JPS6111380Y2 - - Google Patents

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JPS6111380Y2
JPS6111380Y2 JP1980160491U JP16049180U JPS6111380Y2 JP S6111380 Y2 JPS6111380 Y2 JP S6111380Y2 JP 1980160491 U JP1980160491 U JP 1980160491U JP 16049180 U JP16049180 U JP 16049180U JP S6111380 Y2 JPS6111380 Y2 JP S6111380Y2
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JP
Japan
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wall
support
floor
elastic body
flooring
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JP1980160491U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は集合住宅、体育館等に用いられて床板
を支持する床支持構造に関する。
第1,2図には従来用いられている一般的な床
支持構造が示されており、第1図では床基盤10
上へ大引受12を介して大引14が固着されてお
り、この大引14上には直角方向に複数本の根太
16が搭載されこの根太16上へ床材18が敷設
されている。また第2図は特に室内のコーナー部
の床支持構造であり、床基盤10上へ束20を介
して根太16が搭載されており、この根太16上
へ床材18の端部が搭載されるようになつてい
る。
これらの床支持構造においては床材18へ加え
られる衝撃、振動が根太16、大引14、大引受
12を介して、または根太16から束20を介し
て床基盤10へ直接伝達するので階下への床衝撃
音遮断性能が低いものとなつている。また、床下
地に横荷重が加わると床材18の壁際端面が壁に
接触するため、これりよりきしみ音が発生する。
また大引14、根太16及び束20は一般的に木
製であり乾燥して収縮し、結合部に隙間が生じて
床板へ加えられる荷重によつてきしみ音が発生し
易い。特に第2図に示されるような壁と接触して
配置された根太16はこの両者間のきしみ音発生
が避けられない。
本考案は上記事実を考慮し、床衝撃音遮断性能
に優れ、かつきしみ音を解消することができる床
支持構造を提供することが目的である。
本考案は、壁基盤又は壁際の床基盤に備えつけ
られる支持台と、この支持台上へ固定された弾性
体と、この弾性体上へ支持され床材が搭載される
床材受と、を有し、前記弾性体の壁側端を床材の
壁側端面よりも壁側に接近させて配置させること
により、床衝撃音を遮断できるのは勿論、横荷重
に対するきしみ音をも防止することのできる床支
持構造を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第3,4図及び第5図には本考案の第1実施例
が示されており、床材18のコーナー部を支持す
る床支持構造である。
床材18のコーナー部は水平に配置された長尺
床材受22上へ固定されており、この長尺床材受
22は弾性体24を介して支持台26上へ固定さ
れている。この支持台26は側面形状がL字形で
あり、その一辺が釘28で壁基盤30へ固着され
ており、他の一辺は水平とされて弾性体24を載
置している。
ここに弾性体24は第3図に示される如く壁基
盤30に沿つた長さが支持台26と同等されてお
り、床材受22の長手方向から見た側面形状は第
5図に示される如く略コ字状となつている。即ち
弾性体24の中間部は床材受22と支持台26と
の間に介在されて床材受22から加えられる衝
撃、振動を吸収、減衰させるようになつており、
両端部は直角に屈曲されて床材受22の両側部の
一部へ当接している。この両屈曲部は床材受22
を支持台26へ搭載する場合の位置決め作用をな
すと共に地震時等に横揺れを吸収し床材受22の
ずれを防止するようになつており、少なくとも壁
30側には弾性体24に立上り部である壁側端面
24Aを設けて壁基盤30と床材受22との直接
接触をさけるようになつている。なおこの弾性体
24は一例としてゴム製とすることが可能であ
る。弾性体24の壁側端面24Aは、床材18の
壁側端面18Aよりも壁側に接近させて配置され
ている。これによつて施工時又は施工後の横荷重
により床下地が壁方向に移動した場合に床材18
よりも弾性体24の壁側端面24Aを先に壁基盤
30へ接触させることができ、床材18が壁基盤
30へ当接することによるきしみ音発生等の不具
合を解消することができる。
このように構成された本実施例の施工手順を説
明すると、予め弾性体24を接着剤等で支持台2
6へ固定しておき、この支持台26を適宜間隔の
もとに配置して水平レベルを調節した後に釘28
で壁基盤30へ固定する。
次に長尺床材受を弾性体24の凹部に嵌め込
み、この床材受22上へ床材18を搭載して接着
剤等により固定する。これによつて床下地が完成
するが、必要に応じて床材18上へは仕上げ処理
が施された床板を敷設することができる。
このように施工された床支持構造は、床材受2
2と支持台26との間に弾性体24が介在されて
いるので床上の振動、衝撃が弾性体24で吸収、
減衰されることになり階下へ伝わる騒音が少な
く、衝撃音遮断性能が向上する。また、床材受2
2等の床下地が横荷重が加わつた場合に壁方向に
移動するが、その際、弾性体24の壁側端面24
Aが床材18より先に壁に接触するため、きしみ
音の発生を防止することができる。また床材受2
2と支持台26とが直接接触することがないので
床材受22が乾燥収縮した場合にも支持台26と
の間の床きしみ音を解消することができる。また
弾性体24のばね定数を変更して競技用床に最適
な弾力性を有した床支持構造とすることができ
る。
次に第6図ないし第8図は本考案の第2ないし
第4実施例を示す第5図に相当する断面図であり
各種の弾性体形状が示されている。
即ち第6図に示される第2実施例においては床
材受22の壁と反対側の側面上端部に矩形状切欠
32が形成された床材受22の断面形状に合致さ
せるべく弾性体24の一方にL字形延長部34が
連結されている。この延長部34の先端部が矩形
状切欠32内へ入り込んでおり、これによつて弾
性体24が床材受22を包囲して保持している。
また第7図に示される第3実施例では矩形状切
欠32が床材受22の壁に面した側面に形成され
ており、これによつてこの実施例の弾性体24は
前記第2実施例の弾性体と逆方向の端部にL字形
延長部34が連結されている。
また第8図に示される第4実施例では床材受2
2の両側部に矩形状切欠32が形成されて床材受
22の断面形状が略T字状となつており、これら
の矩形状切欠32に合致するべく弾性体24の両
側部にL字形延長部34が連結されている。
次に第9,10図には本考案の第5実施例が示
されており、前記各実施例とは異なる支持台36
が設けられており、弾性体24、床材受22は床
基盤10へ支持されるようになつている。
この支持台36は支持板38、支持ボルト40
及び植込基部42を有している。支持板38は略
水平とされて弾性体24を搭載しており、下部に
ナツト44が固着されている。支持ボルト40は
上端部の右ねじがナツト44が螺合しており、中
間部には外形が6角形とされた拡径部46が形成
されている。更にこの支持ボルト40の下端部に
は左ねじが形成されて基盤10へ植込まれた植込
基部42に形成される左雌ねじと螺合しており軸
心が垂直とされている。
従つてこの実施例においては床材受22を弾性
体24へ搭載する前に支持板38を把持して拡径
部46を回転させれば支持板38の高さを調節す
ることができるので複数個の支持材36の水平レ
ベルを容易に調節することができる。調整後は前
記各実施例と同様床材受22を弾性体24上へ嵌
め込んで床材18を搭載することができる。
上記第2ないし第5実施例においても弾性体2
4が前記第1実施例と同様の役目を有し、同様の
効果を得ることができる。またこれらの実施例に
おいても第1実施例と同様弾性体24の壁側端面
24Aは床材18の壁側端面18Aよりも壁側へ
配置する。
叙上のように、本考案に係る床支持構造は、壁
基盤又は壁際の床基盤に備えつけられる支持台
と、この支持台上へ固定された弾性体と、この弾
性体上へ支持され床材が搭載される床材受と、を
有し、前記弾性体の壁側端面を床材の壁側端面よ
りも壁側に接近させて配置したものである。従つ
て、床衝撃音遮断性能に優れ地震等による横揺れ
を吸収し且つ床きしみ音を解消することができ、
その構造から室内のコーナー部における床材受に
これを適用すれば特に優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来の床支持構造を示す斜視図、
第3図は本考案に係る床支持構造の第1実施例を
示す斜視図、第4図は第3図の平面図、第5図は
第4図−線断面図、第6〜第8図は本考案の
第2〜第4実施例を示す第5図に相当する断面
図、第9図は本考案の第5実施例を示す斜視図、
第10図は第9図の第5図に相当する断面図であ
る。 10……床基盤、18……床材、22……長尺
床材受、24……弾性体、26……支持台、30
……壁基盤、36……支持台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁基盤又は壁際の床基盤に備えつけられる支持
    台と、この支持台上へ固定された弾性体と、この
    弾性体上へ支持され床材が搭載される床材受と、
    を有し、前記弾性体の壁側端面を床材の壁側端面
    よりも壁側に接近させて配置したことを特徴とし
    た床支持構造。
JP1980160491U 1980-11-10 1980-11-10 Expired JPS6111380Y2 (ja)

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JP1980160491U JPS6111380Y2 (ja) 1980-11-10 1980-11-10

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JP1980160491U JPS6111380Y2 (ja) 1980-11-10 1980-11-10

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JPS5782531U JPS5782531U (ja) 1982-05-21
JPS6111380Y2 true JPS6111380Y2 (ja) 1986-04-10

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JPS5940436U (ja) * 1982-09-08 1984-03-15 三和シヤツタ−工業株式会社 バルコニ−用根太掛け
JPS5978439U (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 鹿島建設株式会社 防音床

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112197U (ja) * 1974-07-13 1976-01-29

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JPS5112197U (ja) * 1974-07-13 1976-01-29

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