2bに固定され、上記コ字状片9の上水平部
    9aに設けられたねじ孔を介するねじ10の先
    端を下水平板2cの上面2fに押圧して締付け
    られることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のH型鋼梁囲い構造。 (4) 下野縁保持枠4,4における内側面4aの、
    下水平板2cの下面2dより下方に突出する部
    分4fに、内側を向く断面コ字状の下ボード保
    持枠11を取付け、この下ボード保持枠11に
    水平に延長する下ボード保持野縁12の両端を
    嵌合し、当該下ボード保持野縁12の下面12
    aに下ボード7を固定したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のH型鋼梁囲
    い構造。
JP2237887U 1987-02-18 1987-02-18 Expired JPH041206Y2 (ja)

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JPS63129007U JPS63129007U (ja) 1988-08-24
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JPS63210330A (ja) * 1987-02-25 1988-09-01 株式会社アスク 鉄骨耐火被覆構造
JP5427399B2 (ja) * 2008-12-11 2014-02-26 積水化学工業株式会社 鉄骨被覆構造

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JPS63129007U (ja) 1988-08-24

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