JPH035622Y2 - - Google Patents

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JPH035622Y2
JPH035622Y2 JP19806384U JP19806384U JPH035622Y2 JP H035622 Y2 JPH035622 Y2 JP H035622Y2 JP 19806384 U JP19806384 U JP 19806384U JP 19806384 U JP19806384 U JP 19806384U JP H035622 Y2 JPH035622 Y2 JP H035622Y2
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tatami
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floor
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shaped body
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JP19806384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野] 本考案は和室床面等に用いられる畳に関するも
のである。
特に、床面構造簡略化の為に採用可能な考案で
ある。
[従来技術及びその問題点] 従来は、和室の床下構造として第7図の如き構
成が採用されている。
この床下構造は、地面又は基礎面15に立設し
た支柱11で複数箇所にわたつて支えられた根太
12,12間に横桟13,13を小間隔で架設
し、さらに、その上に床板14,14を敷きつめ
る構成であり、この床板上に畳1が敷設れる。
この床板14,14は、畳1の平面状態を保持
するためのもので、大きな面で加わる荷重に対し
ては、支柱11、根太12、横桟13が負担す
る。
前記従来の床下構造によれば、床板14,14
の敷設作業が面倒であるとともに床板14,14
相互の間にすき間が生じ易く、地面又は基礎面か
らの湿気が畳1に侵入し、湿気の多い基礎面15
が畳1の下方にある場合には、畳1が腐つてしま
う不都合も生じる。
これは、畳側に剛性がなく、しかも、湿気遮断
能がないからである。
[技術的課題] 本考案は、畳を敷設するための床下構造を簡素
化でき、しかも、湿気による畳の老化を防止する
ため、畳下面が剛性を有し、且、湿気遮断機能を
有するようにすることをその課題とする。
[手段] 上記課題を解決するために構じた本考案の技術
的手段は、畳の下半部を、これと同一の外径を有
する金属板製の浅い箱状体に圧入嵌合させたこと
である。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
畳と箱状体とからなる畳ユニツトは、和室等の
床面を構成する際、上面が同一平面上に位置する
横桟等の支持手段群にそのまま載置されて敷きつ
められる。
このようにして構成された畳床面では、箱状体
が金属板製であることから、従来の畳にくらべて
その剛性が一段と向上し、床板のない前記敷設条
件下でも、この箱状体が畳に加わる荷重を支える
こととなる。
また、箱状体は畳の下面を被覆した状態にある
から、床下からの湿気はこの箱状体によつて遮断
され、畳の内部には侵入しない。
さらに、箱状体の外径と畳の外径とが一致し、
しかも、箱常体は畳の下半部に位置することか
ら、畳ユニツトを敷きつめた状態で畳ユニツト間
にすき間が生じることはなく、従来の畳を用いた
場合と同様の床面外観が得られる。
[効果] 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
床板が不要となるので床下構造が簡素化でき
る。
湿気遮断効果があるので、コンクリート面等の
湿気の多い床下基礎面上方に敷設した場合にも畳
が腐る心配がない。
また、畳床面が従来の畳を用いた場合と同様の
外観に仕上る。
[実施例] 第1図の実施例は、箱状体2を鋼板で形成し、
厚さ0.6mm〜1.2mm程度のものを折り曲げて製作し
たものである。
各隣辺の立ち上がり部21,22が交わるコー
ナ部は相互に溶接され、この立ち上がり部の高さ
は畳1の厚さの1/2程度に設定してある。
従つて、この箱状体は、四辺の立ち上がり部2
1,22によつて底面23に対して直角な方向の
外力に対する剛性が付与される。
底面23の剛性を向上させるには、この底面に
第2図の如くリブ24,24を形成しておくこと
が有効である。この箱状体2に畳1を圧入させる
と、第3図の如き畳ユニツトとなり、既述した態
様で床板を敷設しない床下構造の横桟上にそのま
ま使用できる。
次に、第4図の如き床下枠4を利用すれば、コ
ンクリート床面にこの床面から一定の高さを有す
る畳床面を簡単に構成できる。
前記床下枠4は、畳ユニツトAと同一の平面形
状に形成された矩形の枠体で、中央部にすべり止
め41を設けたものとしてある。コンクリート床
面Bにこの床下枠4の多数を配列してその上面に
既述の畳ユニツトA,Aを同一姿勢で敷きつめれ
ば、これら床下枠がそのまま床下構造部材とな
り、畳を支持する支持手段群となるのである。す
なわち、畳ユニツトAと床下枠4とが一つのユニ
ツトとして機能することとなるのである。(第5
図参照) この場合において、箱状体2の下面と床下枠4
の上面とがゴム材等の摩擦係数の大きなすべり止
め41を介して接触する構成とすれば、第6図の
如く、コンクリート床面の中央部の独立した形で
畳床面を構成する際に便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の分解図、第2図はこれ
に用いる箱状体の変形例の説明図、第3図は畳ユ
ニツトの組立断面図、第4図は床下枠4との組み
合せの説明図、第5図、第6図はこの組み合せの
使用例の説明図、第7図は従来例の説明図であ
り、図中、 1……畳、2……箱状体、21,22……立ち
上がり部、23……底面、24……リブ、4……
床下枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 畳の下半部を、これと同一の外形を有する金属
    板製の浅い箱状体に圧入嵌合させた畳ユニツト。
JP19806384U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH035622Y2 (ja)

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JPS61110741U JPS61110741U (ja) 1986-07-14
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