JPH051445A - 屋外用テラス床構造 - Google Patents

屋外用テラス床構造

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JPH051445A
JPH051445A JP12124091A JP12124091A JPH051445A JP H051445 A JPH051445 A JP H051445A JP 12124091 A JP12124091 A JP 12124091A JP 12124091 A JP12124091 A JP 12124091A JP H051445 A JPH051445 A JP H051445A
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JP
Japan
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frame
frame unit
column
floor structure
portions
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Pending
Application number
JP12124091A
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English (en)
Inventor
Kenji Suenobe
憲司 末延
Seigo Aizaki
清吾 相崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH051445A publication Critical patent/JPH051445A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】3以上の辺部を有し、その上下端縁部に段落と
し部11,12が設けられた枠体ユニット10を、所要
数相互にその側面を対接させた状態で並設するととも
に、それら並設された枠体ユニット10の上面側に同種
の枠体ユニット10をそれらの段落とし部11,12を
相互に嵌合させた状態で所要段数分積み重ねる。そし
て、最上段に位置する枠体ユニット10の上面側に、蓋
状の床パネル20を段落とし部11に係合した状態で被
せる。枠体ユニット10のコーナー部に柱受け部31〜
34を設ける。 【効果】枠体ユニット10を積み重ねることによって高
さ方向にデザイン的な変化をつけることができるととも
に、柱を柱受け部に挿入するだけで、極めて容易に柱が
支持され、その結果、柱立設作業の省力化が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庭園等の屋外に設置さ
れるテラスの床構造に係り、特に、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況等に柔軟に対応できる
ようにされたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外用テラス床構造としては、
図7Aに概略的に示される如くに、アルミニウム等の
金属製の柱・桟で構造フレーム101を組み上げ、この
構造フレーム101上に一定の寸法単位(600mm程
度)をもってユニット化された床パネル102を敷き詰
めたもの、図7Bに概略的に示される如くに、防腐処
理された木材を使用して一定の寸法単位でユニット化さ
れた床パネル105を地面に直置きしたもの、図7C
に概略的に示される如くに、敷設場所へのセメント・ブ
ロック積みや左官タイル張り等の現場湿式工事を施すこ
とによって敷設したもの、の3つのタイプが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
のタイプのものでは、構造フレーム101のサイズが一
旦設定されると融通性がなくなり、設置場所の地盤状況
等に応じた細やかな対応が不可能で、特に、高さ方向に
デザイン的な変化をつけたり、利用状況等に応じて床パ
ネル102の位置を組み替えたりすることができず、設
計自由度がさほど得られない。また、上記のタイプの
ものでは、床パネル105の並設によって幅方向及び奥
行き方向の平面展開は可能であるが、高さ方向にデザイ
ン的な変化をつけることができず、しかも、直置きでは
床パネル105が腐食され易いという欠点もある。さら
に、上記のタイプのものでは、設計自由度は高いが、
タイル張り工事等の施工作業に手間がかかり、しかも、
一旦敷設すると利用状況等に応じた組み替えは困難であ
り、撤去作業にも手間がかかる。
【0004】そして、上述のいずれのタイプのものも、
テラス床に収納機能等の付加価値を盛り込むことに関し
て特別の配慮は払われておらず、また、パーゴラ等の柱
をテラス床に立設する場合の便宜は全く考慮されていな
い。かかる点に鑑み本発明は、敷設工事の省力化が図れ
るとともに、敷設場所の状況に柔軟に対応でき、しか
も、設計自由度が高くてデザインの変化が楽しめ、か
つ、組み替えや撤去を簡便に行えるとともに、収納機能
等の付加価値を盛り込むこともでき、さらに、構成部材
を積み重ねることによって高さ方向にデザイン的な変化
をつけることができるとともに、パーゴラ等の柱をテラ
ス床に立設する場合の便宜を図ることができるようにさ
れた屋外用テラス床構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る屋外用テラス床構造は、3以上の辺部
を有する枠状体であってその上下端縁部の一方に内向き
の段落とし部が、また他方に外向きの段落とし部がそれ
ぞれ設けられた枠体ユニットが、所要数相互にその側面
を対接させた状態で並設されるとともに、それら並設さ
れた枠体ユニットの一部もしくは全部の上面側に同種の
枠体ユニットがそれらの段落とし部を相互に嵌合させた
状態で所要段数分積み重ねられ、かつ、最上段に位置す
る枠体ユニットの上面側に、該枠体ユニットの開口を覆
う蓋状の床パネルが上記段落とし部に係合した状態で被
せられて構成され、上記枠体ユニットのコーナー部にパ
ーゴラ等の柱を支持する柱受け部が設けられていること
を特徴とする。
【0006】かかる本発明に係る屋外用テラス床構造に
おいて、枠体ユニットはコンクリート発泡体等を素材と
して、3つ以上の辺部を有した枠状体に製作され、その
側面は開口面(水平面)に対して垂直な平坦面とされる
のが好ましく、また、枠体ユニットの横断面外形は、矩
形(正方形,長方形),三角形(正三角形,二等辺三角
形等),台形,平行四辺形,星形,及び多角形(正六角
形等)のうちから任意に1種もしくは2種以上選定する
ことができる。枠体ユニットの横断面外形が正方形ある
いは二等辺三角形とされた場合には、一辺が500〜1
000mmで高さが100〜200mm程度のものが取
扱上及びデザイン上好ましい。
【0007】また、床パネルは、塩化ビニルやコンクリ
ートを素材として枠体ユニットの形状及び寸法に対応さ
せて製作されるが、その構成としては、全体が枠体ユニ
ット内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプの
ものと周縁部が枠体ユニットの各辺部の上端面に被さっ
て露出されるとともに周縁部以外の部分が枠体ユニット
内に嵌まり込んで段落とし部に係止されるタイプのもの
のいずれでもよく、両者とも枠体ユニットに対して着脱
可能とされ、容易に開閉される。
【0008】そして、柱受け部は、枠体ユニットと一体
に成形ささることが望ましい。
【0009】
【作用】上述の如くの構成とされた本発明に係る屋外用
テラス床構造においては、規格寸法化した枠体ユニット
を並設することで幅方向及び奥行き方向の平面展開が可
能となるとともに、枠体ユニットを積み重ねることで高
さ方向にデザイン的な変化をつけることができるので、
敷設場所の状況等に柔軟に対応することが可能となり、
設計自由度も高くなる。しかも、枠体ユニットの並設は
その側面(凸条)同士を対接させることで、また、積み
重ねは段落とし部相互を嵌合させるだけでそれぞれ達成
できるので、さほど手間がかからず、敷設工事の省力化
が図られる。
【0010】さらに、ユニット式で乾式工法で組み合わ
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。またさらに、枠体ユニット内の空間は収納スペース
として利用できるとともに、複数種の枠体ユニット及び
床パネルを組み合わせることにより、敷地対応や空間デ
ザインの展開を広げることも可能となる。
【0011】それに加えて、枠体ユニットに柱受け部が
設けられていることにより、パーゴラ等の柱(通常4
本)を立設する際、柱を柱受け部に挿入するだけで、極
めて容易に柱が支持され、その結果、施工の省力化が図
られることになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る屋外用テラス床構造の一実
施例に用いられる枠体ユニットを示し、図2はこの実施
例に用いられる床パネルを示している。図1において、
枠体ユニット10は、長さが約900mm,高さが約2
00mm程度の4つの辺部を有した横断面外形が正方形
の枠状体であって、その上端縁部には内向きの段落とし
部11が設けられ、その下端縁部には外向きの段落とし
部12が設けられている。それに加えて、枠体ユニット
10の外側部には、所定間隔をおいて複数本の凸条13
が上記外側部を周回するように突設されている。
【0013】この凸条13は、枠体ユニット10を積み
重ねた際隣接する枠体ユニット10相互に段差が生じた
場合でもその段差を目立たなくするとともに、補強用の
リブの役目を果たすようにされる。そして、枠体ユニッ
ト10の内周側のコーナー部には、パーゴラ等の柱を支
持する柱受け部31,32,33,34が枠体ユニット
10と一体に設けられている。この例の柱受け部31,
32,33,34は、断面形状が正方形でその高さが枠
体ユニット10の底面から段落とし部11の底部に至る
長さとされて共通であるが、その一辺の寸法は異なる。
即ち、一辺の長さは、柱受け部34,31,32,3
3,の順で段階的に小さくされており、一辺の長さが異
なる4種類の角柱に対応するようにされているのであ
る。
【0014】上記枠体ユニット10は、柱受け部31,
32,33,34を含めて、コンクリート発泡体、好ま
しくは発泡コンクリートに繊維等の補強材を混入したも
のを素材として一体成形されたもので、外側部に設けら
れた各凸条13の先端面は開口面(水平面)に対して垂
直な平坦面とされている。なお、枠体ユニット10の素
材としては、発泡コンクリートの他、合成樹脂,木材,
合板,アルミニウム等の金属等でも差し支えなく、それ
らを規格寸法の枠状体に一体成形あるいは組み立てて使
用することができる。
【0015】一方、図2に示される床パネル20は、枠
体ユニット10内に嵌まり込んで段落とし部11にその
周縁部が係止されるようになされており、一つのコーナ
ー部には柱を挿通する断面が正方形の切り欠き23が形
成されている。そして,図3に示される如くに、枠体ユ
ニット10にパーゴラ40の柱41,42を立設する際
には、柱41,42の寸法に合わせて枠体ユニット10
を移動させ、柱41,42をそれぞれ枠体ユニット10
の寸法が合致する柱受け部31に挿入する。それによ
り、極めて容易に柱41,42が支持され、その結果、
施工の省力化が図られることになる。
【0016】このようにして、柱41,42が立設され
た後、図4に示される如くに、床パネル20を枠体ユニ
ット10に被せる。この状態の断面を図5に示す。かか
る枠体ユニット10,床パネル20が用いられたテラス
床構造においては、規格寸法化した枠体ユニット10を
並設することで幅方向及び奥行き方向の平面展開が可能
となるとともに、枠体ユニット10を積み重ねることで
高さ方向にデザイン的な変化をつけるできるので、敷設
場所の状況等に柔軟に対応することが可能となり、設計
自由度も高くなる。しかも、枠体ユニット10の並設は
その側面(凸条13)同士を対接させることで、また、
枠体ユニット10相互の積み重ね及び枠体ユニット10
への床パネル20の装着は段落とし部11,12相互及
び段落とし部11と床パネル20の凸部22とを嵌合さ
せるだけでそれぞれ達成できるので、さほど手間がかか
らず、敷設工事の省力化が図られる。
【0017】さらに、ユニット式で乾式工法で組み合わ
され、釘,ビス等を用いる完全固定方式を採用していな
いので、組み替えや撤去が簡便に行え、使い勝手を向上
させることができるとともに、デザインの変化を楽しめ
る。また、枠体ユニット10内の空間を収納スペースと
して利用すべく、枠体ユニット10内に収納箱を配置す
る等の処置をなせば、テラス床内の空間の有効利用が図
られる。
【0018】なお、図6Aは同一寸法の柱受け部を設け
た例、図6Bは寸法の異なる4種類の断面円形の柱を支
持する柱受け部を設けた例、図6Cは、同一寸法の断面
二等辺三角形の柱を支持する柱受け部を設けた例、図6
Dは異種類の柱を支持する柱受け部を設けた例をそれぞ
れ示す。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る屋外用テラス床構造によれば、敷設工事の省力化が
図れるとともに、敷設場所の状況に柔軟に対応でき、し
かも、設計自由度が高くてデザインの変化が楽しめ、か
つ、組み替えや撤去を簡便に行えるとともに、収納機能
等の付加価値を盛り込むこともでき、さらに、枠体ユニ
ットを積み重ねることによって高さ方向にデザイン的な
変化をつけることができるとともに、枠体ユニットに柱
受け部が設けられていることにより、パーゴラ等の柱を
立設する際、柱を柱受け部に挿入するだけで、極めて容
易に柱が支持され、その結果、施工の省力化を図ること
ができるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる枠体ユニットを示す斜視図。
【図2】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる床パネルを示す斜視図。
【図3】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
おける柱立設の手順の説明に供される斜視図。
【図4】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例の
敷設状態を示す斜視図。
【図5】図4に示される枠体ユニットと床パネルと柱の
組み立て状態の縦断面図。
【図6】本発明に係る屋外用テラス床構造の一実施例に
用いられる枠体ユニットの他の例を示す平面図。
【図7】従来の屋外用テラス床構造の説明に供される
図。
【符号の説明】
10−枠体ユニット 11,12−段落とし部 13−凸条 20−床パネル 31〜34−柱受け部 40−パーゴラ 41,42−柱

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3以上の辺部を有する枠状体であってその
    上下端縁部の一方に内向きの段落とし部が、また他方に
    外向きの段落とし部がそれぞれ設けられた枠体ユニット
    が、所要数相互にその側面を対接させた状態で並設され
    るとともに、それら並設された枠体ユニットの一部もし
    くは全部の上面側に同種の枠体ユニットがそれらの段落
    とし部を相互に嵌合させた状態で所要段数分積み重ねら
    れ、かつ、最上段に位置する枠体ユニットの上面側に、
    該枠体ユニットの開口を覆う蓋状の床パネルが上記段落
    とし部に係合した状態で被せられて構成され、上記枠体
    ユニットのコーナー部にパーゴラ等の柱を支持する柱受
    け部が設けられていることを特徴とする屋外用テラス床
    構造。
  2. 【請求項2】柱受け部の寸法及び/又は形状が各コーナ
    ー部毎に異なるようにされていることを特徴とする請求
    項1記載の屋外用テラス床構造。
  3. 【請求項3】枠体ユニットが、矩形,三角形,台形,平
    行四辺形,星形,及び正多角形のうちのいずれかの横断
    面外形を有していることを特徴とする請求項1記載の屋
    外用テラス床構造。
JP12124091A 1991-05-27 1991-05-27 屋外用テラス床構造 Pending JPH051445A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121164A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Assist:Kk 床用シート材
WO2014077418A1 (ja) * 2013-01-19 2014-05-22 Nakagawa Takeo 養護装置及び養護装置の使用方法。

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