JPS6350331Y2 - - Google Patents

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JPS6350331Y2
JPS6350331Y2 JP18846082U JP18846082U JPS6350331Y2 JP S6350331 Y2 JPS6350331 Y2 JP S6350331Y2 JP 18846082 U JP18846082 U JP 18846082U JP 18846082 U JP18846082 U JP 18846082U JP S6350331 Y2 JPS6350331 Y2 JP S6350331Y2
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JP
Japan
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heat insulating
panel
panels
insulating material
concrete wall
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JP18846082U
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JPS5992116U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内外装下地材に目開きを有する優れた
断熱性能をもつ熱壁構造に関する。
本考案者らの一人は、先に板材と断熱材を接合
一体化しかつ断熱材の接合部の周縁を切り欠き連
結材を用いて連結する壁構造を提案した(実開昭
56−102310)。これは従来構造に比べて、構造が
簡単で製作容易であり、パネル相互の連結固定が
安定かつ確実であり、パネル組立体の自立を可能
にすると共に溝部の強度が高いという利点を有し
ていることが知られている。
本考案は、前記構造の利点を有したまま内外装
下地材に目開きを与えるための構造を提供するも
のである。内外装下地材の表面仕上げは、内装の
場合、通常ビニール、紙、あるいは布製シート等
でできている壁装材料を貼るか、もしくはペンキ
塗装等が行われる。又外装の場合は吹付塗装もし
くはタイル等を接着することが行なわれる。この
時、下地材の接合部を突き付けにするか目開き構
造にするかは、板材の伸縮に対する安全性及び水
密性の保持など性能上決められる場合と表面仕上
げに伴うデザイン上の要求により決められる場合
がある。どちらにせよ内外装下地材の接合部は突
き付けの場合と目開きの場合の二通りの方法が必
要とされるわけである。突き付けの場合は、先述
した構造(実開昭56−102310)で達成され、目開
きの場合は本考案で実現される。
以下、本考案の実施例を図面に基ずき説明す
る。
本考案の実施例を示す第1図ないし第3図に於
いて、パネル1は型枠材と内外装下地材との両機
能を兼備した板材2に、断熱材3を接合一体化し
てなり、且つ断熱材3の接合部周縁を切り欠いて
凹溝4を形成してある。板材2としてベニヤ合
板、石膏ボード、石綿セメント板、ラスボード、
木毛セメント板、珪酸カルシウム板石膏スラグボ
ード等種々の材質のものを使用でき、一方、断熱
材3としてポリスチレン発泡体、ABS樹脂発泡
体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡
体、フエノール樹脂発泡体等の合成樹脂発泡体が
用いられる。板材2と断熱材3とは例えば接着材
により接合一体化される。
パネル1は所定寸法を有して方形状に形成さ
れ、このパネル1の複数を相互に組合わせてパネ
ル組立体9を構成する。この場合、パネル1,1
の周端部どうしを当てがい、相対向せる凹溝4,
4間に、凹溝の深さの2倍の長さとパネルを連結
する際、板材の目開き5の距離を加えた長さの巾
wをもつ連結部材6を嵌合し、この連結部材6を
介してパネル1,1相互を連結する。連結部材6
はベニヤ合板等の木製素材やスレート等の無機質
素材で形成しても或いは硬質の塩化ビニール樹脂
板、アクリル樹脂板、合成ゴム板等の防水性素材
にて形成してもよい。後者の防水性素材にて形成
した場合、連結部材6は防水パツキンとしても機
能することになり各パネル1の継ぎ目からの水の
浸入を防止することができる。また連結部材6は
コンクリート打設の際にノロの浸入を防止する作
用も有する。
次に、連結部の断熱材側にできる板材の目開き
5に相当するすきまに、このすきまに適合する厚
さに切断した断熱材7を、あらかじめ接着材8を
塗布した状態で嵌め込み断熱材にすきまができな
いよう一体化させる。断熱材7の材質はパネルの
断熱材3と同材質でもよいし、異なつていてもよ
い。接着材を片面に塗布する目的は、コンクリー
トを流し込むまで施工中の振動衝撃等によりはず
れることを防止することである。従つて接着材を
両面に塗布してもよいし、もしくはガムテープな
どの補強材料で補強することでもよい。
このようにしてパネルを連結していき所望の寸
法を有する壁状のパネル組立体9を構築する。
パネル組立体9と所定間隔をおいた位置に相対
向して型枠体10が配置される。型枠体10は複
数の型枠構成部材11,11…を上下及び横方向
に連結していき所望の寸法として構成したもので
ある。12は型枠構成部材11のフランジに打ち
付けた連結用の釘、13はパネル組立体9と型枠
体10との間に配筋された鉄筋である。
パネル組立体9と型枠体10との間にコンクリ
ートを打込み、養生させてコンクリート壁14を
形成し、コンクリート壁形成後型枠体10を取り
外す。断熱材3とコンクリート壁14とは接合一
体化され、コンクリート壁14との接合面に空気
層が生じなく、従つて内部結露を防止でき、完全
な断熱構造壁が得られる。
以上説明したように、本考案によればコンクリ
ート壁とパネルが一体化され、しかもパネルは断
熱材を備えているので断熱性能及び結露防止性能
に優れ、且つパネルを構成する内外装下地材に目
開きを有させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示すも
ので、第1図はパネルの部分斜視図、第2図はコ
ンクリート打込み前におけるパネル組立体と型枠
体とを示す要部縦断正面図、第3図はコンクリー
ト壁と、パネルを接合一体化した状態を示す要部
縦断正面図である。 1……パネル、2……板材、3……断熱材、4
……凹溝、5……板材の目開き部分、6……連結
部材、7……他の断熱材、9……パネル組立体、
10……型枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 型枠材と内外装下地材との両機能を兼備した板
    材2に断熱材3を接合一体化し、 A 断壁材3と板材2の接合部の断熱材3周縁を
    切り欠いて凹溝4を形成したパネル1の複数
    を、 B 凹溝4の深さの2倍の長さと、パネル1を連
    結する際板材の目開き5の距離を加えた長さの
    巾Wをもつ連結部材6を用いて C 相対向せる凹溝4間に嵌め合わせて連結しパ
    ネル1の目開き5に応じて生じた断熱材のすき
    まに、このすきまに適合する厚さに切断した他
    の断熱材7を詰め込んで構成したパネル担立体
    9と D コンクリート壁形成後取り外される型枠体1
    0と前記パネル組立体9との間に打込まれて形
    成されるコンクリート壁14とからなり、断熱
    材とコンクリート壁とが接合一体化されかつ内
    外装下地材に目開きがあることを特徴とする断
    熱壁構造。
JP18846082U 1982-12-15 1982-12-15 断熱壁構造 Granted JPS5992116U (ja)

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JPS5992116U JPS5992116U (ja) 1984-06-22
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JP2006002563A (ja) * 2005-08-08 2006-01-05 Fuji Kankyo System Kk 建築用断熱パネルおよびその製造方法

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JPS5992116U (ja) 1984-06-22

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