JPH06117016A - 屋外用床ユニット - Google Patents

屋外用床ユニット

Info

Publication number
JPH06117016A
JPH06117016A JP27000792A JP27000792A JPH06117016A JP H06117016 A JPH06117016 A JP H06117016A JP 27000792 A JP27000792 A JP 27000792A JP 27000792 A JP27000792 A JP 27000792A JP H06117016 A JPH06117016 A JP H06117016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
frame body
storage box
frame
receiving box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27000792A
Other languages
English (en)
Inventor
Seigo Aizaki
清吾 相崎
Chizuko Aoyama
智津子 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP27000792A priority Critical patent/JPH06117016A/ja
Publication of JPH06117016A publication Critical patent/JPH06117016A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い設計自由度を得ながら敷設工事の省力化
を図ることができ、更にものを収納することができ、収
納したものを雨水から保護することもできる床を構成で
きる屋外用床ユニットを提供する。 【構成】 上面が開口して形成された収納ボックス1
と、この収納ボックス1の開口を開閉可能に形成された
蓋体2と、前記収納ボックス1及び蓋体2を格納可能に
形成された枠体3と、この枠体3の上面開口を開閉可能
に形成された床パネル4と、で構成されており、前記収
納ボックス1の外面と前記枠体3の内面との間に上下方
向に連通する雨水流路が形成されるように、前記枠体3
の内面に排水溝32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テラスの床など屋外に
床を設置する際に使用する床ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テラスの床など屋外に設置され
る床としては、図10の(A)に示すように、アルミニ
ウムなどの金属製の柱や桟で構造フレームを組み上げ、
この構造フレーム101に一定の寸法単位(600mm
程度)をもってユニット化された床パネル102を敷き
詰めたものや(タイプAとする)、図10の(B)に示
すように、防腐処理された木材を使用して一定の寸法単
位でユニット化された床パネル105を地面に直置きし
たものや(タイプBとする)、図10の(C)に示すよ
うに、敷設場所にセメントあるいはブロックを積んだ
り、左官タイルを張ったりするなどの現場湿式工事を施
すことによって敷設したもの(タイプCとする)が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記タ
イプAの床では、構造フレームのサイズが一旦設定され
ると融通性がなくなり、設置場所の地盤状況などに応じ
たこまやかな対応が不可能で、特に高さ方向にデザイン
的な変化をつけたり、利用状況などに応じて床パネル1
02の位置を組み替えたりすることができず、設計自由
度がさほど得られない。また、上記タイプBの床では、
床パネル105の並設によって幅方向及び奥行方向の平
面展開は可能であるが、高さ方向にデザイン的な変化を
つけることができず、しかも、直置きでは床パネル10
5が腐食し易いという欠点もある。更に、上記タイプC
の床では、設計自由度は高いが、タイル張り工事などの
施工作業に手間がかかり、しかも、一旦敷設すると利用
状況などに応じた組み替えは困難であり、撤去作業にも
手間がかかる。そして、上記いずれのタイプの床も収納
機能などの付加価値を盛り込むことに関して特別の配慮
は払われていない。
【0004】そこで、本願出願人は、先に、平面形状が
等しい複数の枠体を横方向に隣接配置させると共に上下
方向に積み重ねて枠組を構成し、その枠組の上面に露出
している各枠体の開口を床パネルで覆った屋外用テラス
床構造を出願した(特願平3−121241参照)。
【0005】この床構造によれば、枠体を横方向に隣接
配置させることにより床の幅方向及び奥行方向の平面展
開が可能になるし、枠体を上下方向に積み重ねることに
より床の高さ方向に変化をつけることができるので、敷
設場所の状況などに柔軟に対応することが可能となり、
設計自由度が高くなる。しかも、敷設工事は乾式工法に
より行なうことができるので、敷設工事の省力化を図る
ことができるし、組み替えや撤去も簡便に行なえる。ま
た、床パネルを着脱可能にしておけば、枠体内の空間を
収納空間として利用することもできる。
【0006】ところで、上記先願の床構造では、枠体内
に収納したものが雨水に濡れないようにするための構造
までは提案されていない。そこで、本発明は、高い設計
自由度を得ながら敷設工事の省力化も図ることができ、
更に、ものを収納することができ、収納したものを雨水
から保護することもできる床を構成できる屋外用床ユニ
ットを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の屋外用床ユニットでは、上面が開口して形
成された収納ボックスと、この収納ボックスの開口を開
閉可能に形成された蓋体と、前記収納ボックス及び蓋体
を格納可能に形成された枠体と、この枠体の上面開口を
開閉可能に形成された床パネルと、で構成され、前記収
納ボックスの外面と前記枠体の内面との間に、上下方向
に連通する雨水流路が形成されている手段にした。
【0008】
【作用】本発明の屋外用床ユニットは、横方向に隣接配
置させることにより床の幅方向及び奥行方向の平面展開
が可能になるし、上下方向に積み重ねることにより床の
高さ方向に変化をつけることができるので、敷設場所の
状況などに柔軟に対応することが可能となり、設計自由
度が高くなる。しかも、敷設工事は乾式工法により行な
うことができるので、敷設工事の省力化を図ることがで
きるし、組み替えや撤去も簡便に行なえる。また、収納
ボックスの中にものを収納することもできる。
【0009】更に、本発明の屋外用床ユニットでは、枠
体内に浸入した雨水は、収納ボックスの外面と前記枠体
の内面との間に形成されている雨水流路を通って枠体の
下面開口から外に流出する。従って、収納ボックスの開
口を蓋体で閉塞しておけば、収納ボックスの中に収納し
たものを雨水から保護することもできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳述す
る。まず、図1〜図5に基づいて第1実施例の構成を説
明する。図1は実施例の屋外用床ユニットを示す分解斜
視図で、この図に示すように、本実施例の屋外用床ユニ
ットは、収納ボックス1、蓋体2、枠体3、床パネル4
で構成されている。
【0011】前記収納ボックス1は、正方形に形成され
た底壁部11と、その周縁部に立設された側壁部12
と、この側壁部12の上端に形成されたフランジ部13
から構成され、このフランジ部13には先端に立ち上が
り部14が形成されている。なお、この収納ボックス1
は、合成樹脂により一体成形されている。
【0012】前記蓋体2は、前記収納ボックス1の開口
を開閉可能に形成されており、周縁部には、前記収納ボ
ックス1の立ち上がり部14の外周に嵌合するスカート
部21が形成されている。
【0013】前記枠体3は、平面形状が一辺の長さ約90
0mm の正方形となり、高さが約200mmとなるように形成
されており、図3に示すように、前記収納ボックス1と
蓋体2を収納可能になっている。また、この枠体3の内
面には、図2及び図3に示すように、前記収納ボックス
1を収納した時にフランジ部13を係止する係止部31
が段差により形成されていると共に、収納ボックス1を
収納した時に収納ボックス1の外面と枠体3の内面との
間に上下方向に連通する雨水流路(図中には矢印で示し
ている)が形成されるように前記係止部31からそれよ
り下側にかけて排水溝32が形成されている。なお、こ
の排水溝32は、少なくとも1箇所に設けられていれば
よいが、2箇所あるいは4箇所、また、それ以上の多数
箇所に設けてもよい。
【0014】また、この枠体3は、図4に示すように、
4枚の側板33をL形の連結板34とビス35で連結す
ることによって形成されており、各側板33の表面に
は、凹部36と凸部37が横方向に交互に配設された凹
凸模様が表面に施されている。また、この凹凸模様は、
図5の(イ)に示すように、側板33の一端に凹部36
が配設されると共に、他端に凸部37が配設されるよう
に施されており、一方の小口38と前記凹部36が同一
幅aに形成され、他方の小口39と前記凸部37がほぼ
同一幅bに形成されている。つまり、側板33同士を連
結する時に、凸部37と同一幅の小口39が凹部36と
隣接するようにするか、凹部36と同一幅の小口38が
凸部37と隣接するようにすれば、凹凸模様が枠体3の
全周にわたって連続して見えるので、図5の(ロ)に示
すように、側板33同士の継ぎ目が分かり難くなって見
映えがよい。
【0015】なお、前記枠体3の素材としては、発泡コ
ンクリートに繊維などの補強材を混入したものが好まし
いが、合成樹脂、木材、合板、アルミニウムなどの金属
でもよい。
【0016】前記床パネル4は、前記枠体3の平面形状
とほぼ等しい正方形に形成された仕上げ材41と、その
仕上げ材41の裏面に固定された補強材42とで構成さ
れており、図2に示すように、補強材42が前記枠体3
の内側に嵌り込み、前記仕上げ材41の周縁部が前記枠
体3の上端面に係止されるようになっている。なお、こ
の仕上げ材41の素材は、木質材でもよいし、プラスチ
ック材や無機材でもよい。
【0017】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0018】本実施例の屋外用床ユニットは、寸法が規
格化されているので、横方向に隣接配置させて連結する
ことにより床の幅方向及び奥行方向の平面展開が可能に
なるし、上下方向に積み重ねて連結することにより床の
高さ方向に変化をつけることができる。従って、敷設場
所の状況などに柔軟に対応することが可能となり、設計
自由度が高くなる。例えば、屋外の床を室内の床と同じ
高さにすることによりリビングに広がりを持たせること
ができるし、屋外の床に段差を設けることにより、室内
空間から外へのステップにすることができる。
【0019】しかも、敷設工事は、隣接する枠材3,3
同士をボルトとナットで固定するなど乾式工法により行
なうことができるので、敷設工事の省力化を図ることが
できるし、組み替えや撤去も簡便に行なえる。
【0020】また、枠体3内に収納されている収納ボッ
クス1にものを収納することもできる。
【0021】更に、枠体3と床パネル4との間や床パネ
ル4自身の隙間などから枠体3内に浸入した雨水は、収
納ボックス1の外面と前記枠体3の内面との間に形成さ
れている雨水流路、すなわち、排水溝32の内側を通っ
て枠体3の下面開口から外に流出するので、収納ボック
ス1の開口を蓋体2で閉塞しておけば、収納ボックス1
の中に収納したものを雨水から保護することもできる。
また、収納ボックス1の中に埃や砂が浸入して収納した
ものが汚れるのを防止することもできる。
【0022】次に、第2実施例及び第3実施例について
説明する。なお、第2実施例ならびに第3実施例は、収
納ボックス1を収納した時に収納ボックス1の外面と枠
体3の内面との間に上下方向に連通する雨水流路が形成
されるようにするための手段が異なるもので、その他の
部分は第1実施例と構成が同一であるので、図面に同一
符号を付して説明を省略する。
【0023】まず、第2実施例の屋外用床ユニットは、
図6及び図7に示すように、収納ボックス1の側壁部1
2の外面に排水溝15が形成されている。
【0024】また、第3実施例の屋外用床ユニットは、
図8及び図9に示すように、収納ボックス1の外面の一
辺の長さが枠体3の内面の一辺の長さよりも短く形成さ
れており、収納ボックス1の側壁部12の外面と枠体3
の内面の間に隙間Sが設けられている。また、収納ボッ
クス1のフランジ部13にはU字溝16が形成され、か
つ、このU字溝16には前記隙間Sに開口する流入口1
7が形成されている。なお、この流入口17は、U字溝
16の長手方向に一定の間隔を置いて多数形成されてい
る。
【0025】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、4枚の側板を連結させて枠体を構成したが、枠体
は、枠状に一体成形されたものでもよい。また、枠体の
平面形状は、実施例で示した正方形に限らず、長方形で
もよいし、三角形や台形また、平行四辺形や星形、そし
て多角形でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の屋外用床
ユニットにあっては、敷設場所の状況などに柔軟に対応
することが可能となり、設計自由度が高くなるし、敷設
工事の省力化を図ることができ、また、組み替えや撤去
も簡便に行なえる。更に、収納ボックスの中にものを収
納することができ、収納したものを雨水から保護するこ
ともできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の屋外用床ユニットを示す分解斜視
図である。
【図2】前記枠体の要部を示す斜視図である。
【図3】第1実施例の屋外用床ユニットの要部を示す断
面図である。
【図4】第1実施例の屋外用床ユニットの枠体を示す斜
視図である。
【図5】前記枠体の要部を示す斜視図である。
【図6】第2実施例の屋外用床ユニットの収納ボックス
を示す斜視図である。
【図7】第2実施例の屋外用床ユニットの要部を示す断
面図である。
【図8】第3実施例の屋外用床ユニットの収納ボックス
を示す斜視図である。
【図9】第3実施例の屋外用床ユニットの要部を示す断
面図である。
【図10】従来の屋外用の床構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ボックス 2 蓋体 3 枠体 4 床パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口して形成された収納ボックス
    と、この収納ボックスの開口を開閉可能に形成された蓋
    体と、前記収納ボックス及び蓋体を格納可能に形成され
    た枠体と、この枠体の上面開口を開閉可能に形成された
    床パネルと、で構成され、前記収納ボックスの外面と前
    記枠体の内面との間に、上下方向に連通する雨水流路が
    形成されていることを特徴とする屋外用床ユニット。
JP27000792A 1992-10-08 1992-10-08 屋外用床ユニット Pending JPH06117016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27000792A JPH06117016A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 屋外用床ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27000792A JPH06117016A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 屋外用床ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06117016A true JPH06117016A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17480258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27000792A Pending JPH06117016A (ja) 1992-10-08 1992-10-08 屋外用床ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06117016A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3905838A1 (de) * 1988-02-26 1989-08-31 Okuma Machinery Works Ltd Optischer linearkodierer
DE3943731C2 (de) * 1988-02-26 1996-11-21 Okuma Machinery Works Ltd Optischer Stellungsgeber
US20120090256A1 (en) * 2010-10-14 2012-04-19 Andrews Robin D Three dimensional tiled deck accessories
JP2017137716A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社Lixil 床構造体及び床構造体の施工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3905838A1 (de) * 1988-02-26 1989-08-31 Okuma Machinery Works Ltd Optischer linearkodierer
DE3943731C2 (de) * 1988-02-26 1996-11-21 Okuma Machinery Works Ltd Optischer Stellungsgeber
US20120090256A1 (en) * 2010-10-14 2012-04-19 Andrews Robin D Three dimensional tiled deck accessories
JP2017137716A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社Lixil 床構造体及び床構造体の施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070175110A1 (en) Modular structure for cemetery constructions
CA2408894C (en) Accessory for modular elements for the support and ventilation of crawl spaces, floor structures, floors or similar articles in the building field
US6058660A (en) Portable garage
JPH06117016A (ja) 屋外用床ユニット
US3010117A (en) Swimming pool construction
US2948993A (en) Drain construction for walls
US3999344A (en) Building construction and wall panel for such construction
KR101878265B1 (ko) 화이바그라스 패널을 이용한 수영장 구조와 그 시공방법
US3626649A (en) Prefabricated house
US2648101A (en) Building construction
JP3574079B2 (ja) 基礎パッキン
KR102643608B1 (ko) 한옥의 모듈형 벽체구조
JPH04347224A (ja) 屋外用テラス床構造
JPH04347227A (ja) 屋外用テラス床構造
JP2591127Y2 (ja) バルコニー床構造
JPH051445A (ja) 屋外用テラス床構造
JP3780093B2 (ja) 花壇の組立式土留めフレーム
CA1039903A (en) Swimming pool construction
JPH0721744Y2 (ja) 屋根付きプール
JPH0718888A (ja) ガレージ床下収納庫
JPH04347228A (ja) 屋外用テラス床構造
CA2106545A1 (en) Simulated masonry column
GB2252990A (en) Radon sump
JPH0150740B2 (ja)
JP2555279Y2 (ja) 軒天井換気孔部材