JP2001123539A - 建物ユニットの床構造 - Google Patents
建物ユニットの床構造Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、床板固定のよい、床根太と
床小梁の配置間隔が建物の基準寸法に統一された建物ユ
ニットの床構造を提供するものである。 【解決手段】 矩形に枠組みされた床梁15に直交して
床小梁16が架け渡され、該床小梁16の上に床根太1
0a、10bが格子状になされた建物ユニット5の床構
造であって、前記床根太10a、10bは同一断面形状
になされ、前記床根太10a、10bの一面には床根太
交差部12が形成され、該床根太交差部12には溝深さ
が床根太10a、10bの厚みの略半分になされた切り
欠き溝101、102が設けられ、前記床根太10a、
10bの切り欠き溝同士101、102を当接させて、
床根太10a、10b同士を格子状に嵌合して床根太1
0a、10bが形成されていることを特徴とする。
床小梁の配置間隔が建物の基準寸法に統一された建物ユ
ニットの床構造を提供するものである。 【解決手段】 矩形に枠組みされた床梁15に直交して
床小梁16が架け渡され、該床小梁16の上に床根太1
0a、10bが格子状になされた建物ユニット5の床構
造であって、前記床根太10a、10bは同一断面形状
になされ、前記床根太10a、10bの一面には床根太
交差部12が形成され、該床根太交差部12には溝深さ
が床根太10a、10bの厚みの略半分になされた切り
欠き溝101、102が設けられ、前記床根太10a、
10bの切り欠き溝同士101、102を当接させて、
床根太10a、10b同士を格子状に嵌合して床根太1
0a、10bが形成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物ユニットの床
構造に関する。
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物ユニットが特公昭61−39
43号公報に記載されている。図4は従来の建物ユニッ
トの組み立て状態を示す斜視図、図5は従来の建物ユニ
ットの床部の構成を示す斜視図である。
43号公報に記載されている。図4は従来の建物ユニッ
トの組み立て状態を示す斜視図、図5は従来の建物ユニ
ットの床部の構成を示す斜視図である。
【0003】図4に示す様に、上記公報の建物ユニット
30は、柱34となる角形鋼管の側壁の幅に略等しい幅
の当接辺を有する一対の側板部と、前記角形鋼管に接合
されて梁32、33、35となる軽量溝形鋼の溝幅に合
わせた幅の底板部とを有する溝形状の連結片31が、前
記一対の側板部の当接辺を前記鋼管の端部における側壁
の両側縁間にさしわたされると共に、底板部が前記鋼管
の側壁の一方の側縁に沿わせた状態に当接して固着さ
れ、該連結片31の内側もしくは外側に前記溝形鋼の端
部が重ね合わされて固着されることにより、四隅に配さ
れた各柱34の上下端部が前記連結片31を介して梁材
32、33、35と接合されて形成され、梁材32、3
3、35と連結片31の接合が寸法誤差の吸収し易い建
物ユニット30になされている。
30は、柱34となる角形鋼管の側壁の幅に略等しい幅
の当接辺を有する一対の側板部と、前記角形鋼管に接合
されて梁32、33、35となる軽量溝形鋼の溝幅に合
わせた幅の底板部とを有する溝形状の連結片31が、前
記一対の側板部の当接辺を前記鋼管の端部における側壁
の両側縁間にさしわたされると共に、底板部が前記鋼管
の側壁の一方の側縁に沿わせた状態に当接して固着さ
れ、該連結片31の内側もしくは外側に前記溝形鋼の端
部が重ね合わされて固着されることにより、四隅に配さ
れた各柱34の上下端部が前記連結片31を介して梁材
32、33、35と接合されて形成され、梁材32、3
3、35と連結片31の接合が寸法誤差の吸収し易い建
物ユニット30になされている。
【0004】図5に示す様に、上記公報の建物ユニット
30の床構成では、外枠を形成する床梁33、33に床
小梁36が直交して架け渡され、その床小梁36に直交
するように床根太40が架け渡されている。床根太40
は建物ユニット30の桁方向に並行して配設されてい
る。つまり建物ユニット30の妻方向に直交して配設さ
れている。建物ユニット30の妻方向は、桁方向と違い
基準寸法では割り付けされず、特殊寸法の割り付けにな
されている。そのため、床根太40の配置間隔は、桁方
向に基準寸法に配設されている床小梁36と違う寸法で
割り付けがなされている。
30の床構成では、外枠を形成する床梁33、33に床
小梁36が直交して架け渡され、その床小梁36に直交
するように床根太40が架け渡されている。床根太40
は建物ユニット30の桁方向に並行して配設されてい
る。つまり建物ユニット30の妻方向に直交して配設さ
れている。建物ユニット30の妻方向は、桁方向と違い
基準寸法では割り付けされず、特殊寸法の割り付けにな
されている。そのため、床根太40の配置間隔は、桁方
向に基準寸法に配設されている床小梁36と違う寸法で
割り付けがなされている。
【0005】又、特開平10−8618号公報では、フ
ローリングの向きが一方向に限定されず、この向きの自
由度を得られる建物ユニットの床構造が記載されてい
る。
ローリングの向きが一方向に限定されず、この向きの自
由度を得られる建物ユニットの床構造が記載されてい
る。
【0006】上記公報の床構造は、床の外縁部が各2本
の長辺床梁と短辺床梁で平面四角形に形成され、長辺床
梁間に床根太が架設されているものにおいて、第一床根
太となっている床根太に対して直交させた第二床根太を
設け、フローリングを第一床根太間にも、第二床根太間
にも架設して敷設できるようになされ、建物ユニットに
敷設するフローリングの向きを建物ユニットの長辺床梁
と平行な方向と短辺床梁と平行な方向とのうちから選択
できるようになされている。
の長辺床梁と短辺床梁で平面四角形に形成され、長辺床
梁間に床根太が架設されているものにおいて、第一床根
太となっている床根太に対して直交させた第二床根太を
設け、フローリングを第一床根太間にも、第二床根太間
にも架設して敷設できるようになされ、建物ユニットに
敷設するフローリングの向きを建物ユニットの長辺床梁
と平行な方向と短辺床梁と平行な方向とのうちから選択
できるようになされている。
【0007】上記、特開平10−8618号公報では、
床根太が格子状に形成され、床根太の直交する格子は一
方の梁背のおおきな床根太に切り欠きを設けて、他方の
床根太を前記切り欠きに嵌入して床根太は構成されてい
る。
床根太が格子状に形成され、床根太の直交する格子は一
方の梁背のおおきな床根太に切り欠きを設けて、他方の
床根太を前記切り欠きに嵌入して床根太は構成されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭61−3943号公報では、床根太が一方向に配設
され、床根太の上面に敷かれる床板固定が一方向のみか
らの固定となり、床板固定が充分に固定できないといっ
た問題、又、桁方向に直交する桁小梁と桁方向に並行な
床根太の基準寸法が相違して、そのために住宅設備等の
床板を貫通して配管される縦管の位置設計が煩雑になる
といった問題があった。又、上記特開平10−8618
号公報では、格子状の床根太の形状が異なり、複数の断
面形状の床根太を用意する必要があるといった問題があ
る。
公昭61−3943号公報では、床根太が一方向に配設
され、床根太の上面に敷かれる床板固定が一方向のみか
らの固定となり、床板固定が充分に固定できないといっ
た問題、又、桁方向に直交する桁小梁と桁方向に並行な
床根太の基準寸法が相違して、そのために住宅設備等の
床板を貫通して配管される縦管の位置設計が煩雑になる
といった問題があった。又、上記特開平10−8618
号公報では、格子状の床根太の形状が異なり、複数の断
面形状の床根太を用意する必要があるといった問題があ
る。
【0009】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、床板固定のよ
い、床根太と床小梁の配置間隔が建物の基準寸法に統一
された建物ユニットの床構造を提供するものである。
してなされたものであり、その目的は、床板固定のよ
い、床根太と床小梁の配置間隔が建物の基準寸法に統一
された建物ユニットの床構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
建物ユニットの床構造は、矩形に枠組みされた床梁に直
交して床小梁が架け渡され、該床小梁と床梁の上に床根
太が格子状になされた建物ユニットの床構造であって、
前記床根太は同一断面形状になされ、前記床根太の一面
には床根太が交差する床根太交差部が形成され、該床根
太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分になされた
切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠き溝同士を
当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して床根太が形
成されているものである。
建物ユニットの床構造は、矩形に枠組みされた床梁に直
交して床小梁が架け渡され、該床小梁と床梁の上に床根
太が格子状になされた建物ユニットの床構造であって、
前記床根太は同一断面形状になされ、前記床根太の一面
には床根太が交差する床根太交差部が形成され、該床根
太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分になされた
切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠き溝同士を
当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して床根太が形
成されているものである。
【0011】請求項2記載の本発明の建物ユニットの床
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているものである。
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の本発明の建物ユニットの床構造
は、前記床根太は同一断面形状になされ、前記床根太の
一面には床根太が交差する床根太交差部が形成され、該
床根太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分になさ
れた切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠き溝同
士を当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して床根太
が形成されているので、床板と床根太が格子状に当接し
て、床板の床根太固定が桁方向、妻方向等間隔に釘、又
はビス固定ができ、強固な床板固定とすることができ
る。
は、前記床根太は同一断面形状になされ、前記床根太の
一面には床根太が交差する床根太交差部が形成され、該
床根太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分になさ
れた切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠き溝同
士を当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して床根太
が形成されているので、床板と床根太が格子状に当接し
て、床板の床根太固定が桁方向、妻方向等間隔に釘、又
はビス固定ができ、強固な床板固定とすることができ
る。
【0013】請求項2記載の本発明の建物ユニットの床
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているので、床小梁と床根太が規則
的に配設され、且つ並行部分は同一位置に配置され、住
宅設備等の配管設計での縦管の床板上の位置決めが容易
となる。
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているので、床小梁と床根太が規則
的に配設され、且つ並行部分は同一位置に配置され、住
宅設備等の配管設計での縦管の床板上の位置決めが容易
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の建物ユニットの
床構造を示す斜視図、図2は格子状に接合する床根太を
説明する斜視図、図3は本発明の建物ユニットの床構造
の床根太の配列を示す平面図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の建物ユニットの
床構造を示す斜視図、図2は格子状に接合する床根太を
説明する斜視図、図3は本発明の建物ユニットの床構造
の床根太の配列を示す平面図である。
【0015】図1に示す様に、本発明の建物ユニット5
の床構造は、溝型鋼からなる床梁15で矩形に床構造体
の外枠が形成されている。矩形に枠組みされた床梁15
は、短手方向を妻方向、長手方向を桁方向にした長形の
矩形の床構造になされている。
の床構造は、溝型鋼からなる床梁15で矩形に床構造体
の外枠が形成されている。矩形に枠組みされた床梁15
は、短手方向を妻方向、長手方向を桁方向にした長形の
矩形の床構造になされている。
【0016】床梁15で矩形に囲まれた内部には、桁方
向の床梁15に直交するように(図1では妻方向の床梁
を示し、図示された床梁15に並行になる)床小梁16
が等間隔に配設されている。床小梁16はこのように桁
方向の床梁15に直交するように配設されて、長手方向
である桁方向の床梁16の床強度を補強するようになさ
れている。
向の床梁15に直交するように(図1では妻方向の床梁
を示し、図示された床梁15に並行になる)床小梁16
が等間隔に配設されている。床小梁16はこのように桁
方向の床梁15に直交するように配設されて、長手方向
である桁方向の床梁16の床強度を補強するようになさ
れている。
【0017】桁方向に等間隔に配列された床小梁16は
角形鋼管で形成され、床小梁16の上面は床梁15より
低くなされている。床小梁16は床小梁16の端部を床
梁15のフランジ面に架け渡して溶接等で固定されてい
る。床小梁16は建物の基準寸法で割り付けなされてい
る。床根太10a、10bは床小梁16上面に敷設され
ている。
角形鋼管で形成され、床小梁16の上面は床梁15より
低くなされている。床小梁16は床小梁16の端部を床
梁15のフランジ面に架け渡して溶接等で固定されてい
る。床小梁16は建物の基準寸法で割り付けなされてい
る。床根太10a、10bは床小梁16上面に敷設され
ている。
【0018】床根太10a、10bは、構造用木材で形
成され、同一断面形状になされている。床根太10aは
桁方向の床梁15に並行に配置されている。床根太10
bは桁方向に床梁15に直交するように配置されてい
る。即ち、床根太10bは床小梁16に並行して配置さ
れている。
成され、同一断面形状になされている。床根太10aは
桁方向の床梁15に並行に配置されている。床根太10
bは桁方向に床梁15に直交するように配置されてい
る。即ち、床根太10bは床小梁16に並行して配置さ
れている。
【0019】このように、床根太10aと床根太10b
とは、床小梁16の上で直角に交差して、床根太交差部
12で格子状に枠組みされて、床根太10a、10bは
形成されている。床根太10a、10bの端部は床梁1
5に架け渡されている。床根太10aと床根太10bは
同一の断面形状になされている。そのため同一の構造用
木材で用いられ、統一された部材で形成されている。
とは、床小梁16の上で直角に交差して、床根太交差部
12で格子状に枠組みされて、床根太10a、10bは
形成されている。床根太10a、10bの端部は床梁1
5に架け渡されている。床根太10aと床根太10bは
同一の断面形状になされている。そのため同一の構造用
木材で用いられ、統一された部材で形成されている。
【0020】図2に示すように、床根太10a、10b
の床根太交差部12には切り欠き溝101、102が設
けられている。切り欠き溝101、102の溝幅は床根
太10a、10bが嵌合できるような幅寸法になされ、
溝深さは床根太10aと10bとが交差した際に、床根
太10aと10bとが面一になるように、床根太10
a、10bの高さの略半分になされている。床根太10
aは床根太10bの上に架け渡されている。
の床根太交差部12には切り欠き溝101、102が設
けられている。切り欠き溝101、102の溝幅は床根
太10a、10bが嵌合できるような幅寸法になされ、
溝深さは床根太10aと10bとが交差した際に、床根
太10aと10bとが面一になるように、床根太10
a、10bの高さの略半分になされている。床根太10
aは床根太10bの上に架け渡されている。
【0021】そのため床根太10aの上面は一本の床根
太10aが通されている。床根太10bは床根太交差部
12で床根太の下面になるように交差しているので、床
根太10bに上面が寸断して形成されている。
太10aが通されている。床根太10bは床根太交差部
12で床根太の下面になるように交差しているので、床
根太10bに上面が寸断して形成されている。
【0022】床根太10aと床根太10bとの交差は床
根太10bを上面にして用いても構わない。床根太10
a、10bの上面には床板(不図示)が敷設されて床面
は形成されている。
根太10bを上面にして用いても構わない。床根太10
a、10bの上面には床板(不図示)が敷設されて床面
は形成されている。
【0023】図3は本発明の建物ユニットの床構造の床
根太の配列を示す平面図である。図3にしめすように、
本発明の建物ユニット5の床構造は、床根太10a、1
0bと床小梁16の配置間隔が建物ユニットの基準寸法
L1になされている。建物ユニット5の床小梁16の上
面に床根太10aと床根太10bは格子状に配置されて
いる。
根太の配列を示す平面図である。図3にしめすように、
本発明の建物ユニット5の床構造は、床根太10a、1
0bと床小梁16の配置間隔が建物ユニットの基準寸法
L1になされている。建物ユニット5の床小梁16の上
面に床根太10aと床根太10bは格子状に配置されて
いる。
【0024】建物ユニット5の短手方向(妻方向)と並
行に床根太10bが配列されている。又、長手方向(桁
方向)に並行に床根太10aが配列されている。床根太
10aと床根太10bの配列間隔は基準寸法のL1に統
一された寸法になされている。建物ユニット5の桁方向
に隣接して建物ユニット6が配置されているが、床根太
10aの配置間隔も基準寸法L1になされている。
行に床根太10bが配列されている。又、長手方向(桁
方向)に並行に床根太10aが配列されている。床根太
10aと床根太10bの配列間隔は基準寸法のL1に統
一された寸法になされている。建物ユニット5の桁方向
に隣接して建物ユニット6が配置されているが、床根太
10aの配置間隔も基準寸法L1になされている。
【0025】床根太10bの下面で、床根太10bに並
行に床小梁16は配置されている。床小梁16と床根太
10bとは同一位置に同一の建物ユニット5の基準寸法
L1になされている。
行に床小梁16は配置されている。床小梁16と床根太
10bとは同一位置に同一の建物ユニット5の基準寸法
L1になされている。
【0026】この様に、本発明の建物ユニット5の床構
造は、前記床根太10a、10bは同一断面形状になさ
れ、格子状の床根太10a、10bの床根太交差部12
には切り欠き溝101、102が設けられ、前記格子状
の床根太10a、10bの上面が前記切り欠き溝10
1、102によって、面一になされているので、床板と
床根太10a、10bが格子状に当接して、床板の床根
太10a、10b固定が桁方向、妻方向等間隔に釘、又
はビス固定ができ、強固な床板固定とすることができ
る。
造は、前記床根太10a、10bは同一断面形状になさ
れ、格子状の床根太10a、10bの床根太交差部12
には切り欠き溝101、102が設けられ、前記格子状
の床根太10a、10bの上面が前記切り欠き溝10
1、102によって、面一になされているので、床板と
床根太10a、10bが格子状に当接して、床板の床根
太10a、10b固定が桁方向、妻方向等間隔に釘、又
はビス固定ができ、強固な床板固定とすることができ
る。
【0027】又、本発明の建物ユニット5の床構造は、
前記床根太10a、10bと床小梁16の配置間隔が建
物ユニット5の基準寸法になされているので、床小梁1
6と床根太10a、10bが規則的に配設され、且つ並
行部分は同一位置に配置され、建物ユニット5の配管設
計での縦管の位置決めが容易となる。
前記床根太10a、10bと床小梁16の配置間隔が建
物ユニット5の基準寸法になされているので、床小梁1
6と床根太10a、10bが規則的に配設され、且つ並
行部分は同一位置に配置され、建物ユニット5の配管設
計での縦管の位置決めが容易となる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の建物ユニットの
床構造は、前記床根太は同一断面形状になされ、前記床
根太の一面には床根太が交差する床根太交差部が形成さ
れ、該床根太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分
になされた切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠
き溝同士を当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して
床根太が形成されているので、床板と床根太が格子状に
当接して、床板の床根太固定が桁方向、妻方向等間隔に
釘、又はビス固定ができ、強固な床板固定とすることが
できる。
床構造は、前記床根太は同一断面形状になされ、前記床
根太の一面には床根太が交差する床根太交差部が形成さ
れ、該床根太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分
になされた切り欠き溝が設けられ、前記床根太の切り欠
き溝同士を当接させて、床根太同士を格子状に嵌合して
床根太が形成されているので、床板と床根太が格子状に
当接して、床板の床根太固定が桁方向、妻方向等間隔に
釘、又はビス固定ができ、強固な床板固定とすることが
できる。
【0029】請求項2記載の本発明の建物ユニットの床
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているので、床小梁と床根太が規則
的に配設され、且つ並行部分は同一位置に配置され、住
宅設備等の配管設計での縦管の床板上の位置決めが容易
となる。
構造は、前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユニット
の基準寸法になされているので、床小梁と床根太が規則
的に配設され、且つ並行部分は同一位置に配置され、住
宅設備等の配管設計での縦管の床板上の位置決めが容易
となる。
【図1】本発明の建物ユニットの床構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の建物ユニットの床構造の格子状に接合
する床根太を説明する斜視図である。
する床根太を説明する斜視図である。
【図3】本発明の建物ユニットの床構造の床根太の配列
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】従来の建物ユニットの組み立て状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】従来の建物ユニットの床部の構成を示す斜視図
である。
である。
5、6 建物ユニット 10a、10b 床根太 101、102 切り欠き溝 12 床根太交差部 15 床梁 16 床小梁 L1 基準寸法
Claims (2)
- 【請求項1】 矩形に枠組みされた床梁に直交して床小
梁が架け渡され、該床小梁と床梁の上に床根太が格子状
になされた建物ユニットの床構造であって、 前記床根太は同一断面形状になされ、 前記床根太の一面には床根太が交差する床根太交差部が
形成され、 該床根太交差部には溝深さが床根太の厚みの略半分にな
された切り欠き溝が設けられ、 前記床根太の切り欠き溝同士を当接させて、床根太同士
を格子状に嵌合して床根太が形成されていることを特徴
とする建物ユニットの床構造。 - 【請求項2】 前記床根太と床小梁の配置間隔が建物ユ
ニットの基準寸法になされていることを特徴とする請求
項1記載の建物ユニットの床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30587799A JP2001123539A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 建物ユニットの床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30587799A JP2001123539A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 建物ユニットの床構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001123539A true JP2001123539A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17950417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30587799A Pending JP2001123539A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 建物ユニットの床構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001123539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014211045A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | ミサワホーム株式会社 | ユニット式建物 |
JP2019011582A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 大和ハウス工業株式会社 | 構造物 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30587799A patent/JP2001123539A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014211045A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | ミサワホーム株式会社 | ユニット式建物 |
JP2019011582A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 大和ハウス工業株式会社 | 構造物 |
JP6998140B2 (ja) | 2017-06-29 | 2022-01-18 | 大和ハウス工業株式会社 | 構造物 |
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