JP2019011582A - 構造物 - Google Patents
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Abstract
Description
上記の構成では、組み付け部材に設けられた嵌合部が各支持部材の凹部に嵌合することで、組み付け部材が各支持部材に組み付けられている。このような構成であれば、組み付け部材をより容易に各支持部材に組み付けることが可能となる。
上記の構成では、組み付け部材が、複数の支持部材の各々の延出方向に沿って間隔を開けながら横並びの状態で複数配置されている。すなわち、上記の構成では、各支持部材に対して複数の組み付け部材が組み付けられている。このような構成であれば、より確実に、支持部材間の間隔が予め設定された距離となるように各支持部材を配置することが可能となる。
上記の構成では、格子状に配置された複数の支持部材及び複数の組み付け部材によって複数のパネルが支持されている。より具体的に説明すると、各パネルの外縁部分が、当該外縁部分と対向する支持部材や組み付け部材によって支持されている。これにより、各パネルの支持状態をより安定させることが可能となる。
上記の構成では、支持部材を支持する支柱が設けられており、支柱には、支持部材に対する支柱の取り付け位置を鉛直方向において変更する際に操作される被操作部が備えられている。このような構成であれば、被操作部を操作することで、支持部材に対する支柱の取り付け位置を変更することが可能となり、換言すると、鉛直方向における支持部材の位置を調整することが可能となる。
上記の構成では、パネルが支持部材によって支持された状態において、パネルと隣り合う位置に設けられた開口部を通じて被操作部を操作することが可能である。このため、支持部材によって支持される位置にパネルを配置した後に、鉛直方向における支持部材の位置を調整することが可能となる。この結果、構造物の構築作業をより効率よく進めることが可能となる。
上記の構成によれば、床パネルを複数の大引によって支持する構成において、大引間の間隔が予め設定された距離となるように各大引を簡単に且つ精度よく配置することが可能となる。
本実施形態に係る構造物は、建物において室内空間の境界位置に設けられた構造物である。「建物」は、屋外から隔てられた室内空間を有する建築物であり、具体的には住宅家屋、店舗、設備や機器を収容する建屋等が該当する。「室内空間の境界位置」は、室内空間の端位置であり、室内空間を区画するために設定された境界位置である。「室内空間の境界位置に設けられた構造物」は、床、天井及び壁(内壁や外壁)が該当する。
次に、本実施形態に係る構造物の構築方法として、上述の床1を施工する方法について説明する。
床1の施工作業は、建物の建設工事における一連の作業のうち、建方作業前あるいは建方作業と略同時期に行われる。なお、床1の施工前には基礎工事が行われ、1階の土間D及び基礎Cが既に構築されている。このような順序に従って床1の施工作業を行えば、躯体完成前に床1を施工することになるので、建設工事の工期を通常の建設工事(つまり、躯体完成後に床1を施工する場合)よりも短くすることが可能となる。
上記の実施形態では、本発明の構造物の一例として床1を挙げ、当該床1の構成例について説明した。ただし、本発明の構造物は、床1に限定されるものではなく、間隔を開けながら横並びの状態で配置された複数の支持部材によってパネルを支持する構成のものであればよく、例えば、天井や壁に対しても本発明は適用可能である。
10 床パネル(パネル)
10a 外縁部分
11 開口部
20 大引(支持部材)
21 大引側凹部(凹部)
22 隣接底部
23 隣接側部
24 貫通孔
25 隅切部
30 補強部材(組み付け部材)
31 補強部材側凹部
32 隣接上部(嵌合部)
33 隣接側部
34 貫通孔
35 隅切部
40 束(支柱)
41 長尺ボルト
41a 被操作部
42 取り付けナット
43 ベース部
50 土台
C 基礎
D 土間
G 隙間
T 金槌
V 工具
Claims (7)
- 建物において室内空間の境界位置に設けられた構造物であって、
該構造物の室内側に位置するパネルと、
該パネルを支持し、間隔を開けながら横並びの状態で複数配置された支持部材と、
複数の前記支持部材が並ぶ方向に沿って延出して複数の前記支持部材の各々と交差した状態で複数の前記支持部材の各々に組み付けられている組み付け部材と、を有し、
該組み付け部材が複数の前記支持部材の各々に組み付けられることで、複数の前記支持部材が並ぶ方向における前記支持部材間の間隔が予め設定された距離に揃えられていることを特徴とする構造物。 - 複数の前記支持部材の各々は、溝状の凹部を有し、
前記組み付け部材には、前記凹部と嵌合する嵌合部が、複数の前記支持部材が並ぶ方向に沿って間隔を開けながら複数設けられており、
それぞれの前記嵌合部が、複数の前記支持部材の各々が有する前記凹部と嵌合することで前記組み付け部材が複数の前記支持部材の各々に組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の構造物。 - 複数の前記支持部材の各々は、複数の前記支持部材が並ぶ方向と交差する方向に延出しており、
前記組み付け部材は、複数の前記支持部材の各々の延出方向に沿って間隔を開けながら横並びの状態で複数配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造物。 - 前記構造物の室内側に位置する表面は、複数の前記支持部材が並ぶ方向及び複数の前記支持部材が並ぶ方向と交差する方向の各方向において複数配置された前記パネルによって構成されており、
複数の前記パネルの各々は、外縁部分を有し、
複数の前記パネルの各々において、複数の前記支持部材が並ぶ方向と交差する方向に沿って延びている前記外縁部分は、当該外縁部分と対向する位置に配置された前記支持部材によって支持されており、複数の前記支持部材が並ぶ方向に沿って延びている前記外縁部分は、当該外縁部分と対向する位置に配置された前記組み付け部材によって支持されていることを特徴とする請求項3に記載の構造物。 - 前記支持部材は、鉛直方向において前記パネルを支持し、
鉛直方向において前記パネルが配置される位置とは反対側の位置で前記支持部材に取り付けられた状態で前記支持部材を支持する支柱がさらに設けられており、
前記支柱には、前記支持部材に対する前記支柱の取り付け位置を鉛直方向において変更する際に操作される被操作部が備えられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の構造物。 - 前記パネルが前記支持部材によって支持された状態において、前記パネルと隣り合う位置には開口部が設けられており、
前記被操作部は、前記開口部に臨んでおり、前記室内空間から前記開口部を通じて操作可能であることを特徴とする請求項5に記載の構造物。 - 前記パネルは、前記建物において床の上面を構成する床パネルであり、
前記支持部材は、前記床パネルを下方から支持する大引であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の構造物。
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- 2017-06-29 JP JP2017127938A patent/JP6998140B2/ja active Active
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