JPH0434655B2 - - Google Patents

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JPH0434655B2
JPH0434655B2 JP14231586A JP14231586A JPH0434655B2 JP H0434655 B2 JPH0434655 B2 JP H0434655B2 JP 14231586 A JP14231586 A JP 14231586A JP 14231586 A JP14231586 A JP 14231586A JP H0434655 B2 JPH0434655 B2 JP H0434655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
floor panel
support
support member
protrusions
Prior art date
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Expired
Application number
JP14231586A
Other languages
English (en)
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JPS6322961A (ja
Inventor
Hiromasa Naka
Norio Nakamura
Takehiko Okujima
Takao Okumura
Tatsuo Shoji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd, Naka Corp filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP14231586A priority Critical patent/JPS6322961A/ja
Publication of JPS6322961A publication Critical patent/JPS6322961A/ja
Publication of JPH0434655B2 publication Critical patent/JPH0434655B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、二重床構造を構成するためのフロア
パネルに関するものである。
(従来の技術) 近年、電算機等の事務機器が汎用されるに伴
い、電算機室等の特別な建屋はもとより、一般の
オフイス・ビルにおいても、多数のケーブル類の
敷設や特別な冷却用通路等を付設するための二重
床構造が広く採用されつつある。
二重床は、通常、建物の床面に多数の支柱部材
を立設し、これらの支柱部材上に多数のフロアパ
ネルを敷設して構成される。
二重床を構成するフロアパネルは敷設されて事
実上の床面として機能するから、少なくとも、通
常の床と同等の強度を有さなければならないが、
フロアパネル上には大型の電算機室が載置される
場合があるから、斯かる重量物をも十分に支持で
きるだけの強度が要求される。
しかしながら、二重床の全面にわたつて重量物
が設置されることは極めて稀であるから、全ての
フロアパネルに補強構造を施す必要はない。
斯かる見地から、従来は、裏面に必要に応じて
補強材を配した耐震支持用フリーアクセス床材
を、二重床の特に高い強度を要する部分にのみ使
用する旨の提案がなされている(実開昭52−
105822号参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、前述の耐震支持用フリーアクセス床材
は、二重床の特に高い強度を要さない部分に用い
られる床材とは別異の構成を有するから、上記床
材を用いて二重床を構成するには、少なくとも二
種類の床材、すなわちフロアパネルが必要であ
る。更に、異なる構成のフロアパネルを支承する
ためには異種の支柱部材を用意しなければならな
い場合もある。
また、補強構造を有するフロアパネルは、補強
構造を有さないものに比較して構成が複雑化する
から、製造工程が増加し、製造が困難になるとい
う欠点を生じる。そして、斯かるフロアパネルは
重量が増加するため、手作業で敷設することが困
難になる。
そこで、本発明の目的は、二重床の任意個所の
支持強度を必要に応じて向上させ得ると共に、製
造が容易で量産性に優れ、取扱いの容易なフロア
パネルを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前述の目的を達成するため、本発明のフロアパ
ネルは次のような構成を採る。すなわち、フロア
パネルの下面に、支柱部材が係合する支持面と、
支柱部材頭部に並設された複数の突起が挿入され
る複数の凹部とを形成する。そして、これらの凹
部は、フロアパネルを支承する支柱部材が他のフ
ロアパネルに係合することなく個々のフロアパネ
ルを支承するとき、支柱部材の複数の突起をそれ
ぞれ挿入し得る間隔で形成されると共に、支柱部
材が互いに隣接する複数のフロアパネルを同時に
支承するときには、支柱部材の複数の突起をこれ
らの隣接するフロアパネルの凹部にそれぞれ挿入
し得る位置に形成されている。
(作用) 本発明のフロアパネルを支柱部材で支承するに
際しては、個々のフロアパネルの任意個所を支承
することができると共に、互いに隣接する複数の
フロアパネルの任意個所をこれらのフロアパネル
に共通の支柱部材で支承することができる。した
がつて、本発明のフロアパネルで構成された二重
床は、その任意個所を任意の数の支柱部材で支承
し得るから、単一種類のフロアパネルで構成され
る二重床であるにも拘わらず、その補強個所及び
補強強度の選択の自由度は極めて高い。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
第1図ないし第3図は本発明のフロアパネルの
第一実施例を示し、このフロアパネル1は正方形
をなす鋼板製の表面板2と裏面板3とをスポツト
溶接等で接合して構成される。裏面板3にはプレ
ス加工によつて平坦な支持面4が突出形成され
る。支持面4は方形突出部5と環状突出部6とこ
れらの両突出部5,6を連結する補強リブ部7と
から成り、方形突出部5と環状突出部6と補強リ
ブ部7によつて囲繞される部分には凹部8が、ま
た、環状突出部6の中心部には凹部9がそれぞれ
形成されている。そして、支持面4には突起挿入
孔を構成する凹部10がその周縁に沿つて形成さ
れ、支持面4のコーナー部では補強リブ部7上に
にもこの凹部10が形成されている。なお、図
中、11は後述する支柱部材のボルト頭部との係
合を避けるための穴を示す。
支柱部材12は、第4図に示すように、床面1
3に固定される基板14と、基板14に立設され
たボルト15と、ボルト15に螺合した2個のナ
ツト16(一方は図示せず)で挟持された頭部支
持板17と、頭部支持板17の四隅に形成された
4本の突起18とから構成される。頭部支持板1
7の高さは2個のナツト16を回転させて上下動
させることにより調節できる。
フロアパネル1の支持面4に形成された凹部1
0には支柱部材12の突起18が挿通され、これ
によりフロアパネル1の床面13に対する位置決
めが行なわれる。したがつて、フロアパネル1の
コーナー部にそれぞれ形成された4つの凹部10
は、支柱部材12がフロアパネル1に対してA位
置(第1図、第5図、第6図参照)にあるとき、
支柱部材12の4つの突起18をそれぞれ挿入し
得る間隔で形成される。また、フロアパネル1の
隣接するコーナー部で挟まれた位置にそれぞれ形
成された2つの凹部10は、支柱部材12がフロ
アパネル1に対してB位置(第1図、第5図参
照)にあるとき、支柱部材12の隣接する2つの
突起18をそれぞれ挿入し得る間隔で形成され、
そのとき、支柱部材12の残りの2つの突起18
は凹部8に挿入されるようになつている。そし
て、支柱部材12がフロアパネル1の中央部を支
承すべく、第1図又は第5図中、C位置にあると
きには、支柱部材12の4つの突起18は全て凹
部9内に挿入される。
次に、支柱部材12が、第5図に示すように、
互いに隣接する複数のフロアパネル1を同時に支
承するとき、支柱部材12はフロアパネル1に対
してD位置、E位置、F位置をとることができる
(第1図、第5図、第7図、第8図参照)。第5図
及び第7図に明瞭に表わされているように、支柱
部材12はD位置において隣接する4枚のフロア
パネル1を同時に支承し、支柱部材12の4つの
突起18はそれぞれ別異のフロアパネル1の凹部
10に挿入される。また、第1図、第5図、第8
図から明らかなように、支柱部材12がE位置又
はF位置にあるときには、支柱部材12の4つの
突起18のうち、隣接する2つの突起18が一方
のフロアパネル1の隣接する2つの凹部10に挿
入され、残りの2つの突起18は隣接する他方の
フロアパネル1の凹部10にそれぞれ挿入され
る。すなわち、支柱部材12はE位置、F位置に
おいて、隣接する2枚のフロアパネルを同時に支
承する。以上の説明から明らかなように、各フロ
アパネル1の周縁に沿つて形成される凹部10
は、支柱部材12がD,E,F等の位置にあると
き、支柱部材12の4つの突起が隣接する複数の
フロアパネル1の凹部に挿入され得る位置に形成
されなければならない。
なお、第2図、第3図中、19はフロアパネル
1の上面に張設されたPタイルや絨毯等を示し、
20はフロアパネル1の側面に延在する長溝を示
す。また、21はフロアパネル1の四隅部にそれ
ぞれ取付けられた着脱自在のコーナーカバーを示
し、22はフロアパネル1の中央部に形成された
開口を塞ぐメクラ板を示す。そして、フロアパネ
ル1の表面板2と裏面板3の間の空間には硬質ウ
レタン等の発泡材23を充填することができる。
また、第4図中、24は、フロアパネル1の支
持面4と支柱部材12の頭部支持板17との直接
接触を防ぐためのクツシヨン材である。
第9図は本発明のフロアパネルの第二の実施例
を示す。このフロアパネル25の特徴は、支柱部
材12の突起18(第3図参照)を挿入する凹部
26,27を、それぞれ長溝で構成したことにあ
る。支柱部材12は突起18をこれらの凹部2
6,27に挿入して一又は二以上のフロアパネル
25を支持する。斯かる構成を採ることにより、
フロアパネル25に対する支柱部材12の配設位
置を微細に調節することができる。なお、第9図
には、支柱部材12の支承位置としてA,D,E
位置のみが記載されているが、その他の位置をと
り得ることは前述の第一実施例の場合と同じであ
る。また、第9図中、第1図と同一の参照番号を
付した要素は同一の要素を示す。
第10図は本発明のフロアパネルの第三の実施
例を示す。このフロアパネル28の特徴は、支柱
部材12の突起18(第3図参照)が挿入される
凹部29をフロアパネル28の周縁に沿つて配置
された二列の孔で構成したことにある。支柱部材
12は突起18をこれら凹部29に挿入して、一
又は二以上のフロアパネル28を支承する。な
お、第10図には、支柱部材12の支承位置とし
て、A,B,D,E,Gの各位置が記載されてい
るが、これら以外の位置をとり得ることは第一実
施例の場合と同様である。また、第10図中、第
1図と同一の参照番号は同一の要素を示すために
付されている。
(発明の効果) 本発明のフロアパネルを支柱部材で支承して二
重床を構成するに際しては、二重床の任意個所を
任意の数の支柱部材で支承し得るから、二重床の
補強個所及び補強強度の選択の自由度が極めて高
い。よつて、本発明のフロアパネルは極めて汎用
性が高いという効果を生じる。
また、単一種類のフロアパネルと支柱部材で二
重床を構成できるから、量産性が高いと共に、フ
ロアパネルの敷設作業も容易であるという効果を
生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフロアパネルの一実施例の底
面図、第2図は第1図のフロアパネルの斜視図、
第3図は第1図の−線に沿う断面図、第4図
は本発明のフロアパネルを支承するための支柱部
材の一実施例の斜視図、第5図はフロアパネル敷
設時における支柱部材の配置の一例を示す斜視
図、第6図は、支柱部材がA位置においてフロア
パネルに係合した状態を表わす破断斜視図、第7
図は、支柱部材がD位置においてフロアパネルに
係合した状態を表わす破断斜視図、第8図は、支
柱部材がE位置においてフロアパネルに係合した
状態を表わす破断斜視図、第9図、第10図は、
それぞれ、本発明のフロアパネルの他の実施例の
平面図である。 1,24,27……フロアパネル、4……支持
面、8,9,10,25,26,28……凹部、
12……支柱部材、18……突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 頭部に複数の突起を並設した支柱部材によつ
    て床面の上方に支承されるフロアパネルにおい
    て、前記フロアパネルの下面に前記支柱部材が係
    合する支持面と前記突起が挿入される複数の凹部
    とを形成し、該複数の凹部は、前記支柱部材が前
    記フロアパネルを個々に支承するとき、前記複数
    の突起をそれぞれ挿入し得る間隔で形成されると
    共に、前記支柱部材が互いに隣接する複数の前記
    フロアパネルを同時に支承するとき、前記複数の
    突起をこれらのフロアパネルの前記凹部にそれぞ
    れ挿入し得る位置に形成されていることを特徴と
    するフロアパネル。
JP14231586A 1986-06-18 1986-06-18 フロアパネル Granted JPS6322961A (ja)

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JP14231586A JPS6322961A (ja) 1986-06-18 1986-06-18 フロアパネル

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JPS6322961A JPS6322961A (ja) 1988-01-30
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JP4684491B2 (ja) * 2001-08-22 2011-05-18 城東テクノ株式会社 床パネルの束
JP5187801B2 (ja) * 2006-06-21 2013-04-24 日立機材株式会社 パネル支持構造

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JPS6322961A (ja) 1988-01-30

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