JPH0435586B2 - - Google Patents

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JPH0435586B2
JPH0435586B2 JP21455586A JP21455586A JPH0435586B2 JP H0435586 B2 JPH0435586 B2 JP H0435586B2 JP 21455586 A JP21455586 A JP 21455586A JP 21455586 A JP21455586 A JP 21455586A JP H0435586 B2 JPH0435586 B2 JP H0435586B2
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JP
Japan
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side member
floor
back side
triangular
front side
Prior art date
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JP21455586A
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English (en)
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JPS6370763A (ja
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Tokuzo Kobayashi
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OM Kiki Co Ltd
Original Assignee
OM Kiki Co Ltd
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Priority to KR1019870009759A priority patent/KR930002647B1/ko
Priority to US07/095,316 priority patent/US4856256A/en
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Publication of JPH0435586B2 publication Critical patent/JPH0435586B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はOA室や一般事務所等にフリーアクセ
スフロアーとして用いられる床板に関するもので
ある。
【従来の技術】
金属製、例えば鋼板製の床板(フロアパネル)
の従来品の構造は、略方形の表面側部材に対して
凹凸補強構造の裏面側部材を一体化し、表面側部
材上面に仕上材のカーペツトや合成樹脂層等が貼
り合わされた構造であつた。また、アルミニウム
合金や珪酸カルシウム製等の床板にあつては、鋳
造、成形等により、一体成形された構造であつ
た。
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の床板は上面が平面状で一体の
ものであつたから、次のような問題点を有してい
た。 すなわち、四隅の高さ方向にバラツキが有ると
ガタツキが生じるので、製造に際してはパネルの
高い平面精度が必要とされる。更に、施工に際し
ては床下地面の平面度が良くないと床面にガタツ
キとなつて現れ、これを調整するのに多大な時間
を要する等の問題点を有していたのである。 このようなガタツキは床材を三角形にしてこれ
を複数個用いて方形の床材と同じサイズにした場
合には、3点支持の集合体となつて防ぐことがで
きる。しかし、三角形の床材は持運びその他取扱
いが困難であり、四角のものと異なりコーナー部
が鋭角てあることと、三角形の斜辺長が長くなる
ので弱く、同じ面積に敷設する場合、四角のもの
に比べ使用数量が増え、単位面積当りのコストが
高くなり、また寸法誤差の累積も倍増する難点を
有している。またも、単に三角形の床板2枚を合
わせて上面に貼着した可撓性表面材で連結したも
の、更に特開昭51−66129号、あるいは特開昭57
−180759号のように脚で部分的に結合したり、変
形角度を規制する可撓片を取付けたものもある
が、2枚の三角形床板の相対位置関係の規制がル
ーズなため、組み合わされた方形のパネルの外形
寸法精度が悪くなり敷設時に横方向のずれが生じ
たり、寸法誤差の累積量が大幅に増加する、更に
は、組み合わせ部分で変形しやすいため、方形の
一体パネルに比べて持ち運びや取扱いに注意を要
する。また、三角形のフロアパネル単体のため方
形パネルに比べ強度も弱いなど多くの問題があ
る。
【課題を解決するための手段】
本発明者は、床材が方形の場合三角形のものに
比べて持運びが容易であり高強度でコストも安い
点を考慮し、一方、三角形のものが三点支持とな
つてガタの発生がなく、そこで、ガタ調整が不要
である等の理由から、三角形と四角形の両方の長
所を備えた床材を開発したのである。 すなわち、表面側部材と裏面側部材とを周辺部
において一体に結合してなる鋼板製方形フリーア
クセス床板において、該表面側部材又は裏面側部
材の少なくともいずれか一方は対角線で分画され
三角形状を成すと共に分画開口部を形成し、敷設
時に前記分画開口部で全体方形フロアパネルが自
重で変形し、コンクリート床の不陸に添うように
したことを特徴とするものである。
【作用】
このような構造の床板は、敷設された床下地面
の平面度が悪い場合に、分画部で全体方形フロア
パネルが自重で変形して添い、三点支持でガタツ
キを生じない作用が得られる。
【実施例】
以下図面によつて本発明の実施例を詳細に説明
する。 第1図は本発明の実施例を示すもので、第2図
中A−A断面拡大図であり、第2図は表面材を破
断した床材の実施例平面図である。この例ではフ
リーアクセス床板が、方形の表面側部材としての
トツプシート1と、裏面側部材としてのボトムシ
ート2とが周辺部において一体に結合された鋼板
製フロアパネルの表面に、表面材4としてカーペ
ツト等可撓性表面材が貼られている。この表面材
とトツプシート1の貼着は、その全面を接着剤等
で貼着してもよいが、フロア全体の変形をしやす
くするため、部分的な貼着でもよい。トツプシー
ト1は特徴的であつて、対角線又はその近くでほ
ぼ三角形に分画して2枚のピースとし、その各々
に対角線で分画された分画面を直角に折り曲げて
対角線リブ3を形成し分画部の強度を向上させて
いる。この分画は第3図にみられるように更に多
い4分画としてもよい。また、表面側部材は第4
図のようにコーナー部の一部を切り欠いたものと
してもよい。 対角線リブ3は、トツプシート1の分画部5の
縁部を折返して形成してもよいし、第5図にみら
れるように、ボトムシート2を部分的に切り起こ
してトツプシート1の裏側へ溶接結合してもよ
い。また、第6,7図のように、対角線リブとし
て、別部材を溶接結合してもよい。 符号9は四隅に設けた脚であつて、10は対角
線溝部に添つて設けた前記脚より若干低い補助脚
であり、荷重による撓みを一定以内におさえるこ
とをねらつており、本実施例では別部材でフロア
パネル本体に着脱可能に設けているが、ボトムシ
ート2を凸状に成形することにより形成してもよ
い。 第8図は第1図のようなフリーアクセス床板の
裏面側部材としてのボトムシート2の例を示す斜
視図である。方形のコーナー部で表面側部材であ
るトツプシート1の分画線上にある部分は底部ま
でスリ割り6を設けている。そして、トツプシー
ト1の分画部5対面部7はフラツトな面を形成し
ている。このような分画部対面部7以外の部分
は、本実施例では多数の凸状絞り部を形成したも
のであるが、トツプシート1と溶接組立し、完成
させた後の使用に際し、トツプシート1の凹み強
度、全体の曲り強度、破壊強度の確保出来る形状
に設定される。 強度面から見ると、前述の従来例が2枚の三角
形パネルを表面材で組み合わせ方形としたもので
は、一方のパネルの長辺に荷重がかかつた場合に
は、相手側のパネルには軟らかい表面材を通じて
のみしか荷重が伝わらずに、三角形パネル単体の
強度であるのに比べ鋼板で繋がつているため強度
の向上が期待できるのである。 以上の例はいずれも表面側部材を分画したもの
であるが、第9図及び第10図にはその逆に裏面
側部材が分画された例を示している。第9図では
裏面側部材であるボトムシートの分画部8は形
状に折り曲げられ、ボトムシートの対角線リブ3
にトツプシート1に当接あるいは近接状態にして
トツプシート1の裏面へ溶接固着させている。 次に第10図では、ボトムシートの分画部8は
対角線リブ3を更に外方へ折り曲げ、トツプシー
トの裏面へ溶接固定し、そしてトツプシートとボ
トムシートの空間部に詰め物を入れた例を示して
いる。詰め物には軽量発泡コンクリート、発泡樹
脂、ウツド、ハニカムコア等がある。これらの例
でも同様に、敷設された床下地面の平面度が悪い
場合に対角線の分画部8で変形して自重で添い、
ガタツキが生じない作用がある。 以上のようなフリーアクセス床板はその四隅に
脚9を取付け、さらに強度が必要な場合には、分
画部5,8に沿つて適当な間隔で、四隅に付けた
脚9よりも若干短い補助脚10を設ける。分画部
5,8の幅は0.5〜数ミリがよく、このようにす
ると、フリーアクセスフロアーの完成品の直角コ
ーナー部が施工状態で2mm程度までの小さな不陸
のある床面にフイツトする。 本発明のフリーアクセス床板は、本来全体方形
フロアパネルであつて、表面側部材又は裏面側部
材のいずれか一方のみを分画して三角形にするも
のであり、パネル自体はあくまで方形であり、方
形パネルを構成する部材自体の可撓性により床面
不陸に添うものである。 すなわち、ヒンジ部の可撓性は床面を構成する
鋼板の弾性変形によるものであるから、その変形
量は弾性変形内のわずかなものである。具体的数
値で表わせば、パネル長さ1m当たりに換算する
と変形量は4〜6mmの程度のわずかな変形量であ
る。しかし、実際の施工床面の不陸は1m当たり
1〜2mm程度であり、本発明の床板はその程度の
不陸の床面には充分添うことができる。従つて、
本発明床板は変形量が少ないため、持運びに不便
がなく、又強度も従来の方形フロアパネルに比べ
劣らない。しかも、完全方形フロアパネルである
ことに特徴がある。なお、不陸のはげしい粗仕上
の床面の場合(例えば1m当たり5〜10mmの不陸
量)は別のレベル調整脚等と組合せて用いる。 前述したように、前記従来のものが単体の三角
パネルを単に組み合わせて実際の施工床面の不陸
に添うことを目的としたものであるのに対し、本
発明は一体の方形フロアパネルを基本とし、前記
のものと同様に施工床面の不陸に添うことはもち
ろん、特に取扱い易さ・強度・寸法精度の点で著
しく優るのである。 なお、本発明において方形とは、正四角形を意
味することはもちろんであるが、縦横長さの異な
る矩形や、隅部を切欠いた形状のものも含まれ
る。
【発明の効果】
以上詳述した本発明のフリーアクセス床板は、
方形であるにもかかわらず、三角形と同様に床面
や平面精度の悪い点を吸収してガタツキが生じな
い。三角形のものと比べて高強度であり、運搬に
際しては持ち運びが楽であり、墨出し、ガタ調整
が不要になり施工が非常に簡単になり施工費の節
減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すもので第2図中
A−A断面拡大図であり、第2図と第3図及び第
4図は表面材を破断した床板の実施例平面図であ
る。第5図と第6図及び7図は分画部の拡大断面
図である。第8図は裏面側部材の例を示す斜視図
である。第9図及び第10図は他の実施例を示す
第1図相当断面図である。 1……トツプシート、2……ボトムシート、3
……対角線リブ、4……表面材、5,8……分画
部、6……スリ割り、7……分画部対面部、9…
…脚、10……補助脚、11……詰め物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 表面側部材と裏面側部材とを周辺部において
    一体に結合してなる鋼板製方形フリーアクセス床
    板において、該表面側部材又は裏面側部材の少な
    くともいずれか一方は対角線で分画され三角形状
    を成すと共に分画開口部を形成し、敷設時に前記
    分画開口部で全体方形フロアパネルが自重で変形
    し、コンクリート床の不陸に添うようにしたこと
    を特徴とするフリーアクセス床板。
JP61214555A 1986-09-10 1986-09-10 フリ−アクセス床板 Granted JPS6370763A (ja)

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JP61214555A JPS6370763A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 フリ−アクセス床板
KR1019870009759A KR930002647B1 (ko) 1986-09-10 1987-09-03 프리 액세스 마루판
US07/095,316 US4856256A (en) 1986-09-10 1987-09-10 Free access floor panel
KR1019920023760A KR930002648B1 (ko) 1986-09-10 1992-12-10 프리 액세스 마루판

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JP61214555A JPS6370763A (ja) 1986-09-10 1986-09-10 フリ−アクセス床板

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JP10886789A Division JPH01315551A (ja) 1989-04-26 1989-04-26 フリーアクセス床板

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JPS6370763A JPS6370763A (ja) 1988-03-30
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JPH0656046B2 (ja) * 1988-08-05 1994-07-27 オーエム機器株式会社 フリーアクセス床板
JPH0482248U (ja) * 1990-11-28 1992-07-17
JP4533843B2 (ja) * 2003-09-17 2010-09-01 日本特殊陶業株式会社 センサ
GB2465568A (en) * 2008-11-19 2010-05-26 Intelligent Engineering A prefabricated floor panel

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JPS6370763A (ja) 1988-03-30

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