JPH0721744Y2 - 屋根付きプール - Google Patents

屋根付きプール

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JPH0721744Y2
JPH0721744Y2 JP1990059503U JP5950390U JPH0721744Y2 JP H0721744 Y2 JPH0721744 Y2 JP H0721744Y2 JP 1990059503 U JP1990059503 U JP 1990059503U JP 5950390 U JP5950390 U JP 5950390U JP H0721744 Y2 JPH0721744 Y2 JP H0721744Y2
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JP
Japan
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dome
peripheral wall
water tank
sides
hollow peripheral
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JP1990059503U
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JPH0418159U (ja
Inventor
利生 鈴木
Original Assignee
マスセット株式会社
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は幼稚園庭やビルの屋上等へ据置くプールに関
し、特に屋根を有するプールに関する。
(従来の技術) 従来より幼稚園庭やビルの屋上に据置くタイプのプール
を農業用のビニールハウスで囲んだものが知られてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来例はビニーハウスを土地やビルの屋上へ定着させね
ばならず、専門家による基礎工事を必要とし、設置作業
が困難であり、しかもビルの屋上へアンカーを打込む場
合にはビル自体を傷つけて階下へ漏水を引きおこす等の
不都合を生ぜしめ、また積雪により損壊するおそれがあ
り、堅牢性に欠け、さらに冬期や寒冷地においてプール
内へ温水を入れて場合、冷めやすいという欠点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記の不都合を解消するもので、すなわち据
置き型で、かつ平面から見て四辺形の水槽部1の両側
と、FRP製で、かつ平面から見て長円形のドーム2下方
の両側とを直接、接続し、水槽部1底部の両端とドーム
2下方の両弧縁とを床パネル3、3を介して接続したこ
とを特徴とするものであり、また四辺形の水平底板15の
周縁に沿って中空周壁10を立設して据置き型の水槽部1
を形成し、FRP製のドーム2を平面から見て長円形に形
成し、水槽部1の中空周壁10の両側上縁に沿って溝11を
形成し、溝11を形成する中空周壁10の外壁10aとドーム
2両側の下方側面とをボルト40、ナット41により接続
し、中空周壁10両側の外壁10a下端とドーム2両側の下
端とをボルト40、ナット41により接続したことを特徴と
するものであり、さらに四辺形の水平底板15の周縁に沿
って中空周壁10を立設して据置き型の水槽部1を形成
し、FRP製のドーム2を平面から見て長円形に形成し、
水槽部1の中空周壁10の両側上縁に沿って外向きの段部
12を形成し、段部12の外側縁より内側へ接合板13を突設
し、ドーム2両側の下方へ凹部20を形成し、凹部20の水
平端部20aを段部12へ載置し、水平端部20aと接合板13と
をボルト40、ナット41により接続したことを特徴とする
ものである。
(使用法・作用) この考案の屋根付きプールを幼稚園庭やビルの屋上へ置
き、水槽部1内へ温水若しくは冷水を入れれば、水槽部
1へ接続されたドーム2の安定性は、水の重量により極
めて大きくなり、水槽部1およびドーム2は確実に設置
される。
(実施例) プラスチック製の床パネル3を半円状に形成し、床パネ
ル3の弧状の外縁に沿って上向鍔板30を一体形成し、上
向鍔板30へボルト遊挿孔31を間隔をおいて複数個設け、
床パネル3の内側に沿ってナット43を同時成型により間
隔をおいて複数個埋設する。なお床パネル3は第3図鎖
線で示すように1/4円状のセグメントを接続して半円状
に形成してもよく、また表面へ凹凸のような滑り止め加
工をするものでもよい。
平面から見て四辺形の据置き型の水槽部1および平面か
ら見て長円形のドーム2をFRP(繊維強化プラスチッ
ク)をもって形成し、水槽部1は四辺形の水平底板15の
周縁に沿って逆U字状の中空周壁10を一体的に立設し、
両側に位置する中空周壁10の上縁に沿って溝11を形成
し、溝11を形成する中空周壁10の外壁10aへボルト遊挿
孔16を間隔をおいて複数個設け、両側に位置する中空周
壁10の外壁10a下端にナット41を同時成型により間隔を
おいて複数個埋設し、両端に位置する中空周壁10の外壁
10aの下端に沿って外向鍔板14を一体的に形成し、各外
向鍔板14へボルト42を挿通するボルト遊挿孔16′を間隔
をおいて複数個設ける。なお図中、符号17は水平底板15
の下面へ一体的に形成した補強桁、18は中空周壁10の補
強板であり、水槽部1は第1・3図の鎖線で示すように
複数個のセグメントを接続してなるものでもよく、FRP
製以外の材質からなるものでもよく、据置きタイプのも
のであればよい。
長円形のドーム2の両側で、しかも水槽部1の溝11に対
応する位置および下端へボルト遊挿孔21、21′を間隔を
おいてそれぞれ複数個設け、長円形のドーム2の両弧縁
の下端へナット45を同時成型により間隔をおいて複数個
埋設し、ドーム2の左右へ出入口23を開口し、各出入口
23の上下に沿って溝状レール24、25を設け、溝状レール
24、25へ開閉扉26を摺動自在に嵌挿する。なお符号27は
透明な窓ガラスであり、窓ガラスは開閉式の窓枠に嵌め
ても、嵌め殺しでも、或いは開閉および嵌め殺しの両方
であってもよく、ドーム2は一体的なものに限らず、第
1図鎖線で示すように複数個のセグメントを接続するも
のでもよい。
そして床パネル3、3および水槽部1を幼稚園庭やビル
の屋上等へ置き、しかも水槽部1の両端に位置する中空
周壁10、10を各床パネル3の内方へ載せ、第5図示のよ
うに外向鍔板14へ設けた各ボルト遊挿孔16′へ各ボルト
42を挿通するとともにボルト42を床パネル3の内方へ埋
設した各ナット43へ螺着する。またドーム2を水槽部1
の両側および床パネル3、3の弧状の外縁に沿って置
き、第4・5図示のように各ボルト遊挿孔16、21、2
1′、31へボルト40、40、44を挿通するとともに各ナッ
ト41、41、45へ螺着し、蓋板19で各溝11を閉蓋する。
なお、第6〜8図示のものはこの考案の変形例であり、
平面から見て四辺形の水槽部1の中空周壁10の両側上縁
に沿って外向きの段部12を形成し、段部12の外側縁より
内側へ接合板13を突設し、接合板13へボルト遊挿孔16を
長手方向に間隔をおいて複数個設け、平面から見て長円
形のドーム2両側の下方へ凹部20を形成し、凹部20の水
平端部20aを段部12へ載置して凹部20で水槽部1の両側
に位置する中空周壁10の外壁10aを囲み、各ボルト遊挿
孔21、16へボルト40を挿通するとともにナット41で螺着
し、蓋板19′で閉蓋するものであり、他の構成部分につ
いては先に示した実施例と同じであり、同一部分につい
ては同一符号を付してその説明については省略する。
前記実施例および変形例の水槽部1へ温水、冷水等の水
5を収容すると、水5の重量が直接ドーム2にかかり、
ドーム2は極めて安定良く立設される。
(考案の効果) この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
請求項1、6、7の屋根付きプールにおいては、据置き
型の水槽部とドームとが直接、接続しているので、水槽
部へ入れた水の重量がドームへ直接かかり、基礎工事を
しなくても簡単な作業で極めて安定良く設置することが
でき、ビルの屋上を傷つけて漏水を起こすような不都合
もなく、またFRP製のドームを有するから非常に堅牢で
あるとともに雪は滑り落ちて積雪しにくく、損壊するお
それがなく、しかも冬期や寒冷地で温水を使用した場合
に冷めにくいものである。
請求項2〜7の屋根付きプールにおいては、構造が簡単
であり、容易かつ迅速に組立てることができ、しかも安
価に提供することができる。
請求項1、2、5の屋根付きプールにおいては、利用者
が歩行したり、休んだりする空間をとることができ、し
かも容易かつ迅速に組立てることができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すもので、第1図は一部を切
欠いた正面図、第2図は一部を切欠いた側面図、第3図
は一部を切欠いた平面図、第4図は水槽部とドームの接
続部分を示す拡大断面図、第5図は水槽部、床パネルと
ドームの接続部分を示す拡大断面図、第6図は他の変形
例の一部を切欠いた側面図、第7図は同上水槽部とドー
ムの接続部分を示す拡大断面図、第8図は前記変形例の
正面図である。 1……水槽部、2……ドーム 3……床パネル、10……中空周壁 10a……外壁、11……溝 12……段部、13……接合板 14……外向鍔板、15……水平底板 20……凹部、20a……水平端部 30……上向鍔板 40、42、44……ボルト 41、43、45……ナット

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】据置き型で、かつ平面から見て四辺形の水
    槽部1の両側と、FRP製で、かつ平面から見て長円形の
    ドーム2下方の両側とを直接、接続し、水槽部1底部の
    両端とドーム2下方の両弧縁とを床パネル3、3を介し
    て接続したことを特徴とする屋根付きプール。
  2. 【請求項2】水槽部1の両側とドーム2下方の両側とを
    ボルト40、ナット41により接続し、水槽部1底部の両端
    と半円状の床パネル3、3の内方とをボルト42、ナット
    43により接続し、床パネル3、3の弧状の外縁とドーム
    2下方の両弧縁とをボルト44、ナット45により接続した
    請求項1記載の屋根付きプール。
  3. 【請求項3】四辺形の水平底板15の周縁に沿って中空周
    壁10を立設した水槽部1の中空周壁10の両側上縁に沿っ
    て溝11を形成し、溝11を形成する中空周壁10の外壁10a
    とドーム2両側の下方側面とをボルト40、ナット41によ
    り接続し、中空周壁10両側の外壁10a下端とドーム2両
    側の下端とをボルト40、ナット41により接続した請求項
    1または2記載の屋根付きプール。
  4. 【請求項4】四辺形の水平底板15の周縁に沿って中空周
    壁10を立設した水槽部1の中空周壁10の両側上縁に沿っ
    て外向きの段部12を形成し、段部12の外側縁より内側へ
    接合板13を突設し、ドーム2両側の下方へ凹部20を形成
    し、凹部20の水平端部20aを段部12へ載置し、水平端部2
    0aと接合板13とをボルト40、ナット41により接続した請
    求項1または2記載の屋根付きプール。
  5. 【請求項5】四辺形の水平底板15の周縁に沿って中空周
    壁10を立設した水槽部1の中空周壁10下端の両端に沿っ
    て外向鍔板14、14を形成し、各外向鍔板14と各半円状の
    床パネル3の内方とをボルト42、ナット43により接続
    し、床パネル3、3の弧状の外縁へ上向鍔板30、30を形
    成し、各上向鍔板30とドーム2下方の両弧縁とをボルト
    44、ナット45により接続した請求項2記載の屋根付きプ
    ール。
  6. 【請求項6】四辺形の水平底板15の周縁に沿って中空周
    壁10を立設して据置き型の水槽部1を形成し、FRP製の
    ドーム2を平面から見て長円形に形成し、水槽部1の中
    空周壁10の両側上縁に沿って溝11を形成し、溝11を形成
    する中空周壁10の外壁10aとドーム2両側の下方側面と
    をボルト40、ナット41により接続し、中空周壁10両側の
    外壁10a下端とドーム2両側の下端とをボルト40、ナッ
    ト41により接続したことを特徴とする屋根付きプール。
  7. 【請求項7】四辺形の水平底板15の周縁に沿って中空周
    壁10を立設して据置き型の水槽部1を形成し、FRP製の
    ドーム2を平面から見て長円形に形成し、水槽部1の中
    空周壁10の両側上縁に沿って外向きの段部12を形成し、
    段部12の外側縁より内側へ接合板13を突設し、ドーム2
    両側の下方へ凹部20を形成し、凹部20の水平端部20aを
    段部12へ載置し、水平端部20aと接合板13とをボルト4
    0、ナット41により接続したことを特徴とする屋根付き
    プール。
JP1990059503U 1990-06-05 1990-06-05 屋根付きプール Expired - Lifetime JPH0721744Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT329815B (de) * 1974-03-25 1976-05-25 Maderna Alfons Unterflurschwimmhalle
JPS5620426A (en) * 1979-07-31 1981-02-26 Tokyo Electric Co Ltd Vacuum cleaner

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