JPH0224837Y2 - - Google Patents

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JPH0224837Y2
JPH0224837Y2 JP1983089106U JP8910683U JPH0224837Y2 JP H0224837 Y2 JPH0224837 Y2 JP H0224837Y2 JP 1983089106 U JP1983089106 U JP 1983089106U JP 8910683 U JP8910683 U JP 8910683U JP H0224837 Y2 JPH0224837 Y2 JP H0224837Y2
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JP
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intermediate member
flooring
fixing
flooring material
side member
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JP1983089106U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリートスラブ等の床面上に敷設
する床張り用下地材に関し、該下地材に発生し勝
ちな「そり」を可及的に減少させると同時に、そ
の経済的使用ができるように改良したものであ
る。
根太組に代えてコンクリートスラブ等の床面上
に敷設する床張り用下地材として、例えば実公昭
49−12985号公報に開示されている下地材が従来
知られている。この従来公知の下地材は、合成樹
脂発泡体製であるため、その上に敷設される表面
仕上げ床材を釘等によつて固定するための固定用
部材を一部に埋め込んだ構造であり、この製品は
通常600mm×900mm程度の大型発泡成形品であるの
で、製造後に「そり」の発生することが往々にし
てあり、また、固定用部材が不当に弛み出ている
とか、所定位置に保持されていない場合は、下地
材全部を正常なものと取替えて使用しなければな
らず、無駄となる製品の経済的損失が大きい。
また、固定用部材の埋め込み接合に接着剤を用
いる場合は、接着完了まで下地材全体を長期間保
存する必要があり、大きな貯蔵所を必要とする。
そこで、本考案は固定用部材を埋め込んだ側部
材と、この側部材が接合自在である中間部材とに
よつて分割構造の床張り用下地材を構成し、上記
の問題を全面的に解決すると同時に、保管のため
のスペースの点でも有利となるように考慮したも
のである。
以下に、本考案の特徴とする床張り用下地材を
添付図面に示した実施例を参照しながら説明する
と、合成樹脂発泡体製の板状体である中間部材1
と、この中間部材1と同効材製であつて該中間部
材1の両側に接合自在である側部材2を備え、上
記側部材2の上面部2a側の一部には後述するよ
うに釘打ち等によつて表面仕上げ床材を固定する
ための固定用部材3を埋め込むと共に、この側部
材2と上記中間部材1との間には合いじやくり部
4,5を設けて成るものである。
なお、上記構成において、中間部材1及び側部
材2は何れもポリスチレン発泡体のような比較的
硬質の厚い板状体であつて、両部材1,2の上面
部1a,2aには通気用溝6,7を、また下面部
1b,2bには配管用溝8,9をそれぞれ設けて
あり、側部材2は中間部材1に対し1/3〜1/6の幅
員であることが実用上好ましい。一方、固定用部
材3は、例えば木材や発泡度を少なくした合成樹
脂発泡体等の釘打性または接着剤による接着性の
良好な材料で作られ、図示の場合は低発泡ポリス
チレン製角材を用いており、この固定用部材3は
側部材2の成形後に埋め込まれ接着剤で接着して
いる。このほか発泡成形時に一体に埋め込むこと
も可能である。固定用部材3の埋め込みは上面部
2aと面一に埋め込む場合のほか、側部材2中に
完全に埋没させてなお釘打性を発揮する場合もあ
る。また、側部材2と中間部材1を接合自在とす
る合いじやくり構造は、図示するような形状のほ
か任意の構造を採用できる。
以上の構成によれば、本下地材は第3図に示す
如くコンクリートスラブ11上に敷設し、その上
に表面仕上げ床材13を敷設するための下地材と
して便利に用いることができる。即ち、敷設作業
は先ずコンクリートスラブ11上に樹脂モルタル
等による接着層12を張設し、この接着層12上
に中間部材1と側部材2を合いじやくり部4,5
により接合させた状態で順次敷設し、その上に所
望の表面仕上げ床材13を敷設して、この表面仕
上げ床材13を固定用部材3に対し釘14等を用
いて固定する手順で行なわれる。
本考案は上記の如くであつて、下地材を特に固
定用部材を埋め込んだ側部材と、この側部材によ
つて挾持される中間部材とより成る分割構造にし
たので、部材個々の設計寸法を小さくできて、従
来の一枚板よりなるこの種下地材と異なつて両部
材に「そり」の生ずる度合いが極めて少なく、
「そり」が発生するとしても、それは実用に供し
得る程度の小さな「そり」に止まり、また、使用
に耐えない不良品はその部材だけを正常なものと
取替えればよいといつた経済性にも優れ、かつ、
分割構造によつて、接着完了までの保管も側部材
のみを長期保管すれば足り保管時のスペースや持
ち運び作業の点で非常に有利となる等、その実用
的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
分離状態の斜視図、第2図は接合状態の正断面
図、第3図は使用状態の正断面図である。 図中、1は中間部材、2は側部材、2aは上面
部、3は固定用部材、4,5は合いじやくり部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートスラブ上に床下地材を敷設し、そ
    の上に表面仕上げ床材を敷設して床構造を構成す
    るために用いる床張り用下地材において、上記床
    下地材は合成樹脂発泡体製の板状体である中間部
    材と、この中間部材と同様に合成樹脂発泡体製の
    板状体であつて該中間部材の両側に接合続自在で
    ある側部材を備え、上記側部材の上面部側の一部
    には釘打ち等によつて上記表面仕上げ床材を固定
    するための固定用部材を埋め込むと共に、この側
    部材と上部中間部材との間には合いじやくり部を
    設けて成ることを特徴とする床張り用下地材。
JP8910683U 1983-06-13 1983-06-13 床張り用下地材 Granted JPS59194437U (ja)

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JP8910683U JPS59194437U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 床張り用下地材

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JPS59194437U JPS59194437U (ja) 1984-12-24
JPH0224837Y2 true JPH0224837Y2 (ja) 1990-07-09

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ID=30219003

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5090704B2 (ja) * 2006-10-12 2012-12-05 油化三昌建材株式会社 床構造およびその構築方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015711U (ja) * 1973-06-07 1975-02-19

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