JPH0529817B2 - - Google Patents

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JPH0529817B2
JPH0529817B2 JP1274029A JP27402989A JPH0529817B2 JP H0529817 B2 JPH0529817 B2 JP H0529817B2 JP 1274029 A JP1274029 A JP 1274029A JP 27402989 A JP27402989 A JP 27402989A JP H0529817 B2 JPH0529817 B2 JP H0529817B2
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mortar
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Kika Ko
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  • Floor Finish (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は木造、R.C、鉄筋コンクリート建築
等の建築物の床、壁面を利用する暖冷房用の蓄熱
性パネル用ボード及びその製造方法並びにボード
枠に関する発明である。
(従来の技術) 本出願前、例えばこの出願人が、先に発明した
特許第1428766号(特公昭62−37741号)の発明の
内の方法の発明は、「方形で浅い深さの有底の開
口型枠内に、型枠の内法寸法よりやや小さい寸法
の金網(ワイヤメツシユ)によつて、その上下両
面を挾着した、平面的に蛇行して折曲した熱伝導
の良好な一本の小径の折曲管体の接続口付近を除
く全管体を、型枠底面と僅かの間隔を設けて載置
し、次でこの型枠内へ、ガラス繊維又は岩綿繊維
を添加したフライアツシユ、生石灰、ポルトラン
ドセメントの混合物を加水混練した蓄熱性モルタ
ル水和物を注入し、前記折曲管体を挾着する金網
(ワイヤメツシユ)を上記蓄熱性モルタル中に埋
設し、平板状に固化する蓄熱性パネル用ボード
(以下単にボードと略称する)の製造方法」であ
り、上記の開口型枠としては、鉄製或は木製の、
長方形或は正方形で浅い深さの有底の開口型型枠
を使用し、これへ上記水和物を流込んで、表面を
平らにならし、脱気静置する事により固化させた
後、型枠を取除いた物を製品としてのボードと
し、更に上記のボードを多数連結して敷設する事
によつて、広い面積の床面或は壁面を形成する事
に成る。
(考案が解決しようとする課題) 処が、上記の鉄製或は木製の開口型枠を使用す
る方法では、ボードの製造に際し、先づ鉄製で組
立式の場合には型組みを行い、その後鉄製の物も
木製の物も、共に離型剤を型枠の内面に塗布して
から、蓄熱性モルタル水和物を型枠へ注入し、更
に固化後にも、ボードから型枠を取出す作業を、
必ず行わねばならず、亦、型枠の再使用には、前
回の作業の際に固化して付着したモルタルを除去
する等の準備作業の為、可成の労力と時間を消費
し、人件費の軽減を妨げ、ボードの製造価格の合
理化に支障があつた。本発明の目的は、上記の型
枠の使用を止めて、鋼板、合成樹脂板、木質合板
等で造つたボード枠に替え、モルタルの固化後、
ボード枠と一体にした枠付きボードとする事によ
り、複数のボードを接続して床や壁の暖房、冷房
等の蓄熱性パネルを形成する際に、広い面積に亙
る平坦度を容易に確保し、且、製造の際の省力化
を可能にすると共に、注入するモルタルとして、
通常のモルタルを始め、前記の蓄熱性モルタル水
和物又は上記蓄熱性モルタル水和物中のセメント
を、セメント系(小野田セメント、日東化学、新
日鉄化成株式会社等が市販)、石膏系(吉野石膏
株式会社が市販)、セラミツク系(宇部興産株式
会社が市販)等の内、適宜のセルフレベラーモル
タル材にするか、又は上記モルタル又は蓄熱性モ
ルタル水和物が固化した上へ、上記セルフレベラ
ーモルタルを流し込んだ二層にする事により、上
面の平坦度を一層良好にし、固化後の保存中の反
りを無くした蓄熱性パネル用枠付ボード及びその
製造方法並びにボード枠を提供する事にある。
(課題を解決するための手段) 以下本発明の構成を、図面に示した本発明の実
施例を参照して説明する。〔ボード枠 第1図aに於て、Fは本発明のボード枠で、厚さ
0.3mm乃至1.0mm前後の鉄板、軟鋼板、又は厚さ3
乃至5mm程度の押出成型で造る硬質塩化ビニイル
等の合成樹脂型材、若しくは厚さ5mm乃至12mm程
度の木質系合板を加工して造る。Faはその上横
枠、Fbは仝じく左縦枠、Fcは右縦枠、Fdは下横
枠であり、上記各枠を高さが約35〜50mmで、横
600mm、縦1700mmの長方形に枠組し、熔接、ネジ
止、接着等の接合手段でボード枠Fに組立るが、
その各断面は各枠共、第2図aにチヤンネル又は
コ字形、L字形、I字形等の同一形状とし、その
対向する上下両横枠Fa,Fd及び左右両縦枠Fb,
Fcを対として、その外面長手方向の略中央に、
通しの凸条1及び凹溝2から成る係合部Ka,Kb
を配設し、第2図bに示す各種の実接(さねつ
ぎ)接合Cの内のCa,Cb,Ccの、夫々一方の突
条1又は凹溝2を、水平の同一高さの位置に、鉄
板、軟鋼板の場合は、プレスによる曲げ加工、合
成樹脂材の場合は、成型の際一体に形成し、木質
合板の場合は、細板材の接着又は釘着け及び溝彫
りによつて、夫々形成する。3及び4は夫々広幅
又は細幅のボード枠Fの上面及び底面、5は広幅
の外側面、Sはボード枠Fの内側の流し込空間、
Taはボード枠Fの上面3に囲まれた上部開口、
Tbはボード枠Fの底面4に囲まれた底部開口、
6は上横枠Fa及び下横枠Fdの側面に穿設した後
記の銅管等の管体の挿通用の通孔である。〔モル
タル層と組成〕次に本発明に使用するモルタル層
として、第4図aに示す単一層式には組成(1)従来
一般に使用されている砂とポルトランドセメント
から成るモルタルNを始め、組成(2)前記特許の蓄
熱性モルタルM、組成(3)市販のセルフレベラーモ
ルタルS.L.を使用した蓄熱性モルタルM、組成(4)
市販のセルフレベラーモルタルS.L.がある。その
内、組成(2)、(3)の蓄熱性モルタルM系を説明する
と、ガラス短繊維又は岩綿短繊維10容量%、フラ
イアツシユ10〜20容量%、生石灰10容量%、ポル
トランドセメント60〜70%を配合した混合物に適
宜の水を加えて混練するのであるが、その一部を
除いたり、例えば金属材の切削片や針金の切断片
を加えても好く、これらは従来の例えば実公昭48
−1185号実用新案公報記載の考案の様に、砂利、
砕石を使用したコンクリートを発熱素体とする結
果、重量が重く、蓄熱性が低い物や、軽量発泡コ
ンクリートの様に、軽くてもその気孔中の空気の
断熱性によつて、熱の伝導を妨げる物と相違し、
粒子が細く流動性が高いので、型枠や管体、金網
への流し込が容易で、混入空気も排除し易く、生
石灰の発熱反応により、固化が促進できる素材で
ある。次に組成(3)は、上記蓄熱性モルタルMのポ
ルトランドセメントに替え、市販のセメント系、
石膏系、セラミツク系等の内、適宜のセルフレベ
ラーモルタル材(微細な砂、フライアツシユ等を
混ぜた物も有る)を混和して混練した蓄熱性モル
タルで、上記の特性に加え、固化する際自動的に
表面を平坦に保持でき、固化後の保存中の反りも
防止できる特徴が有る。組成(5)上記組成(3)又は(4)
の様にボード枠Fの流し込空間S全体にセルフレ
ベラーモルタルS.L.を使用すると、セルフレベラ
ーモルタル材の価格が現在比較的高価な為、ボー
ドの単価が可成り揚がる恐れが有る。これらに対
し第4図bに示すものは、二層式とし、流し込の
大部分を組成(1)の普通のモルタルN又は組成(2)の
蓄熱性モルタルMで行い、最上部のみに組成(4)の
セルフレベラーモルタルS.L.、又は組成(3)の蓄熱
性モルタルMを流し込む事により、略組成(3)と同
等の成果をあげる事ができる。〔枠付ボードの製
造方法〕(その1)枠付ボードBの製造の手順と
しては、第3図aに示す様に、先づ仕事場の一部
に平坦で厚みの有る鉄板等の下敷板Eを用意し、
離型剤を塗布したその上面Eaか、又は上面Eaへ、
ポリエチレンシートの様に接着性の無い合成樹脂
シートを被せ、その上へボード枠Fを載置する。
次にその流込空間Sの中間の高さ位置へ、第6図
a又はbに示す折曲管7又は直管8等の、直径約
20mm程度の銅管、合成樹脂管等の管体Pへ、予
め、その上下両面又は片面にボード枠Fよりやゝ
狭い平面状の金網(ワイヤメツシユ)9を針金等
を使つて取付け、上記針金の端部等を利用して、
下敷板Eの上面Eaの上部上の流し込空間Sに保
持し、その際管体Pの接続端Pa(接続端7a,8
a,8b)を前記ボード枠Fの各通孔6に挿通す
る。そして前記の各組成のモルタルの中の一種の
モルタルを流し込空間Sへ、モルタルが上部開口
Taに達する迄流し込んで静置し、管体Pを埋設
した状態で固化させ、第4図aの様に単一式モル
タル層Maを形成させるか、又は第4図bの様に
二層とし、先づ上部開口Taの少し下部迄組成(1)、
(2)の中の一種のモルタルを流し込んで固化させ、
次に組成(3)又は(4)のモルタルを上部開口Taに達
する迄注入して固化させて二層式モルタル層Mb
を形成させる。その後ボード枠Fに密着して固化
したボードを、枠毎下敷板Eから取外して分離す
れば、枠付蓄熱性ボードBaが出来上がる。(その
2)その1と同様に、載置したボード枠Fの流し
込空間Sの底部開口Tbへ、第3図bの様に先づ
20mm程度の厚さの断熱材10(例えば商品名スタ
イロフオーム等)を敷き、その上へ上記と同様に
金網9をセツトした管体Pを載置するか、又は管
体?Pを載置した後、その上へ前記同様の金網9
を載せ、ラス張用ホチキス等で金網9、管体Pを
下部の断熱材10に固定する。その際管体Pが直
接、断熱材10と接触しているので、次の工程で
モルタルを流込んで固化させた際、管体Pの下面
が、固化したモルタル層の底部から露出すると、
断熱材10に接触する熱源温度が、モルタル層
Maに完全に埋設した場合と比較し多少高く成
り、熱ロスが多く成る恐れはあるが、湯温50〜75
度程度の場合、実用的には問題に成らないが、若
し必要があれば、針金等で支え、管体Pの下面と
断熱材10の表面とを離し、モルタルに管体P全
体を埋没させれば良い。次に上記その1と同様に
モルタルの流し込を行い、単一式モルタル層Ma
又は二層式蓄熱性モルタル層Mbを形成させ、前
記下敷板Eの上面Eaから取外して断熱材仕込枠
付蓄熱性ボードBbを得る。〔パネルの敷設方法〕
(その1)第5図aに示す様に、大引11、根太
12及び通称コンパネ等の合板から成る荒床13
の上面へ別敷断熱材14を敷詰め、必要があれば
接着材で荒床13に固着し、その上面へ蓄熱性枠
付ボードBaを、第5図cに示す様に不陸の無い
様に密着して敷詰めて、必要が有れば、その底面
全体又は一部を、接着材、粘着材、両面粘着テー
プ等で別敷断熱材14に固定し、その際隣接する
左縦枠Fb及び右縦枠Fcに、実接接合Cを形成す
る係合部Ka,Kbに相当する凸条1及び凹溝2の
ある物はそれを嵌合せ、亦、管体Pの接続端Pa
の無い物で、対向する上横枠Fa及び下横枠Fbの
実接接合Cを形成する係合部Ka,Kbに相当する
凸条1及び凹溝2の有る物は、それを上記同様嵌
合せるが、上記両嵌合の際必要であれば、実接接
合Cの係合部分も接着材等で固着し接合を強固に
し、第6図cに示すパネルQを形成する。尚、管
体Pの接続端Paが出ている場合は、その接続端
7aと対向する接続端8a,8bを接続し、又は
Uベント15で接続端8a,8bを接続して、管
体全体としての流れ回路を構成させる。上記によ
り複数の枠付蓄熱性ボードBaを敷詰めたパネル
Qには、各ボード間の目地及び周囲の余地がある
ので、其処へ目地の場合は前記セルフレベラーモ
ルタルS.L.を先づ流し込み、乾燥後G.L.ボンドで
レベル仕上を行い、接続端Paの部分やズラシ配
置の部には、断熱材を敷いて、その上からモルタ
ルを流し込んで詰る。その後パネルPと荒床13
とを木ネジ又はコンクリート釘を使用して両者を
強固に結合し一体化する。(その2)第5図b及
び第5図dに示す様に、その1と同様大引11、
根太12、荒床12から成る床上へ、底部開口部
Tb内側に断熱材10を仕込んである断熱材仕込
枠付蓄熱性ボードBbを直接敷詰め、その1と同
様第6図cに示すパネルQを形成させる。その他
の手順及び方法は上記のその1と全く同様であ
る。
(発明の効果) (1)本発明の枠付蓄熱性ボードの製造方法によれ
ば、従来の様な繰返し使用の型枠を使用せず、モ
ルタルの流し込み後、ボード枠F自体をモルタル
層と一体の侭、パネルPの形成に使用できるの
で、繰返使用の型枠の型外し及び清掃、並びに離
型剤塗布等の作業が無く、生産の際の省力化に役
立つ。(2)本発明の枠付蓄熱性ボードでは、ボード
枠Fの広幅又は細幅の上面3及び底面4、並びに
広幅の側面5が平滑で、角度的にも精確なので、
パネルQの敷設の際の外側面5同志等の接合やレ
ベル出しが容易な為、施工時間を画期的に短縮で
きる。亦、側面5に実接接合Cを採用する場合
は、特にレベル出し及びパネルQの一体構成を強
固にする事ができる。(3)断熱材仕込枠付蓄熱性ボ
ードBbは、予め断熱材10を内臓しているので、
事前に別敷断熱材14を敷く手間が省け、亦、平
らな荒床13の上面へ、ボード枠Fの平らな底面
5を、直接載置できるので、床置作業のレベル出
しの手間が大幅に省ける。(4)ボード枠Fは金属薄
板のプレスによる曲物、合成樹脂製押出型材等
で、容易に然も精確に造られ、価格的にも安いの
で、従来の型枠の場合と比較してパネル構成の為
の費用に余り影響せず、作業の合理化による経費
の節減ができるので、全体として費用の節減が可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明のボード枠の平面図、第1図
bは第1図aの−線に於る断面図、第1図c
は第1図aの−線に於る断面図、第2図a乃
至cは夫々断面形状の異なるボード枠の縦断面
図、第2図d乃至fは夫々実接接合の異なる形状
を示す縦断面図、第3図aは枠付蓄熱性ボードの
製法に関する第1図−線に於る断面図、第3
図bは仝じく断熱材仕込枠付蓄熱性ボードの製法
に関する第1図−線に於る断面図、第4図a
は単一式モルタル層Maの断面図、第4図bは二
層式モルタル層Mbの断面図、第5図aは建物の
床に枠付蓄熱性ボードを敷設する状態を示す説明
図的断面図、第5図bは同じく断熱材仕込枠付蓄
熱性ボードを敷設する状態を示す説明図的断面
図、第5図c及び第5図dは夫々枠付蓄熱性ボー
ド及び断熱材仕込枠付蓄熱性ボードを敷詰めて、
パネルQを敷設する状態を示す説明図的断面図、
第6図aは折曲管部分を露出して示した枠付ボー
ドの平面図、第6図bは仝じく直管部分を露出し
て示した枠付ボードの平面図、第6図cは枠付ボ
ードを敷詰めてパネルを構成する状態を示す説明
図的平面図である。 図の主要な部分を表す符号の説明 B…枠付ボ
ード、Ba…枠付蓄熱性ボード、Bb…断熱材仕込
枠付蓄熱性ボード、E…下敷板、F…ボード枠、
Fa…上横枠、Fb…左縦枠、Fc…右縦枠、Fd…下
横枠、C…実接接合、Ka,Kb…係合部、1…凸
条、2……凹溝、3…上面、4…底面、5…外側
面、S…流し込空間、S.L.…セルフレベラーモル
タル、Ta…上部開口、Tb…底部開口、6…通
孔、M…蓄熱性モルタル、Ma…単一式モルタル
層、Mb…二層式モルタル層、N…モルタル、P
…管体、Pa…接続端、7…折曲管、8…直管、
9…金網、10…断熱材、Q…パネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鉄板、軟鋼板の曲物、又は押出成型で造つた
    合成樹脂製型材、若しくは木質合板の枠組から成
    り、広幅又は細幅の水平な上面3及び底面4並び
    に広幅の垂直な外側面5から成り、断面がチヤン
    ネル又はコ字形、L字形、I字形等の同一形状
    で、枠組内部に流し込空間S、その上部に枠組の
    上面3に囲まれた上部開口Ta、その下部に枠組
    の底面4に囲まれた下部開口Tbを具備し、少な
    くとも、その対向する左縦枠Fb及び右縦枠Fcの
    外側面5の長手方向の略中央に、通しの実接接合
    Cの一対の係合部Ka,Kbの一方を、夫々配設す
    るか又は配設せず、上横枠Fa又は下横枠Fd若し
    くは上記両者に通孔6を穿設したボード枠Fと、
    上記流し込空間Sの中間の高さ位置へ、互いに針
    金等で固定保持し、その接続端Paをボード枠F
    の各通孔6へ挿通した管体Pと、上記管体Pの上
    下で二枚、又は上下いづれか一枚の、ボード枠F
    よりやゝ狭い広さの平面状の金網9と、上記ボー
    ド枠Fの内側の流し込空間Sの底部開口Tbから
    上部開口Ta迄、単一のモルタルN又はガラス短
    繊維或は岩綿短繊維、フライアツシユ、生石灰、
    ポルトランドセメント又はセルフレベラーモルタ
    ルS.L.材を配合し、水を加えて混練した蓄熱性モ
    ルタルMを流し込んで固化させた単一式モルタル
    層Ma、又は下層にモルタルN又は蓄熱性モルタ
    ルMを流し込み固化させ、その上側にセルフレベ
    ラーモルタルS.L.を流し込んで固化させた二層式
    モルタル層Mbを、ボード枠Fと一体に形成させ
    た枠付蓄熱性ボードBaから成る床、壁パネル用
    枠付蓄熱性ボード。 2 上記請求項の第1番目に記載したボード枠F
    の流し込空間Sの底部開口Tbの内側全体に、断
    熱材10を敷詰め、その上部から上部開口Ta迄
    に、上記請求項の第1番目に記載した単一式モル
    タル層Ma又は二層式モルタル層Mbを、ボード
    枠Fと一体に形成させた断熱材仕込枠付蓄熱性ボ
    ードBbから成る請求項の第1番目に記載した床、
    壁パネル用枠付蓄熱性ボード。 3 平坦な下敷板Eの上面Eaに、鉄板、軟鋼板
    の曲物、又は押出成型で造つた合成樹脂製型材、
    若しくは木質合板の枠組から成り、広幅又は細幅
    の水平な上面3及び下面4、並びに広幅の垂直な
    外側面5から成り、断面がチヤンネル又はコ字
    形、L字形、I字形等の同一形状で、枠組内部に
    流し込空間S、その上部に枠組の上面3に囲まれ
    た上部開口Ta、その下部に枠組の底面4に囲ま
    れた下部開口Tbを具備し、少なくとも、その対
    向する左縦枠Fb及び右縦枠Fcの外側面5の長手
    方向の略中央に、通しの実接接合Cの一対の係合
    部Ka,Kbの一方を、夫々配設するか又は配設せ
    ず、上横枠Fa又は下横枠Fd若しくは上記両者に
    通孔6を穿設したボード枠Fを載置し、上記流し
    込空間Sの中間の高さ位置へ、管体P及び管体P
    の上下で二枚、又は上下いずれか一枚の、ボード
    枠Fよりやゝ狭い広さの平面状の金網9とを、互
    いに針金等で固定保持し、其の際、管体Pの接続
    端Paをボード枠Fの各通孔へ挿通した、ボード
    枠Fの内側の流し込空間S全体へ、モルタルN、
    又はガラス短繊維又は岩綿短繊維、フライアツシ
    ユ、生石灰、ポルトランドセメント又はセルフレ
    ベラーモルタルS.L.材を配合し、水を加えて混練
    した蓄熱性モルタルM、若しくはセルフレベラー
    モルタルS.L.を流し込んで単一式モルタル層Ma
    を形成させるか、又は下層にモルタルN又は蓄熱
    性モルタルMを流し込んで固化させ、その上側に
    セルフレベラーモルタルS.L.を流し込んで固化さ
    せ、二層式モルタル層Mbを形成させた枠付蓄熱
    性ボードBaを、枠付きの侭下敷板Eから取外し
    て分離する床、壁パネル用枠付蓄熱性ボードの製
    造方法。 4 上記請求項の第3番目に記載したボード枠F
    の内側の流し込空間Sの底面開口Tbの内側全体
    に、断熱材10を敷詰め、その上部から上部開口
    Ta迄に、上記請求項の第3番目に記載した単一
    式モルタル層Ma又は二層式モルタル層Mbを形
    成させた断熱材仕込枠付蓄熱性ボードBbを、枠
    付きの侭下敷板Eから取外し分離する請求項の第
    3番目に記載した床、壁パネル用枠付蓄熱性ボー
    ドの製造方法。 5 鉄板、軟鋼板の曲物、又は押出成型で造つた
    合成樹脂製型材、若しくは木質合板の枠組から成
    り、広幅又は細幅の水平な上面3及び底面4、並
    びに広幅の垂直な外側面5とを具備し、断熱がチ
    ヤンネル又はコ字形、L字形、I字形等の同一形
    状で、枠組内部に流し込空間S、その上部に枠組
    の上面3に囲まれた上部開口Ta、その下部に枠
    組の底面4に囲まれた下部開口Tbを具備し、少
    なくとも、その対向する左縦枠Fb及び右縦枠Fc
    の外側面5の長手方向の略中央に、通しの実接接
    合Cの一対の係合部Ka,Kbの一方を、夫々配設
    するか、又は配設せず、上横枠Fa又は下横枠Fd
    若しくは上記双方に通孔6を穿設したボード枠。
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