JPH0478777B2 - - Google Patents
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- JPH0478777B2 JPH0478777B2 JP62108489A JP10848987A JPH0478777B2 JP H0478777 B2 JPH0478777 B2 JP H0478777B2 JP 62108489 A JP62108489 A JP 62108489A JP 10848987 A JP10848987 A JP 10848987A JP H0478777 B2 JPH0478777 B2 JP H0478777B2
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- decorative
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- flooring material
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Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンクリート床等の建造物躯体上に
化粧床材を直貼りすることによつて木質系の化粧
床を形成するようにした木質系化粧床の施工方法
に関するものである。
化粧床材を直貼りすることによつて木質系の化粧
床を形成するようにした木質系化粧床の施工方法
に関するものである。
コンクリート床等の建造物躯体上に化粧床材を
直貼りして木質系化粧床を形成する場合、コンク
リート床等の建造物躯体はなるべく平坦かつ水平
であることが望ましいが、現実の問題として数mm
程度の不陸の発生は避けられない。
直貼りして木質系化粧床を形成する場合、コンク
リート床等の建造物躯体はなるべく平坦かつ水平
であることが望ましいが、現実の問題として数mm
程度の不陸の発生は避けられない。
このため、従来では、第11図イ,ロに示すよ
うに、四周端面に接合用凹入部16と接合用凸部
15が形成された矩形状の合板製化粧床板11の
裏面に緩衝体12を貼着して、コンクリート床等
13の不陸になじむようにした床材が使用されて
いた。
うに、四周端面に接合用凹入部16と接合用凸部
15が形成された矩形状の合板製化粧床板11の
裏面に緩衝体12を貼着して、コンクリート床等
13の不陸になじむようにした床材が使用されて
いた。
尚、緩衝体12は合板製化粧床板11と四周端
面を合致させた状態に貼着される場合(第11図
イ)と、合板製化粧床板11の相隣る2辺におい
て当該合板製化粧床板11よりも外方へ突出した
状態に貼着される場合(第11図ロ)とがある。
またコンクリート床等13に対する床材の固定
は、接着剤の使用、接着剤と釘14の併用等によ
つて行われ、隣接する床材同士の接合は、接合用
凹入部16と接合用凸部15とを互いに嵌合させ
ることによつて行われる。
面を合致させた状態に貼着される場合(第11図
イ)と、合板製化粧床板11の相隣る2辺におい
て当該合板製化粧床板11よりも外方へ突出した
状態に貼着される場合(第11図ロ)とがある。
またコンクリート床等13に対する床材の固定
は、接着剤の使用、接着剤と釘14の併用等によ
つて行われ、隣接する床材同士の接合は、接合用
凹入部16と接合用凸部15とを互いに嵌合させ
ることによつて行われる。
上記の従来例においては、第12図に示すよう
に、接合部の近くに大きな鉛直荷重Wが加わつた
とき、この部分の緩衝体12が沈むので、接合用
凸部15のつけねに剪断応力が集中して、接合用
凸部15が破断することがあつた。その結果、接
合部が荷重によつて沈下し、段差を生じたり、ベ
コベコすることがあつた。
に、接合部の近くに大きな鉛直荷重Wが加わつた
とき、この部分の緩衝体12が沈むので、接合用
凸部15のつけねに剪断応力が集中して、接合用
凸部15が破断することがあつた。その結果、接
合部が荷重によつて沈下し、段差を生じたり、ベ
コベコすることがあつた。
また、第11図ロのように、緩衝体12の合板
製化粧床板よりも外方へ突出した部分をコンクリ
ート床等13に釘打ちして固定するようにした場
合、軟らかい緩衝体12に直接釘14を打つこと
になるので釘14が十分効かず、押さえ力が不均
一になつて緩衝体12の弾性復元力による局部的
な「浮き」が生じやすく、また接合部に隙間があ
かぬように、次の床材を強く叩き込んだとき、相
対的に釘14が緩衝体12中を移動し、先に施工
した床材がずれてしまうので、両者の接合用凹入
部16と接合用凸部15をピツタリと嵌合させに
くいという欠点があつた。
製化粧床板よりも外方へ突出した部分をコンクリ
ート床等13に釘打ちして固定するようにした場
合、軟らかい緩衝体12に直接釘14を打つこと
になるので釘14が十分効かず、押さえ力が不均
一になつて緩衝体12の弾性復元力による局部的
な「浮き」が生じやすく、また接合部に隙間があ
かぬように、次の床材を強く叩き込んだとき、相
対的に釘14が緩衝体12中を移動し、先に施工
した床材がずれてしまうので、両者の接合用凹入
部16と接合用凸部15をピツタリと嵌合させに
くいという欠点があつた。
本発明は、従来例における上記の問題点を解決
すべくなされたものであつて、接合部に大きな鉛
直荷重が加わつても接合部が破断せず、接合部の
ベコツキや段差の発生を防止できるようにするこ
とを目的としている。
すべくなされたものであつて、接合部に大きな鉛
直荷重が加わつても接合部が破断せず、接合部の
ベコツキや段差の発生を防止できるようにするこ
とを目的としている。
本発明の他の目的は、緩衝体の弾性復元力によ
る局部的な「浮き」の発生を防止すると共に、接
合部に隙間があかぬように次の床材を強く叩き込
んでも先に施工した床材がずれないようにして、
容易かつ確実に面一で、接合部に隙間のない美麗
な仕上がり状態が得られるようにすることにあ
る。
る局部的な「浮き」の発生を防止すると共に、接
合部に隙間があかぬように次の床材を強く叩き込
んでも先に施工した床材がずれないようにして、
容易かつ確実に面一で、接合部に隙間のない美麗
な仕上がり状態が得られるようにすることにあ
る。
本発明の特徴は、矩形状をなす合板製化粧床板
の下面に、それぞれが前記化粧床板とほぼ同寸法
の幅及び長さとされた合板製副え板とその下面に
貼着された緩衝体よりなる矩形状の下地材が、前
記合板製化粧床板の相隣る2辺において当該合板
製化粧床板より外方へ突出した状態に貼着され、
前記合板製化粧床板の四周端面に接合用凹入部及
び凸部が形成されてなる直貼用化粧床材を、コン
クリート床等の建造物躯体上に載置し、この直貼
用化粧床材に隣接させて当該直貼用化粧床材と同
一形状を有する別の直貼用化粧床材を、両者の接
合用凹入部と接合用凸部とが互いに嵌合された状
態に建造物躯体上に載置し、以下、次々と同じ工
程を繰り返して木質系化粧床を形成する点にあ
る。
の下面に、それぞれが前記化粧床板とほぼ同寸法
の幅及び長さとされた合板製副え板とその下面に
貼着された緩衝体よりなる矩形状の下地材が、前
記合板製化粧床板の相隣る2辺において当該合板
製化粧床板より外方へ突出した状態に貼着され、
前記合板製化粧床板の四周端面に接合用凹入部及
び凸部が形成されてなる直貼用化粧床材を、コン
クリート床等の建造物躯体上に載置し、この直貼
用化粧床材に隣接させて当該直貼用化粧床材と同
一形状を有する別の直貼用化粧床材を、両者の接
合用凹入部と接合用凸部とが互いに嵌合された状
態に建造物躯体上に載置し、以下、次々と同じ工
程を繰り返して木質系化粧床を形成する点にあ
る。
本発明の構成によれば、接合部に大きな鉛直荷
重が加わつたとき、合板製副え板によつて応力が
分散され、緩衝体の局部的な沈下が抑制され、緩
衝体が沈下するとしても、広い範囲にわたつて均
等な状態に少しずつ沈むことになる。従つて、接
合用凸部に剪断応力が集中作用せず、接合用凸部
の破断が防止されることになる。
重が加わつたとき、合板製副え板によつて応力が
分散され、緩衝体の局部的な沈下が抑制され、緩
衝体が沈下するとしても、広い範囲にわたつて均
等な状態に少しずつ沈むことになる。従つて、接
合用凸部に剪断応力が集中作用せず、接合用凸部
の破断が防止されることになる。
又、上方から順次、合板製化粧床板、合板製副
え板そして緩衝体を貼着してなり、且つ、合板製
副え板そして緩衝体とよりなる下地材が合板製化
粧床板の相隣る2辺において当該合板製化粧床板
より外方へ突出してなる直貼用化粧床材を、コン
クリート床等の建造物躯体上に順次載置固定して
ゆくので、隣る直貼用化粧床材を先に直貼用化粧
床材の前記下地材の合板製化粧床板より外方に突
出し部分に順次接合させるようにすることによつ
て、この下地材の合板製化粧床板の相隣る2辺に
おいて当該合板製化粧床板より外方へ突出し部分
を上手く建造物躯体への固定部として使用した
り、隣接する化粧床板の接合用凹入部と接合用凸
部とを嵌合させた状態で、接合部に隙間が出来な
いように叩き込む際の打ち込み具の打ち込み部位
としても上手く活用し、もつて直貼用化粧床材を
確実且つ強固に建造物躯体上に固定したり、又直
貼用化粧床材相互間の隙間の発生を上手くなくす
ことができる。
え板そして緩衝体を貼着してなり、且つ、合板製
副え板そして緩衝体とよりなる下地材が合板製化
粧床板の相隣る2辺において当該合板製化粧床板
より外方へ突出してなる直貼用化粧床材を、コン
クリート床等の建造物躯体上に順次載置固定して
ゆくので、隣る直貼用化粧床材を先に直貼用化粧
床材の前記下地材の合板製化粧床板より外方に突
出し部分に順次接合させるようにすることによつ
て、この下地材の合板製化粧床板の相隣る2辺に
おいて当該合板製化粧床板より外方へ突出し部分
を上手く建造物躯体への固定部として使用した
り、隣接する化粧床板の接合用凹入部と接合用凸
部とを嵌合させた状態で、接合部に隙間が出来な
いように叩き込む際の打ち込み具の打ち込み部位
としても上手く活用し、もつて直貼用化粧床材を
確実且つ強固に建造物躯体上に固定したり、又直
貼用化粧床材相互間の隙間の発生を上手くなくす
ことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図乃至第9図は直貼用化粧床材を示し、第
10図は直貼用化粧床材を使用した木質系化粧床
の施工方法を示す。
10図は直貼用化粧床材を使用した木質系化粧床
の施工方法を示す。
前記直貼用化粧床材は、矩形状の合板製化粧床
板1の下面に、該化粧床板1と幅、長さがほぼ同
寸法の合板製副え板3とその下面に貼着した緩衝
体4よりなる矩形状の下地材2を貼着し、かつ、
該下地材2を前記化粧床板1の相隣る2辺におい
て化粧床板1より外方へ突出させて平面視L字状
の突出部7を形成し、前記合板製化粧床板1の四
周端面に接合用凹入部5と接合用凸部6を形成し
たものである。接合用凹入部5及び接合用凸部6
としては、互いに嵌合する接合形式であれば足
り、図示の形状の他、相欠き(相じやくり)な
ど、種々の周知形式を採用できる。
板1の下面に、該化粧床板1と幅、長さがほぼ同
寸法の合板製副え板3とその下面に貼着した緩衝
体4よりなる矩形状の下地材2を貼着し、かつ、
該下地材2を前記化粧床板1の相隣る2辺におい
て化粧床板1より外方へ突出させて平面視L字状
の突出部7を形成し、前記合板製化粧床板1の四
周端面に接合用凹入部5と接合用凸部6を形成し
たものである。接合用凹入部5及び接合用凸部6
としては、互いに嵌合する接合形式であれば足
り、図示の形状の他、相欠き(相じやくり)な
ど、種々の周知形式を採用できる。
化粧床板1は、その上面が適宜方法で化粧を施
された出来るだけ反りのない合板製のものであ
り、具体的には厚さ6〜12mmの比較的薄い合板に
厚さ0.3〜0.6mmの化粧単板または厚さ3.0mm程度の
モザイクピークを貼着し、適宜塗装仕上げをした
ものが好適に用いられる。
された出来るだけ反りのない合板製のものであ
り、具体的には厚さ6〜12mmの比較的薄い合板に
厚さ0.3〜0.6mmの化粧単板または厚さ3.0mm程度の
モザイクピークを貼着し、適宜塗装仕上げをした
ものが好適に用いられる。
下地材2は前記副え板3と緩衝体4を公知の接
着剤で貼り合わせたものであり、その寸法は化粧
床板1と幅、長さが同じか或いは若干小さめとさ
れる。前記副え板3は、例えば厚さ3.0mm程度の
合板製であり、容易に釘打ちを行い得るものであ
るが、釘打ちによる亀裂を防止するために予め釘
孔8をあけてあいてもよい。
着剤で貼り合わせたものであり、その寸法は化粧
床板1と幅、長さが同じか或いは若干小さめとさ
れる。前記副え板3は、例えば厚さ3.0mm程度の
合板製であり、容易に釘打ちを行い得るものであ
るが、釘打ちによる亀裂を防止するために予め釘
孔8をあけてあいてもよい。
緩衝体4としては、コンクリート床に若干の不
陸があつても緩衝体が部分的にへこむことにより
ぴつたりなじむ必要性があり、ある程度の軟らか
さが必要である。また、床衝撃音を発生させない
ため遮音、吸音効果のあるものが要求され、また
住宅は耐用年数が長いので、長期間の使用にも物
性変化の少ないものを選択する必要がある。具体
的には、インシユレーシヨンボード等の有機繊維
板、ガラス繊維板や岩綿板等の無機繊維板、ある
いは有機無機複合繊維板が好適に用いられる。こ
れらに防腐、防水のためアスフアルトピツチを含
浸してもよい。ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹脂発泡
体や合成ゴム、発泡合成ゴムであつてもよい。こ
の他、フエルト、ニードルパンチ、カーペツト、
厚手帆布等の繊維物質及び各種材質のハニカムも
使用できる。これらの緩衝体4はその床に必要と
される性能により適宜選択され、また必要に応じ
て組み合わせて使用されることもある。緩衝体4
の厚みは床面の凹凸の程度により加減する必要が
あるが、具体的には床面凸部が5mm以内なら緩衝
体4の厚みは8〜10mmが適当である。また緩衝体
4は一枚の板状物であつてもよいが、棒状であつ
て若干の間隔をあけて副え板3の下面に貼着され
てもよく、また有孔であつたり、緩衝体表面に適
宜形状の凹部が配列形成されていてもよい(図示
せず)。
陸があつても緩衝体が部分的にへこむことにより
ぴつたりなじむ必要性があり、ある程度の軟らか
さが必要である。また、床衝撃音を発生させない
ため遮音、吸音効果のあるものが要求され、また
住宅は耐用年数が長いので、長期間の使用にも物
性変化の少ないものを選択する必要がある。具体
的には、インシユレーシヨンボード等の有機繊維
板、ガラス繊維板や岩綿板等の無機繊維板、ある
いは有機無機複合繊維板が好適に用いられる。こ
れらに防腐、防水のためアスフアルトピツチを含
浸してもよい。ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、
ポリプロピレン、ポリウレタン等の合成樹脂発泡
体や合成ゴム、発泡合成ゴムであつてもよい。こ
の他、フエルト、ニードルパンチ、カーペツト、
厚手帆布等の繊維物質及び各種材質のハニカムも
使用できる。これらの緩衝体4はその床に必要と
される性能により適宜選択され、また必要に応じ
て組み合わせて使用されることもある。緩衝体4
の厚みは床面の凹凸の程度により加減する必要が
あるが、具体的には床面凸部が5mm以内なら緩衝
体4の厚みは8〜10mmが適当である。また緩衝体
4は一枚の板状物であつてもよいが、棒状であつ
て若干の間隔をあけて副え板3の下面に貼着され
てもよく、また有孔であつたり、緩衝体表面に適
宜形状の凹部が配列形成されていてもよい(図示
せず)。
化粧床板1と下地材2は公知の木材用接着剤で
接着一体化される。このとき前述したように下地
材2を化粧床板1の相隣る2辺において該化粧床
板1より外方へ50〜70mm突出させて前記突出部7
を形成する。この突出部7の幅は出来る限り性格
にしておかないと、施工時に下地材同士がぶつか
つて化粧床板に隙間ができるので注意を要する。
接着一体化される。このとき前述したように下地
材2を化粧床板1の相隣る2辺において該化粧床
板1より外方へ50〜70mm突出させて前記突出部7
を形成する。この突出部7の幅は出来る限り性格
にしておかないと、施工時に下地材同士がぶつか
つて化粧床板に隙間ができるので注意を要する。
前記の直貼用化粧床材を使用して木質系化粧床
を施工するには、第10図に示すように、まずコ
ンクリート床Cの所定部分に公知のコンクリート
用接着剤をくし目ごてを用いて塗布する。次に化
粧床板Aを所定位置に置き、化粧床材全体を床面
に押し付けるようにして突出部7に適当数の釘9
を打ち込んで固定する。次に化粧床材Bを施工す
るには前記同様コンクリート床Cに接着剤を塗
り、さらに化粧床板Aの突出部7に公知の木材用
接着剤を塗布し、化粧床板Bを接合用凹入部5及
び凸部6を使用して化粧床板Aに嵌め込み、副え
板3の端面3a等を叩いて接合部に隙間ができな
いようにすると共に、床面に押さえ付けながら突
出部7より釘9を打つて固定する。以下この作業
を繰り返して施工を完了する。
を施工するには、第10図に示すように、まずコ
ンクリート床Cの所定部分に公知のコンクリート
用接着剤をくし目ごてを用いて塗布する。次に化
粧床板Aを所定位置に置き、化粧床材全体を床面
に押し付けるようにして突出部7に適当数の釘9
を打ち込んで固定する。次に化粧床材Bを施工す
るには前記同様コンクリート床Cに接着剤を塗
り、さらに化粧床板Aの突出部7に公知の木材用
接着剤を塗布し、化粧床板Bを接合用凹入部5及
び凸部6を使用して化粧床板Aに嵌め込み、副え
板3の端面3a等を叩いて接合部に隙間ができな
いようにすると共に、床面に押さえ付けながら突
出部7より釘9を打つて固定する。以下この作業
を繰り返して施工を完了する。
尚、床面に5mm以上の凸部10があるときはグ
ラインダーで削り落とし、凹部のあるときには接
着剤等で埋める。凹凸が激しいときにはモルタル
仕上げとかセルフレベリング材により、出来る限
り水平な床面としておくことが望ましい。図示し
ないが、本発明方法は、コンクリート床だけでは
なく、木製床下地の上にも好適に適用できるもの
である。
ラインダーで削り落とし、凹部のあるときには接
着剤等で埋める。凹凸が激しいときにはモルタル
仕上げとかセルフレベリング材により、出来る限
り水平な床面としておくことが望ましい。図示し
ないが、本発明方法は、コンクリート床だけでは
なく、木製床下地の上にも好適に適用できるもの
である。
本発明は、上述した構成よりなるから、次の効
果を奏し得るのである。
果を奏し得るのである。
即ち、本発明の構成によれば、接合部に大きな
鉛直荷重が加わつても、合板製副え板によつて応
力が分散され、緩衝体の局部的な沈下が抑制され
る。従つて、接合部に大きな鉛直荷重が加わつて
も、接合部に剪断応力が集中作用せず、接合部の
破断を防止でき、接合部の破断に起因する接合部
のベコツキ、段差の発生を防止できる。また接合
部が相欠きなどの形状であつても、図示の形状と
同様、破断する虞れがない。
鉛直荷重が加わつても、合板製副え板によつて応
力が分散され、緩衝体の局部的な沈下が抑制され
る。従つて、接合部に大きな鉛直荷重が加わつて
も、接合部に剪断応力が集中作用せず、接合部の
破断を防止でき、接合部の破断に起因する接合部
のベコツキ、段差の発生を防止できる。また接合
部が相欠きなどの形状であつても、図示の形状と
同様、破断する虞れがない。
又、下地材の合板製化粧床板より外方に突出し
部分を上手く建造物躯体への固定部として使用し
たり、打ち込み具の打ち込み部位としても上手く
活用して直貼用化粧床材を建造物躯体上の固定載
置していくので、敷設作業を簡便にしかも能率良
く行える上、相隣る直貼用化粧床材間に隙間も生
ぜず、美麗に仕上げることができる。
部分を上手く建造物躯体への固定部として使用し
たり、打ち込み具の打ち込み部位としても上手く
活用して直貼用化粧床材を建造物躯体上の固定載
置していくので、敷設作業を簡便にしかも能率良
く行える上、相隣る直貼用化粧床材間に隙間も生
ぜず、美麗に仕上げることができる。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示
し、第1図は直貼用化粧床材の斜視図、第2図は
正面図、第3図は底面図、第4図と第5図は左右
の側面図、第6図は平面図、第7図は背面図、第
8図は第2図の−線断面図、第9図は第2図
に−線断面図、第10図は施工状態を示す断
面図である。第11図イ,ロは従来品の施工状態
を示す断面図、第12図は従来例における問題点
を説明するための断面図である。 1……化粧床板、2……下地材、3……副え
板、4……緩衝体、7……突出部。
し、第1図は直貼用化粧床材の斜視図、第2図は
正面図、第3図は底面図、第4図と第5図は左右
の側面図、第6図は平面図、第7図は背面図、第
8図は第2図の−線断面図、第9図は第2図
に−線断面図、第10図は施工状態を示す断
面図である。第11図イ,ロは従来品の施工状態
を示す断面図、第12図は従来例における問題点
を説明するための断面図である。 1……化粧床板、2……下地材、3……副え
板、4……緩衝体、7……突出部。
Claims (1)
- 1 矩形状をなす合板製化粧床板の下面に、それ
ぞれが前記化粧床板とほぼ同寸法の幅及び長さと
された合板製副え板とその下面に貼着された緩衝
体よりなる矩形状の下地材が、前記合板製化粧床
板の相隣る2辺において当該合板製化粧床板より
外方へ突出した状態に貼着され、前記合板製化粧
床板の四周端面に接合用凹入部及び凸部が形成さ
れてなる直貼用化粧床材を、コンクリート床等の
建造物躯体上に載置し、この直貼用化粧床材に隣
接させて当該直貼用化粧床材と同一形状を有する
別の直貼用化粧床材を、両者の接合用凹入部と接
合用凸部とが互いに嵌合された状態に建造物躯体
上に載置し、以下、次々と同じ工程を繰り返して
木質系化粧床を形成することを特徴とする木質系
化粧床の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10848987A JPS63247466A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 木質系化粧床の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10848987A JPS63247466A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 木質系化粧床の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63247466A JPS63247466A (ja) | 1988-10-14 |
JPH0478777B2 true JPH0478777B2 (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=14486060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10848987A Granted JPS63247466A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 木質系化粧床の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63247466A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002047788A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-15 | Eidai Co Ltd | 二重床構造 |
JP4547080B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2010-09-22 | 永大産業株式会社 | 二重床構造 |
US7155871B1 (en) * | 2005-12-29 | 2007-01-02 | Tru Woods Limited | Floor plank |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526523B2 (ja) * | 1972-12-26 | 1977-02-23 | ||
JPS6122109U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-08 | 株式会社東芝 | ケ−ブル接続用の端子装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS481909U (ja) * | 1971-05-25 | 1973-01-11 | ||
JPS526523U (ja) * | 1975-07-01 | 1977-01-18 | ||
JPS6122109Y2 (ja) * | 1978-03-11 | 1986-07-02 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP10848987A patent/JPS63247466A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526523B2 (ja) * | 1972-12-26 | 1977-02-23 | ||
JPS6122109U (ja) * | 1984-07-12 | 1986-02-08 | 株式会社東芝 | ケ−ブル接続用の端子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63247466A (ja) | 1988-10-14 |
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