JPH10219981A - 二重床の架設床板 - Google Patents

二重床の架設床板

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JPH10219981A
JPH10219981A JP3843897A JP3843897A JPH10219981A JP H10219981 A JPH10219981 A JP H10219981A JP 3843897 A JP3843897 A JP 3843897A JP 3843897 A JP3843897 A JP 3843897A JP H10219981 A JPH10219981 A JP H10219981A
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JP
Japan
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floor
plate
double
erected
predetermined
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JP3843897A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
山本  清
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OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
Original Assignee
OYO KIKAKU KK
Free Kogyo KK
Oyo Kikaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面が平らで、強度の大きい二重床の架設床
板を提供することを目的とする。 【構成】 架設する縁などを除いた、中央部のみを上板
と下板との二重構造としする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床の架設床板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来はの二重床の架設床板は、表面積の
大きい場合には、全面を二重構造とし、上板を略平板
で、下板を凹凸の付いた盤状体で構成していた。又、表
面積の小さい場合には、表面板に補強溝(ビード)を付
設して補強していた。前者の場合には、全面積を二重構
成としていたために、使用する板材が多く、重く、且
つ、高価になって仕舞う欠点があった。後者の場合に
は、強度を上げるために補強溝を深く、太く、ないし、
数を増やす必要があったので、上に敷設する床仕上げ材
に溝の跡が付いて見苦しくなって仕舞う、という欠点が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
欠点を解決して、二重構造よりもより軽量で、床仕上げ
材に跡の付かないような架設床板を提供することを課題
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、この発明では、架設床板を二重構造とするが、全面
積をカバーするのは、上板か下板の何れかで、あり、使
用材を少なくすることにより、従来の二重構造の床板よ
りも軽量に且つ経済的にするものである。このために、
表面は鋼板などの平らな剛性平板で構成し、架設縁など
を除外して、剛性を必要とする中央部分などに、所定の
厚みを有する盤状の補強体を付設して剛性を向上させる
ものである。
【0005】
【作用】そのように形成すると、表面は平らであるから
床仕上げ材に溝の跡は付かないし、強度の掛かる必要箇
所は盤状補強体で補強されているので、強度も大きく、
架設する箇所ぬが補強体が付いていないので、蓋を床板
の支持部に架設する時に都合がよい。
【0006】
【実施例1】架設床板1の一例を製造工程を追って説明
する。図1に示すのは、架設床板の下板11である。厚
さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなる、一辺50
センチメートルの正方形からなり、周縁には、隅に近い
箇所を除いて下方に直角に屈折された、高さ2センチメ
ートルの補強縁12が付設されている。下板11の各周
縁から巾3センチメートル内側の四本の線で囲まれた、
略正方形の箇所は1.2ミリメートル窪ませて凹部13
を形成してある。
【0007】図2に示すように、凹部13の対角線、並
びに、周縁に平行な線に沿った箇所を更に下方に窪ませ
て、巾3センチメートル、深さ2センチメートルの補強
溝14を付設する。下板11の四隅は支持台に載せる架
設縁15として使用する。
【0008】図3に示すように、下板11の中央の凹部
13には、凹部の形状に合わせて形成された、厚さ1.
2ミリメートルの平らな上板16を落とし込んで、表面
を平らにする。上板16と下板11は周囲などの複数箇
所で、熔接やかしめなどの方法で接合して架設床板1を
構成する。複合体としての強度を期待するには、上板と
下板との接合を確実にすることが大切であり、図2に接
合点17として例示したように、多くの箇所で接合して
確実にする必要がある。
【0009】図4に示すのは、架設床板を載せるため
の、薄鋼板で構成された円柱状の支持台2である。直径
は6センチメートル、高さは5センチメートルで、上面
は十文字状の仕切板21で四区画に分けられ、各区画に
は緩衝シート22が貼設してある。
【0010】図5に示すように、床面に縦横50センチ
メートルの間隔で支持台2を設置し、支持台の上に架設
床板1の四隅を載せて、床板の下に配線空間3を持った
二重床を形成する。
【0011】
【実施例2】溝配線式二重床に用いる架設床板1と、そ
の使用方法を示す。図6に示すのは、架設床板1で、厚
さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなる、巾13セ
ンチメートル、長さ30センチメートルで、表面が略平
らな上板16の裏面に、厚さ1ミリメートルの亜鉛メッ
キ鋼板からなり、幅9センチメートル、長さ28センチ
メートルで、厚さ1センチメートルの繰り返し波形を有
する盤状補強体4を付設したものである。
【0012】図7に示すように、上板16の縁と盤状補
強体4の縁との間には、それぞれ2センチメートル巾
の、補強されない架設縁15が形成される。10センチ
メートルの間隔をおいて、高さ5センチメートルの二重
床用床板5を設置して溝配線式二重床を形成するが、こ
の床板の縁に形成される支持縁51同士の間に、上記架
設縁15を載せて、架設床板1の下に巾10センチメー
トルの配線溝6を形成するのに用いる。
【0013】尚、盤状補強体の波形は、波長の長いもの
や短いものを任意に選ぶことができるし、波形もなだら
かな斜面のものや、垂直の凹凸状など、任意に選定でき
る。盤状補強体の形状自体も波形のものに限定されるも
のではなく、補強リブの効果のある形状であれば、細帯
状の桟を平行に付設したようなものでもよい。
【0014】図8に示すように、架設床板1の架設縁1
5を所定の高さ下方に屈折して、その分低く形成した床
板5の支持縁51に架設して配線溝6をカバーすること
も可能である。この場合、図に示すように、支持縁を溝
状に形成すると、架設床板を安定させることが可能であ
る。
【0015】
【実施例3】図9に示すのは、隅切部52を付設した二
重床用床板5を間隔をおいて敷設した、溝配線式二重床
の配線溝6の交差部61である。隅切部にも支持縁51
が形成されている。図10に示すのは、この交差部に架
設する略八角形の架設床板1である。上板板16は、厚
さ2ミリメートルの亜鉛メッキ鋼板からなり、全体形状
は八角形である。四隅に架設縁15を形成する。長辺に
は、裏面側に直角に屈折された、高さ1センチメートル
の補強縁12を形成する。
【0016】上板16の中央部には、厚さ1ミリメート
ルの亜鉛メッキ鋼板からなる下板11を接合して補強し
てある。下板11は同心円状の複数の補強溝14が形成
されている。このような八角形の架設床板を、配線溝の
交差部の上に架設して、上面を平らに形成する。
【0017】上板と下板は補強効果を生かすために、確
実に接合されていることが要求されるので、多くの接合
点17で、溶着や”かしめ”などの機械的方法によるの
が望ましい。
【0018】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、次のような効果が期待できる。 1 架設床板の表面は平面状なので、凹凸が目立たな
い。 2 架設床板は、上板と下板が間隔をおいて接合されて
いるので、大きな断面強度が得られるので、力が掛かっ
た時の撓みが小さい。 3 架設床板は裏面に多数のリブを形成することで、全
体の厚さを極力薄く形成してあるので、下の配線空間を
広くとることができる。 4 架設床板は、架設縁から離れた必要カ所のみ補強さ
れているので、使用材料を極力節約して、軽量に且つ安
価に形成されている。 5 架設床板の縁には補強の突出部がないのけ、床板の
載架縁に載せた場合に、床板の上面とレベルが一致す
る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】 下板の形成過程の一例を示す側面図であ
る。
【図 2】 下板の裏面の一例を示す底面図である。
【図 3】 架設床板の一例を示す側断面図である。
【図 4】 支持台の一例を示す斜視図である。
【図 5】 二重床の構成の一例を示す正面図である。
【図 6】 架設床板の一例を示す正面断面図である。
【図 7】 配線溝の形成状況の一例を示す正面図であ
る。
【図 8】 架設床板の架設方法の一例を示す正面図で
ある。
【図 9】 二重床の配線溝の交差部の一例を示す平面
図である。
【図10】 架設床板の他の一例を示す底面図である。
【符号の説明】
1 架設床板 11 下板 12 補強縁 13 凹部 14 補強溝 15 架設縁 16 上板 2 支持台 3 配線空間 4 盤状補強体 5 二重床用床板 51 支持縁 52 隅切部 6 配線溝 61 交差部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上に設置した支持体に着脱可能に
    架設して、下面に空間を形成すると共に、上面を略平面
    とする二重床の架設床板に於いて、少なくとも支持体に
    架設する架設縁以外の所定の部分を、上下二枚の剛性薄
    板からなる、所定形状の板材を重ねて接合した、所定厚
    の盤状体で構成したことを特徴とした、二重床の架設床
    板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の支持体は、平らな床面
    上に前後左右に所定の間隔をおいて設置され、四枚の長
    方形の架設床板のそれぞれの隅部を載せる、所定高の支
    持台であることを特徴とした、二重床の架設床板。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の支持体は、所定間隔を
    おいて床面上に敷設される支持床板の周縁に付設され
    た、支持縁であることを特徴とした、二重床の架設床
    板。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の剛性薄板は、鋼板であ
    ることを特徴とした、二重床の架設床板。
  5. 【請求項5】 少なくとも下板の架設部を除く所定の
    箇所を、上板の厚さ分窪ませて形成した凹部に、略平ら
    な上面を有する上板を嵌め込んで接合して、上面を略平
    らに形成すると共に、上記下板の凹部の一部箇所を更に
    下方に窪ませて、所定の深さ、所定形状の補強溝とした
    ことを特徴とした、請求項1記載の、二重床の架設床
    板。
  6. 【請求項6】 下板の板厚は、上板と同じか、より厚
    いことを特徴とした、請求項1記載の、二重床の架設床
    板。
  7. 【請求項7】 上面が略平らな上板の下面の、少なく
    とも架設部を除く所定の箇所に、所定厚の盤状体に形成
    した剛性薄板からなる下板を接合したことを特徴とし
    た、請求項1記載の、二重床用の架設床板。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の盤状体は、周囲に接合
    縁を形成した、薄皿状物ないし薄箱状物であることを特
    徴とした、二重床の架設床板。
  9. 【請求項9】 請求項7ないし請求項8記載の盤状体
    は、中央部の一ないし二以上の所定の箇所に、接合縁と
    同じ高さになる接合突起が形成されたことを特徴とし
    た、二重床の架設床板。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9記載の盤状体
    は、平行な二列の架設縁と交差する方向に並列された、
    所定高の繰り返し波形状物であることを特徴とした、二
    重床の架設床板。
  11. 【請求項11】 架設縁以外の箇所に於いて、上板並び
    に/ないし下板の縁部を、下方に屈折して補強縁を形成
    したことを特徴とした、請求項1ないし請求項10記載
    の、二重床の架設床板。
  12. 【請求項12】上板ないし下板の所定の縁部を、下方に
    直角に屈折して、架設縁に代わる、所定の高さの架設脚
    を付設したしたことを特徴とした、請求項1ないし請求
    項11記載の、二重床の架設床板。
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JP (1) JPH10219981A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255278A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 床パネルの支持構造
JP2021021278A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 共同カイテック株式会社 二重床システムおよび二重床システムのカバー部材

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