JPH085212Y2 - 床パネル - Google Patents

床パネル

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JPH085212Y2
JPH085212Y2 JP12802890U JP12802890U JPH085212Y2 JP H085212 Y2 JPH085212 Y2 JP H085212Y2 JP 12802890 U JP12802890 U JP 12802890U JP 12802890 U JP12802890 U JP 12802890U JP H085212 Y2 JPH085212 Y2 JP H085212Y2
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JP
Japan
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JP12802890U
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純夫 和田
安司 住田
臣男 上田
嘉郎 内田
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築物等の内装工事に適用される床パネル
に関するものである。
(従来の技術) 住宅建築の洋間などの床工事では、通常、建築現場に
多数枚の板状床材等を持ち込んで組み付けを行う板張り
仕上げの工法が採られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、板張り仕上げによる床は、仕上りの外観が
美しい反面、断熱性や遮音性が劣っているので居住性を
より高める手段として、最近では床工事と同時に床側の
断熱工事や遮音工事が行われている。
しかし、建築現場での床工事は、多数枚の板状床材を
順次組み付けるため工数が多くかかるにも拘らず、さら
に、断熱工事や遮音工事が追加されると、工数が益々嵩
むという問題があった。
本考案はこのような従来の事情から見て、建築現場で
の床工事の施工工数を少なくするようにした床パネルを
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案の床パネルは、建築現場の取付け個所に適合す
るように、予め製作されたものであって、同数で同じ長
さを持つ複数の根太と断熱遮音部材とが交互に配置され
て基盤体が形成され、この基盤体の上面に基盤体と同じ
平面形状の天板が、縦方向および横方向の天板重ね代を
変位させて載置され、この天板が前記各根太に固定され
るとともに、前記各断熱遮音部材が天板の下面および各
根太の側面に固定されてなるものである。
(作用) 建築現場での床工事は工数を少なくして施工され、し
かも床側の断熱工事および遮音工事も同時に完了する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図ないし第3図に示す床パネル1は、たとえば、
住宅などの建築現場の取付け個所に適合するように、予
め工場で製作されたものであって、長さLが同じである
四本の根太2…と四個の断熱遮音部材3…とが交互に配
置されて基盤体4が形成され、この基盤体4の上面に基
盤体4と同じ平面形状の天板5が、縦方向Yの天板重ね
代Aおよび横方向Xの天板重ね代Bを変位させて載置さ
れ、この天板5が前記各根太2…に釘固定6…をされる
とともに、前記各断熱遮音部材3…が天板5の下面およ
び各根太2…の側面に接着固定もしくは釘固定がなされ
ている。
7…は案内孔であって、床パネル1を大引などに固定
する際に、釘打ちが容易にできるように予め穿設したも
のである。
前記根太2…は、たとえば高さ60mm×幅38mm×長さ99
6mmに形成されている。
前記天板5は、たとえば厚さ12mm×縦999mm×横999mm
の合板が適用される。
前記断熱遮音部材3…は、たとえばスチロール樹脂等
の成形体や、フェノール樹脂、ウレタン樹脂およびヌレ
ート樹脂等の発泡体が適用されている。そして、根太2
…や天板5への固定は、スチロール樹脂成形体の場合は
上述の釘固定6…が行われ、また、前記フェノール樹脂
等の発泡体の場合は、床パネル1の組立て時に発泡充填
がなされるとよい。
次に、上記実施例の作用について説明する。
床パネル1は、ある一定の大きさに形成されているの
で、建築現場での取付け作業が速やかに進行する。ま
た、天板5の下側に予め断熱遮音部材3…が固定されて
いるから、床側の断熱工事および遮音工事が同時に完了
する。
なお、上述の床パネル1は、床工事について述べたも
のであるが、天井の下張工事にも適用することもでき
る。
(考案の効果) 本考案の床パネルは、同数で同じ長さもつ複数の根太
と建築現場の取付け個所に適合するように、予め製作さ
れたものであって、同数で同じ長さを持つ複数の根太と
断面遮音部材とが交互に配置されて基盤体が形成され、
この基盤体の上面に基盤体と同じ平面形状の天板が、縦
方向および横方向の天板重ね代を変位させて載置され、
この天板が前記各根太に固定されるとともに、前記各断
熱遮音部材が天板の下面および各根太の側面に固定され
てなるものであるから、建築現場における床工事の工数
が著しく節減されるだけでなく、床工事とともに断熱、
遮音工事を同時に完成させることができるという実用上
の優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は床パネル
の平面図、第2図は同側面図、第3図は第1図のIII−I
II線で見た断面図である。 1…床パネル、2…根太 3…断熱遮音部材、4…基盤体 5…天板、6…釘固定 A,B…天板重ね代、L…長さ X…横方向、Y…縦方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 内田 嘉郎 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 積水ハウス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−139509(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築現場の取付け個所に適合するように、
    予め製作されたものであって、同数で同じ長さを持つ複
    数の根太と断熱遮音部材とが交互に配置されて基盤体が
    形成され、この基盤体の上面に基盤体と同じ平面形状の
    天板が、縦方向および横方向の天板重ね代を変位させて
    載置され、この天板が前記各根太に固定されるととも
    に、前記各断熱遮音部材が天板の下面および各根太の側
    面に固定されてなることを特徴とする床パネル。
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