JPH04347228A - 屋外用テラス床構造 - Google Patents
屋外用テラス床構造Info
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- JPH04347228A JPH04347228A JP12123991A JP12123991A JPH04347228A JP H04347228 A JPH04347228 A JP H04347228A JP 12123991 A JP12123991 A JP 12123991A JP 12123991 A JP12123991 A JP 12123991A JP H04347228 A JPH04347228 A JP H04347228A
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- frame
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- body units
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Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庭園等の屋外に設置さ
れるテラスの床構造に係り、特に、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況等に柔軟に対応できる
ようにされたものに関する。
れるテラスの床構造に係り、特に、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況等に柔軟に対応できる
ようにされたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外用テラス床構造としては、
■図12Aに概略的に示される如くに、アルミニウム等
の金属製の柱・桟で構造フレーム101を組み上げ、こ
の構造フレーム101上に一定の寸法単位(600mm
程度)をもってユニット化された床パネル102を敷き
詰めたもの、■図12Bに概略的に示される如くに、防
腐処理された木材を使用して一定の寸法単位でユニット
化された床パネル105を地面に直置きしたもの、■図
12Cに概略的に示される如くに、敷設場所へのセメン
ト・ブロック積みや左官タイル張り等の現場湿式工事を
施すことによって敷設したもの、の3つのタイプが知ら
れている。
■図12Aに概略的に示される如くに、アルミニウム等
の金属製の柱・桟で構造フレーム101を組み上げ、こ
の構造フレーム101上に一定の寸法単位(600mm
程度)をもってユニット化された床パネル102を敷き
詰めたもの、■図12Bに概略的に示される如くに、防
腐処理された木材を使用して一定の寸法単位でユニット
化された床パネル105を地面に直置きしたもの、■図
12Cに概略的に示される如くに、敷設場所へのセメン
ト・ブロック積みや左官タイル張り等の現場湿式工事を
施すことによって敷設したもの、の3つのタイプが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記■
のタイプのものでは、構造フレーム101のサイズが一
旦設定されると融通性がなくなり、設置場所の地盤状況
等に応じた細やかな対応が不可能で、特に、高さ方向に
デザイン的な変化をつけたり、利用状況等に応じて床パ
ネル102の位置を組み替えたりすることができず、設
計自由度がさほど得られない。また、上記■のタイプの
ものでは、床パネル105の並設によって幅方向及び奥
行き方向の平面展開は可能であるが、高さ方向にデザイ
ン的な変化をつけることができず、しかも、直置きでは
床パネル105が腐食され易いという欠点もある。さら
に、上記■のタイプのものでは、設計自由度は高いが、
タイル張り工事等の施工作業に手間がかかり、しかも、
一旦敷設すると利用状況等に応じた組み替えは困難であ
り、撤去作業にも手間がかかる。
のタイプのものでは、構造フレーム101のサイズが一
旦設定されると融通性がなくなり、設置場所の地盤状況
等に応じた細やかな対応が不可能で、特に、高さ方向に
デザイン的な変化をつけたり、利用状況等に応じて床パ
ネル102の位置を組み替えたりすることができず、設
計自由度がさほど得られない。また、上記■のタイプの
ものでは、床パネル105の並設によって幅方向及び奥
行き方向の平面展開は可能であるが、高さ方向にデザイ
ン的な変化をつけることができず、しかも、直置きでは
床パネル105が腐食され易いという欠点もある。さら
に、上記■のタイプのものでは、設計自由度は高いが、
タイル張り工事等の施工作業に手間がかかり、しかも、
一旦敷設すると利用状況等に応じた組み替えは困難であ
り、撤去作業にも手間がかかる。
【0004】そして、上述のいずれのタイプのものも、
テラス床に収納機能等の付加価値を盛り込むことに関し
て特別の配慮は払われておらず、また、構造フレーム,
床パネル,タイル等のテラス床用構成部材を補強する手
段は特に講じられていない。かかる点に鑑み本発明は、
敷設工事の省力化が図れるとともに、敷設場所の状況に
柔軟に対応でき、しかも、設計自由度が高くてデザイン
の変化が楽しめ、かつ、組み替えや撤去を簡便に行える
とともに、収納機能等の付加価値を盛り込むこともでき
、さらに、構成部材を積み重ねることによって高さ方向
にデザイン的な変化をつけることができるとともに、構
成部材の補強を効果的に達成できるようにされた屋外用
テラス床構造を提供することを目的とする。
テラス床に収納機能等の付加価値を盛り込むことに関し
て特別の配慮は払われておらず、また、構造フレーム,
床パネル,タイル等のテラス床用構成部材を補強する手
段は特に講じられていない。かかる点に鑑み本発明は、
敷設工事の省力化が図れるとともに、敷設場所の状況に
柔軟に対応でき、しかも、設計自由度が高くてデザイン
の変化が楽しめ、かつ、組み替えや撤去を簡便に行える
とともに、収納機能等の付加価値を盛り込むこともでき
、さらに、構成部材を積み重ねることによって高さ方向
にデザイン的な変化をつけることができるとともに、構
成部材の補強を効果的に達成できるようにされた屋外用
テラス床構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべく
、本発明に係る屋外用テラス床構造は、3以上の辺部を
有する枠状体であってその上下端縁部の一方に内向きの
段落とし部が、また他方に外向きの段落とし部がそれぞ
れ設けられた枠体ユニットが、所要数相互にその側面を
対接させた状態で並設されるとともに、それら並設され
た枠体ユニットの一部もしくは全部の上面側に同種の枠
体ユニットがそれらの段落とし部を相互に嵌合させた状
態で所要段数分積み重ねられ、かつ、最上段に位置する
枠体ユニットの上面側に、該枠体ユニットの開口を覆う
蓋状の床パネルが上記段落とし部に係合した状態で被せ
られて構成され、上記枠体ユニット内に、上面側の段落
とし部の底部に達する高さを有する仕切り部材が配置さ
れていることを特徴としている。
、本発明に係る屋外用テラス床構造は、3以上の辺部を
有する枠状体であってその上下端縁部の一方に内向きの
段落とし部が、また他方に外向きの段落とし部がそれぞ
れ設けられた枠体ユニットが、所要数相互にその側面を
対接させた状態で並設されるとともに、それら並設され
た枠体ユニットの一部もしくは全部の上面側に同種の枠
体ユニットがそれらの段落とし部を相互に嵌合させた状
態で所要段数分積み重ねられ、かつ、最上段に位置する
枠体ユニットの上面側に、該枠体ユニットの開口を覆う
蓋状の床パネルが上記段落とし部に係合した状態で被せ
られて構成され、上記枠体ユニット内に、上面側の段落
とし部の底部に達する高さを有する仕切り部材が配置さ
れていることを特徴としている。
【0006】かかる本発明に係る屋外用テラス床構造に
おいて、枠体ユニットはコンクリート発泡体等を素材と
して、3つ以上の辺部を有した枠状体に製作され、その
側面は開口面(水平面)に対して垂直な平坦面とされる
のが好ましく、また、枠体ユニットの横断面外形は、矩
形(正方形,長方形),三角形(正三角形,二等辺三角
形等),台形,平行四辺形,星形,及び多角形(正六角
形等)のうちから任意に1種もしくは2種以上選定する
ことができる。枠体ユニットの横断面外形が正方形ある
いは二等辺三角形とされた場合には、一辺が500〜1
000mmで高さが100〜200mm程度のものが取
扱上及びデザイン上好ましい。
おいて、枠体ユニットはコンクリート発泡体等を素材と
して、3つ以上の辺部を有した枠状体に製作され、その
側面は開口面(水平面)に対して垂直な平坦面とされる
のが好ましく、また、枠体ユニットの横断面外形は、矩
形(正方形,長方形),三角形(正三角形,二等辺三角
形等),台形,平行四辺形,星形,及び多角形(正六角
形等)のうちから任意に1種もしくは2種以上選定する
ことができる。枠体ユニットの横断面外形が正方形ある
いは二等辺三角形とされた場合には、一辺が500〜1
000mmで高さが100〜200mm程度のものが取
扱上及びデザイン上好ましい。
【0007】また、床パネルは、塩化ビニルやコンクリ
ートを素材として枠体ユニットの形状及び寸法に対応さ
せて製作されるが、その構成としては、全体が枠体ユニ
ット内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプの
ものと周縁部が枠体ユニットの各辺部の上端面に被さっ
て露出されるとともに周縁部以外の部分が枠体ユニット
内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプのもの
のいずれでもよく、両者とも枠体ユニットに対して着脱
可能とされ、容易に開閉される。
ートを素材として枠体ユニットの形状及び寸法に対応さ
せて製作されるが、その構成としては、全体が枠体ユニ
ット内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプの
ものと周縁部が枠体ユニットの各辺部の上端面に被さっ
て露出されるとともに周縁部以外の部分が枠体ユニット
内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプのもの
のいずれでもよく、両者とも枠体ユニットに対して着脱
可能とされ、容易に開閉される。
【0008】そして、枠体ユニット内に配置される仕切
り部材は、枠体ユニット内を横断する長さを有し、圧縮
強度の大きい構造にされることが望ましい。
り部材は、枠体ユニット内を横断する長さを有し、圧縮
強度の大きい構造にされることが望ましい。
【0009】
【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係る屋外用
テラス床構造においては、規格寸法化した枠体ユニット
を並設することで幅方向及び奥行き方向の平面展開が可
能となるとともに、枠体ユニットを積み重ねることで高
さ方向にデザイン的な変化をつけることができるので、
敷設場所の状況等に柔軟に対応することが可能となり、
設計自由度も高くなる。しかも、枠体ユニットの並設は
その側面(凸条)同士を対接させることで、また、積み
重ねは段落とし部相互を嵌合させるだけでそれぞれ達成
できるので、さほど手間がかからず、敷設工事の省力化
が図られる。
テラス床構造においては、規格寸法化した枠体ユニット
を並設することで幅方向及び奥行き方向の平面展開が可
能となるとともに、枠体ユニットを積み重ねることで高
さ方向にデザイン的な変化をつけることができるので、
敷設場所の状況等に柔軟に対応することが可能となり、
設計自由度も高くなる。しかも、枠体ユニットの並設は
その側面(凸条)同士を対接させることで、また、積み
重ねは段落とし部相互を嵌合させるだけでそれぞれ達成
できるので、さほど手間がかからず、敷設工事の省力化
が図られる。
【0010】さらに、ユニット式で乾式工法で組み合わ
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。またさらに、枠体ユニット内の空間は収納スペース
として利用できるとともに、複数種の枠体ユニット及び
床パネルを組み合わせることにより、敷地対応や空間デ
ザインの展開を広げることも可能となる。
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。またさらに、枠体ユニット内の空間は収納スペース
として利用できるとともに、複数種の枠体ユニット及び
床パネルを組み合わせることにより、敷地対応や空間デ
ザインの展開を広げることも可能となる。
【0011】それに加えて、仕切り部材が枠体ユニット
内に配置されることにより、枠体ユニット内に収納され
る収納物(園芸用品等)の整理整頓ができるとともに、
仕切り部材が上面側の段落とし部の底部に達する高さを
有しているので、床パネルを枠体ユニットに被せたとき
には、仕切り部材が床パネルを支持するとともに、その
表面強度を補強する役目も果たし、その結果、床パネル
は比較的大きな荷重にも耐えられる。
内に配置されることにより、枠体ユニット内に収納され
る収納物(園芸用品等)の整理整頓ができるとともに、
仕切り部材が上面側の段落とし部の底部に達する高さを
有しているので、床パネルを枠体ユニットに被せたとき
には、仕切り部材が床パネルを支持するとともに、その
表面強度を補強する役目も果たし、その結果、床パネル
は比較的大きな荷重にも耐えられる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る屋外用テラス床構造の一実
施例に用いられる枠体ユニットを示し、図2図3はこの
実施例に用いられる床パネル及び仕切り部材を示してい
る。
明する。図1は本発明に係る屋外用テラス床構造の一実
施例に用いられる枠体ユニットを示し、図2図3はこの
実施例に用いられる床パネル及び仕切り部材を示してい
る。
【0013】図1において、枠体ユニット10は、長さ
が約900mm,高さが約200mm程度の4つの辺部
を有した横断面外形が正方形の枠状体であって、その上
端縁部には内向きの段落とし部11が設けられ、その下
端縁部には外向きの段落とし部12が設けられている。 それに加えて、枠体ユニット10の外側部には、所定間
隔をおいて複数本の凸条13が上記外側部を周回するよ
うに突設されている。
が約900mm,高さが約200mm程度の4つの辺部
を有した横断面外形が正方形の枠状体であって、その上
端縁部には内向きの段落とし部11が設けられ、その下
端縁部には外向きの段落とし部12が設けられている。 それに加えて、枠体ユニット10の外側部には、所定間
隔をおいて複数本の凸条13が上記外側部を周回するよ
うに突設されている。
【0014】この凸条13は、枠体ユニット10を積み
重ねた際隣接する枠体ユニット10相互に段差が生じた
場合でもその段差を目立たなくするとともに、補強用の
リブの役目を果たすようにされる。上記枠体ユニット1
0は、コンクリート発泡体、好ましくは発泡コンクリー
トに繊維等の補強材を混入したものを素材として一体成
形されたもので、外側部に設けられた各凸条13の先端
面は開口面(水平面)に対して垂直な平坦面とされてい
る。なお、枠体ユニット10の素材としては、発泡コン
クリートの他、合成樹脂,木材,合板,アルミニウム等
の金属等でも差し支えなく、それらを規格寸法の枠状体
に一体成形あるいは組み立てて使用することができる。
重ねた際隣接する枠体ユニット10相互に段差が生じた
場合でもその段差を目立たなくするとともに、補強用の
リブの役目を果たすようにされる。上記枠体ユニット1
0は、コンクリート発泡体、好ましくは発泡コンクリー
トに繊維等の補強材を混入したものを素材として一体成
形されたもので、外側部に設けられた各凸条13の先端
面は開口面(水平面)に対して垂直な平坦面とされてい
る。なお、枠体ユニット10の素材としては、発泡コン
クリートの他、合成樹脂,木材,合板,アルミニウム等
の金属等でも差し支えなく、それらを規格寸法の枠状体
に一体成形あるいは組み立てて使用することができる。
【0015】一方、図2に示される床パネル20は、枠
体ユニット10内に嵌まり込んで段落とし部11にその
周縁部が係止される、樹脂発泡体等からなる基体パネル
21と、基体パネル21の表層部22に接合されるタイ
ル部29とからなっている。なお、基体パネル21の素
材としては、合成樹脂の他、コンクリート,木材,合板
,アルミニウム等の金属等を使用することもできる。
体ユニット10内に嵌まり込んで段落とし部11にその
周縁部が係止される、樹脂発泡体等からなる基体パネル
21と、基体パネル21の表層部22に接合されるタイ
ル部29とからなっている。なお、基体パネル21の素
材としては、合成樹脂の他、コンクリート,木材,合板
,アルミニウム等の金属等を使用することもできる。
【0016】そして、仕切り部材30は、図3A,Bに
示される如くに、例えば、合成樹脂を素材として成形さ
れ、中央部に板厚に相当する切り欠き37が形成された
2枚の板状体31,32を十字状に組み合わせたもので
、板状体31,32の長さは枠体ユニット10の内周側
の一辺の長さと等しく、またその高さは枠体ユニット1
0の下面から段落とし部11の底部までの長さに等しく
設定されている。従って、仕切り部材30を枠体ユニッ
ト10に配した場合には、図3Bにおいて一点鎖線で示
される如くに、その4つの端面が枠体ユニットの内周面
に当接し、かつ、その上端面が段落とし部11の底部と
面一となる。
示される如くに、例えば、合成樹脂を素材として成形さ
れ、中央部に板厚に相当する切り欠き37が形成された
2枚の板状体31,32を十字状に組み合わせたもので
、板状体31,32の長さは枠体ユニット10の内周側
の一辺の長さと等しく、またその高さは枠体ユニット1
0の下面から段落とし部11の底部までの長さに等しく
設定されている。従って、仕切り部材30を枠体ユニッ
ト10に配した場合には、図3Bにおいて一点鎖線で示
される如くに、その4つの端面が枠体ユニットの内周面
に当接し、かつ、その上端面が段落とし部11の底部と
面一となる。
【0017】上述の如くの構成を有する枠体ユニット1
0及び床パネル20は、図4及び図6に示される如くに
、枠体ユニット10同士は、その段落とし部11,12
を嵌合させて積み重ねることができるとともに、枠体ユ
ニット10の上面側の段落とし部11に床パネル20を
嵌合させて枠体ユニット10に床パネル20を被せるこ
とにより枠体ユニット10の上面開口を床パネル20で
覆うことができ、しかも、枠体ユニット10同士及び枠
体ユニット10と床パネル20とは上方に持ち上げるこ
とにより容易に分離開閉できるが、相互に段落とし部1
1,12で嵌合しているため、横方向の挙動は確実に阻
止される。
0及び床パネル20は、図4及び図6に示される如くに
、枠体ユニット10同士は、その段落とし部11,12
を嵌合させて積み重ねることができるとともに、枠体ユ
ニット10の上面側の段落とし部11に床パネル20を
嵌合させて枠体ユニット10に床パネル20を被せるこ
とにより枠体ユニット10の上面開口を床パネル20で
覆うことができ、しかも、枠体ユニット10同士及び枠
体ユニット10と床パネル20とは上方に持ち上げるこ
とにより容易に分離開閉できるが、相互に段落とし部1
1,12で嵌合しているため、横方向の挙動は確実に阻
止される。
【0018】このような枠体ユニット10及び床パネル
20を用いてテラス床を敷設する際には、図5及び図6
に示される如くに、枠体ユニット10を所要数相互にそ
の側面を対接させた状態で並設するとともに、必要に応
じて、枠体ユニット10内に仕切り部材30を配する。 そして、並設された枠体ユニット10の一部(もしくは
全部)の上面側に同種の枠体ユニット10をそれらの段
落とし部11,12を相互に嵌合させたもとで所要段数
分(この例では最大2段)積み重ねる。この場合、枠体
ユニット10が2段に積み重ねられているときには、仕
切り部材30も2段に積み重ねて配置する。次いで、図
6に示される如くに、最上段(この例では1段目と2段
目)に位置する枠体ユニット10の上面側に、それらの
枠体ユニット10の開口を覆う蓋状の床パネル20を段
落とし部11に係合させたもとで被せる。
20を用いてテラス床を敷設する際には、図5及び図6
に示される如くに、枠体ユニット10を所要数相互にそ
の側面を対接させた状態で並設するとともに、必要に応
じて、枠体ユニット10内に仕切り部材30を配する。 そして、並設された枠体ユニット10の一部(もしくは
全部)の上面側に同種の枠体ユニット10をそれらの段
落とし部11,12を相互に嵌合させたもとで所要段数
分(この例では最大2段)積み重ねる。この場合、枠体
ユニット10が2段に積み重ねられているときには、仕
切り部材30も2段に積み重ねて配置する。次いで、図
6に示される如くに、最上段(この例では1段目と2段
目)に位置する枠体ユニット10の上面側に、それらの
枠体ユニット10の開口を覆う蓋状の床パネル20を段
落とし部11に係合させたもとで被せる。
【0019】このようにして敷設されるテラス床は、枠
体ユニット10の側辺部の側面が垂直な平坦面とされて
いるから、枠体ユニット10相互,枠体ユニット10と
床パネル20,及び床パネル20相互の間には隙間が形
成されず、一体的に密着したものとなる。そして、仕切
り部材30が枠体ユニット10内に配置されることによ
り、枠体ユニット10内に収納される収納物(園芸用品
等)の整理整頓ができるとともに、仕切り部材30が上
面側の段落とし部11の底部に達する高さを有している
ので、床パネル20を枠体ユニット10に被せたときに
は、仕切り部材30が床パネル20を支持するとともに
、その表面強度を補強する役目も果たし、その結果、床
パネル20は比較的大きな荷重にも耐えられる。
体ユニット10の側辺部の側面が垂直な平坦面とされて
いるから、枠体ユニット10相互,枠体ユニット10と
床パネル20,及び床パネル20相互の間には隙間が形
成されず、一体的に密着したものとなる。そして、仕切
り部材30が枠体ユニット10内に配置されることによ
り、枠体ユニット10内に収納される収納物(園芸用品
等)の整理整頓ができるとともに、仕切り部材30が上
面側の段落とし部11の底部に達する高さを有している
ので、床パネル20を枠体ユニット10に被せたときに
は、仕切り部材30が床パネル20を支持するとともに
、その表面強度を補強する役目も果たし、その結果、床
パネル20は比較的大きな荷重にも耐えられる。
【0020】かかる枠体ユニット10,床パネル20及
び仕切り部材30が用いられたテラス床構造においては
、規格寸法化した枠体ユニット10を並設することで幅
方向及び奥行き方向の平面展開が可能となるとともに、
枠体ユニット10を積み重ねることで高さ方向にデザイ
ン的な変化をつけるできるので、敷設場所の状況等に柔
軟に対応することが可能となり、設計自由度も高くなる
。しかも、枠体ユニット10の並設はその側面(凸条1
3)同士を対接させることで、また、枠体ユニット10
相互の積み重ね及び枠体ユニット10への床パネル20
の装着は段落とし部11,12相互及び段落とし部11
と床パネル20を嵌合させるだけでそれぞれ達成できる
ので、さほど手間がかからず、敷設工事の省力化が図ら
れる。
び仕切り部材30が用いられたテラス床構造においては
、規格寸法化した枠体ユニット10を並設することで幅
方向及び奥行き方向の平面展開が可能となるとともに、
枠体ユニット10を積み重ねることで高さ方向にデザイ
ン的な変化をつけるできるので、敷設場所の状況等に柔
軟に対応することが可能となり、設計自由度も高くなる
。しかも、枠体ユニット10の並設はその側面(凸条1
3)同士を対接させることで、また、枠体ユニット10
相互の積み重ね及び枠体ユニット10への床パネル20
の装着は段落とし部11,12相互及び段落とし部11
と床パネル20を嵌合させるだけでそれぞれ達成できる
ので、さほど手間がかからず、敷設工事の省力化が図ら
れる。
【0021】さらに、ユニット式で乾式工法で組み合わ
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。図7は、板厚に相当する切り欠き37が形成された
2枚の板状体33,34をT字状に組み合わせたもので
、板状体33の長さは枠体ユニット10の内周側の対角
線の長さと等しく、板状体34は、その切り欠き部37
から前端までの長さが上記対角線の約1/2とされてお
り、それらの高さは枠体ユニット10の下面から段落と
し部11の底部までの長さに等しく設定されている。 従って、仕切り部材30を枠体ユニット10に配した場
合には、図8に示される如くに、その3つの端面が枠体
ユニット10のコーナー部に当接し、かつ、その上端面
が段落とし部11の底部と面一となる。
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。図7は、板厚に相当する切り欠き37が形成された
2枚の板状体33,34をT字状に組み合わせたもので
、板状体33の長さは枠体ユニット10の内周側の対角
線の長さと等しく、板状体34は、その切り欠き部37
から前端までの長さが上記対角線の約1/2とされてお
り、それらの高さは枠体ユニット10の下面から段落と
し部11の底部までの長さに等しく設定されている。 従って、仕切り部材30を枠体ユニット10に配した場
合には、図8に示される如くに、その3つの端面が枠体
ユニット10のコーナー部に当接し、かつ、その上端面
が段落とし部11の底部と面一となる。
【0022】このような仕切り部材35を用いた場合に
は、例えば、図9〜11に示される如くに、枠体ユニッ
ト10を対角線で分割して得られる横断面外形が二等辺
三角形の枠体ユニット15及び床パネル20を対角線で
分割して得られる床パネル25を用いて種々の組み合わ
せができ、デザインの変化を楽しめる。
は、例えば、図9〜11に示される如くに、枠体ユニッ
ト10を対角線で分割して得られる横断面外形が二等辺
三角形の枠体ユニット15及び床パネル20を対角線で
分割して得られる床パネル25を用いて種々の組み合わ
せができ、デザインの変化を楽しめる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る屋外用テラス床構造によれば、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況に柔軟に対応でき、し
かも、設計自由度が高くてデザインの変化が楽しめ、か
つ、組み替えや撤去を簡便に行えるとともに、収納機能
等の付加価値を盛り込むこともでき、さらに、枠体ユニ
ットを積み重ねることによって高さ方向にデザイン的な
変化をつけることができるとともに、仕切り部材が枠体
ユニット内に配置されることにより、枠体ユニット内に
収納される収納物(園芸用品等)の整理整頓ができると
ともに、仕切り部材が上面側の段落とし部の底部に達す
る高さを有しているので、床パネルを枠体ユニットに被
せたときには、仕切り部材が床パネルを支持するととも
に、その表面強度を補強する役目も果たし、その結果、
床パネルは比較的大きな荷重にも耐えることができると
いう利点が得られる。
係る屋外用テラス床構造によれば、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況に柔軟に対応でき、し
かも、設計自由度が高くてデザインの変化が楽しめ、か
つ、組み替えや撤去を簡便に行えるとともに、収納機能
等の付加価値を盛り込むこともでき、さらに、枠体ユニ
ットを積み重ねることによって高さ方向にデザイン的な
変化をつけることができるとともに、仕切り部材が枠体
ユニット内に配置されることにより、枠体ユニット内に
収納される収納物(園芸用品等)の整理整頓ができると
ともに、仕切り部材が上面側の段落とし部の底部に達す
る高さを有しているので、床パネルを枠体ユニットに被
せたときには、仕切り部材が床パネルを支持するととも
に、その表面強度を補強する役目も果たし、その結果、
床パネルは比較的大きな荷重にも耐えることができると
いう利点が得られる。
【図1】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる枠体ユニットを示す斜視図。
用いられる枠体ユニットを示す斜視図。
【図2】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる床パネルを示す斜視図。
用いられる床パネルを示す斜視図。
【図3】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる仕切り部材を示す斜視図。
用いられる仕切り部材を示す斜視図。
【図4】図1及び図2に示される枠体ユニット,床パネ
ル及び仕切り部材の組み立て方の説明に供される斜視図
。
ル及び仕切り部材の組み立て方の説明に供される斜視図
。
【図5】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例の
敷設状態を示す斜視図。
敷設状態を示す斜視図。
【図6】図5に示される枠体ユニットと床パネルの組み
立て状態の縦断面図。
立て状態の縦断面図。
【図7】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる仕切り部材の他の例を示す斜視図。
用いられる仕切り部材の他の例を示す斜視図。
【図8】図7に示される仕切り部材の配置状態を示す斜
視図。
視図。
【図9】図7に示される仕切り部材を用いた屋外用テラ
ス床構造の一例の分解斜視図。
ス床構造の一例の分解斜視図。
【図10】図7に示される仕切り部材を用いた屋外用テ
ラス床構造の一例の組み立て状態を示す斜視図。
ラス床構造の一例の組み立て状態を示す斜視図。
【図11】図5に示される枠体ユニットと床パネルの組
み立て状態の縦断面図。
み立て状態の縦断面図。
【図12】従来の屋外用テラス床構造の説明に供される
図。
図。
【符号の説明】
10,15−枠体ユニット
11,12−段落とし部
13−凸条
20,25−床パネル
30,35−仕切り部材
Claims (3)
- 【請求項1】3以上の辺部を有する枠状体であってその
上下端縁部の一方に内向きの段落とし部が、また他方に
外向きの段落とし部がそれぞれ設けられた枠体ユニット
が、所要数相互にその側面を対接させた状態で並設され
るとともに、それら並設された枠体ユニットの一部もし
くは全部の上面側に同種の枠体ユニットがそれらの段落
とし部を相互に嵌合させた状態で所要段数分積み重ねら
れ、かつ、最上段に位置する枠体ユニットの上面側に、
該枠体ユニットの開口を覆う蓋状の床パネルが上記段落
とし部に係合した状態で被せられて構成され、上記枠体
ユニット内に、上面側の段落とし部の底部に達する高さ
を有する仕切り部材が配置されていることを特徴とする
屋外用テラス床構造。 - 【請求項2】仕切り部材が、2枚の板状体から十字状も
しくはT字状に組まれていることを特徴とする請求項1
記載の屋外用テラス床構造。 - 【請求項3】枠体ユニットが、矩形,三角形,台形,平
行四辺形,星形,及び正多角形のうちのいずれかの横断
面外形を有していることを特徴とする請求項1記載の屋
外用テラス床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12123991A JPH04347228A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 屋外用テラス床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12123991A JPH04347228A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 屋外用テラス床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04347228A true JPH04347228A (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=14806353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12123991A Pending JPH04347228A (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 屋外用テラス床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04347228A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120090256A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Andrews Robin D | Three dimensional tiled deck accessories |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP12123991A patent/JPH04347228A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120090256A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Andrews Robin D | Three dimensional tiled deck accessories |
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