JPS634753Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634753Y2 JPS634753Y2 JP1981180606U JP18060681U JPS634753Y2 JP S634753 Y2 JPS634753 Y2 JP S634753Y2 JP 1981180606 U JP1981180606 U JP 1981180606U JP 18060681 U JP18060681 U JP 18060681U JP S634753 Y2 JPS634753 Y2 JP S634753Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- heat insulating
- insulating
- synthetic resin
- floor slab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 15
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、上面に床仕上材を有する断熱床材を
配管用等の空間を形成して容易且つ表面の平面出
しを確実にした状態で床スラブ上に敷設しうるよ
うにした断熱床構造に関する。
配管用等の空間を形成して容易且つ表面の平面出
しを確実にした状態で床スラブ上に敷設しうるよ
うにした断熱床構造に関する。
従来の断熱床構造は、第１図に示すように、床
スラブａ上にモルタルの団塊ｂを盛付けし、その
上に断熱材ｃと床仕上材ｄを設けたものが一般的
である。
スラブａ上にモルタルの団塊ｂを盛付けし、その
上に断熱材ｃと床仕上材ｄを設けたものが一般的
である。
しかしながら、この断熱床構造にあつては接着
剤としての団塊ｂ上に断熱材ｃを押しあて、表面
の平面出しをしなくてはならないために、断熱材
ｃの施工作業に手間がかかり、しかも平面出しが
しにくいという問題点がある。
剤としての団塊ｂ上に断熱材ｃを押しあて、表面
の平面出しをしなくてはならないために、断熱材
ｃの施工作業に手間がかかり、しかも平面出しが
しにくいという問題点がある。
本考案は、従来のこれらの問題点に鑑みこれを
解決せんとしてなされたものであつて、床スラブ
上に表面の平面出しをすべくセルフレベリング材
で水平表面層を形成し、該水平表面層に接着剤を
介して、発泡合成樹脂製基体上面に床仕上材を添
設した断熱床材を上設することによつて、その目
的を達成した。
解決せんとしてなされたものであつて、床スラブ
上に表面の平面出しをすべくセルフレベリング材
で水平表面層を形成し、該水平表面層に接着剤を
介して、発泡合成樹脂製基体上面に床仕上材を添
設した断熱床材を上設することによつて、その目
的を達成した。
又、本考案では、断熱床材として基体の下面か
ら厚み方向に上面との間に間隔を残て切込み又は
溝を方眼状に設けたものを用い、配管位置にあた
る部分では該切込み間又は溝間に位置する発泡合
成樹脂部分を取除いて、この断熱床材を敷設した
状態の床仕上材下に容易に配管用等の空間を形成
しうるようにしたことをも特徴としている。
ら厚み方向に上面との間に間隔を残て切込み又は
溝を方眼状に設けたものを用い、配管位置にあた
る部分では該切込み間又は溝間に位置する発泡合
成樹脂部分を取除いて、この断熱床材を敷設した
状態の床仕上材下に容易に配管用等の空間を形成
しうるようにしたことをも特徴としている。
本考案の断熱床構造の詳細を添付の図面にもと
づいて更に説明する。
づいて更に説明する。
図中１は建物の床スラブ、２は床スラブ１上に
表面の平面出しをすべく形成した水平表面層で、
例えばβ石膏と骨材等からなるセルフレベリング
材を床スラブ１上面に流延することによつて、床
スラブ１上面を水平に形成する。
表面の平面出しをすべく形成した水平表面層で、
例えばβ石膏と骨材等からなるセルフレベリング
材を床スラブ１上面に流延することによつて、床
スラブ１上面を水平に形成する。
そして、この水平表面層２に接着剤３を介し
て、発泡ポリスチレン板の等発泡合成樹脂製基体
４上面に床仕上材５を一体に添設した断熱床材６
を上設して断熱床構造を構成する。
て、発泡ポリスチレン板の等発泡合成樹脂製基体
４上面に床仕上材５を一体に添設した断熱床材６
を上設して断熱床構造を構成する。
ここに断熱床材６は、第３〜７図に示すよう
に、その端面を断熱性、施工性、遮音性等から相
ジヤクリ構造とすることが望ましく、施工対象に
応じて、この相ジヤクリ構造の他の一般的接合構
造も適宜採用される。
に、その端面を断熱性、施工性、遮音性等から相
ジヤクリ構造とすることが望ましく、施工対象に
応じて、この相ジヤクリ構造の他の一般的接合構
造も適宜採用される。
又、この断熱床材６を設置した床スラブ１には
電気配線や各種配管等の必要上、断熱床材６下面
には、基体４下面から厚み方向に上面との間に間
隔を残すようにして例えば深さ40ｍ／ｍの切込み
７を、幅15ｍ／ｍの間隔をあけて方眼状に設け
て、部分的切欠きの容易な裏面構造とし、もつて
配管位置にあたる部分では該切込み７間に位置す
る発泡合成樹脂部分を適当な工具等で切欠き、取
除いて一連の下面へ開放した開所を容易に形成し
うるようにしたものである。
電気配線や各種配管等の必要上、断熱床材６下面
には、基体４下面から厚み方向に上面との間に間
隔を残すようにして例えば深さ40ｍ／ｍの切込み
７を、幅15ｍ／ｍの間隔をあけて方眼状に設け
て、部分的切欠きの容易な裏面構造とし、もつて
配管位置にあたる部分では該切込み７間に位置す
る発泡合成樹脂部分を適当な工具等で切欠き、取
除いて一連の下面へ開放した開所を容易に形成し
うるようにしたものである。
ここで第６図に示すように切り込み７に代え
て、所定の開口幅を保有する溝８…を基体４下面
に上面との間に間隔を残して方眼状に形成しても
よい。
て、所定の開口幅を保有する溝８…を基体４下面
に上面との間に間隔を残して方眼状に形成しても
よい。
以上のようになる本考案の断熱床構造にあつて
は、セルフレベリング材で床スラブ上に水平表面
層を形成したため、断熱床材は接着剤を介して、
この水平表面層上に密着した状態で固着でき、断
熱床材の取付けが強固になるばかりでなく、発泡
合成樹脂を用いた断熱床材であるため、従来の根
太組工法による床構造と比較して遮音性の優れた
床構造となるものであるうえに、セルフレベリン
グ材を使用することにより平滑で水平な床スラブ
が形成され、容易に断熱床材表面の平面出しが可
能となるのである。
は、セルフレベリング材で床スラブ上に水平表面
層を形成したため、断熱床材は接着剤を介して、
この水平表面層上に密着した状態で固着でき、断
熱床材の取付けが強固になるばかりでなく、発泡
合成樹脂を用いた断熱床材であるため、従来の根
太組工法による床構造と比較して遮音性の優れた
床構造となるものであるうえに、セルフレベリン
グ材を使用することにより平滑で水平な床スラブ
が形成され、容易に断熱床材表面の平面出しが可
能となるのである。
又、合板や木質フローリング等の床仕上材と断
熱材とからなる発泡合成樹脂製基体とを予め一体
化したから、両者を一挙に床スラブに敷設でき
て、施工が極めて簡単、迅速となるばかりでな
く、断熱床材下面と床スラブとの接着面積が増大
して接着が強固となるため、敷設後の耐久性も向
上する。
熱材とからなる発泡合成樹脂製基体とを予め一体
化したから、両者を一挙に床スラブに敷設でき
て、施工が極めて簡単、迅速となるばかりでな
く、断熱床材下面と床スラブとの接着面積が増大
して接着が強固となるため、敷設後の耐久性も向
上する。
とりわけ、RC造の床スラブ表面は、非常に不
陸が大きいことから、この床スラブ上にセルフレ
ベリング材で水平表面層を形成すれば、小量の接
着剤の使用でもつて、良好な状態にして床スラブ
上に断熱床材を敷設することができるのである。
陸が大きいことから、この床スラブ上にセルフレ
ベリング材で水平表面層を形成すれば、小量の接
着剤の使用でもつて、良好な状態にして床スラブ
上に断熱床材を敷設することができるのである。
又、断熱床材下面に切込み又は溝を方眼状に設
けたことから、配管位置にあたる部分に現場加工
にてきわめて容易に直線状や直角状等の一連の下
面へ開放した開所を設けることができ、所望の配
管用空間を床スラブ上に敷設した床仕上材下に形
成することができるばかりでなく、空間幅も任意
に設定することができるのである。
けたことから、配管位置にあたる部分に現場加工
にてきわめて容易に直線状や直角状等の一連の下
面へ開放した開所を設けることができ、所望の配
管用空間を床スラブ上に敷設した床仕上材下に形
成することができるばかりでなく、空間幅も任意
に設定することができるのである。
加えて、空間上には発泡合成樹脂部分が依然残
つているため、配管用の空間を形成するのにとも
なつて、断熱効果が損なわれることもないのであ
る。
つているため、配管用の空間を形成するのにとも
なつて、断熱効果が損なわれることもないのであ
る。
第１図は従来の断熱床構造の一例を示す断面
図、第２図は本考案に係る断熱床構造の実施例を
示す断面図、第３〜６図はそれぞれ断熱床材の実
施例を示す正面図、第７図は断熱床材の裏面を示
す説明図である。 １：床スラブ、２：水平表面層、３：接着剤、
４：基体、５：床仕上材、６：断熱床材、７：切
込み、８：溝。
図、第２図は本考案に係る断熱床構造の実施例を
示す断面図、第３〜６図はそれぞれ断熱床材の実
施例を示す正面図、第７図は断熱床材の裏面を示
す説明図である。 １：床スラブ、２：水平表面層、３：接着剤、
４：基体、５：床仕上材、６：断熱床材、７：切
込み、８：溝。
Claims (1)
- 床スラブ上に表面の平面出しをすべくセルフレ
ベリング材で水平表面層を形成し、該水平表面層
に接着剤を介して、発泡合成樹脂製基体上面に床
仕上材を添設するとともに、基体の下面から厚み
方向に上面との間に間隔を残して切込み又は溝を
方眼状に設け、且つ配管位置にあたる部分の該切
込み間又は溝間に位置する発泡合成樹脂部分を取
除いて配管用等の空間を形成した断熱床材を上設
してなる断熱床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18060681U JPS5883544U (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | 断熱床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18060681U JPS5883544U (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | 断熱床構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5883544U JPS5883544U (ja) | 1983-06-06 |
| JPS634753Y2 true JPS634753Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=29977340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18060681U Granted JPS5883544U (ja) | 1981-12-03 | 1981-12-03 | 断熱床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5883544U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016223241A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | トヨタホーム株式会社 | 断熱パネル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539061U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-13 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54148029U (ja) * | 1978-04-05 | 1979-10-15 |
-
1981
- 1981-12-03 JP JP18060681U patent/JPS5883544U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5539061U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-13 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016223241A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | トヨタホーム株式会社 | 断熱パネル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5883544U (ja) | 1983-06-06 |
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